黒い森の雪山歩き　１日目のメインはロートハウスのビール

2016/03/16 - 2016/03/17

Hochschwarzwaldと呼ばれる黒い森の標高が高い地域に、冬山歩きに行きました。雪山の登山道はしっかり整備され、夏とは違った雰囲気が気軽に楽しめます。

１日目はドイツ一おいしい瓶ビールの醸造所（と思っている）「ロートハウス（Rothaus）」が経営するホテルに向かいました。

Rothaus：http://www.rothaus.de/

エリア シュヴァルツヴァルト(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

さて、Hochschwarzwaldへの入り口はフライブルク。
ちょうどお昼時についたので、地ビール屋さん「ファイアーリング（Feierling）」に行きました。
ここはビールが美味い上に、ランチメニューがお得なのです。

この日は、限定ビールが出ていました。
何でも、シャンパン酵母を使ったビールなのだとか。

ビールは店内で作っています。
二回席からはこんな風景が見えます。

ランチメニューは日替わりで数種類。
その他にも、いつもあるランチメニューもあります。
サラダが付いてくるのが嬉しい。

手前はレバーケーゼ（ドイツ風ミートローフでレバーが入っているわけではない）。
奥はハーブのパンケーキに茸のクリームソースがかかっています。

一人10ユーロほどでした。

フライブルクから普通列車で黒い森のSeebrugg駅まで向かい、そこからバスに乗り換えます。
標高が1000メートル近くあり雪もしっかり積もっています。

ロートハウスに到着です。

ここはビール工場なのですが、レストランとホテルもあります。

オブジェのビール釜が藁で覆われています。

ホテルの建物はこんな感じ。
写真に写っているのはレストランの入口。
ホテルの受付は、建物を右にまわった入り口にあります。

時間は早いですがチェックインできました。

テキスタイルが赤なのは、ここが「Rot（赤）haus」なせい？

面白いのがこちら！
なんとシャワールームがガラス張りなのです。
一応、目隠しにカーテンがあるのですが、スケスケなのであまり隠せてない（笑）
ちなみに、奥のトイレにはちゃんと壁と扉がありました。

こちらはミニバー。
張り紙には「無料ドリンクをお楽しみください。」と書いてあります。

中にはお水とビールが!!
さすがビール工場直営のホテル!!

（水も二本あったが、一本は写真を撮る前に飲んでしまった。）

ロートハウスの主力商品、ピルスナータイプの「タンネンツェプフル（Tannenzäpfle）」は今年が製造60周年ということで、復刻版ラベルで登場です。

普段のラベルはこちら：http://www.rothaus.de/en/our-beers/rothaus-pils-en/tannenzapfle

ロートハウスはなんといっても醸造所なので、工場見学ツアーがあったり、郷土博物館なんかもあったりするのですが、私達の目的は雪山歩き。
明日のための足慣らしに、1時間半のあまり高低差のない散策ルートを歩いてきました。

標識は雪に埋もれています。

雪は深いですが、散策用のルートは圧雪されているので、普通の雪用ブーツで十分でした。

途中には不思議なオブジェが。

トイレ中？

小さな湖がありました。

夏はボートやピクニックで賑わう場所のようですが、冬はこのとおり静かです。

雪野原と青空をみながら歩きます。

森の中に入ってきました。

雪が溶けて、小川が見えています。

木の雪も溶けていて、緑が見えます。

夕方になり散策終了。かなり冷えてきました。

この日のメインイベント、夕食です。
ここのレストランには以前来ていて、そのおいしさが忘れられなかったのです。

レストランの中は照明が落としてあって落ち着いた雰囲気です。
（写真には不向き…）

樽が飾ってあったり…

壁になにやら書いてあったり。

さて、一杯目は「Maidle」という期間限定ビール。

なんと今年は醸造所225周年、タンネンツェプフル60周年というダブルでめでたい年らしく、その記念に昔風のビールを作ったとのこと。

心なしか、コースターのお姉さんも嬉しそう(？)

料理は、本日のコースメニューを頼みました。
前菜はサラダビュッフェ（写真なし）。
メインはハーブのきいたハンバーグです。

付け合せはシュペッツレ。

二杯目はヴァイツェン。

デザートはナッツのアイス二種にプルーンの熱々コンポート。
写真で見るよりも量が多くて、お腹がいっぱいになりました。

ビールと料理でいい気分のまますぐに部屋に戻れるのが、このホテルのいいところです。
この日はこれでおしまい。明日の山歩きに備えます。

二日目に続く：http://4travel.jp/travelogue/11115205