2016/03/14 - 2016/03/22
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スイーツの求道者あきあさん
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スイーツの聖地沖縄巡礼の旅の第二弾です。
今回は、八重山諸島の人気スポット竹富島とマングローブの川と亜熱帯のジャングルが密生する自然の宝庫、西表島へ渡りました。
島の冷たいスイーツを食べ歩きます。
西表島では、環境保護の現場で長く携わってこられたガイドさんのもとで、イリオモテヤマネコをはじめとする島の自然が現在直面している問題について考えます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
竹富島観光は定番のレンタサイクルで回りました。
宿で自転車を借りて、朝食後にすぐに出発。
まだ9時前に海が綺麗な観光名所コンドイ浜に到着しました。
先客はひとりだけ。美ら海をほぼ独占状態です。
浜で木製の不思議な箱を見つけました。
みなさん、何だと思いますか? -
正解は cat's hause 猫のおうちです。
次から次から三毛猫、トラ猫、黒猫が出てきます。
見ると、浜には野良猫たちがたくさん住みつていました。
写真集も出ているほど、竹富島の猫は有名だそうです。
あとで宿のオーナーの年配女性に情報を確認したところ、初めはカイジ浜にたくさんいたのが、最近、コンドイ浜にお引越しをしたそうです。
それにしても、この cat's hause は気になります。
いつ、誰が、何のために作ったのでしょう?
私の想像ですが、竹富島は台風が多い島で、特に去年は台風の当たり年で、4つも大きな台風が島を直撃しました。
たぶん、島の人が猫たち憐れんで避難小屋をつくってあげた、というところが真相でしょう。
すっかり島んちゅの優しさに涙を流しそうになりながら、野良猫たちに別れを告げて、本日のスイーツを求めて出発です。 -
すっかり島んちゅの優しさに涙を流しそうになりながら、野良猫たちに別れを告げて、本日のスイーツを求めて出発です。
本日の第一目標が西集落にある「はーや(Haa Ya nagomi-cafe)」です。
島では、「パーラー願寿屋」と双璧を為す有名店です。
初めは場所がわからず迷いました。
なごみの塔の前ということは地図で確認できましたが、それらしき店を発見できず、塔の周辺を何度もうろうろとしました。
たまり兼ねて店に電話すると、ようやく、場所がわかりました。
民宿あかやま荘の2階で、開店前なので看板を出していなかったため、場所がわからなかったということが判明しました。
それにしても、ガイドブックでは10時開店と書いてあるのに、10時を過ぎてもまだ看板を出していない。
電話で確認すると、今日は10時30分の開店だそうです。 -
仕方なく、店の前の日陰で待つことにしました。
今日は久々に天気が晴れて、直射日光がまぶしい。
島の路邊に咲く花も、ひときわ綺麗に映えます。
まさにアイス日和です。 -
十時半ちょうどに店のお姉さんが看板を出すと同時に突撃です。
一番乗りかと思いきや、先客で地元の方がお茶を飲んでいます。
都会人のクレーマーであれば、カチンと来るところですが、これがオキナワ流なので、軽く流して、さっそく一番人気のメニューを注文します。 -
見てください、このウォーターグラスを。
蛇の目色した琉球硝子のなんとセンスがいいことよ。 -
竹富島1品目。さとうきびアイスパフェ(Haa Ya nagomi-cafe)
すっかり前置きが長くなりましたが、いよいよ待望の「さとうきびアイスパフェ」(650円)とご対面です。
上にバニラの葉をあしらって、てっぺんにラズベリーがひとつ。
生クリームの周囲にブルーベリーと冷凍みかんが乗っかっているのが珍しい。
茶色いのはサーターアンダギーかと思いましたが、違いました。
あとで調べたら、島の名物のひとつ「さたくんこう」という揚げ菓子を半分に切ったものでした。
店のキッチンからプチプチと揚げものの音がしたのは、これでした。
中身はブル―シールのさとうきびアイスで、一番下にコーンフレークを敷いています。
さとうきびアイスのほんわかした優しい甘さが舌から胃に染みわたります。
「さたくんこう」がけっこうな量で、お腹がいっぱいになりました。 -
竹富島2品目。マンゴーアイスパフェ(Haa Ya nagomi-cafe)
竹富島のはーや(Haa Ya nagomi-cafe)では、先客として地元の近所の方がふたり入店されていました。
そのうちのひとりは、かなり年配の男性の方で、もうひとりの女性の方と世間話をしていました。
驚いたのは、店員の若い女性が、この年配男性に対して臆することなくタメ口をきいていたのです。
男性はこのタメ口に平気で応じています。
う〜む。島の人間関係は奥が深い。
ところで、この店では、もう一品パフェを食べました。
それがマンゴーアイスパフェです。
700円也。 -
こちらは、基本的なスペックは初めに食べたさとうきびアイスパフェとほぼ一緒です。
バニラの葉、生クリーム、冷凍みかん、さたくんこう、コーンフレーク、それからメインのブリ―シールアイスのマンゴー味の構成です。
それと、おシルシ程度にマンゴー果実の切片が乗っていました。
こちらは、マンゴーアイスの味が強く出過ぎで、ほかの具材とうまく噛み合っていない、という印象でした。
好みでは、さとうきびアイスパフェのほうが断然です。
もう一度、食べてみたいという感想は持ちませんでした。
それにしても、はーやなごみカフェ(Haa Ya nagomi-cafe)は竹富島西集落で唯一の2階建て。
窓際の席からはなごみの塔が見えます。
晴れた日に、抜群の眺望を前にしながらパフェをいただく時間は格別でした。 -
お昼も近づいてきたので竹富島で有名店「かにふ」を訪問しました。
ここはメニューが豊富でなおかつ冷たいスイーツも食べられるということで重宝されるお店です。
12時前に入店したので、席は空いていました。
私のあとから入ってきたお客さんは満席のために外で待つことになったようです。
まず、腹ごしらえにカレーか天丼かで迷いました。
水気の多いスイーツをたくさん食べたので、油ものは控えようと思い、島名物の車えび天丼は諦め、島野菜のカレーにしました。
〜あのお、お言葉ですがカレーも油分が多いと思いますよお(*_*;) -
カレー到着。
見た目はキレイで美味しそう。
でもってスプーンを使って口に運ぶのだけれど。
ムムム。
いわゆるベースとなるスープのコクや深みをまったく感じないんですわ。
普通のカレー粉をお湯で溶かしただけ、っていう感じ。
なにせ私はカレー好きなもので、そこそこ食べられる。
野菜は、まあ、おいしいので、そこそこ食べられる。
そういうお味。
このメニュー「島野菜のカレー」は観光ガイドブックにも載っているけれど、取材した人、ちゃんと試食したんかあ! と取りあえず怒ってみる。
文句を言いながらも、完食。
仕方ないので口直しに冷たいスイーツでも食べるべ。 -
竹富島3品目。自家製豆乳プリンパフェ(かにふ)
メニューには3種類のパフェが掲載されていました。
私はこのうちの自家製豆乳プリンパフェを注文しました。
750円也。
ハーヤのさとうきびアイスパフェが650円で、マンゴーアイスパフェが700円、と50円刻みに高くなっていって、これが本日の最高額。
そんでもって、到着したのがこれ。
今日、これでパフェは3つめ。
我ながらよく食べるよ、と感心します。
ほとんど意地になって注文している感じです。
見た目は悪くないでしょ。
でっかいカステラに抹茶アイス、白玉2つに小豆餡に生クリームの上にバニラの葉がちょこん。
でもって食べ進めたのだけれど、肝心の自家製豆乳プリンが見つからないのよ。
プリンはどこだ、どこだ、スプーンで探しながら掘り進めて食べているうちに、完食してしまった。
おそらく、スプーンで中に格納されたプリンを知らず知らず壊して食べていたので、破片と化したプリンはアイスやコーンフレークと一緒になって跡形もなく臓腑に収まってしまった、というところが真相のようです。
でも、いくら何でも、そりゃないでしょ。
プリンはやっぱり富士山形にどーんと中央に鎮座していなければ、収まりが付かないでしょ。
この写真の絵柄では、抹茶パフェです。明らかに。
あ〜、やられた。チッキショー、金返せ!
〜メニューの写真を見てお客様が納得されて注文したので、当店では一切の責任を負いかねません〜 -
パーラーぱいぬ島、ハーヤナゴミカフェ、ぱーらー願寿屋、ちろりん村、ゆぬん屋、うえのや、クチュアンドパラダイス カフェ、それから、かにふ、たるりや(この2店は食事の店ですが、スイーツもメニューにあります)などなど。
竹富島は、狭い島内にパフェ、かき氷、フルーツジュースなど冷たいスイーツを扱ったお店が綺羅星のように集まる、スイーツ銀河といってよい聖地です。
その中でも、ガイドブックによく取り上げられる店として、ハーヤナゴミカフェと双璧のぱーらー願寿屋さんに今回はお邪魔しました。
場所は東の港から上がった集落の入り口にあります。
竹富島で私が泊まった宿「X」のオーナーの女性にお店の前まで車で送ってもらうことができました。
到着時間は10時45分。
開店の11時まで少し時間があります。
お店は願寿屋さんの広い敷地の奥にあり、手前の真新しい4棟はどうやら宿泊施設の準備中であるらしく、開かれた入口から見る部屋の中は畳の色もきれいです。
新石垣島空港が新しくオープンしました。
飛行機の東京直行便が就航し、竹富島にも観光ブームが沸きおこり、観光の泊まり客が押し寄せています。
それに対応できる宿泊施設はまだまだ少ない。
これを当て込んだ業務拡大路線を歩んでいるのでしょう。 -
さて、店の敷地の入り口で開店を待っていると、なんと、私を送り届けてくれた「X」のオーナー女性は、願寿屋さんの許可も得ないで、ずかずかと宿泊棟の部屋にあがりこんでいきます。
ライバルが増えたということで、敵情視察といったところでしょう。
島の人の商魂のたくましさを思い知らされました。 -
開店前までの時間を持て余していると、願寿屋さんの店主の子どもでしょうか。
3人のきょうだいが仲よく遊んでいます。
一番下が男の子で小学校に上がる前。真ん中が女の子で小学校の低学年。一番上の娘がたぶん中学生。
「うつぐみ人」と書かれたTシャツを着ています。「うつぐみ」とはみんなで協力すること、という意味で、島では誰から強制されるわけでもなく、朝には帚を持って道を掃除する光景が見られます。
このきょいだいも3人力を合わせて将来、この店と島を盛り立ててくれることでしょう。
一番上のお姉ちゃんに、民宿はいつから始めるの、と聞くと、年内にはオープンするという答え。
(あとで店主の男性に確認したところ、ゴールデンウィークまでには開く、ということです。ドミトリー形式ではなく、個室だそうです) -
さあ、11時の開店時間となりました。
勢い勇んで敷地の奥に進みます。
オープンカフェのスタイルで注文を受けます。 -
中庭にビーチパラソルの花が鮮やかに開き、白い椅子とテーブルは南国ムードを演出しています。
さっそく、この店の名物は「南国パフェ」と「大人のパフェ」の2つ。迷いましたが、「大人のパフェ」を注文しました。
600円也。 -
竹富島4品目。大人のパフェ(願寿屋)。
さあ試食開始。
さとうきびアイスはハーヤでも食べましたので、いまさら解説するまでもありません。
アイスは甘いですが、中に入ったコーヒーゼリーがいいですね。
黒蜜とうまく調和して、ほろ苦さを引き立てています。
大人のパフェと銘打ったのは、人生の酸いも甘いも知り尽くした大人の所以でしょうか。
私の人生は酸いだけでしたが(苦笑)。
味のほうは、特筆するものではありませんが、店の構えは雰囲気、そして子供たちとの出会いが、さらに美味しさというものを形作るものなのだなあ、と深く感じ入りました。
先ほど紹介したハーヤの若い女性の店員もそうですが、島人(しまんちゅ)は濃いキャラが多い。
都会のカフェはサービスも洗練されすぎて印象に残りませんが、本当のサービスというのは人間性なのだなあ、と思いました。
マニュアルではなく、その人のひととなりが、味とともに強く思い出
として胸に刻印されるのが、旅の醍醐味なのです。 -
構成は店の入り口に貼られたスケッチを撮りましたので、そちらをご参照ください。
-
今日は、西表島に渡りました。
全島が亜熱帯植物園になっている由布島へ渡ります。
西表島からは浅瀬でつながっているので、水牛車に乗ってのんびりと渡ります。
水牛が牽く荷台に10人ほどの乗客を乗せて浅瀬の海を西表島から由布島に渡る光景は、八重山観光の旅情を誘う有名なワンシーンとして、メディアでもよく取り上げられて、ご存知の方も多いかと思います。 -
水牛車の運転手と言うんでしょうか、何というんでしょうか?
牛の鼻に貫通させた紐を操って、方向指示や停止命令を下します。
インドの象であるなら、ゾウ使いならぬ、水牛使い。
競馬になぞらえるなら、騎手。これは馬偏だから駄目か。
水牛を制御するから、この場合、御者が適当かな。
その御者が三線を弾きつつ、ガイドをしつつ、紐で水牛を制御しつつ、巧みに水牛を島に導きます。
巧みに、と書きましたが、ベテランの水牛ともなると、早く対岸に往路を渡ると、またすぐに復路の仕事が待っていることを悟っているため、わざとゆっくりと歩くそうです。
人間で言うとサボタージュですね。
また、自分が飼われている由布島へ行くときは、速度が速くなることもあるそうです。
微笑ましいですよね。 -
今回は、観光のバスツアーで由布島を訪れましたが、時間は40分しかありません。
はじめに島のガイドさんが、来島者にひとりひとりレイをかけてくれたところで、怪しいと感じました。
この後、島の名物水牛と一緒に記念撮影があり、このときの写真をあとから買わせる魂胆でした。二千円近くします!
撮影の順番待ちで数十人の列をつくっています。
私は撮影をパスして、一目散に目的地へ向かいます。
食べログでは「由布島茶屋」となっていますが、島の案内パンフレットでは、「マンタカフェ」とあります。
そちらのジェラートが今回の目的。
メニューは5〜6種類掲げられています。
今回は泡盛ジェラートをいただきました。
カップで提供されて、お値段は400円也。
観光のお客さんが多いため、私のあとにも団体で来られている若い女子大生たちが沢山やってきて注文していました。 -
由布島1品目。泡盛ジェラート(マンタカフェ)。
さっそくいただきます。
口に含んだ瞬間にフワッとした泡盛独特の香りが口腔内に拡がります。
ラム酒や日本酒など、お酒素材のジェラートがありますが、やはり泡盛が一番だと思います。
そして、何より甘くない!
私にはアイスクリームやソフトクリームは甘くてはならない、という家訓を持っています。
ひとつには、体の健康を考えて。
次に、素材の風味を生かすには、素材に由来しない砂糖の甘みは邪魔になる、と思うからです。
このお店は格言通りの味でした。
マルマーサン!(八重山方言で「とてもおいしい」) -
由布島2品目。白ウコンのジェラート+紅イモ(マンタカフェ)。
おいしかったので、ジェラートのお代わりを頼みました。
期間限定の白ウコンのジェラートをお願いしました。
するとサプライズが。
店のお姉さんが、サービスで好きなジェラートをもう1品盛ってくれる、というのです。
お姉さん、ありがとう!
私は紅イモをお願いしました。
ウコンはカレーに入れる香辛料のひとつで、黄色い色をしています。
もちろん、紅イモも甘すぎず、優しい味でしたが、何よりも素晴らしかったのはウコンです。
白いウコンは珍しさも手伝って注文したのですが、頼んで大正解でした。
そのお味のふくよかで上品な香りは春の息吹を感じさせます。
期間限定品なので、夏にはもうないと思います。
この日の気温は20度。
曇り空でまだまだ冷たいスイーツ日和からは程遠いと言っていいですが、昼食前の空腹の胃に染みわたる珠玉のアペリティフ(Apéritif)でした。 -
西表島1品目。マーハルジェラート・黒糖ラムレーズン(ゆりみな)
西表島の北の玄関口、上原港に「ゆりみな」という売店があります。
お土産物や飲み物、お菓子そして、ジェラートを売っています。
これは食べるっきゃないでしょ。
黒糖ラムレーズン、350円也を購入。
代金を支払うとき、売店のお姉さんがひとこと言いました。
「容器はこちらで回収します」
だいたい、観光地のアイスクリーム屋にはゴミ箱がない。
容器だけじゃなく、店で買わなかったゴミも捨てられて、コストや手間がかかるからゴミ箱がない場合が多いのだけれど、お客は食べ終わったら、何も言われなくても空の容器を店のスタッフに手渡す。
これが暗黙のルールだ。
それなのに、この店では、カップアイスを買うごとに、店のお姉さんはお客さんに、いちいち言っている。
「容器はこちらで回収します」
ていうか、言わされている。
誰に?
実は、この一言が島の命運を揺るがす大きな意味が込められていたことを知るのは、もっとあとのことであった。
ともあれ、さっそく港で撮影。 -
そして試食。
黒糖ラムレーズンと謳っているけれど、あまり黒糖の味がしません。それとラム酒の味も。
不味くはないけれど、何だか、特徴のない味ですな。
ミルク味にほんのりラム酒の香りがついている。
どう表現したらいいか、迷っているうちに1個ペロリと食べちゃいました。
ちなみに、マーハルとはインドの王様を祀る霊廟建築タジマハルのことだと思ったが、違いました。
西表島の古見の方言で「おいしい」という意味だそうです。 -
西表島では上原港に近い民宿に宿をとり、情報収集を開始。
民宿の女将曰く、「500円の美味しいマンゴージュースがあるわよ。マンゴー農家が作っているから安いの。1000円ぐらいの価値があるから、試してみて」とのこと。
紹介された上原港の近くの「パーラー美々」に喜び勇んでレッツゴー!
港から徒歩5分ほどのところに目的のパーラーを発見。
外観はなんの変哲もない普通のお店です。 -
西表島2品目。生マンゴージュース(パーラー美々)
さっそく、生マンゴージュースを注文しました。
店の美人のママは冷蔵庫から凍ったマンゴーを取り出し、包丁でザックザツクと切り分けてジューサーミキサーに投入します。
しばしミキシングのあと、氷を入れた容器に移して出来上がり。 -
まずは外の白い椅子の上に乗せて撮影開始。
見ての通り、マンゴー果実以外何も入っていないので、粘度がハンパないです。
この角度からの写真を見れば、生マンゴーの山の盛り上がりがわかるかと思います。
ストローに口をつけると、ドロッドロッのマンゴー果実が口の中に押し寄せてきます。
砂糖など余分なものは一切入っていないから、果実の芳醇で純粋な甘さが口の中にうわっと広がります。
いやあ、これは美味しい。
民宿の女将が絶賛したのも頷けます。
1000円はオーバーですが、沖縄本島の古宇利島に渡る橋のたもとで車内販売していたマンゴースムージーが800円だったから、かなりお得感です。
(あとで、石垣島のお店を何軒か回りましたが、マンゴージュースはどこも500円でした。沖縄では平均価格で、首都圏で頼むとやはり
700〜800円はするでしょう)
店のママにお伺いしたところ、マンゴーは年や時期によって味や風味が変わるということ。旬はやはり夏期の6〜8月だそうです。
そのころの完熟マンゴーはさらに味の深みが増して、さぞかし美味でしょう。
甘くないスイーツを求める、というこのブログのコンセプトに合致する作品で、これは絶対にお勧めです。
「パーラー美々」さんは、旅行ガイドブックにはあまり載っていない、隠れた名店です。 -
去年、私が初めて西表島を訪れたとき、ツアーでガイドをお願いしたのが村田自然塾の代表、村田行さんでした。
ピナイサーラの滝への一日ツアーを申し込んだところ、同じツアーに申し込んだ2人がドタキャンして、参加者は私ひとりでした。
にもかかわらず、嫌な顔ひとつせず、丁寧に解説をしてくださり、宿まで送ってもらいました。
今年も私は村田自然塾のツアーに参加して、村田さんと再会を果たし、じっくりといろいろなお話をうかがってきました。
この村田塾長は、40年ほど前に島にやってきて以来、自然観察ツアーの草分け的存在で、長くガイドをされるいっぽうで、イリオモテヤマネコの保護活動に専念されている方です。
ご夫婦でやまねこパトロールの活動をされています。
そこで、次の数字は何の数字かわかりますか?
2013年:6
2014年:4
2015年:3
2016年:1
1978年〜2016年の合計:67
これは、イリオモテヤマネコが交通死亡事故の数です。
38年間で67頭ですから、平均すると1.7頭が死亡していることになりますが、近年、死亡事故数が増えています。
特に、まだ人間の怖さを知らない仔猫が車に轢かれることが多いそうです。
上の写真は西表野生生物保護センターのホームページより転載しています。 -
原因はいくつか考えられます。ひとつは車のスピードの出し過ぎ。
法定速度の40キロを守らずに走行していて轢いてしまうケースが多いようです。
また、車に轢かれるのはヤマネコだけに限らず、天然記念物のセマルハコガメや蟹や蛙などの生物も含まれます。
ヤマネコは車に轢かれた生き物を食べるために道路に出てきて被害にあうようです。 -
このため、環境省を中心に対策が立てられています。
たとえば、ヤマネコが道路を横断するとき車に轢かれる危険があるので、アンダーパスと呼ばれるヤマネコ専用のトンネルを道路下に掘っています。
上の写真は西表野生生物保護センターのホームページより転載しています。
-
また、ゼブラゾーンをつくって車のスピードを抑える工夫をしたり、ヤマネコの飛び出し注意の看板や標識をつくって、ドライバーの注意を喚起する努力を傾けています。
上の写真は西表野生生物保護センターのホームページよりしました。 -
村田さんはこうしたヤマネコ保護活動を行っている環境省の西表野生生物保護センターと協力して、自然保護運動に従事されています。
ご夫婦でヤマネコパトロールの車を走らせ、啓蒙活動をされたり、ヤマネコの生息するジャングルの生態系に害をなす外来種のカエルの駆除を行ったり、日々、西表島の自然を守るために粉骨砕身、魂を傾注されています。
私利私欲が渦巻くご時世にあって、村田さんは純粋に島の自然や生き物を愛するそのまっすぐな気持ちだけを行動原理として、猛進するあまり、ときには心無い人々と衝突することもあるようです。
私はこんなにまで私心なく無欲で、小さな生き物たちのために真剣に考え、行動している人を見たことがありませんでした。
私の住む都会は特に、そうです。皆、打算で動き、常に損得勘定の計算が働き、いかに人に先んじて人を出し抜き、人の足を引っ張っばることだけを考えて生きている。競争で人に勝つために、人を利用し尽し、自分や自分の家族だけがいい思いをすればそれでいい、という人たちばかりに囲まれて生きてきました。
そんな人生の中で、村田さんに出会って、とても新鮮で心が洗われる思いがしたのです。
村田さんについては、まだまだ書きたいことがたくさんありますが、今日は簡単な紹介だけにとどめておきます。
実は、いま、西表島は大きな時代の転換点を迎えようとしています。
この動きはむしろ、島を悪い方向へと導き、もしかしたら、交通事故もさらに増え、イリオモテヤマネコの個体数も大きく減らしてしまう事態になりかねない、大きな課題に直面しているのです。
上の写真は西表野生生物保護センターのホームページより転載しました。 -
西表島3品目・マーハルジェラート・紅いも(ゆりみな)
日を改めて、上原港構内の売店ゆりみなに行き、今度は別のジェラートを購入。
パッケージは前回食べたラム・レーズンと変わらないですね。
試食です。 -
色はしっかり紅いもの淡い紫色をしています。
このマーハルジェラートはどれも味はさっぱりしているのですが、コクがありません。
沖縄には乳用牛の牧場があまりありませんから、仕方ない。
沖縄でアイスと言えば何といってもブルーシールアイスなので、それと比較してもせんないことは承知です。
でも、もう少し特色を出してがんばってもらいたい。
紅いもは沖縄特産ですが、各種スイーツに使われ過ぎで、いささか食傷気味です。
ほかにもマーハルジェラートには、泡盛、マンゴー、かぼちゃ、パッションフルーツ、黒糖などの味があるようですが、もっと大胆な商品を開発してもらいたい。
たとえば、海ブドウ入りアイスとか、アーサアイスとか、島独自の素材はいくらでもあるように思います。
(追記.あとで調べたら、フレーバーとしてほかに黒紫米、島レモンなど島独自の素材を用いたものもあることが判明しました。) -
マーハルジェラートのラムレーズ味の品評を書いた際、気になることを書き添えました。
このアイスクリームは西表島の北の玄関口、上原港の構内にある「ゆりみな」という売店で販売しているのですが、カップを手渡すとき、
「容器はこちらで回収します」
と売店の販売員が一声かけるのだ、と。
今回、日を改めて「ゆりみな」でマーハルジェラート・紅いも、
350円也を購入。
このときにも売店のお姉さんに同じことを言われました。
なぜか。
考えてみました。 -
アイスを食べたあとの空になったカップ、つまりゴミをその辺に捨てるな、ということです。
ゴミ問題に神経質になっている。
前回、この小さな出来事について、「アイスクリーム屋の一言に島の命運を揺るがす背景が込められていた」と書きました。
これはいったい、どういうことか。
2016年2月5日の日本経済新聞の記事を少し長いですが、引用してみます。
環境省は5日、西表石垣国立公園(沖縄)の区域を拡張し、八重山諸島の西表島全域(約2万9千ヘクタール)を国立公園に指定する方針を固めた。近く中央環境審議会で決定し、3月下旬をめどに官報で告示する。
西表島は、政府が2018年の世界自然遺産登録を目指す「奄美・琉球」(鹿児島、沖縄)の対象地域に含まれている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、登録の条件として対象地域の国立公園化など法規制による自然保護強化を求めており、環境省は区域拡張が必要と判断した。
西表島は現在、内陸部を中心とする全体の約3分の1の約1万800ヘクタールが国立公園に指定されている。だが、沿岸部を含む島の大部分にイリオモテヤマネコなどの固有種が生息していることに加え、観光客増加による環境への影響も懸念されていた。
国立公園の中で最も規制が厳しい「特別保護地区」は現在の約1800ヘクタールから約4600ヘクタールに拡張。建物が原則として建てられない「第1種特別地域」は全体の半分の約1万4600ヘクタールとなる。〔共同〕
西表島は世界自然遺産への登録の準備がされているのです。
世界遺産といえば、かつて富士山がゴミ問題で世界遺産の登録が遅れた、というできごとがありました。
富士山は当初、世界自然遺産として登録を目指していましたが、ゴミの不法投棄などによる環境悪化や開発によって本来の自然が保たれていないなどの理由で、自然遺産を断念し、結局2013年に文化遺産のほうに登録された経緯があります。
おそらく、西表島が含まれる竹富町は西表島の自然遺産登録を促すため、富士山と同じ轍を踏まないように、ゴミ問題には神経質になっていて、このようなアイスの空カップについても指示を徹底させているものと考えられます。
世界遺産に登録された場合、西表島はどのように変わってしまうのでしょうか? -
もし西表島が世界遺産に登録されたら、どうなるでしょうか?
観光客がいま以上に島にたくさん押し寄せるでしょう。
これを受け入れるキャパシティがいまの島にはありません。
宿泊施設は少ない。
かといって、たくさん建設しようものなら、島の自然が損なわれる。世界遺産の規制がいま以上に厳しくなって、そう簡単にリゾート施設を島内に造らせないはずです。
そうなると、石垣島からの日帰りツアーがさらに増える。
大型の観光バスやレンタカーの往来が激しくなります。
すると、イリオモテヤマネコの交通事故も今後さらに増えることが予想されます。
世界遺産はいいことだけではないのです。
エコツアーでマングローブ林に代表される島のジャングルに多くの客が入ると、それだけで自然破壊が進みます。
だから、現在では、業者が自主規制をして、1回のツアーあたりの人数制限を設けて、豊かな自然を守ろうとしています。
しかし、業者が乱立して、エコツーリズムを謳いながらも、ガイドの意識はまだまだ低い。
こういうことがありました。
トレッキングコース上に落ちていた、大きなゴミ(海水パンツ)を誰も拾って持ち帰ろうとしない。
目立つところにありながら、プロのガイドの誰もが見て見ぬふりをするのです。
結局、私が案内してもらったガイドさんがゴミを処分されました。
エコツーリズムの多くは営利目的が優先されて、真に環境を守ろうという環境教育の観点から真剣に取り組んでいるところは非常に少ないのが実情です。
こうしたことをこのブログに書いている私も、自然の中に足を踏み入れることで環境を破壊している観光客のひとりです。
自分だけ島の自然を満喫しておいて、ほかの観光客は自然破壊を招くだけだから来るな、というのも理屈が通りません。
今回書いたことはほんの一例です。
ここ西表島では、環境保護をめぐる矛盾や葛藤など多くの課題を抱えているものだなあ。
そう深く感じ入りながらスプーンを動かしていると、甘いアイスのなかにちょっぴりほろ苦さを舌の味蕾が捉えたように感じたのは気のせいでしょうか。
写真は西表島民宿あけぼの館の前の浜から見た夕日。
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