ひとり旅～台湾 ２回目の弾丸旅～

2016/04/02 - 2016/04/03

先月に引き続き、またまた台湾へ行ってきました。海外ひとり旅は、今回はじめて。
前回は夜市に完全ノータッチでしたが、今回はなかなか楽しむことができました。全体的に食べて飲んでがメインの旅となりましたが、今回も満足度かなり高めです！

エリア 台北(台湾)

はじめてのピーチ！搭乗するときのわくわく感、最高です。

16:00関空発のピーチに乗ったので、台湾到着は予定通りの現地時間17:50。イミグレも台北駅行きのバス・國光客運も驚くほど空いていて、19:30頃には台北に到着できました。MRTで台北駅から松山駅まで行き、徒歩数百mの「饒河街観光夜市」へ！　迎えてくれるのは松山慈祐宮の煌びやかなライトアップです。

うん、文句なしに美しい。正直饒河街観光夜市はこれを見るために立ち寄ったようなものです。

松山慈祐宮をアップで。
中にはたくさんの人が。みんな御参り中かな？

松山慈祐宮を左に曲がるとすぐこのど派手な看板があるので、迷うことはありません。無条件に気分が高まってきます。

土曜の夜だけあって物凄いにぎわいで、なかなか前へ進めません。しかも４月になったからか、この日は夜でも２５℃くらいありました。喉が渇いて仕方ない。そんなとき見つけたのが「柳橙檸檬」。レモンジュースのお店です。

めちゃうま。
台湾に着いてから何も飲んでいなかったこと、単純に日本よりも暑くて湿度も高かったこと、夜市の物凄い人込み…その中で飲むレモンジュースは格別でした。ちょっと大袈裟に言い過ぎているかもしれませんが、爽やか100％って感じでした。

その後はとりあえず歩きます。中国からのお客様も多かったです。本命は寧夏路夜市なのでそろそろ向かおうかなと思いましたが、せっかくなので饒河街観光夜市の言わずと知れた名物を買ってみようと思いました。

福州世祖の胡椒餅！

色んな人の旅行記を見ているとめちゃくちゃ並ぶとよく書いてますが、この日はそこまででもなく１０分くらいで買うことができました。

まっしろでまんまる。これを焼くんですね。

うまく撮れませんでしたが、列に並びながら出来上がっていくのを見れて楽しいですね。

雰囲気で日本人とわかってくれたらしく、「いくつ？」と尋ねられました。５０元。

皮が香ばしいし、割ってみると現れる豚肉のあんにほのかに胡椒が効いてて文句なしに美味しい！行列の意味がわかりました。

でも、これ１つでかなりお腹は膨れますね…早くも満腹感（笑）

さて、次は寧夏路夜市へ向かいます。

MRT松山駅→中山駅→タクシーを拾い、寧夏夜市到着。

人込みの中を突っ込んでいくTAXI.
でも饒河街観光夜市に比べるとかなり歩きやすく、ほどよい賑やかさ。
まずは言わずと知れた有名店「方家」へ。

滷肉飯な気分だったので滷肉飯注文。ニーハオ！と声をかけると、若いお兄さんが対応してくれました。看板を指さしながらルーローハンと言うと、OK!と言って座席を指定してくれました。

タレがご飯にしみこんでいて、お箸がとまりません。ハオツーでした。食べる店によって味がかなり異なり、いろいろ食べ比べてみたくなりますね。

この店は持ち込み不可のようで、滷肉飯を食べ終わったらすぐに次へ向かいました。

滷肉飯を食べ、相変わらずの暑さでまたまた喉が渇いてきた中見つけたのがこちらも有名店、童年さん。ここでも日本人とわかってもらえたようで、列に並んでいると「こんにちは。どれにしますか？」と聞いてもらえたので注文しやすかったです。パパイヤ牛乳をチョイス。

台湾のコンビニで売られているパパイヤ牛乳は飲んだことがありますが、出来立てを飲むのは今回はじめて。

冷たくてパパイヤの自然な甘さが体中に沁みわたり、もう最高の一言です。クセになるおいしさで、日本でも手軽に飲めればなぁと思います。


「２０分以内に飲んでね」と書いてますが、時間が過ぎると酸っぱくなるらしいですね。

これ、現地23:00過ぎ頃の様子です。どこもかしこもほぼ満席状態。しかも、地元民が家族で食べに来てる感じです。台湾の人たちは夜行性なのでしょうか？？とにかく、毎日こうやってお祭り騒ぎみたいな感じなのが羨ましい！

有名店ばかりになってしまいますが、次は台湾式おにぎりで毎日行列の「阿婆飯糰」へ。

この日も長蛇の列。しかも地元の人たちは３個とか５個とか１人でたくさん買っていくので、なかなか列が進みません。翌日の朝食用とかでしょうか。

おばちゃん、物凄い手際の良さとスピードでどんどん作っていきます。胡椒餅のときといい、見ていてすごく楽しい。

「ちょっと辛いの　辛いの　どっち」みたいなことを日本語で聞かれたので　「ちょっと辛いの」と答えました。ホテルに持って帰ってからいただきましたが、袋から出してみると大きさにびっくり。あまりこの写真では伝わらないかもしれませんが。

もち米。

豚肉のでんぷ、高菜、そして揚げパンがぎっしり。ご飯に揚げパン？ってみんな最初は思いながらも、食べてみるとその美味しさにびっくりするんでしょうね。私もその１人でした。いい意味でとっても不思議な味！最高です。

この台湾式おにぎりと、なんとなく買ったマンゴータルトと、コンビニで買った台湾ビールというよくわからない組み合わせで、ホテルでひとり晩酌。マンゴータルトはまぁまぁ、というか普通過ぎてノーコメント。

気づけば25時過ぎ。翌日に備えてこの日は寝ました。

2日目。朝5時半に起床。身支度をし、6時半にチェックアウト。宿泊したホテルは「國王大飯店（エンペラーホテル）」。新しいとはいえず、直前に予約したため決して安くありませんでしたが、フロントの方は皆日本語が堪能でとても親切で良かったです。

MRT中山駅から中山國小駅へ。
そこからてくてく歩いていきます。まだ朝早いからか、ほとんど人はいません。とある方の旅行記を見ていて、どうしても行きたい朝食店があったんです。
その途中で見つけたお好み焼き屋さん。こういう、台湾における日本料理の店ってどんな感じなのかすごく興味があります。

到着。台湾好き日本人の間で最近かなり話題になっていて、以前は屋台だったという三明治(サンドイッチ)店、Mr.Lin's sandwich。

台湾へ来てサンドイッチもなぁ…と実は最初少しだけ思っていましたが、これはわざわざ食べに行く価値充分ありだなと思いました。この日注文したのは「猪排三明治」(60元)。エスプレッソと相まって、贅沢な朝のひとときといった感じ。

店内も綺麗だし、経営されてるご夫婦も笑顔を絶やさない接客でした。他の方が旅行記に書かれてる通り。来てよかったと心から思いました。

アップ。

その後近くにあった２４時間スーパー、頂好でお土産を色々買いました。ルーローハンの缶詰、インスタント麺、お菓子などなど…しかし、その袋ごと台北市内のどっかに置き忘れてきてしまったようで（笑）いつ、どこに置き忘れてきてしまったのか全く思い出せません。ざんねん。

さて、MRT中山國小駅から公館駅へ。
ヤシの木通りやキャンパスが美しいと評判の台湾大学を見学しに行きました。


南国ムード満天ですね。
写真を撮りに来てる方が結構たくさんいました。

有名な行政大楼と噴水。お洒落なキャンパスです。ここで通りがかりの人に記念写真を撮ってもらい、こちらは英語で話しかけたにもかかわらず向こうは日本語で返してきてくれました。江の島や伊豆に行ったことがあって日本が好きなんだそう。嬉しいことです。

台湾大学を後にし、永康街へ。
日本統治時代の建物が多く並ぶという「青田街」近くをぶらぶら歩いていたら、「昭和町」の看板を発見。後で調べてみたら、昭和時代の骨董品を扱う市場なんだそうですね。なんだかこの辺はノスタルジックな気分になる感じでした。

本当は思募昔本店へ行くつもりだったのですが、10時開店までまた３０分くらいある中で呼び止められ、吸い寄せられるように入店した「芒果皇帝」。総統府昼食会のメニュー？に選ばれたといううたい文句。

ベタにマンゴーアイス。この日も朝９時の時点ですでに気温が２７度近くあったため、もう美味しくて仕方ない。４月だし、マンゴーも冷凍じゃない…のかな？

続いてタクシーでダイレクトにやってきたのは迪化街。

旅行雑誌に書いてあるように、街並みが雰囲気あってとてもフォトジェニックですねー。

犬発見。

迪化街 の文字とともに、なんかいい感じの写真が撮れました。

さて、そろそろお昼の時間。そういえば、有名なドラマ『孤独のグルメ』で主人公の五郎さんが実際に訪れた店が迪化街にあったはず、と思い出し、googleで調べてみる。驚いたことに、そのときいた場所の目の前に店がありました。

メニューにはやはり『孤独のグルメ』の写真と、実際に登場人物が選んだメニューが「五郎スペシャル」的な感じで載っていました。

その五郎スペシャル的なのを選ぼうとしたんですが、あまりの暑さにやられそこまで食欲がなく、結局チーローハン（鶏肉飯）のみを注文。
ご飯がすすんですすんで仕方ない、間違いのない美味しさです。今度来たときは五郎スペシャル的なのを注文したいと思います！

さて、ドライフルーツや漢方薬などには興味がないので、次なる目的地へ。この日は28℃近くまで気分が上がり、まるで夏のようでした。豆花の有名店をiPhoneで調べていると、寧夏夜市近くに「古早味豆花」という店があるのを発見。早速タクシーで向かいました。いろいろ迷いましたが、タピオカ入りのものを注文。

お店の看板メニューらしい、タピオカ豆花（40元）をオーダー。タピオカはもっちもちで甘め、豆花はさりげない感じ。杏仁豆腐はあまり好きじゃないんですが、これはかなりおいしい、好きな味と感じました。優しい感じで、マンゴーアイスとはまた違った良さがありますねー。

フライトまでもう少し時間があるので、台湾のCDショップを見にいこうと思い、とりあえず台北駅に戻ってきました。広場では、たくさんの人が地べたに座り、昼食を食べたりおしゃべりしたり。面白い光景でした。

三越近くのCDショップを目指します。

1軒目は「佳佳唱片行」さん。

台湾のCDショップにはどれくらいJ-POPのCDが並んでいるのかを見に来ました。この写真の一角、すべてJ-POPです。最新のものから、日本本国ではもうなかなかCDショップには並んでいないであろうレアなものまで、とても幅広い品揃え。

avexのアーティストは特に品揃え豊富なよう。浜崎あゆみ、倖田來未、三代目 J Soul Brothers、GENERATIONSなどなど。ちょうど真後ろで台湾人と思われる女性2人がミスチルのCDを手にとっていました。

記念に購入した桑田佳祐のベストアルバム。約440元。安い。中には中国語対訳の歌詞カードも入っていました！

CDランキング発見。J-POP とK-POPを合わせたランキングには 嵐、AKB48、KAT-TUN、いきものがかり、flumpoolがランクイン。

もっと台北駅前をいろいろ散策したかったのですが、残念ながら空港に向かわねばならぬ時間が近づいていたので、西バスステーションから國光客運・桃園国際空港行きに乗りました。

2軒目はCDのほかに色んな生活雑貨も扱う「光南大批発」。すぐ近くにあります。

待ち時間に食べてみた、日式料理。日本のものとほとんど変わらず、美味しかったです。


相変わらずの弾丸旅でしたが、有名なグルメ中心にたくさん味わうことができ、先月に引き続きとても思い出に残る良き旅となりました。また近いうちに再訪するつもりです。奥が深い台湾、まだまだ行きたいところがたくさん！

おまけ。今回の旅で使ったお金一覧です。全部「だいたい」で計算してます。間違ってたらすいません。とにかく、台湾色んなもの安くてサイコーですね。