2016/03/18 - 2016/03/18
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Shu-senseiさん
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生徒のお姉さんが結婚するというので、顔を出す羽目になりました。実のところ、カレン族の結婚式は何度も出ていて、どれもみな同じなので、あまり行きたくなかったのですが。仕方なく半日お付き合いです。
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まずは、目的地の村から10Kmほど手前にある、メラカという村につきました。ここまでもかなりの悪路で、狭くて、埃のすごいがたがた道、ピックアップでないとちょっと来られません。
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村の看板
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この上に、なんか集会所っぽい、お寺があったらしい。でも今では廃墟風。
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私のトラックです。こういうのでないと、このあたりの道は無理です。ヘッドライト以外の補助灯は、これからの雨季には必需品です。山で霧が出ると、一寸先も見えなくなります。また、夜間、山の中では街灯など一切なくって、月がない晩は真っ暗になります。タイの法律では、補助灯は必ずカバーをかけないとダメなんだそうです。学校を通じて、警察署から厳重注意が着ました。警官の小遣い稼ぎになるのが嫌なので、仕方なくカバーをかけていますが、実際こんなのかけてる人なんてここでは見たことがありません。まあ、外国人へのいやがらせですね。
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ようやく目的地の村、マヒンルワンにつきました。
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生徒の実家です。典型的なカレン族の家ですね。
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村の様子
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村の様子
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結婚式の料理作りです。
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わが校の生徒も手伝っていました。何故わかるかというと、私を見てワイをするからですね。私は1000人もいる生徒全てを覚えているわけではないですが、相手は、たった一人の日本人ですから、このあたりの子供は全員私の顔を知っていることとなります。ただ、便利なところもありますが、どこに居てもすべて村や町の人に把握されていて、怖いところもあります。夕べ何時ごろセブンイレブンに行ったでしょ、とか言われます。誰かがどこかで見ていて、通報するみたいです。
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生徒の、いとこらしいですが、いっぱいいすぎて誰が誰かさっぱりわかりません。
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囲炉裏
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ラープづくり
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こっちは煮物ですね。だいたい結婚式の料理はみなどこでもいっしょです。
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これから、食べられる予定の豚さん。のんきに寝ている場合ではありませんが、かわいそうと言えばかわいそうですね。
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こちらも、もうすぐお肉になる予定。すでにお隣の豚は、今朝お肉になっていました。都合今回は、3匹の豚がごちそうになります。
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玉ねぎの皮むき
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かなり剥いたようですね
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おばあちゃん。90歳だそうですが、この人が生まれたころは、カレン族は、移動民だったので、戸籍がなく、実際のところよくわかんないそうです。タイ政府による定住政策は、ここ2-30年前に始まったそうですから、それまでこのおばあちゃんは、焼き畑をしながら、山の中を移動して狩猟採集生活をしていたそうです。
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左は生徒のお母さんです。カレン語しかできないので、あいさつ以外は無言です。
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村の様子
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台所部分ですが、特に何もないです。水がめ代わりのバケツが置いてある程度かも。
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おばあちゃんが何かやってる
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左の人は、ミャンマーからの難民だそうです。タイ語ができないので、私とは英語で話しますが、カレン族なのでカレン語は達者です。ソップモエイの難民キャンプにいるそうです。話が、ミャンマーでのことになると、怒り出すのは怖かったです。村に兵隊が来たので、逃げてきたそうです。当時ミャンマーの軍事政権は、カレン民族解放軍と交戦状態だったそうです。家族はすでに米国に渡っているそうですが、彼女はどうも許可が下りないみたいで、7年間キャンプに居るそうです。15歳でタイに逃げてきて、7年ですから22歳ですかね。いきなり怒り出すので、「怒ってるのか?」と聞いたほどです。
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ドイツ・ハイデルベルグから来た、NPOの女性。ドイツ人ですが、語学の才能があるのか、流ちょうな英語、タイ語、そして驚いたことにカレン語も話します。二人でドイツビールの話で盛り上がりました。ミュンヘンで飲んだピルスナーか格別だった、みたいな話です。ここですでに2年ほど語学の先生をしているんだそうですが、2年前だと私がここに来たのと同じころですね。
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宴会1基本カレン族の宴会は、豚肉の料理をみんなで食べてそれでおしまいというパターンですね。ここはお皿ですが、通常はバナナの葉っぱで三角結びにして、ご飯を出します。粽みたいです。
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宴会2
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宴会3
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宴会4
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囲炉裏端
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手伝いの女性と写真を撮りました。赤い服は、生徒の親にもらったカレン族の民族衣装です。この手の服は家にたくさんあります。生徒の親が機織りで作ってくれます。
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写真を撮ろうとしたら逃げられました。
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生徒の家でもご飯です。これはお父さんですね。
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カレン族の家では、家父長制で、我々おじさん方が食べ終わるまで、若い衆や女性は待ってます。いとことその妹だったかも。
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生徒の家の囲炉裏
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待ちの体制
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豚のカレー煮、ラープ、プリック。だいたいどこでも皆同じですが、この豚肉料理で、過去に痛い目にあってます。多量に作るので、煮込みが足りなかったのか、先々月の結婚式ではお肉で当たりました。ひどい目にあいました。
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実は明日、用事があるので、結婚式の儀式はパスして帰宅です。まあ、どこでもだいたい一緒です。村の集会所で、えらいさんがかわるがわる出てきてあいさつと、結婚の台帳にサインしたり、村の子供が歌を歌ったり、両親のあいさつとか、見ていてあまり楽しくもないです。まあ、日本人がわざわざ山奥まで来た、という事実が大事みたいです。そのため、あちこちからお座敷がかかるので、田舎の先生は、結構忙しいです。
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山火事
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山火事
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結構近いね
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この時期は毎日これです。自宅にも火の粉が飛んで切るので部屋は煤と灰だらけです。今は、乾季真っ盛りで、乾き切っていますから、雑草狩りの代わりに火で下草を燃やします。時々延焼して大ごとになってますが、毎年の恒例行事です。ここらあたりから、ラオスにかけてはずっとこの調子ですね。
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煙たいので、あまり近寄れません。
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帰り際にもらった、野菜類。長芋かな?タロイモかも、3本。南京豆一袋。キャベツ一個。です。市場で買うと、キャベツ7バーツ、20円くらい。長芋は、1Kgで20バーツぐらい(60円)。南京豆も20バーツぐらいかと。
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カレン族の、お酒。自家製手作りです。これが泡盛そっくりの味です。調べたら、泡盛って、タイ米から作るんだそうで、ルーツは、タイから伝わった焼酎だそうで、もともと、焼酎は、タイなど東南アジアあたりから、琉球に伝わり、それが、薩摩に伝わって、日本の焼酎ができたそうです。道理で、味が同じなはず。
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