アヌラダプーラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
人、人、人。この国では人と関わらずには旅が先に進められない・・・。<br /><br />人と関わらずにも旅が進むヨーロッパの国々に飽き飽きしていた自分が次に選んだのは、インド洋に浮かぶ古代からの仏教の国スリランカ。<br /><br />会社の夏休みの都合上、訪れたのは8月のお盆の時期。<br /><br />4〜5月の酷暑期を過ぎているから暑さはそれほどでもないのではと思っていたら、現地は毎日が灼熱の日射しと激しい豪雨の連続で、熱中症で倒れそうになるくらいの過酷な気候・・・。<br /><br />まさに“修行”といってもいいほど、これまででいちばん体力を消耗した過酷な旅になりましたが、思い描いていた以上に旅先での様々な出会いに恵まれ、シーギリヤロックや聖地キャンディなどの世界遺産巡りとあわせて、“これまでにない”素晴らしい経験ができた旅ともなりました。<br /><br />書きたいことは山ほどありますが、まずはスリランカ島北部、紀元前5世紀から紀元11世紀まで続いた古代シンハラ王朝の都のあった聖地アヌラーダプラから旅行記を始めさせていただきます。<br /><br /><旅程表><br /> 2015年<br />○8月14日(金) 成田→バンコク→コロンボ<br />○8月15日(土) コロンボ→アヌラーダプラ<br /> 8月16日(日) アヌラーダプラ→ミヒンタレー→アヌラーダプラ<br /> 8月17日(月) アヌラーダプラ→ポロンナルワ<br /> 8月18日(火) ポロンナルワ→ダンブッラ→シーギリヤ→ダンブッラ<br /> 8月19日(水) ダンブッラ→キャンディ<br /> 8月20日(木) キャンディ→ピンナワラ(象の孤児園)→キャンディ(ペラヘラ祭)<br /> 8月21日(金) キャンディ→コロンボ→ゴール<br /> 8月22日(土) ゴール→コロンボ<br /> 8月23日(日) コロンボ→バンコク→成田

灼熱と豪雨、そして笑顔のスリランカ(1) 現代に残るブッダの世界 古代シンハラ王朝の都アヌラーダプラ

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2015/08/14 - 2015/08/15

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2

68

エンリケ

エンリケさん

人、人、人。この国では人と関わらずには旅が先に進められない・・・。

人と関わらずにも旅が進むヨーロッパの国々に飽き飽きしていた自分が次に選んだのは、インド洋に浮かぶ古代からの仏教の国スリランカ。

会社の夏休みの都合上、訪れたのは8月のお盆の時期。

4〜5月の酷暑期を過ぎているから暑さはそれほどでもないのではと思っていたら、現地は毎日が灼熱の日射しと激しい豪雨の連続で、熱中症で倒れそうになるくらいの過酷な気候・・・。

まさに“修行”といってもいいほど、これまででいちばん体力を消耗した過酷な旅になりましたが、思い描いていた以上に旅先での様々な出会いに恵まれ、シーギリヤロックや聖地キャンディなどの世界遺産巡りとあわせて、“これまでにない”素晴らしい経験ができた旅ともなりました。

書きたいことは山ほどありますが、まずはスリランカ島北部、紀元前5世紀から紀元11世紀まで続いた古代シンハラ王朝の都のあった聖地アヌラーダプラから旅行記を始めさせていただきます。

<旅程表>
 2015年
○8月14日(金) 成田→バンコク→コロンボ
○8月15日(土) コロンボ→アヌラーダプラ
 8月16日(日) アヌラーダプラ→ミヒンタレー→アヌラーダプラ
 8月17日(月) アヌラーダプラ→ポロンナルワ
 8月18日(火) ポロンナルワ→ダンブッラ→シーギリヤ→ダンブッラ
 8月19日(水) ダンブッラ→キャンディ
 8月20日(木) キャンディ→ピンナワラ(象の孤児園)→キャンディ(ペラヘラ祭)
 8月21日(金) キャンディ→コロンボ→ゴール
 8月22日(土) ゴール→コロンボ
 8月23日(日) コロンボ→バンコク→成田

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
ショッピング
3.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス 自転車 徒歩
航空会社
タイ国際航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 8月14日(金)<br />2015年のお盆休みはスリランカへ。<br /><br />前回2015年GWのアイルランド旅行があまり満足度の高くないものだったことから、次は逆の嗜好を求め、現地の人々との触れ合いが多くて非日常的な経験ができそうなスリランカを旅先に。<br /><br />航空券はアイルランドからの帰国後、すぐにDeNAトラベル(旧スカイゲート)でGET。<br /><br />8月は暑くて旅行に適さないからか、お盆の時期にもかかわらず、タイ国際航空で往復の航空券が48,000円、燃油諸税や取扱手数料含めても75,870円と、比較的安く手に入れることができました(代わりにマイレージはつきませんでしたが・・・)。<br /><br />旅の始まりは例によって成田空港。<br /><br />9時30分の受付開始直後ですが、タイ国際航空のカウンターは、夏休みを海外で過ごす日本人旅行者でいっぱいです。

    8月14日(金)
    2015年のお盆休みはスリランカへ。

    前回2015年GWのアイルランド旅行があまり満足度の高くないものだったことから、次は逆の嗜好を求め、現地の人々との触れ合いが多くて非日常的な経験ができそうなスリランカを旅先に。

    航空券はアイルランドからの帰国後、すぐにDeNAトラベル(旧スカイゲート)でGET。

    8月は暑くて旅行に適さないからか、お盆の時期にもかかわらず、タイ国際航空で往復の航空券が48,000円、燃油諸税や取扱手数料含めても75,870円と、比較的安く手に入れることができました(代わりにマイレージはつきませんでしたが・・・)。

    旅の始まりは例によって成田空港。

    9時30分の受付開始直後ですが、タイ国際航空のカウンターは、夏休みを海外で過ごす日本人旅行者でいっぱいです。

  • チェックインを終え、空港のガラス越しに離陸を待つタイ国際航空の機体を眺めます。<br /><br />今回の空の旅も、最近よく乗っている2階建ての超大型機、エアバスA380-800と思いきや・・・。<br /><br />【ラオス紀行(1) タイ国際航空のエアバスA380-800】<br />http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=36969117

    チェックインを終え、空港のガラス越しに離陸を待つタイ国際航空の機体を眺めます。

    今回の空の旅も、最近よく乗っている2階建ての超大型機、エアバスA380-800と思いきや・・・。

    【ラオス紀行(1) タイ国際航空のエアバスA380-800】
    http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=36969117

  • いざ乗ってみると、3列×3列の通常の機体。<br /><br />しかもわたしの隣の2席は空席・・・。<br /><br />人気路線の成田−バンコク便は、1日に何便も出ているせいか、はたまた時期的にビジネス客が少ないせいか、お盆でもそれほど混雑しない??<br /><br />・・・そんなこんなでタイ国際航空TG643便は、定刻通り12時ちょうどに成田空港を離陸。

    いざ乗ってみると、3列×3列の通常の機体。

    しかもわたしの隣の2席は空席・・・。

    人気路線の成田−バンコク便は、1日に何便も出ているせいか、はたまた時期的にビジネス客が少ないせいか、お盆でもそれほど混雑しない??

    ・・・そんなこんなでタイ国際航空TG643便は、定刻通り12時ちょうどに成田空港を離陸。

  • 13時、離陸後1時間ほどして機内食が提供されます。<br /><br />う〜ん、やっぱりタイ国際航空の機内食の味は安定していて食べられるなあ。<br /><br />映画や音楽などの機内エンターテイメントも充実しているし、JALとANAを除けば最も好きな航空会社のひとつですね。

    13時、離陸後1時間ほどして機内食が提供されます。

    う〜ん、やっぱりタイ国際航空の機内食の味は安定していて食べられるなあ。

    映画や音楽などの機内エンターテイメントも充実しているし、JALとANAを除けば最も好きな航空会社のひとつですね。

  • そして16時30分(時差マイナス2時間)、TG643便は定刻通りバンコクのスワンナプーム国際空港に到着。<br /><br />乗継便の出発まで5時間半あったのですが、バンコクは前年の3月に訪れたばかりだったし、スリランカでの最初の夜は宿をとらずに空港で朝まで過ごすと決めていたので、出発ゲートの前の席で横になって仮眠。<br /><br />途中、掃除のお兄さんから場所を移動してくれと言われたりもしましたが、それほど不審者扱いされることなく出発までの時間を過ごすことができました(笑)。

    そして16時30分(時差マイナス2時間)、TG643便は定刻通りバンコクのスワンナプーム国際空港に到着。

    乗継便の出発まで5時間半あったのですが、バンコクは前年の3月に訪れたばかりだったし、スリランカでの最初の夜は宿をとらずに空港で朝まで過ごすと決めていたので、出発ゲートの前の席で横になって仮眠。

    途中、掃除のお兄さんから場所を移動してくれと言われたりもしましたが、それほど不審者扱いされることなく出発までの時間を過ごすことができました(笑)。

  • そして夜中の22時10分、タイ国際航空TG307便はバンコク・スワンナプーム国際空港を離陸し、真っ暗な空の中を一路、スリランカの空の玄関口、コロンボ近郊のバンダラナイケ国際空港へ。

    そして夜中の22時10分、タイ国際航空TG307便はバンコク・スワンナプーム国際空港を離陸し、真っ暗な空の中を一路、スリランカの空の玄関口、コロンボ近郊のバンダラナイケ国際空港へ。

  • 離陸早々の22時30分、こんな夜中でも機内食は提供されます。<br /><br />カレーっぽい色のものが出てきてスリランカが近くなった感じ(笑)。

    離陸早々の22時30分、こんな夜中でも機内食は提供されます。

    カレーっぽい色のものが出てきてスリランカが近くなった感じ(笑)。

  • 到着時刻は日付が変わって15日(土)の0時1分とのことでしたが、それより若干早く、タイ国際航空TG307便はスリランカの元首相の名前を冠するバンダラナイケ(バンダーラナーヤカ)国際空港に到着。<br /><br />スリランカは入国にビザ(ETA)が必要で、出発前にインターネットで申請し、結果をプリントアウトしたものを持っていったのですが、審査官は全く確認することなくあっさりと入国許可・・・何だか拍子抜けです。<br /><br />そしてゲートを抜けた先に入国者たちを待ち受けていたのは、アルコール売り場とともになぜか家電売り場(笑)。<br /><br />しかも深夜0時だというのに絶賛営業中で、家電に興味がありそうな目を向けると、販売員がギョロリと見つめ返してきます(笑)。<br /><br />入国直後から早くも異文化感・非日常感たっぷりです(笑)。

    到着時刻は日付が変わって15日(土)の0時1分とのことでしたが、それより若干早く、タイ国際航空TG307便はスリランカの元首相の名前を冠するバンダラナイケ(バンダーラナーヤカ)国際空港に到着。

    スリランカは入国にビザ(ETA)が必要で、出発前にインターネットで申請し、結果をプリントアウトしたものを持っていったのですが、審査官は全く確認することなくあっさりと入国許可・・・何だか拍子抜けです。

    そしてゲートを抜けた先に入国者たちを待ち受けていたのは、アルコール売り場とともになぜか家電売り場(笑)。

    しかも深夜0時だというのに絶賛営業中で、家電に興味がありそうな目を向けると、販売員がギョロリと見つめ返してきます(笑)。

    入国直後から早くも異文化感・非日常感たっぷりです(笑)。

  • そして1階の待合ロビーのところに両替所とともにATMがあったので、ここでスリランカルピー(Rs.)を36,000(1ルピー=約0.93円として約33,500円)ほどクレジットカードでキャッシング。<br /><br />両替では1ルピー=約0.965円のところ、キャッシングでは1ルピー=約0.93円だったので、帰国後すぐに返済する方法にすればキャッシングの方が若干オトクです。<br /><br />ただし、カードが合わない場合があるので、数種類もっていくのがよいかと思います(わたしの場合、3種類中1種類しか認識しませんでした・・・)。<br /><br />現金も手に入れたし、後はコロンボ行きのバスの出発時間まで、待合ロビーの椅子に座って少し仮眠・・・。<br /><br />待合ロビーは写真のように明るく、24時間空港だけあって、深夜でも人が大勢いるので、ほとんど危険を感じることなく過ごせるかと思います(冷房が効いて涼しすぎるのが気になるかも)。<br /><br />ちなみにスリランカビザ(ETA)の申請方法は以下の公式HPのとおり。<br /><br />下の英語の申請フォームの“I agree”をクリックして手続きを進めて行き、氏名やパスポート番号、渡航目的などを入力。最後はクレジットカードで決済(30USD、当時は1USD=約127円で約3,800円)すれば手続き完了です。<br /><br />【スリランカETA申請(日本語解説)】<br />http://www.eta.gov.lk/slvisa/visainfo/apply.jsp<br /><br />【スリランカETA申請(英語)】<br />https://eta.gov.lk/etaslvisa/etaNavServ?payType=1

    そして1階の待合ロビーのところに両替所とともにATMがあったので、ここでスリランカルピー(Rs.)を36,000(1ルピー=約0.93円として約33,500円)ほどクレジットカードでキャッシング。

    両替では1ルピー=約0.965円のところ、キャッシングでは1ルピー=約0.93円だったので、帰国後すぐに返済する方法にすればキャッシングの方が若干オトクです。

    ただし、カードが合わない場合があるので、数種類もっていくのがよいかと思います(わたしの場合、3種類中1種類しか認識しませんでした・・・)。

    現金も手に入れたし、後はコロンボ行きのバスの出発時間まで、待合ロビーの椅子に座って少し仮眠・・・。

    待合ロビーは写真のように明るく、24時間空港だけあって、深夜でも人が大勢いるので、ほとんど危険を感じることなく過ごせるかと思います(冷房が効いて涼しすぎるのが気になるかも)。

    ちなみにスリランカビザ(ETA)の申請方法は以下の公式HPのとおり。

    下の英語の申請フォームの“I agree”をクリックして手続きを進めて行き、氏名やパスポート番号、渡航目的などを入力。最後はクレジットカードで決済(30USD、当時は1USD=約127円で約3,800円)すれば手続き完了です。

    【スリランカETA申請(日本語解説)】
    http://www.eta.gov.lk/slvisa/visainfo/apply.jsp

    【スリランカETA申請(英語)】
    https://eta.gov.lk/etaslvisa/etaNavServ?payType=1

  • そろそろ仮眠にも飽きてきた2時30分、バス乗り場を確認しようと空港の外へ。<br /><br />待合ロビーを出ると、熱帯のむわっとした空気が押し寄せてきますが、東京の熱帯夜よりは涼しい感じです。<br /><br />付近は空港の照明のおかげで明るく、それほど危険は感じません。<br /><br />車もそれなりに走っていて、空港の係員と思しき人もぶらぶらしている感じ。

    そろそろ仮眠にも飽きてきた2時30分、バス乗り場を確認しようと空港の外へ。

    待合ロビーを出ると、熱帯のむわっとした空気が押し寄せてきますが、東京の熱帯夜よりは涼しい感じです。

    付近は空港の照明のおかげで明るく、それほど危険は感じません。

    車もそれなりに走っていて、空港の係員と思しき人もぶらぶらしている感じ。

  • ロビーを出て左手にある空港の駐車場の方に向かって歩いて行くと、早速タクシーの客引きが。<br /><br />“この時間はバスはない”とか言ってきますが、どうせウソだろうと思い、“No, thank you”とお断りして先へ。<br /><br />少し進むと、案の定、バスが待機していて、車の外にいた係員風の男性に聞くと、コロンボ行きで間もなく出発するとのこと。<br /><br />しかし、前面に行き先の表示もなく、中には奇抜なドレッドヘアっぽい若者が乗っていて、若干怪しさを覚えます・・・。<br /><br />ここは直感がはたらき、やり過ごして次のバスを待つことに。<br /><br />そして2時40分、今度はちゃんとコロンボ行きの表示のついたバスが到着。<br /><br />こちらは女性も普通に乗り込んでいたので、安心してわたしも乗車することにしました。

    ロビーを出て左手にある空港の駐車場の方に向かって歩いて行くと、早速タクシーの客引きが。

    “この時間はバスはない”とか言ってきますが、どうせウソだろうと思い、“No, thank you”とお断りして先へ。

    少し進むと、案の定、バスが待機していて、車の外にいた係員風の男性に聞くと、コロンボ行きで間もなく出発するとのこと。

    しかし、前面に行き先の表示もなく、中には奇抜なドレッドヘアっぽい若者が乗っていて、若干怪しさを覚えます・・・。

    ここは直感がはたらき、やり過ごして次のバスを待つことに。

    そして2時40分、今度はちゃんとコロンボ行きの表示のついたバスが到着。

    こちらは女性も普通に乗り込んでいたので、安心してわたしも乗車することにしました。

  • 車内はこんな感じ。<br /><br />冷房は効いておらず、けっこう蒸す感じです。<br /><br />この後人がどんどん乗り込んできて(外国人風の人はわたし一人のみ)、3時15分、最後に外で待っていた係員風の男性も乗り込み(彼が車掌だったのか)、“コロンボコロンボコロンボコロンボ〜”と呼び込みをしながらコロンボに向け出発です。<br /><br />ちなみにこのバスは直行バスではなく、停留所でバス待ちしている人々を拾っていく路線バス。<br /><br />深夜3時台にもかかわらず、途中乗り込んでくる人が多くて、座れずに立ったままでいる乗客も出るほど。<br /><br />こんな時間からバスに乗り込んでくる人々って、どういう生活を送っているんだろう・・・。

    車内はこんな感じ。

    冷房は効いておらず、けっこう蒸す感じです。

    この後人がどんどん乗り込んできて(外国人風の人はわたし一人のみ)、3時15分、最後に外で待っていた係員風の男性も乗り込み(彼が車掌だったのか)、“コロンボコロンボコロンボコロンボ〜”と呼び込みをしながらコロンボに向け出発です。

    ちなみにこのバスは直行バスではなく、停留所でバス待ちしている人々を拾っていく路線バス。

    深夜3時台にもかかわらず、途中乗り込んでくる人が多くて、座れずに立ったままでいる乗客も出るほど。

    こんな時間からバスに乗り込んでくる人々って、どういう生活を送っているんだろう・・・。

  • “地球の歩き方”によると、空港からコロンボ市内へは1時間半ほどかかるとのことでしたが、深夜で道路が空いていたためか、4時10分、1時間もかからずに、コロンボ・フォート駅近くのセントラル・バスターミナルに到着。<br /><br />ちなみに運賃は乗車前に車掌から200ルピー(約190円)と言われ、彼に500ルピー札を渡したところ、“お釣りは後で”とのこと。<br /><br />しかし他の乗客は彼に100ルピーしか払っていないようだったので、コロンボ到着後に彼に詰め寄ると、“分かった”というふうに、きっちり400ルピー返してくれました。<br /><br />ほかの人から100ルピーしか徴収していない手前、人前で300ルピー返すのが恥ずかしかったから、後で返すと言ったのでしょうかね・・・。<br /><br />いずれにしても、最初のボッタクラーを退治してまずは1勝というところでしょうか。<br /><br />ボッタクリといっても、スリランカの場合は額が常識の範囲内(?)で、指摘すればすぐに非を認めて返してくれるので、エジプトやミャンマーに比べれば大したことない感じです(笑)。<br /><br />さて、到着したバスターミナルは人が多く、やや暗かったですがそれほど危険さを感じません。<br /><br />治安の面に少し安心して、後日のためにフォート駅まで偵察に。

    “地球の歩き方”によると、空港からコロンボ市内へは1時間半ほどかかるとのことでしたが、深夜で道路が空いていたためか、4時10分、1時間もかからずに、コロンボ・フォート駅近くのセントラル・バスターミナルに到着。

    ちなみに運賃は乗車前に車掌から200ルピー(約190円)と言われ、彼に500ルピー札を渡したところ、“お釣りは後で”とのこと。

    しかし他の乗客は彼に100ルピーしか払っていないようだったので、コロンボ到着後に彼に詰め寄ると、“分かった”というふうに、きっちり400ルピー返してくれました。

    ほかの人から100ルピーしか徴収していない手前、人前で300ルピー返すのが恥ずかしかったから、後で返すと言ったのでしょうかね・・・。

    いずれにしても、最初のボッタクラーを退治してまずは1勝というところでしょうか。

    ボッタクリといっても、スリランカの場合は額が常識の範囲内(?)で、指摘すればすぐに非を認めて返してくれるので、エジプトやミャンマーに比べれば大したことない感じです(笑)。

    さて、到着したバスターミナルは人が多く、やや暗かったですがそれほど危険さを感じません。

    治安の面に少し安心して、後日のためにフォート駅まで偵察に。

  • しかしフォート駅までの道はすごく暗く、道端に寝転がっている人も多数・・・。<br /><br />駅までくればこんな時間でも営業しているキヨスクの明かりがついていて一安心なのですが、いくら治安のよいスリランカとはいえ、女性の夜中一人歩きはしない方がよいでしょうね(普通しないか・・・)。<br /><br />駅の偵察後、スリランカ最初の目的地アヌラーダプラに向かうため再びバスターミナルに戻り、公衆トイレを見つけて入ろうとすると、トイレの主のような男性がお金を寄こせとのこと。<br /><br />キャッシングしたばかりで小銭を持ち合わせていなかったため、何か買って小銭を手に入れてからにしようとぶらぶらしていたら、“ダプラダプラダプラダプラダプラ”とバスの呼びこみが・・・。

    しかしフォート駅までの道はすごく暗く、道端に寝転がっている人も多数・・・。

    駅までくればこんな時間でも営業しているキヨスクの明かりがついていて一安心なのですが、いくら治安のよいスリランカとはいえ、女性の夜中一人歩きはしない方がよいでしょうね(普通しないか・・・)。

    駅の偵察後、スリランカ最初の目的地アヌラーダプラに向かうため再びバスターミナルに戻り、公衆トイレを見つけて入ろうとすると、トイレの主のような男性がお金を寄こせとのこと。

    キャッシングしたばかりで小銭を持ち合わせていなかったため、何か買って小銭を手に入れてからにしようとぶらぶらしていたら、“ダプラダプラダプラダプラダプラ”とバスの呼びこみが・・・。

  • “兄ちゃん、アヌラーダプラ行くならこのバスだよ”と近くの人に促され、これに乗らなかったら次は1時間後かもしれないと思い、結局トイレに行かずにそのまま乗車。<br /><br />座席はすでに8割ほど埋まっており、最前列の席を見つけてなんとか腰を落ち着かせます。<br /><br />しかし運転席近くを見ると、電光でやけにキラキラしていて、けっこうな音量でノリのいい音楽もかかっており、ヤン車のような雰囲気(笑)。<br /><br />話には聞いていましたが、スリランカのバスって常にこんななの??<br /><br />・・・そんなこんなで時刻は4時30分。<br /><br />スリランカ北部のシンハラ王朝の古都アヌラーダプラに向け、バスの旅スタートです。

    “兄ちゃん、アヌラーダプラ行くならこのバスだよ”と近くの人に促され、これに乗らなかったら次は1時間後かもしれないと思い、結局トイレに行かずにそのまま乗車。

    座席はすでに8割ほど埋まっており、最前列の席を見つけてなんとか腰を落ち着かせます。

    しかし運転席近くを見ると、電光でやけにキラキラしていて、けっこうな音量でノリのいい音楽もかかっており、ヤン車のような雰囲気(笑)。

    話には聞いていましたが、スリランカのバスって常にこんななの??

    ・・・そんなこんなで時刻は4時30分。

    スリランカ北部のシンハラ王朝の古都アヌラーダプラに向け、バスの旅スタートです。

  • スリランカ最大の都市コロンボから北部の古都アヌラーダプラは200kmほど離れており、“地球の歩き方”によるとバスで5時間かかるとのこと。<br /><br />バスはノンストップでなく路線バスで、途中途中で通勤客(?)を拾ったり降ろして行きながら進んで行きます。<br /><br />これが東京の山手線の朝の通勤ラッシュ以上のきつさで、次第に運転手の横のスペースは荷物でいっぱいになり、中央の通路は男女かまわず現地の人々でひしめきあって、座っていても横からの圧迫を感じるほど・・・。<br /><br />(若いきれいな女の人も乗っていて、隣の男性と体が密着するほどでしたが、当たり前の出来事と思っているのか、全く気にせず平然としていました・・・。)<br /><br />こんな状態にもかかわらず、運転手は乗客が空っぽのごとく、平然と猛スピードで飛ばしていきます。<br /><br />事故が起こったら相当な人的被害が出るなと我ながら覚悟したほどで、ターミナルで乗車して座ることができたからこんなふうに写真を撮っていられましたが、これで座れなかったらアヌラーダプラに到着する前に体力を使い果たしていたかもしれませんね・・・。<br /><br />ちなみに途中、臙脂色の袈裟を身に付けた僧侶も乗ってくることがあるのですが、彼らには席を譲らなければなりません。<br /><br />わたしの近くにも僧侶が来たのですが、隣の席に座っていた方が、“いいから”というふうに重い荷物を持っていたわたしに気を遣ってくれ、自分から席を立ってくれたので、わたしは席を立たずに済みました・・・。

    スリランカ最大の都市コロンボから北部の古都アヌラーダプラは200kmほど離れており、“地球の歩き方”によるとバスで5時間かかるとのこと。

    バスはノンストップでなく路線バスで、途中途中で通勤客(?)を拾ったり降ろして行きながら進んで行きます。

    これが東京の山手線の朝の通勤ラッシュ以上のきつさで、次第に運転手の横のスペースは荷物でいっぱいになり、中央の通路は男女かまわず現地の人々でひしめきあって、座っていても横からの圧迫を感じるほど・・・。

    (若いきれいな女の人も乗っていて、隣の男性と体が密着するほどでしたが、当たり前の出来事と思っているのか、全く気にせず平然としていました・・・。)

    こんな状態にもかかわらず、運転手は乗客が空っぽのごとく、平然と猛スピードで飛ばしていきます。

    事故が起こったら相当な人的被害が出るなと我ながら覚悟したほどで、ターミナルで乗車して座ることができたからこんなふうに写真を撮っていられましたが、これで座れなかったらアヌラーダプラに到着する前に体力を使い果たしていたかもしれませんね・・・。

    ちなみに途中、臙脂色の袈裟を身に付けた僧侶も乗ってくることがあるのですが、彼らには席を譲らなければなりません。

    わたしの近くにも僧侶が来たのですが、隣の席に座っていた方が、“いいから”というふうに重い荷物を持っていたわたしに気を遣ってくれ、自分から席を立ってくれたので、わたしは席を立たずに済みました・・・。

  • 明るくなってきたので運転席の周りをよく見ると、何やら派手な装飾で、電飾の仏陀の飾りものも。<br /><br />どちらが起源が分かりませんが、ミャンマーの電飾の仏像を思い出します。<br /><br />【ミャンマー紀行(3) バガンのブーパヤー・パヤー(パゴダ)の電飾の仏像】<br />http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=23950987<br /><br />ちなみに運賃は、乗車早々、今どきの若者と言った感じのカジュアルな格好をした若い車掌が切符を切ってきます。<br /><br />アヌラーダプラまで224ルピー(約210円)と、5時間の乗車時間にしては信じられないような安さ。<br /><br />端数は切り上げの扱いらしく、500ルピー札を出したら270ルピー返ってきました。<br /><br />こちらのバスの車掌は先ほどの空港バスの車掌と違って真面目で信心深い性格のようで、路線の途中途中で寺院や仏像を見つけると、長距離の旅の安全を願うかのごとく、バスから飛び降りて賽銭箱のような入れ物に寄付を入れていっているようでした。<br /><br />(スリランカでは道端のあちこちに、寺院や仏像、さらにはキリスト像や聖母マリア像というふうに、仏教やキリスト教などの宗教的モニュメントが多数あり、人々は常日頃から宗教と関わり深い生活をしていることが感じられます。)

    明るくなってきたので運転席の周りをよく見ると、何やら派手な装飾で、電飾の仏陀の飾りものも。

    どちらが起源が分かりませんが、ミャンマーの電飾の仏像を思い出します。

    【ミャンマー紀行(3) バガンのブーパヤー・パヤー(パゴダ)の電飾の仏像】
    http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=23950987

    ちなみに運賃は、乗車早々、今どきの若者と言った感じのカジュアルな格好をした若い車掌が切符を切ってきます。

    アヌラーダプラまで224ルピー(約210円)と、5時間の乗車時間にしては信じられないような安さ。

    端数は切り上げの扱いらしく、500ルピー札を出したら270ルピー返ってきました。

    こちらのバスの車掌は先ほどの空港バスの車掌と違って真面目で信心深い性格のようで、路線の途中途中で寺院や仏像を見つけると、長距離の旅の安全を願うかのごとく、バスから飛び降りて賽銭箱のような入れ物に寄付を入れていっているようでした。

    (スリランカでは道端のあちこちに、寺院や仏像、さらにはキリスト像や聖母マリア像というふうに、仏教やキリスト教などの宗教的モニュメントが多数あり、人々は常日頃から宗教と関わり深い生活をしていることが感じられます。)

  • 7時。出発から2時間半が経過し、都市部を抜けてこんな荒れ地が広がるところまでやってきました。<br /><br />乗客の数は都市部よりは少なくなりましたが、それでもまだ立っている人が多い状況・・・。<br /><br />みなさんどこまで行くんでしょう??<br /><br />海外では日本と違って職住近接が当たり前と思っていましたが、スリランカではそうでもないのでしょうかね・・・。<br /><br />日本人以上の移動民族?

    7時。出発から2時間半が経過し、都市部を抜けてこんな荒れ地が広がるところまでやってきました。

    乗客の数は都市部よりは少なくなりましたが、それでもまだ立っている人が多い状況・・・。

    みなさんどこまで行くんでしょう??

    海外では日本と違って職住近接が当たり前と思っていましたが、スリランカではそうでもないのでしょうかね・・・。

    日本人以上の移動民族?

  • 7時30分、左手に海の見えるところまでやってきました。<br /><br />スリランカ西部の海岸線を北上中といったところでしょうか。<br /><br />エアコン付きの車両ではなく、窓を全開にしているため、風が気持ちいいです。<br /><br />・・・このあたりで、コロンボのバスターミナルでトイレに寄らなかった影響が出てきて、緊張度が増してきます(汗)。<br /><br />うーむ、もう3時間走りっぱなしだし、いい加減どこかでトイレ休憩してくれ〜!!

    7時30分、左手に海の見えるところまでやってきました。

    スリランカ西部の海岸線を北上中といったところでしょうか。

    エアコン付きの車両ではなく、窓を全開にしているため、風が気持ちいいです。

    ・・・このあたりで、コロンボのバスターミナルでトイレに寄らなかった影響が出てきて、緊張度が増してきます(汗)。

    うーむ、もう3時間走りっぱなしだし、いい加減どこかでトイレ休憩してくれ〜!!

  • 7時50分、無情にもバスは走り続け、こんな湿地帯の見えるエリアに。<br /><br />日本では見られないなかなかの景色なのですが、トイレを我慢していて楽しめない〜。<br /><br />心地よいはずの風も、何だかあちらを催させる刺激にしか感じられなくなります。<br /><br />この後、比較的大きな街プッタラマ(Puttalam)でトイレ休憩があると思いきや、ここも素通り・・・。<br /><br />もしかしてアヌラーダプラまで休憩なしですかーッ!まずい、このままではまずい、と次の停留所で降車を決意した瞬間、バスはドライブインのようなところへ入っていって停車・・・。<br /><br />ふう〜、何とか助かった・・・。

    7時50分、無情にもバスは走り続け、こんな湿地帯の見えるエリアに。

    日本では見られないなかなかの景色なのですが、トイレを我慢していて楽しめない〜。

    心地よいはずの風も、何だかあちらを催させる刺激にしか感じられなくなります。

    この後、比較的大きな街プッタラマ(Puttalam)でトイレ休憩があると思いきや、ここも素通り・・・。

    もしかしてアヌラーダプラまで休憩なしですかーッ!まずい、このままではまずい、と次の停留所で降車を決意した瞬間、バスはドライブインのようなところへ入っていって停車・・・。

    ふう〜、何とか助かった・・・。

  • 8時過ぎにプッタラマを過ぎたところにあるドライブインで休憩をとった後は、アヌラーダプラまで一直線。<br /><br />そしてコロンボを出て5時間近くが経過した9時20分、バスは比較的大きな街に入っていきます。<br /><br />ここが古都でありスリランカ北部の中心都市アヌラーダプラ・・・。<br /><br />道路はでこぼこもなく、歩道も整備されていて、思ったよりきれいな街並み。<br /><br />車も新しく高級そうなものも走っていて、スリランカを訪れる前に漠然と思い描いていた、“26年間続いた内戦で疲弊していて貧しい”という国のイメージは吹っ飛んでいきます。

    8時過ぎにプッタラマを過ぎたところにあるドライブインで休憩をとった後は、アヌラーダプラまで一直線。

    そしてコロンボを出て5時間近くが経過した9時20分、バスは比較的大きな街に入っていきます。

    ここが古都でありスリランカ北部の中心都市アヌラーダプラ・・・。

    道路はでこぼこもなく、歩道も整備されていて、思ったよりきれいな街並み。

    車も新しく高級そうなものも走っていて、スリランカを訪れる前に漠然と思い描いていた、“26年間続いた内戦で疲弊していて貧しい”という国のイメージは吹っ飛んでいきます。

  • アヌラーダプラのターミナルに到着する前に、途中の道路端の停留所で降車。<br /><br />バスを降りると、早速容赦ない日射しと猛烈な暑さが旅行者の身を襲ってきます。<br /><br />少し歩いただけで汗がだらだらとにじみだしてきて、帽子とサングラスなしではあっという間に黒くなってしまいそうな灼熱の気候・・・。<br /><br />とりあえずは休息できる場を求めて、ネットで予約していたゲストハウスを目指します。<br /><br />ちなみに写真は乗ってきたものとは違いますが、スリランカで一般的に走っている都市間バス。<br /><br />我が国のバスと同様、前面上方に行き先が明示されていて、車掌も“コロンボコロンボコロンボコロンボ”などと行き先を連呼してくるので、まず乗り間違いはしなくて済みそうです。<br /><br />また、乗降口にあるドアは外れていて、常に車両は開けっ放し。<br /><br />暑い国ならではの知恵と言えそうですが、乗降口付近に乗る人は、うっかり押されて外に投げ出されたりしないよう注意しなくてはなりません。

    アヌラーダプラのターミナルに到着する前に、途中の道路端の停留所で降車。

    バスを降りると、早速容赦ない日射しと猛烈な暑さが旅行者の身を襲ってきます。

    少し歩いただけで汗がだらだらとにじみだしてきて、帽子とサングラスなしではあっという間に黒くなってしまいそうな灼熱の気候・・・。

    とりあえずは休息できる場を求めて、ネットで予約していたゲストハウスを目指します。

    ちなみに写真は乗ってきたものとは違いますが、スリランカで一般的に走っている都市間バス。

    我が国のバスと同様、前面上方に行き先が明示されていて、車掌も“コロンボコロンボコロンボコロンボ”などと行き先を連呼してくるので、まず乗り間違いはしなくて済みそうです。

    また、乗降口にあるドアは外れていて、常に車両は開けっ放し。

    暑い国ならではの知恵と言えそうですが、乗降口付近に乗る人は、うっかり押されて外に投げ出されたりしないよう注意しなくてはなりません。

  • バス通りとなっているメインストリートを東に折れ、車のほとんど通らない道を少し歩いていくと、こんな草深いところに。<br /><br />アヌラーダプラはスリランカ北中部州の州都となっていますが、人口は6万人程度であり、メインストリートを少し外れると、こんなのんびりした田舎っぱい風景に出会うことができます。

    バス通りとなっているメインストリートを東に折れ、車のほとんど通らない道を少し歩いていくと、こんな草深いところに。

    アヌラーダプラはスリランカ北中部州の州都となっていますが、人口は6万人程度であり、メインストリートを少し外れると、こんなのんびりした田舎っぱい風景に出会うことができます。

  • そしてその道端に見えてきたのは、Agodaで予約した平屋建てのゲストハウス、“ザ・マンションズ”(The Mansions)。<br /><br />*宿泊料は朝食、エアコン付きで1泊26.84USD(約3,400円、ホテル税15.7%、サービス料10%込み)。

    そしてその道端に見えてきたのは、Agodaで予約した平屋建てのゲストハウス、“ザ・マンションズ”(The Mansions)。

    *宿泊料は朝食、エアコン付きで1泊26.84USD(約3,400円、ホテル税15.7%、サービス料10%込み)。

  • 門をくぐると優しそうなゲストハウスのご主人が車を洗っていて、Agodaの口コミどおりの感じのいい宿の予感。<br /><br />早速部屋の鍵を受け取り、予約時にお願いしたレンタサイクル(1日400ルピー=約370円)を用意してもらいます。<br /><br />建物の中に入ると、ロビーはアンティークな家具が取り揃えられていて、クラシックでいい雰囲気。

    門をくぐると優しそうなゲストハウスのご主人が車を洗っていて、Agodaの口コミどおりの感じのいい宿の予感。

    早速部屋の鍵を受け取り、予約時にお願いしたレンタサイクル(1日400ルピー=約370円)を用意してもらいます。

    建物の中に入ると、ロビーはアンティークな家具が取り揃えられていて、クラシックでいい雰囲気。

  • そしてロビーのすぐ脇に用意されていた部屋は、エアコン付きで蚊帳のある、いい感じで落ち着けそうな部屋。<br /><br />ここでエアコンを付けてシャワーを浴び、これまでの汗を洗い流してクールダウン。<br /><br />シャワーはほとんど水でしたが、スリランカのゲストハウスはだいたいこんなもので、灼熱の気候のせいで、浴びている間にだんだんちょうどよく感じられてきます。

    そしてロビーのすぐ脇に用意されていた部屋は、エアコン付きで蚊帳のある、いい感じで落ち着けそうな部屋。

    ここでエアコンを付けてシャワーを浴び、これまでの汗を洗い流してクールダウン。

    シャワーはほとんど水でしたが、スリランカのゲストハウスはだいたいこんなもので、灼熱の気候のせいで、浴びている間にだんだんちょうどよく感じられてきます。

  • 十分クールダウンした後の11時、ゲストハウスのご主人からレンタサイクルを借りて、市街の西側に広がるアヌラーダプラの遺跡巡りスタート。<br /><br />天気は灼熱の気候を除けば青空が広がっていて絶好で、遺跡地区への道は自動車の通行もほとんどなく、路面は平らで走りやすくて快適。<br /><br />アヌラーダプラの遺跡地区は東西約3km、南北約6kmの中に見どころとなる仏教遺跡が詰まっていて、交通手段としてはマイペースで回れる自転車がおすすめです。<br /><br />ただし、帽子やサングラスなどの暑さ対策や、突然の豪雨に備えたカッパなどの雨具の用意はしていきましょう。

    十分クールダウンした後の11時、ゲストハウスのご主人からレンタサイクルを借りて、市街の西側に広がるアヌラーダプラの遺跡巡りスタート。

    天気は灼熱の気候を除けば青空が広がっていて絶好で、遺跡地区への道は自動車の通行もほとんどなく、路面は平らで走りやすくて快適。

    アヌラーダプラの遺跡地区は東西約3km、南北約6kmの中に見どころとなる仏教遺跡が詰まっていて、交通手段としてはマイペースで回れる自転車がおすすめです。

    ただし、帽子やサングラスなどの暑さ対策や、突然の豪雨に備えたカッパなどの雨具の用意はしていきましょう。

  • 旧市街と遺跡地区の境い目あたりから、生い茂る木々の向こうに巨大な白い仏塔のてっぺんが顔を覗かせます。<br /><br />あれが聖地アヌラーダプラのシンボル、ルワンウェリ・サーヤ大塔か・・・。

    旧市街と遺跡地区の境い目あたりから、生い茂る木々の向こうに巨大な白い仏塔のてっぺんが顔を覗かせます。

    あれが聖地アヌラーダプラのシンボル、ルワンウェリ・サーヤ大塔か・・・。

  • 途中、写真を撮ったりしながらゆっくりと自転車をこいでいくと、20分ほどでこんな一面田んぼのようなところに。<br /><br />のどかで平和な風景なのですが、直射日光を遮るものがなく、灼熱の光線が容赦なく降り注いでくるので、アヌラーダプラの遺跡巡りには帽子とサングラスは必携です。<br /><br />もちろん日焼け止めも必須。

    途中、写真を撮ったりしながらゆっくりと自転車をこいでいくと、20分ほどでこんな一面田んぼのようなところに。

    のどかで平和な風景なのですが、直射日光を遮るものがなく、灼熱の光線が容赦なく降り注いでくるので、アヌラーダプラの遺跡巡りには帽子とサングラスは必携です。

    もちろん日焼け止めも必須。

  • 北の方角を見ると、先ほどのスリムな白い仏塔とは違って、レンガ色の太っちょ姿の仏塔が。<br /><br />こちらはジェータワナ・ラーマヤか。

    北の方角を見ると、先ほどのスリムな白い仏塔とは違って、レンガ色の太っちょ姿の仏塔が。

    こちらはジェータワナ・ラーマヤか。

  • 遺跡地区最初の観光は、市街から伸びる道をそのまま西に進んだところにある“スリー・マハー菩提樹”(Sri Maha Bodhi Tree)へ。<br /><br />11時25分、赤土がむき出しの駐車場に自転車を停め、ここからは歩いて菩提樹を目指します。

    遺跡地区最初の観光は、市街から伸びる道をそのまま西に進んだところにある“スリー・マハー菩提樹”(Sri Maha Bodhi Tree)へ。

    11時25分、赤土がむき出しの駐車場に自転車を停め、ここからは歩いて菩提樹を目指します。

  • スリー・マハー菩提樹への道は、こんなふうにスリランカ人の巡礼者でいっぱい。<br /><br />よく見ると、巡礼者はズボンやスカートの色はバラバラでも、上は皆、白いシャツを身につけています。

    スリー・マハー菩提樹への道は、こんなふうにスリランカ人の巡礼者でいっぱい。

    よく見ると、巡礼者はズボンやスカートの色はバラバラでも、上は皆、白いシャツを身につけています。

  • ここでもシャツは皆、白。<br /><br />スリランカ人、特に人口の7割以上と多数を占める仏教徒のシンハラ人(紀元前5世紀以前に北インドからやってきたというインド・ヨーロッパ語系の人々)にとって、白は敬虔さや純潔など、特別の意味を持つ色で、寺院などに巡礼に行くときは必ず白の衣服を身にまとうそうです。

    ここでもシャツは皆、白。

    スリランカ人、特に人口の7割以上と多数を占める仏教徒のシンハラ人(紀元前5世紀以前に北インドからやってきたというインド・ヨーロッパ語系の人々)にとって、白は敬虔さや純潔など、特別の意味を持つ色で、寺院などに巡礼に行くときは必ず白の衣服を身にまとうそうです。

  • ひとつ前の写真の赤い屋根の門の脇には靴置き場があり、ここから先は靴を脱いで裸足になって進まなければなりません。<br /><br />靴下は身につけていてもOKとのことで、裸足に慣れていない外国人は、灼熱の光を浴びて熱くなっている地面に足の裏を焼かれないよう、靴下を履いていた方がよいかもしれません。

    ひとつ前の写真の赤い屋根の門の脇には靴置き場があり、ここから先は靴を脱いで裸足になって進まなければなりません。

    靴下は身につけていてもOKとのことで、裸足に慣れていない外国人は、灼熱の光を浴びて熱くなっている地面に足の裏を焼かれないよう、靴下を履いていた方がよいかもしれません。

  • そしてちょうど境内に入るところで、上から下まで全身白い衣装を身にまとった巡礼者の一団が出てくるのに遭遇。<br /><br />本当に敬虔な人たちはシャツだけでなく、こんなふうに全身を白い衣装で包んで巡礼をするものなのですね。

    そしてちょうど境内に入るところで、上から下まで全身白い衣装を身にまとった巡礼者の一団が出てくるのに遭遇。

    本当に敬虔な人たちはシャツだけでなく、こんなふうに全身を白い衣装で包んで巡礼をするものなのですね。

  • 白い門をくぐって正面の建物へ。<br /><br />ここでも全身を白い衣装で包んだ巡礼者たちがたくさん。<br /><br />建物の中には仏像が納められているのですが、みなさん真剣な表情で祈りを捧げているので、さすがに横でパシャパシャと写真を撮る気にはなりませんでした・・・。<br /><br />ちなみに建物へと続く階段入口の両脇にあるのは“ガードストーン”と呼ばれる守護神をかたどった彫刻。<br /><br />我が国の寺院の四天王像(持国天、増長天、多聞天、広目天)のように、入口から悪魔が入るのを防ぐ役割を果たしているそうです。

    白い門をくぐって正面の建物へ。

    ここでも全身を白い衣装で包んだ巡礼者たちがたくさん。

    建物の中には仏像が納められているのですが、みなさん真剣な表情で祈りを捧げているので、さすがに横でパシャパシャと写真を撮る気にはなりませんでした・・・。

    ちなみに建物へと続く階段入口の両脇にあるのは“ガードストーン”と呼ばれる守護神をかたどった彫刻。

    我が国の寺院の四天王像(持国天、増長天、多聞天、広目天)のように、入口から悪魔が入るのを防ぐ役割を果たしているそうです。

  • そしてその階段の手前には、“ハーフムーンストーン”と呼ばれる半月状の敷石のレリーフが。<br /><br />レリーフには蓮の花などの植物や、象、馬、牛といった動物が円状に繰り返し描かれており、これは、仏教の根本思想である“輪廻”を表しているとも言われるそうです。

    そしてその階段の手前には、“ハーフムーンストーン”と呼ばれる半月状の敷石のレリーフが。

    レリーフには蓮の花などの植物や、象、馬、牛といった動物が円状に繰り返し描かれており、これは、仏教の根本思想である“輪廻”を表しているとも言われるそうです。

  • 建物は上の写真のひとつだけでなく、この敷地の中心にある菩提樹の周りに、大小様々な建物が連なっているという立体的な構造。<br /><br />階段の昇り降りがいくつもあって、まるで迷路のような感じですが、真剣に祈りを捧げに来ている巡礼者の気迫に圧倒される感じです。<br /><br />・・・そういえばこの敷地内には外国人の姿はほとんどなく、白い衣服を身にまとったスリランカ人の巡礼者ばかり。<br /><br />何も知らずに観光の一環として来たわたしとしては、場違い感が半端ないです。

    建物は上の写真のひとつだけでなく、この敷地の中心にある菩提樹の周りに、大小様々な建物が連なっているという立体的な構造。

    階段の昇り降りがいくつもあって、まるで迷路のような感じですが、真剣に祈りを捧げに来ている巡礼者の気迫に圧倒される感じです。

    ・・・そういえばこの敷地内には外国人の姿はほとんどなく、白い衣服を身にまとったスリランカ人の巡礼者ばかり。

    何も知らずに観光の一環として来たわたしとしては、場違い感が半端ないです。

  • そしてこの高い壁の向こうに枝を広げてそびえているのが、ご本尊のスリー・マハー菩提樹。<br /><br />紀元前3世紀、仏教を保護してインド亜大陸をほぼ統一したあのマウリヤ朝第3代の王、アショーカ王(在位:BC268年頃-BC232年頃)の王女が、ブッダガヤの菩提樹(この木の下で仏陀が悟りを開いた)の分け木をここアヌラーダプラに持ち込み、当時のシンハラ王朝の王が植樹したという伝説が残る聖なる樹木。<br /><br />2300年も樹齢を保っているというこの神木を野生生物などから守るため、現在ではこのように菩提樹の周りが幾重にも渡って建物で取り囲まれ、一種要塞のような感を呈するに至っています。<br /><br />そのため一層神聖な感じが増したようで、この写真の階段の脇で座りこんでいる女性は、何だか壁越しに一心不乱に祈りを捧げているように見えますね。

    そしてこの高い壁の向こうに枝を広げてそびえているのが、ご本尊のスリー・マハー菩提樹。

    紀元前3世紀、仏教を保護してインド亜大陸をほぼ統一したあのマウリヤ朝第3代の王、アショーカ王(在位:BC268年頃-BC232年頃)の王女が、ブッダガヤの菩提樹(この木の下で仏陀が悟りを開いた)の分け木をここアヌラーダプラに持ち込み、当時のシンハラ王朝の王が植樹したという伝説が残る聖なる樹木。

    2300年も樹齢を保っているというこの神木を野生生物などから守るため、現在ではこのように菩提樹の周りが幾重にも渡って建物で取り囲まれ、一種要塞のような感を呈するに至っています。

    そのため一層神聖な感じが増したようで、この写真の階段の脇で座りこんでいる女性は、何だか壁越しに一心不乱に祈りを捧げているように見えますね。

  • 壁の上から眺める外側の景色はこんな感じ。<br /><br />現地の人々にとっても灼熱の日射しがたまらないのか、みなさん日陰で休んでおられますね。<br /><br />ちなみにスリー・マハー菩提樹の近接写真は、巡礼者たちの真剣な表情に押されて、やはり撮れずじまいでした。<br /><br />スリー・マハー菩提樹、紀元前3世紀から続く仏教の聖地アヌラーダプラを代表するものだけあって、それほど信心深くない外国人観光客にとってはアウェイ感が半端ないです。

    壁の上から眺める外側の景色はこんな感じ。

    現地の人々にとっても灼熱の日射しがたまらないのか、みなさん日陰で休んでおられますね。

    ちなみにスリー・マハー菩提樹の近接写真は、巡礼者たちの真剣な表情に押されて、やはり撮れずじまいでした。

    スリー・マハー菩提樹、紀元前3世紀から続く仏教の聖地アヌラーダプラを代表するものだけあって、それほど信心深くない外国人観光客にとってはアウェイ感が半端ないです。

  • 陽が北の空高く上がり(スリランカは北回帰線の南側に位置)、さらに暑さが増してきた11時40分、アウェイ感満載のスリー・マハー菩提樹の観光を切り上げ、汗だくになりながら駐車場への道を歩いて行きます。<br /><br />ふと道の脇を見ると、参拝を終えた巡礼者たちが木々の陰の下で休憩中。<br /><br />熱帯の旅は急がず、慌てず、頑張り過ぎず、休みながらが基本ですね・・・。<br /><br />しかしこの風景、手塚治虫の漫画“ブッダ”に出てくる、仏陀が修行していた地を思い起こさせます。<br /><br />きっと、古代のインドやスリランカはこんな景色ばかりだったのでしょうね。

    陽が北の空高く上がり(スリランカは北回帰線の南側に位置)、さらに暑さが増してきた11時40分、アウェイ感満載のスリー・マハー菩提樹の観光を切り上げ、汗だくになりながら駐車場への道を歩いて行きます。

    ふと道の脇を見ると、参拝を終えた巡礼者たちが木々の陰の下で休憩中。

    熱帯の旅は急がず、慌てず、頑張り過ぎず、休みながらが基本ですね・・・。

    しかしこの風景、手塚治虫の漫画“ブッダ”に出てくる、仏陀が修行していた地を思い起こさせます。

    きっと、古代のインドやスリランカはこんな景色ばかりだったのでしょうね。

  • 続いては日陰で回れる観光スポット、ということで12時、白い仏塔“ルワンウェリ・サーヤ大塔”の東、レンガ色の太っちょ仏塔“ジェータワナ・ラーマヤ”の南にある考古学博物館へ。<br />(地球の歩き方は場所が間違っているので注意。)<br /><br />ここは遺跡地区の入場券売り場を兼ねていて、入口で3,300ルピー(約3,070円)を払います(表示はありませんでしたが、25USDでも可)。<br /><br />しかしこの後訪れたポロンナルワやシーギリヤでもそうでしたが、スリランカの遺跡入場料は物価水準を考えると著しく高い・・・。<br /><br />入場券と一緒にアヌラーダプラの遺跡を紹介する11分30秒ほどのDVD(英、仏、独の3か国語)ももらえるのですが、それほど大した内容ではなく、ややボッタクリのような感じも・・・。

    続いては日陰で回れる観光スポット、ということで12時、白い仏塔“ルワンウェリ・サーヤ大塔”の東、レンガ色の太っちょ仏塔“ジェータワナ・ラーマヤ”の南にある考古学博物館へ。
    (地球の歩き方は場所が間違っているので注意。)

    ここは遺跡地区の入場券売り場を兼ねていて、入口で3,300ルピー(約3,070円)を払います(表示はありませんでしたが、25USDでも可)。

    しかしこの後訪れたポロンナルワやシーギリヤでもそうでしたが、スリランカの遺跡入場料は物価水準を考えると著しく高い・・・。

    入場券と一緒にアヌラーダプラの遺跡を紹介する11分30秒ほどのDVD(英、仏、独の3か国語)ももらえるのですが、それほど大した内容ではなく、ややボッタクリのような感じも・・・。

  • 考古学博物館は2階建てでしたが、2階は立入禁止のようで、見学できるのは1階のみ。<br /><br />展示されているのは4世紀から8世紀にかけての仏像(部分だけのものが多い)やガードストーン、土器、宝石、装身具などで、いずれもアヌラーダプラにシンハラ人の王朝が置かれていた時代のもの(撮影は禁止)。<br /><br />展示室は冷房は効いていませんでしたが、それでも炎天下の屋外よりは過ごしやすく、見学をしながら少しばかりの休息を得ることができました。<br /><br />内部の見学を終えて博物館の外にでると、あずまや風の建物の中にも寺院や宮殿の断片と思われるこのあたりの出土品が。

    考古学博物館は2階建てでしたが、2階は立入禁止のようで、見学できるのは1階のみ。

    展示されているのは4世紀から8世紀にかけての仏像(部分だけのものが多い)やガードストーン、土器、宝石、装身具などで、いずれもアヌラーダプラにシンハラ人の王朝が置かれていた時代のもの(撮影は禁止)。

    展示室は冷房は効いていませんでしたが、それでも炎天下の屋外よりは過ごしやすく、見学をしながら少しばかりの休息を得ることができました。

    内部の見学を終えて博物館の外にでると、あずまや風の建物の中にも寺院や宮殿の断片と思われるこのあたりの出土品が。

  • そしてそのあずまやから外を見渡すと、遠くの木の下に、レンガか石で造った建物の基礎の跡が。<br /><br />今は何も建物のないただの庭のように見えますが、このあたりにも古代シンハラ王朝の建物が建っていたのか・・・。<br /><br />気の遠くなるような時の流れを感じますね。<br /><br />さて、時計を見ると12時20分。<br /><br />少し日陰で休んだし、そろそろ遺跡巡りを再開したいと思います。

    そしてそのあずまやから外を見渡すと、遠くの木の下に、レンガか石で造った建物の基礎の跡が。

    今は何も建物のないただの庭のように見えますが、このあたりにも古代シンハラ王朝の建物が建っていたのか・・・。

    気の遠くなるような時の流れを感じますね。

    さて、時計を見ると12時20分。

    少し日陰で休んだし、そろそろ遺跡巡りを再開したいと思います。

  • とその前に、喉がカラカラだったので、途中見つけた田んぼ(?)の中の一軒家の売店で休憩。<br /><br />スリランカの旅初めての飲み物は、“EGB”というブランドのジンジャービーヤ(50ルピー=約47円)。<br /><br />その名の通り、“ジンジャーエール”の元となった飲み物で、中には本物の生姜のエキスが入っていて、ジンジャーエールよりも味が濃厚で刺激が強い感じ。<br /><br />最初は少し苦いかなと思いましたが、この灼熱の気候によく合い、飲んでいるうちに美味しいと感じられるようになっていきます。

    とその前に、喉がカラカラだったので、途中見つけた田んぼ(?)の中の一軒家の売店で休憩。

    スリランカの旅初めての飲み物は、“EGB”というブランドのジンジャービーヤ(50ルピー=約47円)。

    その名の通り、“ジンジャーエール”の元となった飲み物で、中には本物の生姜のエキスが入っていて、ジンジャーエールよりも味が濃厚で刺激が強い感じ。

    最初は少し苦いかなと思いましたが、この灼熱の気候によく合い、飲んでいるうちに美味しいと感じられるようになっていきます。

  • 飲んだ後は再びサイクリング開始。<br /><br />途中、大きな木の下で何か動いているなと思って目を凝らしてみると・・・。

    飲んだ後は再びサイクリング開始。

    途中、大きな木の下で何か動いているなと思って目を凝らしてみると・・・。

  • なんと、日本では見かけないスリムな体型のたくさんのサルたちを発見。<br /><br />カメラを向けるとジロリとこちらを見返してきて、観光客慣れしている様子です。<br /><br />それでも、あんまり近くに寄るとひっかかれたり物を奪われたりしそうだったので、遠くから見守るにとどめておきます・・・。

    なんと、日本では見かけないスリムな体型のたくさんのサルたちを発見。

    カメラを向けるとジロリとこちらを見返してきて、観光客慣れしている様子です。

    それでも、あんまり近くに寄るとひっかかれたり物を奪われたりしそうだったので、遠くから見守るにとどめておきます・・・。

  • ゆっくりと自転車をこぎ進め、13時、遺跡地区の外からでも見える巨大な白い仏塔が気になっていた、ルワンウェリ・サーヤ大塔(Ruwanweli Seya Dagoba)に到着。<br /><br />近くで見ると、その巨大さに圧倒されるとともに、南国の日射しに照らされて輝く塔身が美しく、白さが際立って、一層神聖なものに見えてきますね。

    ゆっくりと自転車をこぎ進め、13時、遺跡地区の外からでも見える巨大な白い仏塔が気になっていた、ルワンウェリ・サーヤ大塔(Ruwanweli Seya Dagoba)に到着。

    近くで見ると、その巨大さに圧倒されるとともに、南国の日射しに照らされて輝く塔身が美しく、白さが際立って、一層神聖なものに見えてきますね。

  • 右手の僧房らしき建物の前には、こんな前方後円墳のような貯水池も。<br /><br />レンガと石によるしっかりした造りで、スリランカは当初思い描いていた“木”の文化ではなく、レンガと石の文化圏なんだな〜としみじみです。

    右手の僧房らしき建物の前には、こんな前方後円墳のような貯水池も。

    レンガと石によるしっかりした造りで、スリランカは当初思い描いていた“木”の文化ではなく、レンガと石の文化圏なんだな〜としみじみです。

  • 再び仏塔に目を向け、入口で靴を預けて(預り料としていくばくかの寄付が必要)、全身白い服を着た巡礼者たちとともに歩いて行きます。<br /><br />ちなみにスリランカでは仏塔のことを“ダーガバ”(Dagoba)といい、これはミャンマーなどで仏塔のことを指す英語の“パゴダ”(pagoda)の語源となったという説もあるそうです。

    再び仏塔に目を向け、入口で靴を預けて(預り料としていくばくかの寄付が必要)、全身白い服を着た巡礼者たちとともに歩いて行きます。

    ちなみにスリランカでは仏塔のことを“ダーガバ”(Dagoba)といい、これはミャンマーなどで仏塔のことを指す英語の“パゴダ”(pagoda)の語源となったという説もあるそうです。

  • 巨大な仏塔を取り囲む白い壁の前面には、横一直線にズラリと並ぶ象のレリーフが。

    巨大な仏塔を取り囲む白い壁の前面には、横一直線にズラリと並ぶ象のレリーフが。

  • そして仏塔の前面には、色とりどりの花を捧げられたこれまた真っ白な姿の仏像が。<br /><br />全身白い衣装を身にまとった、いかにも敬虔そうな女性陣だけでなく、普通の格好をした男性がこんなふうに熱心に祈りを捧げているのも、他の国ではあまり見られない風景。<br /><br />このルワンウェリ・サーヤ大塔、創建は紀元前2世紀、シンハラ人の王朝、ドゥッタガーマニー王(在位:BC161〜BC137年)の頃と言われています。<br /><br />以来、2000年以上もの間、気の遠くなるような数の、たくさんの巡礼者を受け入れ続けてきたのでしょうね。

    そして仏塔の前面には、色とりどりの花を捧げられたこれまた真っ白な姿の仏像が。

    全身白い衣装を身にまとった、いかにも敬虔そうな女性陣だけでなく、普通の格好をした男性がこんなふうに熱心に祈りを捧げているのも、他の国ではあまり見られない風景。

    このルワンウェリ・サーヤ大塔、創建は紀元前2世紀、シンハラ人の王朝、ドゥッタガーマニー王(在位:BC161〜BC137年)の頃と言われています。

    以来、2000年以上もの間、気の遠くなるような数の、たくさんの巡礼者を受け入れ続けてきたのでしょうね。

  • さて、このルワンウェリ・サーヤ大塔を後にし・・・。

    さて、このルワンウェリ・サーヤ大塔を後にし・・・。

  • 続いては、向こうに見えるレンガ色の仏塔、ジェータワナ・ラーマヤへ。<br /><br />再び自転車に乗って、古代から続く“ブッダ”の世界の中の、舗装された道を進んで行きます。

    続いては、向こうに見えるレンガ色の仏塔、ジェータワナ・ラーマヤへ。

    再び自転車に乗って、古代から続く“ブッダ”の世界の中の、舗装された道を進んで行きます。

  • 13時30分、堀の手前のジェータワナ・ラーマヤの入口までやってきました。<br /><br />その堀のすぐ側には、水浴びを終え、臙脂色の袈裟を身にまとう僧侶の姿が。<br /><br />何百年と続く昔ながらの風景なのでしょうね。

    13時30分、堀の手前のジェータワナ・ラーマヤの入口までやってきました。

    その堀のすぐ側には、水浴びを終え、臙脂色の袈裟を身にまとう僧侶の姿が。

    何百年と続く昔ながらの風景なのでしょうね。

  • 堀に架かる橋を渡って木の茂みを抜けると、巨大なダーガバが目の前に。<br /><br />そしてその前には、レンガでできた建物の基礎らしきものが。

    堀に架かる橋を渡って木の茂みを抜けると、巨大なダーガバが目の前に。

    そしてその前には、レンガでできた建物の基礎らしきものが。

  • 左手の方を見ると、こちらは基礎部分だけでなく、崩壊した壁の一部も、窓の位置が見分けられるくらいしっかりとしたかたちで残っています。<br /><br />これらは古代シンハラ王朝時代の僧房の跡か・・・。<br /><br />ジェータワナ・ラーマヤは、現在、ユネスコの手で修復作業が進められているとのことですが、その手前にある建物の遺跡がこんなにしっかりしたかたちをしているのは、こちらにも修復の手が及んでいる結果なのでしょうね。

    左手の方を見ると、こちらは基礎部分だけでなく、崩壊した壁の一部も、窓の位置が見分けられるくらいしっかりとしたかたちで残っています。

    これらは古代シンハラ王朝時代の僧房の跡か・・・。

    ジェータワナ・ラーマヤは、現在、ユネスコの手で修復作業が進められているとのことですが、その手前にある建物の遺跡がこんなにしっかりしたかたちをしているのは、こちらにも修復の手が及んでいる結果なのでしょうね。

  • そんな古代の建物群を見送って、いざ、ジェータワナ・ラーマヤへ。

    そんな古代の建物群を見送って、いざ、ジェータワナ・ラーマヤへ。

  • 古代の建物群の先にある少し短い階段を昇ると、目的のジェータワナ・ラーマヤ(Jatavana Ramaya)。<br /><br />ユネスコの手で修復が進められたとのことで、てっぺんにある尖塔が欠けたままになっていることを除けば、ほぼ修復ができている感じ。<br /><br />先ほど見たルワンウェリ・サーヤ大塔と比べて、レンガ色のせいか、だいぶずんぐりした体型に見えますが、3世紀にマハーセーナ王の命で建てられて以来、数多くの巡礼者を集め続けてきた、アヌラーダプラを代表する仏塔のひとつとなっています。

    古代の建物群の先にある少し短い階段を昇ると、目的のジェータワナ・ラーマヤ(Jatavana Ramaya)。

    ユネスコの手で修復が進められたとのことで、てっぺんにある尖塔が欠けたままになっていることを除けば、ほぼ修復ができている感じ。

    先ほど見たルワンウェリ・サーヤ大塔と比べて、レンガ色のせいか、だいぶずんぐりした体型に見えますが、3世紀にマハーセーナ王の命で建てられて以来、数多くの巡礼者を集め続けてきた、アヌラーダプラを代表する仏塔のひとつとなっています。

  • 階段の脇で靴を脱いで、靴下姿になってジェータワナ・ラーマヤの敷地に上がります。<br /><br />正面には仏塔と一体化しているような赤い屋根の建物があり、中に入ってみると・・・。

    階段の脇で靴を脱いで、靴下姿になってジェータワナ・ラーマヤの敷地に上がります。

    正面には仏塔と一体化しているような赤い屋根の建物があり、中に入ってみると・・・。

  • 何やら西洋風の顔をした人形たちが建ち並ぶ不思議な空間・・・。<br /><br />部屋の中には“DONATION”と書かれた小箱があり、わずかばかりの寄付をしてその先の暗い部屋に進むと・・・。

    何やら西洋風の顔をした人形たちが建ち並ぶ不思議な空間・・・。

    部屋の中には“DONATION”と書かれた小箱があり、わずかばかりの寄付をしてその先の暗い部屋に進むと・・・。

  • 狭い部屋の中に赤い衣を身にまとった寝仏やいくつもの仏陀の座像が納められているまさに仏像の空間。<br /><br />これがスリランカの仏像の世界か・・・。<br /><br />敬虔な仏教の国のどぎつい色の仏像に若干戸惑いを覚えつつ、この辺でジェータワナ・ラーマヤを後にします。<br /><br />ちなみに、このジェータワナ・ラーマヤ、現在ではユネスコの手が入って観光スポット化されてしまったせいか、白い衣装に身を包んだ巡礼者たちの姿は全く見かけませんでした。

    狭い部屋の中に赤い衣を身にまとった寝仏やいくつもの仏陀の座像が納められているまさに仏像の空間。

    これがスリランカの仏像の世界か・・・。

    敬虔な仏教の国のどぎつい色の仏像に若干戸惑いを覚えつつ、この辺でジェータワナ・ラーマヤを後にします。

    ちなみに、このジェータワナ・ラーマヤ、現在ではユネスコの手が入って観光スポット化されてしまったせいか、白い衣装に身を包んだ巡礼者たちの姿は全く見かけませんでした。

  • 続いてはこのアヌラーダプラの遺跡地区の最北端、ジェータワナ・ラーマヤから北へ3kmほど離れたところにある古代の沐浴場、クッタム・ポクナ(Kuttam Pokuna)へ。<br /><br />炎天下の中10分以上自転車をこぎ続け、14時10分、ようやく人々で賑わっているそれらしきスポットに到着です。

    続いてはこのアヌラーダプラの遺跡地区の最北端、ジェータワナ・ラーマヤから北へ3kmほど離れたところにある古代の沐浴場、クッタム・ポクナ(Kuttam Pokuna)へ。

    炎天下の中10分以上自転車をこぎ続け、14時10分、ようやく人々で賑わっているそれらしきスポットに到着です。

  • クッタム・ポクナは“ツイン・ポンズ”(Twin Ponds)と呼ばれるように二つ並んだ長方形の池で構成されており、古代の風景そのままに、こんなふうに水が蓄えられています。<br /><br />修復されたものなのかもしれませんが、正確な長方形をした堅牢な石造りの沐浴場からは、古代の技術水準の高さをうかがい知ることができますね。<br /><br />この後、灼熱の気候にのどが渇いてたまらなくなり、飲み物を求めて近くの売店に駆け込みますが、ジンジャービーヤが1瓶100ルピーと、先ほどの田んぼの中のお店に比べて倍の金額・・・。<br /><br />うーむ、このあたりは巡礼者よりも普通の観光客が多いこともあって、ぼったくりのような金額設定になっているのか・・・。

    クッタム・ポクナは“ツイン・ポンズ”(Twin Ponds)と呼ばれるように二つ並んだ長方形の池で構成されており、古代の風景そのままに、こんなふうに水が蓄えられています。

    修復されたものなのかもしれませんが、正確な長方形をした堅牢な石造りの沐浴場からは、古代の技術水準の高さをうかがい知ることができますね。

    この後、灼熱の気候にのどが渇いてたまらなくなり、飲み物を求めて近くの売店に駆け込みますが、ジンジャービーヤが1瓶100ルピーと、先ほどの田んぼの中のお店に比べて倍の金額・・・。

    うーむ、このあたりは巡礼者よりも普通の観光客が多いこともあって、ぼったくりのような金額設定になっているのか・・・。

  • ぼったくりのような金額設定のお店から素直に飲み物を買う気になれず、店を替えて、偶然目の合った倍賞美津子似のおばちゃんのいる売店でペットボトルの水を購入(50ルピー=約47円)。<br /><br />店の近くでぜーぜー言いながら水を飲んでいたら、見かねたようにそのおばちゃんが、“これをお食べ”と言って飴玉を指し出してくれました。<br /><br />その後は“どこから来たの?”とか“何日くらいスリランカにいるの?”とか英語でやりとり。<br /><br />ほんと、スリランカの人って、人懐こい優しい方が多いですね。<br /><br />旅先でのふれあいの記念におばちゃんの写真を求めると、ちょっと照れたようでしたが喜んで撮影に応じてくれました。<br /><br />自然な笑顔、ナイスです!

    ぼったくりのような金額設定のお店から素直に飲み物を買う気になれず、店を替えて、偶然目の合った倍賞美津子似のおばちゃんのいる売店でペットボトルの水を購入(50ルピー=約47円)。

    店の近くでぜーぜー言いながら水を飲んでいたら、見かねたようにそのおばちゃんが、“これをお食べ”と言って飴玉を指し出してくれました。

    その後は“どこから来たの?”とか“何日くらいスリランカにいるの?”とか英語でやりとり。

    ほんと、スリランカの人って、人懐こい優しい方が多いですね。

    旅先でのふれあいの記念におばちゃんの写真を求めると、ちょっと照れたようでしたが喜んで撮影に応じてくれました。

    自然な笑顔、ナイスです!

  • そしてしばらくおばちゃんとだべっていたら、日本語の書かれたトラックが駐車場に入ってきて、ドライバーがわたしに向かって、“これを見ろ”とコンテナの日本語を指差してきます。

    そしてしばらくおばちゃんとだべっていたら、日本語の書かれたトラックが駐車場に入ってきて、ドライバーがわたしに向かって、“これを見ろ”とコンテナの日本語を指差してきます。

  • そのドライバーは遠くからわたしが日本人だと気付いたようで、日本からの中古トラックのコンテナに書かれた謎の文字(笑)の解読をしてもらいたかったようでした。<br /><br />“双葉”は“two leaves”、給食は“school lunch service”で、二つを組み合わせた日本の会社の名前だと教えてあげると、“食べ物を運ぶ会社か!”と、今の自分の仕事に重ね合わせ、妙に喜んでくれました(笑)。<br /><br />その後は自分の商売道具をバックに記念撮影。

    そのドライバーは遠くからわたしが日本人だと気付いたようで、日本からの中古トラックのコンテナに書かれた謎の文字(笑)の解読をしてもらいたかったようでした。

    “双葉”は“two leaves”、給食は“school lunch service”で、二つを組み合わせた日本の会社の名前だと教えてあげると、“食べ物を運ぶ会社か!”と、今の自分の仕事に重ね合わせ、妙に喜んでくれました(笑)。

    その後は自分の商売道具をバックに記念撮影。

  • 先ほどのは表情が硬かったので、もう一枚パチリ。<br /><br />撮った写真を見せると、これまた喜んでくれました。<br /><br />こんな些細なことでも地元の方々との交流ができるスリランカ、しょっぱなからヨーロッパの旅にはない面白さです!<br /><br />さて、時計を見ると14時45分。<br /><br />空が少し暗くなってきたのが気になりますが、地元の人々とのふれあいで気力も回復したし、このまま遺跡巡りを続けていきます!<br /><br />(灼熱と豪雨、そして笑顔のスリランカ旅行2日目後半〜引き続きアヌラーダプラ観光に続く。)

    先ほどのは表情が硬かったので、もう一枚パチリ。

    撮った写真を見せると、これまた喜んでくれました。

    こんな些細なことでも地元の方々との交流ができるスリランカ、しょっぱなからヨーロッパの旅にはない面白さです!

    さて、時計を見ると14時45分。

    空が少し暗くなってきたのが気になりますが、地元の人々とのふれあいで気力も回復したし、このまま遺跡巡りを続けていきます!

    (灼熱と豪雨、そして笑顔のスリランカ旅行2日目後半〜引き続きアヌラーダプラ観光に続く。)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 川岸 町子さん 2016/03/13 16:35:05
    アヌラーダプラ
    エンリケさん、こんにちは!

     お待ちしておりました(笑)
     スリランカ、やっぱりいいですねー!!!
     穏やかな空気が漂います。

     表紙の倍賞美津子似の女性の表情もステキです(@^▽^@)
     スリランカって、こんなタイプの柔らかな表情の方ばかりですよね。
     あくの強いタイプが少ないですし。

     給食センターの車のやりとり、楽しいですねー。
     エンリケさんのうれしさが、伝わりました!
     不思議な漢字のバスや車が、あいかわらず活躍していてうれしくなります。

     アヌラーダプラをはじめ、エンリケさんの旅程の3日目までは、私が訪れていない所ばかりなので、知らないことを教えてもらえます。
     実は我が家で、「私が遺跡を訪れる際のルール」があります。
     シーギリアのように、乗り物を降りて、すぐ観光できるような所や、トゥルム遺跡のように人が多い所はOKです。
     ただ、広い敷地に遺跡が点在していて、一つの遺跡からもう一つの遺跡まで行く途中に、ひと気のないような所があればNGです。
     タイヤミャンマーの遺跡で、日本人女性の悲しい事件があったからです。
     そんな理由もあり、まだミャンマーを訪れる機会に恵まれていないのです…。
     
     旅の初日から、ラッキーな事や嬉しい事が始まり、本当に良かったですね(^^♪
     これからどんどん盛り上がっていきそうなスリランカ旅。
     次回も楽しみです!

                   町子
     
     

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2016/03/13 19:04:51
    リアル旅番組の旅
    川岸 町子さん

    こんばんは。スリランカ旅行記に早速ご訪問いただきまして、ありがとうございます!

    海外旅行はもう何十回と経験していますが、スリランカほど地元の方々との自然な触れ合いや、同じ旅行者同士の交流ができた国はなかったですね。

    まさに“リアル旅番組”と言ってもいいくらいの経験ができた旅で、こうして旅行記を作っている最中も、そういえばこんなことがあったな〜としみじみした気分に浸ることができて、一度で二度おいしい旅になっています(笑)。

    > 表紙の倍賞美津子似の女性の表情もステキです(@^▽^@)
    > スリランカって、こんなタイプの柔らかな表情の方ばかりですよね。
    > あくの強いタイプが少ないですし。

    本当に。人物写真を撮るのが苦手なわたしでも、向こうから自然といい表情になってくれますね。

    > 実は我が家で、「私が遺跡を訪れる際のルール」があります。
    > シーギリアのように、乗り物を降りて、すぐ観光できるような所や、トゥルム遺跡のように人が多い所はOKです。
    > ただ、広い敷地に遺跡が点在していて、一つの遺跡からもう一つの遺跡まで行く途中に、ひと気のないような所があればNGです。
    > タイヤミャンマーの遺跡で、日本人女性の悲しい事件があったからです。
    > そんな理由もあり、まだミャンマーを訪れる機会に恵まれていないのです…。

    なるほど、それでミャンマーやラオスをまだ訪れていないわけですね。

    今回の旅でもポロンナルワで一人、欧米系の女性が単独で遺跡地区を自転車で回っているのを見かけましたが、奥の方に行くとひと気がなくなるから要注意ですよね。

    その女性はガタイがいい方だったので、まあ心配はいらないなと思って特に気にならなかったのですが、ほっそりした日本人女性は狙われやすいですよね。

    どちらかというとわたしの旅行記は男性視点で書かれているので、そんなふうに女性視点で指摘してくださると、女性の方も安心してわたしの旅行記を参考にできますね!

    スリランカはツアーで訪れるよりも個人旅行で訪れた方が圧倒的に楽しいし、旅番組のような非日常感が味わえると思うので、多くの人に参考にしてもらいたいですね。

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