2011年１２月　突然的終了台北旅行

2011/12/11 - 2011/12/14

４月に再び台北旅行に出かける。何故かと言うと、2011年に台北へ旅行した時、突然旅行が終了してしまったので、その続きをするためである。今回は、その途中で終ってしまった台北旅行の話しです。
2011年の１０月下旬の日曜の朝刊に、「圓山大飯店に泊まる台北４日間」という広告が載っていた。あの憧れの圓山大飯店である。しかも、安い。台湾には二度行ったことがあるが、圓山大飯店に泊まったことはない。広告を見ると、出発が夜で帰りが早朝のようだが、圓山大飯店に泊まれるならこの程度のことはがまんできる。急いでインターネットで予約をし、数分後に予約完了のメールを受信。よし、行くぞ、台北。

エリア 台北(台湾)

定番の観光スポットは、2009年の疲労的台湾旅行
で見物済みである。全て自由行動にしたいが、
２日目に観光と土産物屋巡りが付いている。
前回行かなかったところもあるので、まあよしとする。
３日目はフリー。目的は圓山大飯店に泊まることなので、
ずっとホテルに居ても良い。しかし、せっかくだから、
おもしろそうな所に出かけてみたい。
前回は台湾早周りのツアーだったので、ガイドブック
は購入しなかった。台北のどんな場所に人気があるのか
は分らなかったので、今回は最新の旅行ガイドを買った。
このガイドブックは女性向けのようである。「絶対外せない」
定番スポットが載っていて、小籠包、スイーツ、夜市、
足裏マッサージ、シャンプー、占いなどが紹介されている。
紙面の大半は、食べ物や食べ物屋の紹介である。台北に行く
女性は、食いしん坊が多いようである。
「台湾ナビ」、「旅々台北」も調べ、さらに、４トラの旅行記
を詳しくチェックした結果、台北旅行者の嗜好は「食」にある
ことが分かった。そこで、次のような旅行計画を立てた。

１日目。到着が夜なので、圓山大飯店から近い料理屋へ行く。
圓山大飯店は士林夜市に近い。台湾観光協会で貰った夜市
１００元券もある。まずここに行きたいが、私はゲテモノが
嫌いではないので、変なものを食べて初日からお腹の調子を
悪くしてしまうのが怖い。初日は、まともな店にしよう。
ホテルから近い深夜まで営業している「欣葉」本店に決めた。
２日目は、観光でホテルに戻るのが６時前後なる。前回登る
ことが出来なかった「台北１０１」に行き、台北の夜景を
堪能した後、鍋料理の店に行く。ここでは鍋だけを食して、
他のつまみや麺類などは食べない。次に「龍門客棧餃子館」
という餃子屋に行かなくてはならない。短い滞在で沢山の店
に行くのが台北旅行の流儀のようである。
３日目。台湾観光協会からタダの券をもらった故宮博物院に行く。
昼食は圓山大飯店に戻って、ホテル内のレストランで小籠包を食す。
昼食後は、別の博物館や市内見物をして、夕食は慶泰大飯店でフカ
ヒレを食べる。台湾のフカヒレは、日本の中華料理屋で出すような
小さなものではないらしい。数年前、近所の中華料理店で初めてフ
カヒレを食べたが、木の葉のような薄いフカヒレで、しかも生臭く
てまずかった。今回は腹一杯おいしいフカヒレを食べて、フカヒレに
対する誤解をときたい。余裕があれば士林夜市でゲテモノを食べたい。
そして、４日目は帰るだけ。
こうした盛りだくさんな予定を詰めこんで、台北に乗り込んだのであった。

１２月１１日、出発は17：40のＡＮＡ。
２時間前に到着して、マックで軽食をとる。
この時は１００円マックをやっていた。

ANAの機内食は近距離でも豪華なのだ。
もちろん、エコノミークラス。

20：45に台北到着した。
到着して分かったことは、
総勢が６名で、年配のご夫妻が一組、
中年の女性の二人連れと私達夫婦。
現地ガイドの案内で圓山大飯店に
到着したのは22時半頃だった。

まずはホテルに荷物を置き、
タクシーで「欣葉」へ向かった。

時間も遅いので、客は少ない。
一度食べてみたかったアサリの醤油漬け。
右は青菜炒め。

豚の角煮。
味はまあまあといったところ。

１２月１２日。
ベランダからの眺め。
山側なので市街の展望は出来ない。
ベランダが一続きになっていている
のが少々物騒である。

朝食を食べにロビーに降りると、
なんと日本の高校生が修学旅行で来て
いるではないか。
おじさんたちは、やっと泊ることが
出来たのに、けしからん。

朝食会場は１階の庭園に面した所にある。

料理は中洋折中で、オムレツや
麺を茹でてくれるコーナーもある。

観光に出かける。
おなじみの忠烈祠で衛兵交替見物。

昼食はあまり有名でないお店のようだった。
どんな味だったか、まったく覚えてません。

龍山寺見物。

中正紀念堂でも衛兵交替を見物。
その他、故宮博物院、お茶セミナー、
漢方薬店、民芸品店などを廻ったが、
詳細は割愛。

いったんホテルに戻り、
ホテルの送迎バスで士林駅まで行き
電車とタクシーを乗り継いで、
台北１０１へ向かった。

台北１０１に到着し、展望台のチケット
を購入しようとしたら、雨もようで曇り
のため展望が良くないが、それでも良いか
と聞かれた。なかなか親切である。
残念だが展望台は諦めて、建物の中を見物した。

圓山大飯店から予約の電話入れて
もらっておいた、鍋料理店に向かう。
運転手がかなり迷って、やっと探してくれた。
現地のお客ばかりで、日本人はいなかった。

昨日も食べたアサリの醤油漬け。
奥は大学芋。

これがここの名物の鍋料理。
とにかく量が多い。

間違って頼んでしまったきなこ餅。
鍋で腹一杯なので
とても食べられない。

この時は、満腹の幸福に
したっていた。

１２月１３日。
朝食を食べて、タダの券をもらって
いたので故宮博物院に行った。、
しかし、すぐに体調が悪くなり、
ホテルへ戻ることになった。

二人でお腹の調子が悪い。
この後は帰国まで部屋から出ることができなかった。
帰国の日はなんとか成田にたどりつくことが出来た。
念のために検疫所に行くと、単なる食あたりだろうと
いうことで安心した。薬でもくれるのかと思ったが、
ここでは薬はくれません。

犯人は、１２日に食べたアサリの醤油漬けであると
私達は断定しているが、何が原因かは分からない。
圓山大飯店での滞在時間が長かっただけで、
目的の半分も達成していない。
この恨みをいつかはらそうと、機会をうかがって
いたところ、ついに、４月に格安の台北ツアーをゲット
することができた。この旅行記は次回。

ｕａｎ−ｋｕｓａｉ

この旅行記へのコメント （1）

• みかちゃんっすさん 2025/10/30 08:31:40

  フォローありがとうございます！

  usan-kusaiさん、私の拙い旅行記見ていただきありがとうございます！
  フォローまでして頂きありがとうございます♪
  
  楽しい海外旅行でトラブルは付き物ですが、食あたりは本当にテンション下がりますよね(-_-;)
  せっかくの楽しい気分がイやな思い出として残ってしまうなんて残念ですよね…(-_-;)
  無事に帰国されてよかったです！
  
  リベンジされたのは何よりです(⌒∇⌒)