2016/03/12 - 2016/03/15
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birdwatcherさん
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今年度ももうすぐ終了。有休も残ってることだし、どこかに行きたい。でも季節はまだ冬の名残が。雪道ドライブはしたくないんだよなあ。長くは休めないとなると東アジアか東南アジア?でも最近、海外ばかりで、国内がご無沙汰。そうだ、日本に行こう!ってことで雪のなさそうな地域から探し出したのが、瀬戸内海。広島は大昔、修学旅行で行って以来、行ってない。大人になって行ったら、また違ったふうに見えるはず。平和記念公園、厳島神社、そしてサイクリングの聖地、しまなみ海道。美味しい食べ物もあるし、何だか楽しそう!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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広島までは新幹線や飛行機もあるけど、今回は夜行バスを利用することにした。何と言っても仕事終わりに出発出来て、朝着けるのが魅力。でも体がきついのは過去の経験から知っている。だから今回は奮発して、2列シートの豪華なバスにしてみた。大型バスに全14席。しかも靴を脱いで乗り込むんだってさ。
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内部は通路を挟んで両側に半個室状態の席が並んでいる。フルフラットとはいかないけど、シートも結構倒れる。新幹線でも広島まで¥17000くらいだから¥14000はいい値段なんだけど、それだけのものはある。
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予定より40分早く、所要時間10時間10分で、無事広島駅に到着。さすがに熟睡は出来なかったけど、これまでに乗った夜行バスに比べたらやっぱり楽だった。カフェで簡単な朝食のあと、JR西日本エリアに来た記念にICOCAを購入してから行動開始。
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市内はバスや路面電車が発達してるけど、調べてみると広島ではぴーすくるっていうレンタサイクルがあるらしい。通常会員なら30分あたり¥108。1日パスだと¥1080。でも月額会員なら途中解約すれば月会費¥2160を日割りで計算してくれて、30分まで無料になる。市内各所にあるサイクルポートを上手く使えばかなり安く利用出来る!早速、駅のそばにある事務所で手続きをして月額会員に登録。
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実際の自転車はこんな感じ。電動アシストなので、坂道もラクラク。ICカードを登録して、それを鍵として利用する。もちろん俺はICOCAを登録!
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広島で最初に訪れたのは平和記念資料館。高校生の時に来たはずだけど、ほぼ記憶がない。人として知っとくべきものだと思うし、今回はしっかり見よう。ちなみにこの時は東館を改修中で本館のみの展示。グランドオープンは2018年の春を予定しているそうな。ちょっと残念!
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これは原爆に破壊された広島市街地のパノラマ。地上約600m、赤い玉の部分で原爆が破裂した。その結果、爆心地周辺の地表温度は3000〜4000度にもなったそう。太陽の表面温度は5700度だから、太陽が落ちてきたと言っても過言ではない。これにより半径2kmにおよぶ建物が跡形もなく焼き尽くされた。
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戦争の愚かさと、核兵器の恐ろしさを目の当たりにした。直視に耐えられないような写真や涙をこらえるのが大変な展示も数多い。もう絶対に戦争はしちゃいけないと思った。だから展示物を紹介するのはやめておく。みんながここに来て、直接見るべきだと思うから。
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原爆死没者慰霊碑。石室には29万人を超える原爆死没者の名簿が納められ、その名簿には今なお、名前が書き加えられている。「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから」という碑文が刻まれた石碑の向こう側には原爆ドームが見える。
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平和の灯(ともしび)。写真だとわかりづらいけど、真ん中の部分に火が灯されている。昭和39年に点火された灯は世界中の核兵器が廃絶するまで燃え続けるという。全国12宗派の「宗教の火」と工業地帯の「産業の火」さらには宮島の消えずの霊火が火種になっているそう。台座は手首を合わせて、手のひらを上に向けた形になっている。
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原爆の子の像。被爆により12歳でこの世を去った佐々木禎子さんと原爆の被害となったすべての子ども達を慰霊するために建てられた碑で、別名「千羽鶴の塔」。年間1千万羽の折り鶴が寄せられている。
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これは平和の鐘。核兵器のない世界を目指し設置された。鐘の表面には国境のない世界地図が描かれ、鐘が突かれる部分には、原子力のマークが印されている。俺も鳴らしてきたよ。
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誰もが知ってる原爆ドーム。爆心地に近い場所でありながら、ほぼ真上から爆風を受けたため、奇蹟的に全倒壊を免れた。この象徴的な建物は1996年に世界遺産に認定された。
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平和記念公園を離れ、昼食を摂ることにした。やっぱり広島と言ったら、お好み焼きでしょ!ということで、有名店の「みっちゃん総本店」八丁堀店へ。時間も昼時で10人以上並んでる。でもここは怯むわけにはいかない。
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どんだけ並ぶんだろうと思ったけど、意外と回転がよく、30分も並ばずに入店。
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注文したのはスタンダードなお好み焼きにイカ・エビの入った、スペシャル。麺はそばを選択で¥1100也。大量のキャベツとパリパリのそば、甘めのソースで美味しかった。でも正直、期待してたほどのインパクトは無かったなあ。
ところで広島名物のお好み焼き、今の形になったのは昭和30年頃だそうで、当時は客が好きな具を持ち込むスタイルだったそうです。そして、それが「お好み焼き」の語源になってるんだってさ。へぇー。 -
広島と言えば、これも忘れちゃいけない。マンホールもカープ。
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ということで、来ちゃいました、カープのホームスタジアム、マツダスタジアム。この日はちょうどDeNAとのオープン戦がありました。外野自由席で¥1500。
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最近はドーム球場が多いけど、天気が良くて暖かい今日みたいな日は、やっぱり空の下での野球が気持ちがいい。このマツダスタジアムはバーベキューをしながら観戦できる席や、ソファーに寝そべりながら観戦出来る席など、ユニークな席があるのが特徴。また隣接したスポーツジムからはランニングマシーンで走りながらの観戦も出来ちゃう。今までの日本にはなかった楽しい球場です。
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時間の都合もあり、心残りながらも7回裏終了時点、カープが1−2で負けている状況でスタジアムを出てきた。そして、次に向かったのは広島城。歴史はまったく詳しくないんだけど、お城は好きなんです。入場料¥370。
なお、その夜のこと。スポーツニュースで、カープが9回裏に逆転サヨナラ勝ちしてたことを知った。うわー、見たかったなあ〜。 -
夕食はまたお好み焼きにしようと、ホテルからすぐのとこにあるこれまた有名店、八昌へ。ここも大勢が並んでるけど、まあ、お腹もまだそんなに空いてないし、時間もあるからいいか、と並び始める。が!この店、恐ろしく回転が悪い。結局入店までに90分も並ぶ羽目に。
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八昌で注文したのは、店おすすめのそば肉玉¥860。目の前で休みなく流れ作業でお好み焼きが焼かれていく。
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待つこと20分。こりゃ回転悪くもなるわな。でも鉄板に供されたお好み焼きはすごく美味しかった。待った甲斐がありました。昼のみっちゃんとも見た感じそんなに違わないのに、こっちの方がすごく美味しく感じた。その差は何なんだろう?ボリュームもあって、アツアツなので食べるのにも時間がかかる。これも回転の悪さの理由じゃないでしょうか。
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2日目は、ぴーすくるの退会手続きをしてから、JR山陽本線で宮島へ向かう。電車賃は¥410。ここはもちろんICOCAを使う。なお、JR東日本管内では現金とICカードで運賃に差があるけど、JR西日本管内では同じなんだって。知らなかったぁ。
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約30分でJR宮島口駅へ到着。駅前の道を進み、フェリー乗り場へ。
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フェリー乗り場へ来ると、入口が2つある。どうやら、宮島へ渡るフェリーは松大汽船とJRの2社が運航してるらしい。俺はICOCAの使えるJRを選択。ちなみに松大汽船ではPASPYっていう広島県内で使えるICカードは使えるようです。
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JRでも松大汽船でも乗船料はどちらも¥180だし、頻繁に出てるところも変わらないので、どっちに乗ってもいいんだけど、宮島に渡るときの船に関してはJRをオススメします。というのも、JRの船はより大鳥居の近くを通るんです。
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10分足らずで島の入り口、宮島桟橋に到着。まったく人を恐れないおとなしいシカが出迎えてくれる。
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まずは御笠浜から大鳥居をパチリ。この大鳥居、高さは約16mで、奈良の大仏とほぼ同じ。そして何よりびっくりなのが、約60トンという自重のみで立っているという点。柱が地中に埋め込まれてはいないそうです。荒波や強風でも倒れないのが信じられない。
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風景を見たり、写真を撮ったりしながら、のんびり歩くこと20分。日本三景のひとつ、そして1996年に世界遺産に認定された宮島の目玉、厳島神社の入口に到着。昇殿料は¥300。ちなみにこの入口、いきなり国宝です。
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入ってすぐ左手に現れるのが客神社。「まろうどじんじゃ」って読みます。まずはここで手を合わせてお参りします。
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順路に沿って歩くと、東廻廊に出る。ここからはいい感じで大鳥居を望むことが出来る。
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東廻廊を進むと、厳島神社の中心、御本社に着く。俺も見よう見まねの二拝二拍手一拝でお参りしてきた。なお、奥に見える本殿は1571年に「三本の矢」で有名な毛利元就が改築したそうです。
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神社の中心から海に向かって突き出た桟橋のような部分で、火焼前(ひたさき)っていうそうです。ここは鳥居が真正面に見える絶好の場所なだけに、記念写真を撮ろうと観光客が長い列を作っていた。なので、俺は横からズームでパチリ。
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能舞台。今でも毎年4月のお祭りのときに能を奉納しているそうですが、その奉納はなんと1500年代からずっと続いているそうです。
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本殿を挟んで東廻廊と対をなす西廻廊。それにしても朱が美しい。
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西廻廊を抜けるといよいよ出口。でも昔はこっちが入口だったとのこと。立派な唐破風作りの屋根はその名残だとか。
と、ここまで見てきたほぼすべてが国宝か重文。歴史もさることながら、海の上に建てるという発想と釘を一本も使っていないという技術、そして景観の美しさを考えれば当然と思える。 -
神社を出たところにある宝物館の裏手を登ったとこに、大聖院越しのいい構図を発見。もっと天気が良くて、桜が咲いてたら、すごく綺麗なんだろうなあ。
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宮島には五重塔もある。これも青い空をバックに撮れたらよかったのに・・・。
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昼食はお好み焼きに続き、これも広島名物の牡蠣を選択。参道の有名店、牡蠣屋で牡蠣屋定食をオーダー。¥2150也。これは最初に出てくる焼き牡蠣。旨かった〜。
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続いて出てくるのは左上から時計回りに牡蠣のオイル漬け、牡蠣フライ、牡蠣の赤出汁、昆布の佃煮を挟んで牡蠣めし。さすがにどれも美味しかった。ボリュームが少ないので物足りなさは残るけど、それはデザートのために残しておこう。
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食後のデザートは、言わずと知れたもみじまんじゅう。岸壁に腰かけ、穏やかな瀬戸内海を渡る連絡船を見ながら食べたのは、宮島の表参道にお店のある有名店、藤い屋のもみじまんじゅう¥90(右)。餡も生地も滑らかで、すごく美味しかった。そして左はにしき堂の生もみじ¥120。生地がものすごくモチモチしていて、これまでのまんじゅうにはない食感がこれまた美味しい。ちなみに、にしき堂は宮島に店舗がないので、生もみじは事前に広島駅で購入しました。
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宮島を堪能したあとは、在来線を乗り継いで、のんびり尾道に向かう。2時間ちょっとの時間も車窓を眺めていると長く感じない。でも降り立った尾道は今にも雨が落ちてきそうな空模様。明日、サイクリング出来るかなあ・・・。
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尾道といえばラーメンが有名。ホテルから15分ほど歩いたところにある朱華園で、中華そばを注文。背油が浮いた醤油ベースのスープに、平打ち麺。見た目はこってりしてそうだけど、食べると意外とあっさりしてる。なかなか旨かった。¥600也。
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朱華園を出るころには、ついに雨が降ってきた。天気予報だと明日の午後には回復して太陽が顔を出すとのことだけど、予定通りの出発は出来なそうだなあ、と、ちょっと憂鬱な気分ながらも、コンビニでは晩酌のお酒を物色。まあ、ジタバタしてもしょうがないもんね。地元のお酒で、サイズの小さいのないかなあと思ってたところ、これを発見!即購入。
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目を覚ましてすぐにカーテンを開ける。降ってる・・・。ま、そーだよねー。7時の自転車のレンタル開始と同時にスタートしようと計画してたけど、しょうがないからホテルで雨宿り。結局9時半過ぎにほぼ止んだのを確認してチェックアウト。どうにかスタート出来ました。そして、こいつが今回のパートナー。レンタル料¥1000。(他に保証料¥1000。これは乗り捨てた場合返金されません。)
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尾道から出発するしまなみ海道サイクリングは渡船で向島に渡るところからスタートする。その渡船は3社が運航してるけど、その中から乗船料が一番安い福本渡船を利用。乗船料¥60と自転車代¥10の計¥70。
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他の2社はもうちょっと島の奥まで入って行くけど、福本渡船は対岸に渡るだけ。所要時間約5分。さあ、ここからが本当のスタート。気温7度で少し寒いけど、とにかくワクワクする。
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尾道から今治駅まで、全長約76キロにもなるしまなみ海道の自転車ルートだけど、道路に引かれた青いラインに沿って走れば迷うことがない。これはすごく助かる。
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向島はのんびりした静かな島。道は平坦で走りやすい。目の前にはまったく波のない静かな海がひろがり、平和な気持ちになる。心からいいとこだなあって思った。
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スタートしたばかりで体力もあり、車も少なく走りやすいこともあって、結構なペースで進んだ。おかげで泥除けのついていないロードバイクは雨で濡れた地面の小石や泥を跳ね上げ、すでに背中やお尻に被害が。でももう開き直って走るしかない。なんて思ってたら最初の橋が見えてきた。これが因島大橋の全景。
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30分くらい走ったのかなあ?いよいよ橋の入口を示す案内板が現れた。
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アプローチを登り切り、橋の入口に到着。因島大橋は2階建ての構造。車が上で自転車・原付と歩行者は下。なので橋からの景色はイマイチなんだけど、車が見えないおかげでこの大きな橋を自分ひとりが占有している錯覚に陥る。
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因島はコンビニも点在し、ちょっとだけ賑やかな島。とは言ってもどこに寄るでもなく、景色を楽しみながら走ることに専念。しばらくすると2番目の橋、生口橋が見えてきた。
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3つ目の島は生口島(いくちじま)。この島のサイクリングルートはほぼ海岸線に沿っていて気持ちがいい。途中、ヤシの木が並ぶ道もあってなんだか、宮崎にいるみたい。あと、アート作品が並んでいるのも特徴。道は平坦なので走りやすく、快適なサイクリングが続く。
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次に見えて来たのは多々羅大橋。出来た当時、この橋は塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支えるという構造の斜張橋では世界一だったとのこと。確かに立派な橋だぁ。
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多々羅大橋の上で38キロ地点を通過。ここで全行程の半分か。まだまだ先は長いぞ。
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多々羅大橋を渡り切り、大三島に入る。この島からは愛媛県。考えてみると人生初の四国だ!との感慨もそこそこに、島に入ってすぐのところにある道の駅「多々羅しまなみ公園」でエネルギー補給。幻の高級魚と呼ばれるマハタの薄造り御膳、¥1950を注文。
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この道の駅には「サイクリストの聖地」の碑がある。一人旅だと自分の写真が少なくなるんだけど、ここだけは俺も記念に撮ってもらった。
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大三島はしまなみ海道の島のうち最大の島なんだけど、サイクリングルートは島の端を通るだけ。本当なら寄り道をして、観光もしたいところだけど、時間と体力の問題で断念。ストレートに次の島への橋、大三島橋を目指す。この橋は6つの橋の中で一番こじんまりした橋。橋のデザインもこれだけは釣り橋スタイルじゃない。
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大三島橋を渡ると次は塩で有名な伯方島。しかし、ここもサイクリングルートは短い。ルート上にある道の駅「伯方S・Cパーク」で軽く休憩しただけで伯方・大島大橋に向かう。
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伯方・大島大橋はその名の通り、途中にある無人島の見近島を挟み、伯方橋と大島大橋の二つの橋からなっている。
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俺は予習が足りず見逃したけど、橋の上からは2014年の本屋大賞にも輝いた「村上海賊の娘」で有名になった村上水軍の本拠地、能島が見えるらしい。本は読んでいたので、見ときたかったなあ。
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大島大橋を渡り、最後の島、大島に入った。この島は結構アップダウンがあり、疲労の溜まった体にはこたえる。でも自転車を押して登ることだけはするまい!と自分に言い聞かせ、ゆっくりながらも走り切った。そして何とか最後の橋、来島海峡大橋のふもとにある道の駅「よしうみいきいき館」に到着。この橋、実は3連の吊り橋で全長約4キロ。約9年もの歳月をかけて造られたそうな。実際、目の当たりにすると、そのスケールと美しさに息をのむ。
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いよいよ最後の橋を渡る。でも実はこの直前にパンクのアクシデント発生。道の駅にあるサイクルステーションで自転車を交換してもらえたから事なきを得たけど、危なかった。
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アプローチを登り切り、橋の上に出ると目の前にはまっすぐな道が伸びている。これで最後か・・・。そう思うとちょっと寂しくなる。ゆっくり、景色を目に焼き付けながら、楽しんで走ろう。
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橋の途中で立ち止まって、写真を撮ったり、景色を眺めたりしながら4キロを楽しんだ。渡り切ったところには今治造船のドックがあって、この時も大きな船が造られていた。そういえば、タオルで有名な今治は造船の町でもある。大島でも造船関連の工場をたくさん見かけたっけな。
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そしてこっちでも。
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最後に振り返って橋の全景をパチリ。今になってやっと青空が見えて来た。
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橋を下って、街中の歩道をひたすら走ること6キロ。約7時間掛かってゴールの今治駅に着きました。あーあ、終わっちゃった。駅のサイクルステーションに自転車を返却し、徒歩でホテルにチェックイン。ちなみに荷物は、尾道⇔今治を当日配送してくれるサービスがあるのでそれを利用した。配送料は¥1674。荷物が届くまで部屋で休んでよう。
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7時前に荷物が届き、行動再開。夕食はホテルでママチャリを借り、数分のところにある中華料理屋、白楽天へ向かう。お目当ては今治のご当地グルメ、焼豚玉子飯。
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これが今治市のソウルフード、焼豚玉子飯。ご飯の上に焼豚と目玉焼きを乗せ、甘めのタレを掛けたB級グルメで、これまでにB−1グランプリで幾度となく上位入賞を果たした経験があるそうです。俺にはタレが少し甘すぎで、もう少しパンチが効いてる方がいいかな。でも、サイクリングで消費したエネルギーは補充出来ました。お値段スープが付いて¥750。
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最終日の今日は、昨日とうってかわっていい天気。今日は帰るだけなんだけど、せっかくだから今治も何か見ておきたい。ということで、ホテルで再度ママチャリを借り、ゆっくりと走って10分ほどのところにある今治城を訪問。朝日を浴びた白い壁が映えるなあ。
この今治城の堀には海水が引き込まれており、当時は海から堀へ直接船で入ることも出来たんだって。海上交通の要所、今治らしく海を最大限に活かした城になってるんだね。 -
ホテルをチェックアウトし、今治駅8:55発のバスでしまなみ海道を戻る。昨日、7時間かかった道のりもバスだと1時間ちょっと。その価値¥2250也。
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早く帰ることを考えれば、福山に戻るバスもあったんだけど、俺が敢えて選んだのは新尾道駅。その理由は300kmで通過する新幹線を見たいから。実際、その速さたるや、物凄かった。考えてみると目の前で見た最速の乗り物だったかも。このスピード感は他ではなかなか味わえない。
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迫力は凄いけど、アッという間に通過しちゃうから、どうしても物足りなさが残る。もうちょっと見たかったなあ。名残惜しさを胸にこだまでひと駅先の福山へ移動。
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福山駅では、乗り換えの10分間を利用して、広島名物でまだ食べていなかった、アナゴの駅弁を購入。「廣島名物あなごめし」¥1150。
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中はこんな感じ。アナゴもたくさん入っていて、美味しかった。弁当だからしょうがないけど、温かかったらもっと美味しかったかも。
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福山からはのぞみに乗り換え、新横浜へ。今度は中からスピードを楽しんだ。景色がどんどん飛んでいく。新幹線ってこんなに早いのに、静かだし、揺れないし、本当に世界に誇れる電車だよなあ。と感心しているうちに・・・。
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3時間ちょっとで新横浜に到着。
今回の旅では修学旅行の復習をし、カープの本拠地を見て、サイクリングでワクワク感と達成感を得ました。すごく充実したいい旅が出来たと思ってます。新しい刺激を求めて海外に行くことが多いけど、国内も捨てたもんじゃない。そんなことを感じた旅でした。さ、明日からまた仕事だ!−完−
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