定山渓と豊平峡温泉

2016/02/18 - 2016/02/19

二八枯れで仕事も忙しくなさそうなので、有休をもらい、のんびりすることにした。

エリア 定山渓温泉(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

新千歳空港はあまり雪がなかった。

まずはホテルにチェックイン。宿は定山渓ビューホテルに2泊。

早速靴を履き替え、ぶらぶら散歩。

最初に定山渓郷土博物館に行って周辺の情報を仕入れようと思ったら、冬季閉鎖。
雪深くて歩きにくいのだから、せめて門の辺りにでもそう書いておいて欲しい。

気を取り直して、道ばたにある案内板を見ながら散策。
二見吊橋という所に行きたかったのだが、道が見つからない。どうも、これも冬季は閉鎖されているようだ。

源泉の一つである定山源泉公園にある、定山渓を開いた修験道者、美泉定山の像。

写真スポットらしい。

ここにも定山。
この向かい辺りにある「食堂　こんの」で味噌ラーメンを食べたが、おいしかった。
若い、おそらく中国の女性が一人でラーメンを食べていたが、お勘定の時に「ゴチソウサマ」といいながらお金を渡していた。
定山渓は見た目8割ほどのお客さんが中国の人だった。お風呂のマナーも含め、失礼ながら思った以上にマナーが良く、むしろ日本の若い人の方がだらしない感じ。
ビューホテルの夕飯はプレミアムバイキングにしたが、中国人の従業員もいて、「飲み物どうする？」とため口でちょっと苦笑いしたが、不愉快な感じではなく、素直に、がんばってるなぁと感心した。
一方、隣の席に座った若い日本人の家族連れは、結構な音量でトラジロウのビデオを子どもに見せながらの食事で、かなりいらいらした。

ちらりと見える二見吊橋。

定山渓はかっぱ押し。
調べたら、明治のかなり遅い時期以降の伝説のようだ。考えてみたら、それ以前は開発されていないのだし、当たり前か。

なんとも評価しがたい、カッパ大王。

岩戸観世音のおみくじマシーン。
ここの前でやはり中国の人たちがウエディングフォトを撮っていたが、何人かのスタッフとともに結構な時間場所を占拠していて、これはちょっと嫌な感じ。

岩戸観世音のそばには足湯があり、タオルの自販機があった。

白糸の滝。
写真の下の方に写っている橋の上から見るのがベストスポットのようだが、ご覧の通り雪がしっかり積もっている。

試しに行ってみようとしたら、ずぼり。
危ない危ない・・・

定山渓の見所的なものはあっさり見尽くしたので、二日目は豊平峡温泉に行くことにした。時間もたっぷりあるので、てくてくと歩いて行く。

歩く人は誰もいないようで、自分の足跡だけが雪の上に残った。

なんか気になる熊。

豊平峡温泉。

駐車場には巨大鎌倉。

中ではジンギスカンなどできる模様。

たまには昼酒など。
肝心のお風呂は、かなり濃い成分のお湯を源泉掛け流しにしてあるため、床が鍾乳洞か千枚田のようにでこぼこになっている。また、ちらちらと舞う雪を見ながらの露天風呂も良かった。
インドの本格的なカレーが売りらしいが、軽くそばにした。

豊平峡温泉 温泉

行きがけに気になった熊を修復している人がいた。
声をかけると、彫刻家の方だった。

「みよし工房 彫蕗（ボレロ）」という三好純男さんという方のアトリエだった。
ふくろうの木彫り彫刻を中心に製作している方で、東池袋のアウルタワー地下の木彫りのふくろうを作った人だった。
アトリエ内には遊び心のあふれるさまざまな動物たちの彫刻が展示してあった。
あいにく、ぶらりと寄って手持ちのお金も足りなかったので、購入することはできなかったが、豊平峡温泉に行く折りには、ぜひ立ち寄っていただきたい場所だと思う。

二日目もプレミアムバイキングだったが、内容はまったく変わらず、がっかり。軽く食べて、ホテルの向かいにあった「味処おざわ」というお店に行ってみた。
結構おいしいと思ったが、ホテル内で何でもすんでしまう上に、寒さも相まってお客さんは全然いなかった。

その後部屋に帰り、コンビニで買った焼酎などなめながら、のんびりと本を読みながら過ごした。