[2016年03月] 加賀温泉郷で温泉リゾート、安宅の関を越えて行ってきました

2016/03/20 - 2016/03/21

コドモの卒園記念と、ツレの快気祝い。
前回の旅行では、急遽予約したホテルに納得できなかった私の厄落とし。

ホテルに滞在することが目的のほとんどだったので、観光はホテルにほど近い場所ばかりです。
これまで素通りだった小松空港周辺の、安宅の関、航空プラザ、いしかわ動物園の３つ。寒いから簡単に。

蛇足ですが、ウチから安宅の関を越えるのは、勧進帳とは反対方向の京都方向に向かうことになります。

エリア 石川

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

安宅の関、歌舞伎の勧進帳で有名な関所跡です。

とは言ってもただの関所跡。
義経の敗走ルートはハッキリと分かっていないし、歌舞伎の題材として安宅の関が選ばれたらしいとのことなので、大したことはないと聞いたような気がします。
じゃあ、この看板で終了かなと思っていたら。

中に入ると、キレイに整備された公園が広がっていました。
散歩にいいじゃん。
(連休に入って急に冷え込んでしまったので、もう少し暖かければ・・・)

公園の一角は、安宅住吉神社です。
この日は結婚式があり、大勢の人がいました。

ご利益は難関突破。
受験の他にも、難関全般だそう。
分かりやすい。

神社の中には、勧進帳の弁慶像があります。

ここ小松市では子供歌舞伎が行なわれています。
勧進帳は大トリなのかしら？

参道もなかなか立派です。

この日は大安だったようですね。
宿泊したホテルでも結婚式がありました。

安宅の関跡。
公園の真ん中にあります。

確かに関所跡はここだけ。
安宅の関でこの位なので、知名度の無い関所跡だと、観光資源にならなさそう。

公園の全景はこんな感じ。

入ってきたのは右下。
神社は真ん中上より、川側。
安宅の関はど真ん中。
無料休憩所や資料館は左、海岸沿い。

海岸沿いの無料休憩所の中です。
カフェメニューはあったかと。

大河ドラマの義経のポスターが貼ってありました。
タッキー若い。10年ほど前かな。

この頃はわりと大河ドラマを見ていた頃です。
タッキー演じる義経が、正義感は強く見目麗しいけどイマイチ空気が読めなくて、得意方面にしか頭の回らない役柄でした。
超絶ヒーローの義経でなく、抜けた所がいっぱいで自業自得で悲劇のヒーローになってしまった。と納得の解釈だったと思います。

冷えたのでうどん屋を探して入りました。
小松市内のチェーン店のうどん屋、本陣です。
ホッと一息。

お彼岸なのに冬の寒さが戻って寒い連休でした。

次に向かったのは石川県航空プラザ。
小松空港そばの無料の施設です。

2週間ほど、のりものフェスティバルが開催されていて、休日はパイロットの服を借りれます。
コドモにはイマイチだったようで、嫌がってしまい写真は涙目でした。
どうもツナギが嫌だったよう。

中には飛行機を形どった大型の遊具が設置されていました。
空調の効いた館内で、これ。
子連れにオススメですね。

航空プラザなので、戦闘機などの小型飛行機も何台か展示されています。

のりものフェスティバルの一環で、普段は見るだけなのですが係員がいると(時間は不詳)、乗せてもらえたりできました。

2階は旅客機の展示。
飛行機の模型の数がすごい。
コドモ釘付け。

ゲーム機のようなフライトシミュレータがありました。
200円。
使い方が分からず、ゲームオーバーするでもなく、よく分かりませんでした。

本格的なフライトシミュレータの体験施設もありました。
プレハブの小屋くらいの大きさで、中に数人入れます。
こちらは500円で、説明を受けながら体験できます。

素人用に衝撃部分の設備は切り離されているので、快適に飛行部分のシミュレーションを受けられます。
内容はそれなりに難しそう。

小松空港から出発して、上空はワープしてまた空港に降りてきます。
説明を受けながらなので、とても分かりやすいです。

私は後ろで写真係。
最後に記念撮影もしてもらいました。
(私の顔が1番大きく写ったので、年賀状には不向き)

観光が済んだので、ホテルに向かいます。
航空プラザから車で20分ほど、片山津温泉の湖をはさんだ対岸にある、ホテルアローレです。
温泉旅館が多い加賀温泉エリアでは珍しいリゾートホテルです。

アップグレードして角部屋になりました。
予約時に唯一残っていた部屋が喫煙プランだったので、ちょっとタバコ臭い。

洗面台はダブルボウル。
奥はシャワー、左がバスタブ。
広いです。
トイレは別になっていて、中にも鏡付きの洗面台がありました。

クローゼットはウオークインタイプで広々でした。

ベッドの向かい側はリビングテーブル。
夜中に暑かったのか、コドモはベッドから出て長いソファーに寝ていました。

テレビや冷蔵庫は奥の棚の中。

窓からの景色は、ちょっとどんより。
数日前からの寒気で、外は寒いです。

手前はホテル敷地内の池、奥は柴山潟。
去年の夏には対岸の湯快リゾートに泊まりました。

ホテルのプール。
予想よりかなり広かったです。

冬期休業で、先週からオープンしたそう。
温泉の熱で温めているのかな。

半分がシャワーや泡などが付いて、水が循環しているいるプール。
半分が波のないプールです。
水が動いていないプールの水の方が少し暖か。

浮き輪やビート板なども無料で貸し出ししています。

ここで寛ぐこともできます。

ジャグジーは屋外にあり、外気温が低いので温まることは難しそう。
暖をとる手段はフィンランディアサウナ。
寒がりの私は入り浸ってました。

プールの後はお風呂で温まり、戻ってみると夕暮れ。
池のそばはライトアップされていました。

宿泊プランは2食付きです。

レストランは２つ。
和食レストランは早々に満席だったらしく、私が予約した時にはイタリアンレストランのみ。
ただ、予定していたイタリアンレストランは、急遽結婚式が入り、宴会場での案内になりました。
数日前にホテルから連絡があり、承諾です。

結婚式が急遽って一体？？？
バンケットは使っていなかったので、ギリギリまでレストランと迷っていたのかな。

お子様メニューはスープ付きのワンプレート。
唐揚げ、エビフライ、ソーセージにパスタ。
コドモの一番のお気に入りはスパニッシュオムレツ、ナイフとフォークで食べてました。
使い方を教えた覚えはないのですが、親の真似をしたのかも。

コドモの予約は、食事・寝具無しプランで申し込み、食事を別にお願いしました。
大人2人なら豊富なプランも、子供の食事や寝具ありにすると、途端に激減してしまいます。
コドモの成長に合わせて、取りにくくなる予約に、目下、悩み中です。

一皿一皿はこぢんまりですが、フルコースはさすがに満腹です。

デザートは2種類から、写真は桜餅風味のブラマンジェ。
もう１つはチーズ盛り合わせ。
個人的にはチーズが嬉しかったです。
デザートでワインを一杯いけました。

翌朝、今日もどんより。

天気予報は回復傾向。ちょっとずつ明るくなってきたかも。

朝ごはんは和食とイタリアンレストランの2箇所、内容は同じです。

12時のチェックアウトまで、ホテルを楽しみます。
またまたプールへ。

屋外ジャグジーはぬるめ。
外気温は10度の冬の寒さなので、寒い寒い。
源泉を使ってほしい。

ビジュアル的にはリゾート感満載。

お風呂は温泉。

片山津温泉ではなく、柴山温泉と言うらしいです。

プールの入り口は写真奥、お風呂は左。
水着のまま移動するにはちょっと無理がありました。

水着の上に部屋のバスローブを羽織って、その上に館内着(写真の物)を着て、お風呂まで移動していました。
もう少し近いか、水着で移動できる動線があったら良かったなぁ。
お風呂だけの日帰り入浴もできるので、難しいかな。

お昼近くなり、晴れてきました。
チェックアウトは12時。

チェックアウト後にパークゴルフを利用しました。
宿泊者は無料で利用できます。

なかなかのコースですが無料とは太っ腹。
なのに利用者は少な目。
初のコースにコドモはかなりの傍若無人。でも迷惑をかけることがなくて助かりました。

パットゴルフも含めて、コドモは初ゴルフ。
思い切りクラブを振り回すので危険です。

力一杯振り回している割にはよく当たるのが不思議。

コースから見るホテル。春になると桜が楽しめそうです。

最近すっかりリゾート志向です。

従業員の1人が鯉の餌やりをしていました。
趣味で世話をしているとのこと。

昔はボートもあったそうですが、メンテナンスの問題か今はやっていないそうです。
色々リゾートメニューを試行錯誤していたようですね。

ホテルでゆっくりできたし、早めに帰途につこうと思ったら、コドモはしっかり覚えていました。
「いしかわ動物園！」

観光ポイントは航空プラザといしかわ動物園かな。とぼんやり考えていましたが、コドモにとっては確定の予定だった様です。

ホテルから近いかと思ったら1時間。意外にも遠かったです。

反時計回りで最初はチンパンジー。
お父さん49歳、子供6歳。
高齢出産のウチと似てるわ〜
違うのはお母さんが若いこと(25歳 <- チンパンジーね)

ゾウは鼻を使って水を飲んでいました。
飲む前に2回ほど、鼻をうがい。
先ずは鼻の中を洗ってから飲むのかな。

ゾウガメ。
目の前をノソノソ歩いて、草をボリボリ。
うっかり手を出してしまいそうなほど至近距離です。

比較対象がないので分かりにくいのですが、70、80cmほどの巨大カメ。

こちらはガラスケースの中。
10cmもないカワイイカメです。

一番奥の他のカメの甲羅の上に乗っかっているカメ、何度見ても大きな口を開けていました。
その表情が、「しまった」「助けて」と言っているよう。
多分、他のカメの甲羅に乗ってしまい、どうすることもできずに困っている様です。
草原のカメにとってひっくり返ることは死活問題のようです。
コドモの面白かったポイントのトップだったそうです。

猛獣の檻に近づくと、大型トラックか重機を動かしている様な低くて大きな唸り声が聞こえました。
何かと思ったら、ライオンが吠えています。
めちゃめちゃ怖い声でした。

ライオンやトラはのぞき窓から覗けます。
いないなぁと覗いていると、いきなり上からトラが下りてきて、ドキドキ。
コドモをジロリと見た後に、舌なめずりをしたように見えたのは気のせい？

テナガザル。
今回が2回目の訪問で、ようやく一回りできました。
年パス買おうか迷うところです。

あまり観光に力を入れずに近場でリゾートでしたが、快適でした。
だんだん行動が近・短重視になる我が家・・・