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今日は新しく買った接写レンズの試し撮りに立川市の昭和記念公園に赴いた。<br /><br />お天気はあいにくの曇り空。<br /><br />心も晴れない。<br /><br />昭和記念公園に出かけるときは、必ず本を持参する。<br /><br />私は静かな家の中ではなかなか本を読めない性質(たち)で、うるさい電車の中や、雑音がする屋外のほうが読書がはかどる。<br /><br />読書の合間に公園内をお散歩して、花を見たり、スイーツを食べたり。<br /><br />折から開催されているフラワーフェスティバルで、チューリップの花壇をたっぷりと見て、春のいちにちを満喫しました。<br />

庭園随想③東京都立川市昭和記念公園~春の憂鬱の移り香

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2016/04/23 - 2016/04/23

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スイーツの求道者あきあ

スイーツの求道者あきあさん

今日は新しく買った接写レンズの試し撮りに立川市の昭和記念公園に赴いた。

お天気はあいにくの曇り空。

心も晴れない。

昭和記念公園に出かけるときは、必ず本を持参する。

私は静かな家の中ではなかなか本を読めない性質(たち)で、うるさい電車の中や、雑音がする屋外のほうが読書がはかどる。

読書の合間に公園内をお散歩して、花を見たり、スイーツを食べたり。

折から開催されているフラワーフェスティバルで、チューリップの花壇をたっぷりと見て、春のいちにちを満喫しました。

旅行の満足度
5.0
  • 昭和記念公園は米軍立川基地跡地に1983年に造られた国営公園で、東京ディズニーの開園と同じ年なのは奇遇だ。<br /><br />入園料は大人410円、小中学生80円。私は年間パスポート(4100円)を持っているので、暇さえあるとここに足と心を伸ばしにやってくる。<br /><br />公園では、お気に入りの場所が何か所かあって、場所を移しながら読書しては散歩し、を繰り返して2〜3時間を過ごす。<br /><br />初めに花木園の売店先のガーデンチェアーで読書。<br />

    昭和記念公園は米軍立川基地跡地に1983年に造られた国営公園で、東京ディズニーの開園と同じ年なのは奇遇だ。

    入園料は大人410円、小中学生80円。私は年間パスポート(4100円)を持っているので、暇さえあるとここに足と心を伸ばしにやってくる。

    公園では、お気に入りの場所が何か所かあって、場所を移しながら読書しては散歩し、を繰り返して2〜3時間を過ごす。

    初めに花木園の売店先のガーデンチェアーで読書。

  • 昼食は立川駅北口の味源でみそラーメンを食す。<br /><br />サービス券を使えば、800円の商品が700円で食べられる。<br /><br />何度食べても飽きない味で、ここのみそラーメンはお勧めだ。

    昼食は立川駅北口の味源でみそラーメンを食す。

    サービス券を使えば、800円の商品が700円で食べられる。

    何度食べても飽きない味で、ここのみそラーメンはお勧めだ。

  • 公園内の花木園売店で、お昼のデザート代わりにソフトアイスを注文した。<br /><br />いつもは、ここのバラソフトがお気に入りなのだけれど、今日は用意していないとのことなので、仕方なくブルーベリーヨーグルト味を注文した。<br /><br />ソフトアイスとは、ソフトクリームとは別物で、アイスの塊を機械で渦巻き状に成形してコーンに盛り付けて提供するもの。<br /><br />おそらく製造元はスジャータ。観光地によく車で売られているものは、ほとんどがこのスジャータ製だ。<br /><br />舌触りがソフトクリームのように滑らかでなく、これに似せて大量生産で作られているものなので、正直、イマイチ感がある。<br /><br />このブルーベリーヨーグルト味もそれなりのもの、とだけ言っておこう。

    公園内の花木園売店で、お昼のデザート代わりにソフトアイスを注文した。

    いつもは、ここのバラソフトがお気に入りなのだけれど、今日は用意していないとのことなので、仕方なくブルーベリーヨーグルト味を注文した。

    ソフトアイスとは、ソフトクリームとは別物で、アイスの塊を機械で渦巻き状に成形してコーンに盛り付けて提供するもの。

    おそらく製造元はスジャータ。観光地によく車で売られているものは、ほとんどがこのスジャータ製だ。

    舌触りがソフトクリームのように滑らかでなく、これに似せて大量生産で作られているものなので、正直、イマイチ感がある。

    このブルーベリーヨーグルト味もそれなりのもの、とだけ言っておこう。

  • 今日は公園ではフラワーフェスティバルが開催されているようで、遠くから音楽演奏の音がする。<br /><br />読書も飽きてきたので、音がするほうに行ってみる。<br /><br />「みんなの原っぱ」の南売店のそばでミニコンサートが行われていた。<br /><br />私が着いたとき、ちょうどいいタイミングで新しいグループの演奏が始まった。<br /><br />男女4人組で、「楽の音」(がくのね)というバンド。<br /><br />女性の2人がギターとキーボードを担当。<br /><br />男性2人がベースとドラムで、なかなか息が合っていた。<br /><br />オリジナルの2曲とカバーが3曲。<br /><br />中心メンバーの女性が弾くアコースティックギターの伸びやかでメランコリックな音色が、春の憂鬱な気分をさらに憂いの境涯へ誘う。<br /><br />松田聖子のヒット曲「スイートメモリーズ」が流れると、あれこれとむかしの記憶が蘇ってきた。<br /><br />松田聖子は嫌いだが、この曲だけは心惹かれるものがある。<br /><br />音楽を聞いていると珍しく感傷的な気分になってくる。<br /><br />若いころの苦しい胸の内が去来して、湿度を帯びた霧靄がにわかに立つようだった。<br /><br />写真は立川口のいちょうの並木道にある藤棚。<br />藤は盛りからとうに過ぎていて、もう終わりに近い。

    今日は公園ではフラワーフェスティバルが開催されているようで、遠くから音楽演奏の音がする。

    読書も飽きてきたので、音がするほうに行ってみる。

    「みんなの原っぱ」の南売店のそばでミニコンサートが行われていた。

    私が着いたとき、ちょうどいいタイミングで新しいグループの演奏が始まった。

    男女4人組で、「楽の音」(がくのね)というバンド。

    女性の2人がギターとキーボードを担当。

    男性2人がベースとドラムで、なかなか息が合っていた。

    オリジナルの2曲とカバーが3曲。

    中心メンバーの女性が弾くアコースティックギターの伸びやかでメランコリックな音色が、春の憂鬱な気分をさらに憂いの境涯へ誘う。

    松田聖子のヒット曲「スイートメモリーズ」が流れると、あれこれとむかしの記憶が蘇ってきた。

    松田聖子は嫌いだが、この曲だけは心惹かれるものがある。

    音楽を聞いていると珍しく感傷的な気分になってくる。

    若いころの苦しい胸の内が去来して、湿度を帯びた霧靄がにわかに立つようだった。

    写真は立川口のいちょうの並木道にある藤棚。
    藤は盛りからとうに過ぎていて、もう終わりに近い。

  • あまりセンチメンタルな気分に浸っていてもよくないと思い、売店で期間限定のスイーツを見つけたので、本日2つめのアイスを購入した。<br /><br />フラワーフェスティバルの期間、公園内では花壇にはポピーとチューリップの花が咲き乱れる。<br /><br />これにあやかったチューリップソフトクリーム。<br /><br />なるほど、香りと色はまごうかたなくチューリップ。<br /><br />当然のことに、化学薬品の香料でかおり付けしている。<br /><br />すべらかな食感はまさにソフトクリームで、さっき食べたソフトアイスとは比べようもないが、やはり自然素材を完全に生かした味ではないので、舌先に違和感が残る塩梅であった。<br /><br />陽が出てきた。<br /><br />バンド演奏に耳を奪われて、ソフトクリームのスプーンがあまり進まない。<br /><br />ソフトは私の昔の恋のように、あえなく溶けていく。

    あまりセンチメンタルな気分に浸っていてもよくないと思い、売店で期間限定のスイーツを見つけたので、本日2つめのアイスを購入した。

    フラワーフェスティバルの期間、公園内では花壇にはポピーとチューリップの花が咲き乱れる。

    これにあやかったチューリップソフトクリーム。

    なるほど、香りと色はまごうかたなくチューリップ。

    当然のことに、化学薬品の香料でかおり付けしている。

    すべらかな食感はまさにソフトクリームで、さっき食べたソフトアイスとは比べようもないが、やはり自然素材を完全に生かした味ではないので、舌先に違和感が残る塩梅であった。

    陽が出てきた。

    バンド演奏に耳を奪われて、ソフトクリームのスプーンがあまり進まない。

    ソフトは私の昔の恋のように、あえなく溶けていく。

  • 渓流広場の花壇には、太陽の降り注ぐなかチューリップが誇らしげに映えていた。<br /><br />ひとくちにチューリップといっても実にさまざまな色と形があることに驚かされた。<br /><br />コップ状のふつうのチューリップ形から、牡丹か薔薇を思わせるようなフリル状に花弁が重なるもの。

    渓流広場の花壇には、太陽の降り注ぐなかチューリップが誇らしげに映えていた。

    ひとくちにチューリップといっても実にさまざまな色と形があることに驚かされた。

    コップ状のふつうのチューリップ形から、牡丹か薔薇を思わせるようなフリル状に花弁が重なるもの。

  • ホワイトハートはうぶな生娘のような控えめな佇まいをしている。

    ホワイトハートはうぶな生娘のような控えめな佇まいをしている。

  • 園内のチューリップを全種類、撮ってやろう。<br /><br />そう思い立ち、夢中でシャッターを切る。<br /><br />同じ種類のチューリップであっても、それぞれ微妙に形と色が違う。花の一部がしおれていたり、枯れていたり。<br /><br />花弁の向きによっても印象がだいぶ違う。<br /><br />お日様が照っているときと曇っているときとでも、花の表情が異なる。<br /><br />風も吹いているから、茎がそよいでフレームにピタリと収まらない。<br /><br />どの花を選べばよいか。<br /><br />どの方向からどのタイミングで切ればよいか。<br /><br />花を撮る、というのは難しいものだ。<br /><br />実感した。<br /><br />

    園内のチューリップを全種類、撮ってやろう。

    そう思い立ち、夢中でシャッターを切る。

    同じ種類のチューリップであっても、それぞれ微妙に形と色が違う。花の一部がしおれていたり、枯れていたり。

    花弁の向きによっても印象がだいぶ違う。

    お日様が照っているときと曇っているときとでも、花の表情が異なる。

    風も吹いているから、茎がそよいでフレームにピタリと収まらない。

    どの花を選べばよいか。

    どの方向からどのタイミングで切ればよいか。

    花を撮る、というのは難しいものだ。

    実感した。

  • ビューティーオブアベルトン<br /><br />赤と黄の色調の変化は女性の表情の変化を思わせる。<br /><br />ポッと顔を赤らめた瞬間、おだやかでおっとりとしたふだんとは別の大人びた一面を見せている、とでも表現すればよいか。

    ビューティーオブアベルトン

    赤と黄の色調の変化は女性の表情の変化を思わせる。

    ポッと顔を赤らめた瞬間、おだやかでおっとりとしたふだんとは別の大人びた一面を見せている、とでも表現すればよいか。

  • こちらは、今日いちにちの、にわかカメラマン。<br /><br />商売用ではなく、自分の記念になればよい。<br /><br />ままよ。<br /><br />直感でバシバシ撮った。

    こちらは、今日いちにちの、にわかカメラマン。

    商売用ではなく、自分の記念になればよい。

    ままよ。

    直感でバシバシ撮った。

  • オリオールズ<br /><br />アヤメを思わせる花弁の形。<br /><br />白とうす紫の混ざった色彩は日本情緒を感じさせる。<br />

    オリオールズ

    アヤメを思わせる花弁の形。

    白とうす紫の混ざった色彩は日本情緒を感じさせる。

  • ジョイントディビジョン<br /><br />花弁の先端の微細な縮れ具合は、こころの襞を思わせる。<br /><br />花にも複雑な感情があるのだ、と感じないではいられない。

    ジョイントディビジョン

    花弁の先端の微細な縮れ具合は、こころの襞を思わせる。

    花にも複雑な感情があるのだ、と感じないではいられない。

  • アペルトン<br /><br />豊かでふくよかな赤。手のひらを広げ、日の光をしっかりと両手で受け止めている。アペルトンの赤は太陽の赤。

    アペルトン

    豊かでふくよかな赤。手のひらを広げ、日の光をしっかりと両手で受け止めている。アペルトンの赤は太陽の赤。

  • <br />花は何を思って咲いている。<br /><br />短い春を思い咲き急いでいるのか。<br /><br />それとも、蠱惑の色香で見るものを試そうとしているのか。<br /><br />花を見ると、いろ恋を連想する。<br /><br />そのたびに、こころは憂鬱の色を帯びてくる。<br /><br />花を見て気を紛らわそうと出かけてきたが、かえって春の憂鬱の移り香に気分も染まってしまったようだ。


    花は何を思って咲いている。

    短い春を思い咲き急いでいるのか。

    それとも、蠱惑の色香で見るものを試そうとしているのか。

    花を見ると、いろ恋を連想する。

    そのたびに、こころは憂鬱の色を帯びてくる。

    花を見て気を紛らわそうと出かけてきたが、かえって春の憂鬱の移り香に気分も染まってしまったようだ。

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