2016/03/28 - 2016/03/31
718位(同エリア1447件中)
フサコさん
丈草さんの命日にお墓参りすることを目的に、蕉門に関わりある場所を巡った。
名古屋→大垣→大津→彦根→犬山。三泊四日。
内藤丈草
・寛文2年(1662年)〜元禄17年2月24日(1704年3月29日)
・俳人(松尾芭蕉の門人、蕉門十哲の一人)
・芭蕉様死後自らの死まで十年間、師の追善に生涯を捧げた
・出身:愛知県犬山市
・墓地:滋賀県大津市竜が丘
・有名どころ:芥川龍之介『枯野抄』
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
◆ 3月28日(月) ◆
名古屋。11時頃、熱田神宮に参拝。
しのぶさへ枯て餅買ふやどり哉。
神宮の歴史を学ぶパネルに芭蕉様を発見した。宝物館の『熱田神宮・創祀千九百年』にも芭蕉様と曾良さん(許六さんの芭蕉行脚図)がいた。 -
地下鉄名城線伝馬町駅から久屋大通駅に行き、テレビ塔北東の広場?へ。
-
『蕉風発祥の地』
狂句こがらしの身は竹斎に似たる哉。
野ざらし紀行の旅の途中、「冬の日」の歌仙を興行した場所らしい。 -
一生懸命写真を撮っていたら、道行くランチ帰りの人々から怪訝な目を向けられた。
その後、地下鉄東山線栄駅から名古屋駅へ行き、JR線に乗り換えて約30分で岐阜県大垣駅に到着。 -
『奥の細道むすびの地記念館』
咲き始めの桜を見上げながらの舟下りを楽しみ、その下船場前に記念館がある。記念館前に芭蕉様と木因さんの像あり。
蛤のふたみにわかれ行秋ぞ。 -
入館料300円では申し訳ないくらいの素晴らしい内容。
展示に関するクイズで全問正解するとポストカード二枚を貰えた。大垣城と芭蕉像だった。
館内の土産物店で見つけた「松尾芭蕉おふろしき」が完璧過ぎるデザインで二色とも購入してしまった。もったいなくて使えない。
閉館時間ぎりぎりまで楽しんだ後、大垣駅からJR線で約50分、滋賀県彦根駅へ。彦根で二泊。 -
◆ 3月29日(火) ◆
『竜が丘俳人墓地』
昨晩準備した花を持って彦根駅を出発、約50分で膳所駅到着。駅の北側には義仲寺。
線路の上を通って南側に行き、右方向へ1分程度で墓地がある。道路のすぐ横の小さな土地なので最初は驚いた。
丈草さんのお墓に手を合わせた。
かげろふや塚より外に住むばかり。
今回の旅の目的を無事達成し、せっかくなので義仲寺から幻住庵まで歩いて行ってみることにした。約1時間の坂もある分かりにくい道程だった。 -
『幻住庵』
先づたのむ椎の木もあり夏木立。
火曜日担当という管理のおじさまがいろいろ説明してくださった。 -
とくとくの井戸。
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石山寺にも歩いて行った。
参拝後、石山寺駅から乗り換え含め電車で約45分、唐崎駅へ。 -
『唐崎神社』
下の病! ば、芭蕉様!! -
辛崎の松は花より朧にて。
芭蕉様が見たであろう霊松は二代目、現在は三代目。 -
『本福寺』
唐崎駅から電車で約10分、堅田駅へ。
駅から浮見堂を目指して行くと本福寺に辿りつける。千那さーん。 -
境内にいくつもの句碑がある。丈草さんの句もあった。
水底を見て来た貌の小鴨哉。 -
『宝井其角寓居乃跡』
本福寺の門を出て左回りで壁を伝って歩いていくと看板が立っている。 -
文章の中の「晋其角を晋む」という箇所は初めて見た。ずっと「其の角に晋む」だと思っていた…???
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満月寺浮見堂へも立ち寄り、遠回りになるけれど近江塩津方面の電車に乗って彦根に戻った。琵琶湖を電車で一周できた。
-
◆ 3月30日(水) ◆
朝一番に彦根城へ。
許六さんが勤めていたお城…ぞくぞく…。博物館で井伊の赤備えを見て、許六さんも赤色なのかと想像。もし戦国時代に詳しかったならもっと楽しいと思う。 -
『俳遊館』
無料ですごく楽しめる。許六さん関係の史跡にも詳しい。 -
『許六屋敷跡』
俳遊館から徒歩3分。彦根郵便局向かい。
彦根城のすぐ近く、さすがお武家様。住居跡ではなく屋敷跡というところにすごくぐっと来た。 -
『森川許六之墓所』
長純寺。屋敷跡から細い道を徒歩5分。 -
2015年に三百回忌の法要が営まれたとのこと。
墓地は広くないので歩いてみるとすぐに許六さんのお墓が見つかる。2015年に整備されたのか分かりやすかった。 -
『五老井跡』
駅前のレンタサイクルを利用して原東山霊園の五老井跡へ。
自転車で15分弱の道程だけれど、地図を見ても分かりにくいと思う。中濠東西通りを東南方向へ進み、彦根IC入口の左側の横道に入って、原八幡神社の先の丁字路を左折すると原東山霊園の看板が見えてきた。(自転車で駅西口から行く場合、跨線橋を上り下りするのは辛いので歩行者用踏切を渡ったほうがいい。開かずの踏切と脅されたけれど一向に閉まるところを見なかった踏切。) -
事務所の横にひっそりとあった。
水すじを尋ねてみれば柳かな。 -
『龍潭寺』
許六さんが描いたと伝わる襖絵がある。彦根駅から自転車で数分。
この奥に佐和山城跡があるので登ってみたところ、結構きつかった。本丸跡地までは細い道を約15分。途中、戦国時代に詳しくもないのに何故こんな辛い思いをしているのかと若干の後悔をしてしまった。
疲れ果てて彦根駅に戻り、自転車を返却して、ホテルに荷物を取りに寄ってから、約2時間電車に揺られて愛知県犬山駅へ。
丈草さんの出身地に力が蘇った! -
◆ 3月31日(木) ◆
『犬山城』
丈草さんもこのお城を見上げていたのだと思うと感無量! -
券売所の先にある句碑。
涼しさを見せてやうごく城の松。 -
一階に! 見つけた!
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内藤丈草像!!!
ここで立ち止まる人はほぼ皆無…。少し離れたところから数分間見守っていたけれど…像の隣の鬼瓦を見る人はいた…写真を撮りまくる私を怪訝な目で見る人もいた…。 -
『城とまちミュージアム』
展示を見ていて、丈草さんが仕えた直龍様のお父様とお兄様の功績が光っていた気がする。
父・二代正虎様:祭りを推奨(今の犬山祭りに繋がる)
兄・三代正親様:城下町の木戸を造った -
ミュージアムの隣に丈草さんの漢詩碑があった。
閑歩逍遥燈瑞泉
宿龍池上得詩禅
青松緑竹紅塵絶
又訪高僧入扣玄 -
発句して笑はれにけり今日の月。
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『内藤丈草生誕地』
駅前や城前などの木製案内板には書いてあるけれど、一般的なガイドマップには見当たらない。実際、分かりにくかった。 -
丈草産湯の井という小さな看板を見つけたときは興奮。
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民家の裏庭?の畑の奥にあった。
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左側電信柱の手前の細い路地が入口。本当に見たい人だけ見つけてみてね、という姿勢なのかもしれない。
この道をまっすぐ行くと犬山城へのメイン通りのほうに出る。 -
『丈草座禅の石』
西蓮寺。生誕地から南に徒歩5分。
隣は枝垂れ桜で有名らしい圓明寺。私が熱心に写真を撮っている姿を見て、そちらと間違えて入ってきてしまう観光客が数組いた、悪いことをした。 -
精霊にもどりあはせつ十年ぶり。
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有楽苑にも立ち寄った。
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振り返れば桜並木と犬山城という川沿いの道を東進。
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『丈草別れ乃岩』
犬山橋を潜った向こうに小さく立っていた。うかいと書かれた建物のすぐ下。鵜が川にいた。
ここから木曽川を渡って、丈草さんは故郷に別れを告げたのかと思うと…。犬山は丈草さんにとってどんな場所だったのだろうか。(そんな感傷に浸っているとき、地元のかた数人が不審げに、這いつくばってこの岩を撮りまくる私を見ていた気がする。) -
別れ乃岩近くから犬山城を見た様子。
丈草さんグッズ:見つけられず
丈草さん関連のものを探しています。キーホルダーやマグネットなどもしご存知のかたがいらっしゃいましたら教えてください。
旅中お世話になった皆様ありがとうございました。
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