岡山・蒜山　チーズ工房を巡る旅　(蒜山ラッテバンビーノ＆イル・リコッターロ)

2016/04/29 - 2016/04/30

チーズ大好きな嫁さんの影響で、チーズ工房巡りにハマった私です。
今回のＧＷに岡山と広島でチーズ工房巡りをしてきました。

岡山県蒜山(真庭市)にはチーズを作っている所が3か所あります。
日本にジャージー牛の美味しさを広めた「蒜山酪農農業組合(ひるぜんジャージーランド)」、山羊乳や羊乳で作るチーズで有名な「イル・リコッターロ」、そしてスティルトンやマンステールなどの他の工房があまり作らないチーズに挑戦する「蒜山ラッテバンビーノ」です。

今回はその3つを訪ねましたが、チーズを購入して食べたのは「蒜山ラッテバンビーノ」と「イル・リコッターロ」の2か所です。

今回の移動はマイカーを利用してます。

蛇足ですが蒜山に行く道中に「津山まなびの鉄道館」に寄ってます。

エリア 蒜山高原(岡山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

「津山まなびの鉄道館」

http://www.tsuyamakan.jp/manabi/

蒜山に行く前に立ち寄りました。
津山駅の裏にあり駐車場もあります。
旧津山扇型車庫をリニューアルオープンした施設です。

津山まなびの鉄道館 美術館・博物館

ＳＬの車輪です。

扇型車庫を中心とした施設です。
中国地方で活躍した車両が配置されてます。

キハ181もいました。

他にＮゲージの模型コーナーや鉄道の仕組みを学べるコーナーがあって楽しかったです。客層は親子連れが7割で、マニアが3割ぐらいでした。

鉄道館からは車両基地が見えました。

津山を出て高速を走ること1時間。
正午ちょうどにイル・リコッターロの入口に到着。

http://ricottaro.exblog.jp/

お子様が生まれたので今年のカフェ営業は無しだとか。
絶品と噂のピザが食べたかったのですが、仕方ありませんね。

看板にはクローズの文字が。
事前の情報では今日は営業しているハズですが・・・
とにかくお店まで行ってみることにしました。

イル・リコッターロの外観です。
到着して間もなく、お店から袋を持ったお客さんらしき人が出てきました。
どうやら営業しているみたいです。

チーズは販売しているみたいです。

店内のショーケース。
チーズを3品購入。
羊と山羊のリコッタを注文すると、店員さんが店の奥に消えていきました。どうやらリコッタチーズは注文の度に工房でザルで揚げる様になっているようです。

リコッタチーズについては後で食べた感想を記載しています。

チーズの付け合せのパンを探していたら「ＬＯＭＡ」というお店がありました。

美味しそうなパンが並んでます。天然フルーツ酵母で作られたパンと説明されました。

ひるぜんジャージーランド。
http://jerseyland.hiruraku.com/

蒜山酪農農業組合が運営している施設です。
蒜山に観光しに来た方の8割は訪ねるのではないでしょうか？
ここでもチーズが作られているようです。

ひるぜんジャージーランド 名所・史跡

商品棚。
いろんな乳製品が並んでます。

チーズもありました。
なんとなくですが食気が起らず。
牛乳の方を買ってみました。

ひるぜんジャージーランドの中に「休憩所」と書かれた所があったので、そこで昼飯にしました。
この「休憩所」はどう見ても会議室で、客の多いＧＷに開放している様でした。

ＬＯＭＡで購入したパンを食べながら

イル・リコッターロのリコッタチーズを食べました。

コクがあって非常に美味しいチーズでした。
牛とは違う味です。シェーブル最高！

ひるぜんジャージーランドに広がる牧草地。

ジャージー牛もいました。

隣接している蒜山ホースパークで馬を見て、

http://www.hiruzenhp.com/

仔馬さんに挨拶してきました。

黒岩の山桜です。

http://cms.top-page.jp/p/maniwa/3/1/25/

既に散り終わってました・・・

茅部神社

ここも桜の名所らしいのですが、既に散り終わってました・・・

茅部神社からの風景。

鬼女台展望所。
鳥取県との県境にあります。

見晴らしが良い場所でした。

蒜山ワイナリー。

http://www.hiruzenwine.com/#id1

ここも蒜山に来た観光客に人気のスポットです。

ひるぜんワイナリー グルメ・レストラン

ワインが大量に並んでます。
試飲も盛大にやっていますが、運転係はジュースで我慢。

あれ？チーズも販売してます。

どこのチーズだろうと見てみると「ラッテバンビーノ」というチーズ工房。
スティルトンタイプのチーズってのが只者でない予感がします。
住所は同じ蒜山。

実は蒜山に来たのは嫁の友人が「イル・リコッターロのチーズ最高！」という言葉が発端だったので、それ以外のチーズ工房については全く下調べしてませんでした。私自身も岡山県は吉田牧場と福谷チーズしか他に知りませんでした。

嫁さんもこの「ラッテバンビーノ」に行く気満々です。

蒜山ラッテバンビーノ。

http://ww9.tiki.ne.jp/~scheine-12/

「塩釜冷泉」の近くにあります。

売場に行くと奥さんがいて対応してくれました。

冷蔵庫を見るとビックリ。
何とざっと20種類以上のチーズが。
ブルータイプだけで2種類。

白カビは王道のカマンベール。
ヌーシャテルもありました。

レッドチェダーとかもあります。

試食もたくさん頂きました。

チーズ大好きの嫁さんは大変気にいった様子。
「この世間に媚びてない味が大好き！」
私も同感です。
日本のチーズ工房は日本らしい「キレイな味」が主流ですが、ここのは「雑味や苦味、渋み」を残した味わいです。
少し北海道の半村ファームのチーズを思いだしました。

恐らく日本人の大部分が敬遠する味かもしれませんが、私も嫁もここのチーズが気に入りました。


3つのタイプのチーズを購入。

ふと冷蔵庫の中に三重の銘酒「而今」が置いてあるのを発見。

奥様に聞くと「お客さんが置いているんです。ここでチーズ食べながら呑むために」

すごいチーズ工房です。

塩釜冷泉。
綺麗な水が湧き出ていました。

塩釜冷泉 自然・景勝地

水も飲める様になっていて、大きなポリタンクを抱えた人達が水を詰め込んでいました。

蒜山には牧草地が多くて良いですね。

湯船荘

http://yubuneso.on.tiki.ne.jp/

今夜の宿です。

蒜山高原　森林浴の小宿湯船荘 宿・ホテル

建物は古いですが、中は非常に清潔でした。

夕食は６時から一斉開始。
蒜山名物のジンギスカンは美味しかったです。

ここの宿の料理は「いかにも旅館の料理」ではなく「料理上手な主婦が作った美味しい手造り料理」という感じがします。
全体的にどの料理も美味しくて気に入りました。