逆鱗　NODA・MAP　東京芸術劇場☆梅蘭☆2016/02/21

2016/02/21 - 2016/02/21

逆鱗とは、龍ののどにある逆さのウロコのこと。触ると龍が怒るため、目上の人を怒らせることを「逆鱗に触れる」と言う。
沈没船で人間と交わした約束を果たすため、人間のふりをして地上に現れた人魚が、海中水族館の「人魚ショー」で人魚のふりをした人間と出会うところからスタートする物語。「人魚ショー」の人魚を確保しようとする水族館と、海底の人魚の世界を行き来しながら舞台は進んでいく。

松たか子、瑛太、井上真央、阿部サダヲ、池田成志、満島真之介、銀粉蝶、野田秀樹といった豪華なキャスト。

松たか子は、美しく、存在感のある演技で観客を魅了しました。

エリア 池袋(東京)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 私鉄

逆鱗を見る前にランチです。
池袋エソラ８階にある梅蘭。
お手軽ランチ限定コース①をいただきました。

蒸し鶏の冷菜です。
ネギがいい香りを出しています。

春巻
熱々です。

梅蘭焼きそば

昔、横浜中華街の梅蘭で食べて以来です。十数年ぶりの梅蘭焼きそば。
梅蘭焼きそばは、炒めた豚肉、にら、もやし、玉葱に熱々の醤油味の餡をかけ、その上に両面をカリカリに焼き上げた中華麺をのせて包んだものです。

本日のスープ。
玉子のスープです。薄味です。

二種点心盛合せ
小籠包とシュウマイです。

デザートの杏仁豆腐

東京劇術劇場に向かいます。

NODA MAPは1993年に設立され、今作「逆鱗」で節目の20回目となります。

野田秀樹は還暦を迎えます。
１９７９年に夢の遊眠社第８回公演／パルコ・ドラマ・フェスティバル「怪盗乱魔〜亭主と間男の共存できる家族制度を求めて」を渋谷パルコ裏テントで見たのが、野田秀樹との出会いでした。

水族館の人魚の話が、後半は一転して、人間魚雷の話になります。
回天が登場し、重苦しいテーマが舞台で繰り広げられます。

以前、靖国神社の遊就館で実際に回天を見ました。
遊就館は、靖国神社境内に併設された同社の祭神ゆかりの資料を集めた宝物館です。そこには、回天に乗り込む前の青年の肉声も残っていました。

その時の旅行記はこちら
http://4travel.jp/travelogue/10861757

かなしく切ない後半の舞台。野田秀樹の才能は素晴らしいです。