2016/03/29 - 2016/03/29
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ペコちゃんさん
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「東武東上線埼玉S級グルメきっぷ」を利用したグルメ山行の第2弾。
1回目は、昨年3月に寄居町の鐘撞堂山に登り、アユ料理で有名な「京亭」で紅華弁当を楽しみました。
http://4travel.jp/travelogue/10995802
今回のコースは、寄居駅からバスで東秩父村の「花桃の郷」へ行き、早春の美しい山里の風景を楽しんだ後は皇鈴山(みすずやま・679m)に登り、下山後はバスで小川の街へ。
そしてグルメランチは、小川町の晴雲酒蔵にある「玉井屋」で豚ロースの晴雲漬けです。
天気にも恵まれ、仲間の皆さんも大満足の一日でした。
写真は、花桃の郷の展望台から望む大内沢の集落と満開の花桃。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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仲間5人で東武東上線に乗り、8時6分に寄居駅に到着。
前回は役場がある北口から歩きましたが、今回は南口へ。 -
8時15分発の東秩父村・村営バスに乗ります。
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バスの中に、小学生が書いた村営バスへの感謝状が貼られていました。
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こういう気持ち、本当に嬉しいですね。
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村営バスに10分ほど乗って「大宝」のバス停で下車し、花桃の郷へ向かいます。
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花桃の郷に行く道は、県道脇に木の柱の大きな看板や案内板があるので、すぐに分かります。
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看板近くにある農家の庭先を見ると、野生種より大きなカタクリが咲いています。
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皇帝ダリアを思わせるような見事な花です。
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菜の花に桜と花桃、まさに春爛漫・・・
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ツクシもあちこちに芽を出しています。
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畑には、紅梅が咲いています。
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花桃の郷の入り口看板から少し歩くと、カタクリの群生があります。
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関東には多くのカタクリ群生地がありますが、この可憐な花を見ていると、愛おしくなります。
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大内沢地区の道路沿いには、幟や看板が立っているので分かりやすい。
ゆるやかな坂を登っていきます。 -
花桃の郷は、東秩父村大内沢にある南向き斜面に広がっています。
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「花桃の郷」エリアの入口は二手に分かれていて、右に行くと展望台方面。
濃い桃色の山里風景が広がります。 -
満開の花桃。
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今冬は暖かかったので、花桃も例年より早く満開を迎えています。
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本当に鮮やかなピンクです。
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これは慈雲堂。
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お地蔵さんが大内沢の集落を守っています。
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ボケの花も満開。
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サンシュユ(山茱萸)の大きな木。
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黄色い花が満開。
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ここを左に行きます。
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駐車場を通って右側の東屋へ。
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大内沢の高台にある東屋。
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ピンク色に染まった里山の風景。
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大内沢では、約5,000本の花桃が栽培され、主に東京へ切り花として出荷されています。
1年おきに半分が出荷され、蕾の時点で切られるので、畑で花をつけるのは残りの半分です。 -
大内沢の花桃栽培が本格的になったのは、昭和50年代に地元の花卉研究会が中心となって、農家の経営安定を図ったのが始まりです。
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東秩父の山里に、こんな素晴らしい桃源郷があるとは・・・
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東屋からの景色を楽しんだ後は、反対側にある大内山の展望台へ。
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143段の階段を登って行きます。
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長い階段の上を登りきると、大内山(324m)の展望台。
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ここからは、360度のパノラマが楽しめます。
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本当に美しい里山の風景ですね。
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大内山を下りて皇鈴山に向かう途中の畑にも、鮮やかな花桃が・・・
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菜の花も競って咲いています。
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農家の庭に咲いていたコブシの花。
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大内沢の集落を後にして皇鈴山へ。
道沿いの桜も見頃を迎えています。 -
更に林道を登って行くと、何軒もの別荘があります。
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ステンドを飾ったお洒落なログハウス。
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30分ほど歩いた所に、やっと標識がありました。
皇鈴山は、もうすぐ。 -
10時半に頂上へ。
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皇鈴山(679m)。
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広い山頂からの眺望も、なかなか見事です。
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城峰山。
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桜で有名な「美の山(蓑山)」・・・1年前に登った所です。
http://4travel.jp/travelogue/11009894 -
皇鈴山の頂上にある祠と句碑。
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『いっしんに 鷹みておりぬ 夢は穂に』・・・昭和18年、皆野町出身の持田紫水とありました。
昭和18年といえば第二次大戦の最中で、鷹から連想されるのは飛行機です。
” 少年が一心に鷹を見ている。航空兵になりたい、それが実ればいいが ” と言うことでしょうか。 -
山頂の東側にある広場。
以前は電波塔がありましたが、撤去されて広々とした眺望の良い所です。 -
眼下には、先ほどの花桃の郷が広がっています。
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寄居駅北側の寄居町役場もよく見えます。
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右側は天文台がある堂平山。
左側は笠山・・・愛称はオッパイ山ですが、場所が違うと形も違って見えます。 -
10時40分に皇鈴山からバス停に向かって、なだらかな山道を下りて行きます。
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これは、4月24日(日)に開催される「外秩父七峰縦走ハイキング大会」の案内板。
このコースは小川町駅をスタートし、《 官ノ倉山 ⇒ 笠山 ⇒ 堂平山 ⇒ 剣ヶ峰 ⇒ 大霧山 ⇒ 皇鈴山 ⇒ 登谷山 》の七峰を歩いて、寄居の鉢形城公園がゴール。
チャレンジしたい気もしますが、全行程が約42kmなので、チョッと無理・・・ -
山道から舗装道路を横切り、愛宕山に向かいます。
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愛宕山(654m)。
山頂は木立に囲まれ、展望はありません。 -
愛宕山南側直下にある天文台。
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二本木峠。
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二本木峠の周辺には2,000株の山ツツジの群落があり、5月中旬には見事な花を咲かせます。
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道端にキブシの花が咲いています。
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キブシを漢字で書くと「木五倍子」。
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バス停がある内出の集落に下りてきました。
ここにも美しい花桃が・・・ -
小川に架かる橋を渡るとバス通りに出ます。
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バス通りに面したここが、ハイキングコースの入り口(出口)。
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駐在所の所にある内出のバス停。
12時11分のバスで小川町に向かいます。 -
バス通りに面した通用口から、今日のグルメランチ処「玉井屋」に入りました。
綺麗に手入れされた庭園。池にはコイが泳いでいます。 -
酒蔵の横にある『自然処・玉井屋』の入り口。
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地元・小川町の農家が丹誠を込めて育てた採りたての野菜など自然のめぐみと、お肉の味噌漬けなどのやさしい自然食の食事処。
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晴雲酒造の事務室だった場所を改装した店内は、落ち着いた雰囲気ですが、玉井屋は人気の店なので、いつも満席。
12時半の予約をしていたのですぐに入れましたが、予約なしのお客さんが何組も並んでいました。 -
メイン料理が出てくるまでは、食前酒(日本酒)やビールと共におかわり自由の前菜を頂きます。
前菜は小川の無農薬野菜で、季節ごとの料理が楽しめます。
本日のメニューは、左から大豆の五目煮・のらぼう菜の胡麻和え・菜の花の辛子味噌。 -
主菜は豚・鶏・鮭から選びますが、私たちは豚ロースの晴雲漬けにしました。
酒粕の効果か、お肉は柔らかく、コクがあって香ばしい。
ご飯は、この桜寿司かトロロ飯。
酒粕入りの味噌汁も美味しかったです。 -
晴雲酒蔵の創業は明治35年。
晴雲のシンボル・レンガの煙突は、お米を蒸す熱源として石炭を使っていた当時の名残を残しています。
18mの高さがありましたが、平成11年に半分に切ったそうです。 -
右側が玉井屋の入り口。
晴雲酒造は小川町に3軒ある造り酒屋の1軒。
地元の有機米を使ったお酒が人気です。 -
見学蔵の入り口にある井戸・・・現在でも酒を仕込む仕込水として使っています。
この「玉の井戸」の水は硬水で、吟醸造りに適しているそうです。 -
酒蔵資料館(2階)には、酒造りで使用した道具などが展示されています。
初代・中山徳太郎が富士山登拝の折、山頂に立った途端に雲が切れ一変した景色と、己の晴れ晴れとした心境を『仰ぎ見れば 心も空か すみわたる ああ晴雲』と詠んだのが『晴雲』の名の由来です。 -
使い込まれた道具類が、酒造りの伝統を現在に伝えます。
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「晴雲」は約90%が地元で飲まれている、本当の意味での地酒です。
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壁には賞状などが飾られています。
これは創業の頃のものでしょう。
今日は、美しい桃源郷と美味しいグルメランチを楽しんだ一日でした。
また「東武東上線S級グルメきっぷ」で出かけようと思います。
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