2015/11/19 - 2015/11/23
4960位(同エリア8872件中)
araさん
昨年の感動をもう一度味わいたいー。友人を誘って再びシェムリアップ、アンコールへ。おじさん2人旅となった。ほぼ同じ遺跡群を回ったが、感慨は深まるばかり。どうやらアンコール病にかかったようだ。3度目は…。写真はアンコール・ワットのレリーフ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【2015 11/19】
福岡からシェムリアップへはベトナムエアーが最も早く行けるが、空きがなかった。次善の策としてアシアナで仁川国際空港経由で往復した。シェムリアップに着いたは午後10時20分ごろ。空港は一新されていた。1年前の14年9月に訪れた時の倍ほどに拡張され、エアコンも。ビザ取得もスムーズだった。
送迎車(事前にメールで依頼)に乗り込み、パシフィックホテルに着いたのは午後11時を回っていた。前日まで仕事をこなして集合した中年組だけに、当初予定の朝日観賞は後日に回し、ゆっくり回ることにした。写真はホテル正面
-
翌朝、東西の直線上に建つアンコール・ワットは午前中、カメラには逆光となるので午後に向うことにし、ゆっくり朝食を取ってホテル専属のトゥトゥクでアンコール・トムに向かった。トゥトゥクのお兄ちゃんは1日の借り上げ代として25ドルほどを要求。昨年は20ドル以下だったのでムッとしたが、根負け、数ドル下げさせるだけにとどまった。写真は南大門手前。
-
すばらしいレリーフ。保存状態もいい
-
アップで撮ってみてもレリーフの緻密さがよく分る
-
バイヨン近景
-
仏さま。後日トラブルにならないようにヒンズー教の神にも似せているとの説もある
-
アプサラ(天女)と一緒に
-
バイヨンの見学路は1本。午前中は中韓日の団体さんでラッシュアワー並みに込み合う
-
バイヨンを過ぎて左手、ピラミッド型のパブーオンへ。まっすぐ伸びた空中回廊が心地よい。200メートルほどだが、周りが低地で見通しが利き、ちょっとした貴人気分。往時も選ばれし者だけが歩けたのだろう。
修復されたピラミッド型の頂上からは空中回廊などが見渡せる。眺望を楽しみ、下っていく最中、ふと壁面を見上げると、大きな涅槃仏が彫られていた。これには感心した。ヒンズー教寺院が後に仏教寺院に改築されたという。アンコール・ワット、トムで涅槃仏が見られるのはここだけ。一応仏教徒なのでやさしいそのお顔に気持ちが和んだ。 -
像のテラス。バイヨンと並んで、見て,立っておきたい場所だ。12世紀後半、ジャヤヴァルマン7世が創建し、王族がこのテラスから閲兵した。テラス前は見渡す限りの大広場。レリーフにあるように異国との戦いに勝利し、何十頭もの象を従えて凱旋するクメール軍はさぞかし壮観だったろう。想像をかきたてられる。300メートルの壁に象、ガルーダの彫刻が並んでいる光景もすばらしい。写真は14年9月、つい撮り忘れた。
-
アンクル・トムから離れ、タプロームに向かう途中の遺跡、タケウ。王が亡くなったため造営が止まった寺院。しかし、規模は大きく、急な石段が続いている。迫力があった。
-
タプローム。バイヨンと並ぶ超人気で中韓日の団体さんで大にぎわいだった。あまりの混雑、騒々しさに音を上げ、ちょっと引いて他の観光客が歩かないような所を歩き、思った。
堅牢な石積みもいずれは崩れ朽ち果てていく。そんなことにお構いなく、樹木は光を求めて茂りまくる。石積みを崩してまでも。生命って強い。それほど石積みと熱帯樹は対照的。歳月の重みを感じた。
-
遅い昼食を取って午後3時すぎ、いよいよアンコール・ワットへ。長い参道。14年9月は片側が補修中だった。修復は完了したようだ。
-
第1回廊の天井。飾りがよく見える
-
乳海撹拌。すばらしいレリーフの連続でガイド本を参照しながら見入ってしまい、つい一連のレリーフの写真を撮るのを忘れてしまった。
-
第3回廊。午後4時すぎ、長蛇の列で上がるのを断念した
-
アンコール・ワットのお気に入りの場所へ。第1回廊南側から芝生に下りて正面の小さなゲートに向かい、そのまままっすぐ伸びる道を歩いた。観光客はほとんど来ない。道の両側は南洋樹が高く茂り、とても静か。気持ちが洗われる。数百メートル先には朽ち果てた門がある。そこにしばし座ってワットを振り返ると、時は流れ、時代は大きく変わったのだとあらためて教えてくれる。昨年たまたま訪れ、気に入った。ワットでは一番落ち着ける場所だ。写真は14年9月。撮り忘れた
-
アンコール・ワットを出てプレループへ。かっての火葬場の頂上に上がり夕日観賞。午後5時すぎ、太陽は静かにジャングルに沈んでいった。
夕日観賞は2度目。2014年9月はプノンバケンに登った。アンコールワット絡みの夕日ならプノンバケンだろうが、20分ほど小山を登り、行列に並んだ末に遺跡の頂上へ。しかも頂上は観光客であふれていた。日没時はいい撮影ポイントを陣取ろうとラッシュアワー並みの混雑となった。
その上、アンコールワットは尖塔が見える程度で物足らなかった。往復の山歩きの手間もあり、あまりお勧めできないだろう。アンコールワットを見なくてもいいのであれば、プレループの方がいい。すぐに上れる。プノンバケンほどは混雑していない。むしろジャングルに沈む夕日はこちらの方がすばらしかった。ただ、石段はとても急。雨上がりなどは滑りやすいだろう。特に下りは十分注意してほしい。 -
とはいえ、それなりの混雑です。
-
14年9月に登ったプノンバケンでの夕日観賞。雨季で拡大したトンレサップ湖が見えた
-
遺跡観光の後は街へ。夕食を兼ねてアプサラダンスが見れるクーレン2を訪ねた。初訪問の14年9月はパブストリートのテンプルクラブで見た。個人客の立場で比較してみた。
○踊り 優劣は分らないが、舞台はクーレンの方が本格的で出演者も多い
○美人度 中央の踊り子さんはどちらも美しく優雅に舞う。全体としてクーレンが上か
○会場 テンプルに軍配。クーレンは広すぎ、かつ団体優先で個人客は舞台から遠い
○雰囲気 そう広くないテンプルの方がいい。照明を落とし舞台がよく見える
○客層 テンプルは欧米系、クーレンは日中韓の団体が目立った
○味 大差ない
○経済性 クーレンに軍配。約1000円で食べ放題
以上のことから、食事をしながらアプサラダンスをそれなりに見て、後はホテルに帰るという人はクーレンの方が安く済む。もっと飲みたい、2軒目も行きたいという街ぶら派はパブストリートにあるテンプルの方が都合がいい。私は後者なのでテンプル派か。
ただ、この日は相棒ともども疲れていて2次会はなし。街ぶらしてビールやつまみなどを買ってホテルに引き揚げた。写真はクレーン2 -
14年9月に訪れたパブストリートのテンプルクラブ。ショーは2階で。観賞代や入場料などはない。その分、飲食代がやや高めか
-
余談。仁川国際空港発のアシアナシェムリアップ便は午後7時すぎ。余裕があったので空港のトランジットツアーに参加した。友人が初韓国で無料だったのでいいかと思ったが、結果的には疲れるだけだった。友人もそう面白がってはいなかった。トラジットツアーは時間ごとにコースもいろいろあったが、あまり欲張らず、空港で休息する方がいいだろう。写真はトラジットツアー仁川1時間コースで訪れた寺院。
仁川ではもう一つ。アシアナのシェムリアップ便の搭乗ゲートは場末のような所にあり、とても狭かった。団体さんであふれ不快だった。アシアナさんには再考してもらいたい。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シェムリアップ(カンボジア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シェムリアップ(カンボジア) の人気ホテル
カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安
112円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
23