2016/02/09 - 2016/02/16
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kentaさん
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山頂のキリスト、黒いオルフェ、そして世界一のカーニバルに金と時間をつぎ込むキリギリスの国。一度は行ってみたいとは思うが、地球の裏の裏で長時間飛行と高額旅費がネックで「夢」の範疇だった。70歳までに一つでも多く「夢」を実現したい、折からの株高で臨時収入も出来た、オリンピックイヤーでテレビでもリオが度々取上げられている、などなどリオへの想いが高揚してきた。
アメリカ経由で二人で120万円のツアーが有った。もう少し安いがドバイ経由でアフリカと大西洋を横断する超長時間飛行ツアーもあった。船も最安のピースボートでは4人相部屋で3ヶ月航海して世界一周し、リオにはたったの2日滞在して一人が100万だった。今までの最高額の旅費はマチュピチュの25万だった為、4倍の経費におののき、24時間以上の飛行に動悸し、少しあきらめムードとなったが、自分なりの経験則でアレンジをした結果→リオに焦がれている自分だけの一人旅とする。長距離飛行によるストレスを克服するため成田−ニューヨーク間をビジネスにする。こととして、基本料60万+1人部屋追加5万+ビジネス追加35万の100万旅行を決意した。でも、申し込みから出発までの期間が短く、準備と覚悟が不十分で不安で一杯の旅立ちだった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ラタム航空 JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 読売旅行
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JALビジネス席2*3*2フラットシート
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日本酒と前菜
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前菜・9寸?
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ご飯と汁物
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ニューヨーク発リオ・デ・ジャネイロ行きブラジルTAM航空
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イグアス空港到着
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肉・肉ディナー
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南米ディナーショー
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サンバの部
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サンバの部②
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レカント・カタラタス・ホテル(イグアス)
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イグアス アルゼンチン滝
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ハナグマ。餌やり禁止。指を出すと噛まれるので注意。
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イグアスのイグアナ
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「悪魔の喉笛」 多分
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ブラジル・アルゼンチン国境
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ブラジル滝
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確かにナイヤガラを上回る水量と面積の大きさと壮大なスケールは実感できた。現地ガイドもかなり自慢していたが長距離の遊歩道の移動は高温多湿の気象と太陽の照り付けで辛らく、綺麗な蝶や小動物に気持ちは向かなかった。滝つぼの遊歩道で全身に水しぶきを浴びながら感じた圧迫感は印象的ではあったが、滝中へゴムボートで突っ込んだり、ヘリで上空から遊覧したいとは思わなかった。
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ブラジル側はエレベーターが整備され滝壺レベルへ降りて滝を実感できた。
アルゼンチン側は桟橋のみ掛かり長距離を歩くので疲れた。 -
シュラスコディナー
ブッフェ皿からは肉やパスタを取らず野菜と果物を盛って串肉を待った。色々な部位を食したいので指と指の間を狭めて「少し」をアピールするも皿に落ちた肉塊は200グラムは有りそう。また、側は焦げて塩辛く腎臓に悪そう。懸命に噛むも入れ歯前の歯ではなかなか肉が無くならない。 -
次のソーセージは文句なしに美味かった。次のショートリブも指で少しのサインをしたが、三つもあばら骨を入れられたので「多いわ」と生まれて初めて牛肉の量が多いと文句を言った。給仕人は何しに此処へ来てるのかと言う顔を返してきた。満腹で苦しく体に悪い夕食となった。
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ゴールデン・チューリップ・レヘンテ・ホテル(リオ・デ・ジャネイロ、コパカバーナ海岸)
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教会
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ポン・ジ・アスーカル(砂糖パン山)
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コルコバードの丘を望む
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キリスト遠景 コルコバードの丘
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○カーニバル 会場の700メートルの通りを通過するサンバ隊を観客席から見る。良い写真を多く撮りたいと思っていた。でも違った。スタートの合図と花火で観客が踊りだした。大音響の歌と音楽と観客のステップでスタンドが揺れる。すぐ横の観客席踊り場では酔ったように少女がサンバして、スタッフに制止されても止めない。
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行列の最初は看板や幕を持った指揮者、集団、山車、ペアサンバ、群集、山車、楽隊等々5千人規模の行列が延々と続き物語を表現しているらしい。今までで見た大きな山車はねぶたと長刀鉾。リオのは3階建てのビルのような山車で奇想天外な仕掛けが施された世界一高価と思われる山車が何台も続く。
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チームごとにごひいきがある様で客席との掛け合いが多いいと1チームの通過に1時間以上かかる。2時から3時にかけて、大音響や盛り上がりの中でも眠気が襲い何度も体が落ちたが最後まで頑張った。
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フライボードで空中浮遊のキリスト?ポセイドン?トリトン?。山車に設置された水槽から給水しパレードの間1時間以上も浮遊?。すべての技術はカーニバルのために
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ようやく5時にラストのチャンピオンチームがスタートした。音楽も歌声もスピーカーから流れているのになかなか隊列が見えない。ようやくバラバラ衣装の集団が来たが、これは通りに紛れ込んだ観客がスタッフに押されて出来た隊列で勝手にサンバしながら通り過ぎる。野球が終わってグランドに雪崩れ込むファン心理と同じか。スタッフが横に手をつなぎ三重の柵を作って通路の露払いをしながら通り過ぎると後ろからやっとチャンピオンチームの登場。
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チャンピオンの名誉を受け一段と踊りに力が入り、先に通過したものとは違う「艶」を感じた。観客席の少女は徹夜で踊っている。パレードの踊り子も客席と掛け合いながら陶酔したように踊り続ける。
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確かに音楽とリズムで体は自然に動くが、何のために踊り続けるのか、人に見せるためか、自己陶酔か、祈りのためか、音楽や踊りに無縁の自分には解らないけどパレードのクライマックスには目頭が熱くなってきた。理屈抜きの開放感・絶頂感・崇高感。太陽を見続けた跡のような残像が心に焼き付いた。
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コパカバーナ海岸
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名所のコルコバードの丘もポンデアスカールも奇岩の上。ロープウエイやケーブルカーで登るが運送効率が悪いので、暑い通路で長時間待たされる。オリンピックに向けて対策を建てないと多数の病人が出るのではと危惧する。登って見る海岸美の絶景は最高で何度でも見たくなる。
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寝転んでキリスト写真
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キリストの体内
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リオではカーニバルに集中するため、コパカバーナに宿泊したのに砂浜へ出ていない。市中の教会と小さなスーパーに入っただけで街の散策は出来なかった。カーニバルは見たがブラジルは見れなかった。蟻とキリギリス、いずれの幸福度が高いのか。もっとそこに住む人々のことを知りたいと思った。ブラジルへの興味は尽きない。
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JALビジネス席 フルフラット水平ベット席と最高のおもてなし。特に帰国便での効果は絶大で自身のコスパ判断に満足した。機内に乗り込むとCAの最初の一言が「お帰りなさい」飲み屋か、とも思ったが帰国感が湧きホッとしたことは確か。目が合うたびに「何かお持ちしましょうか」と声が掛かる。自宅では決して求められない、至れり尽くせりのサービスで大きな幸せ感に包まれた。フラット席のおかげで足のむくみが取れ、平生より足首が細くなったようにも感じた。料理は著名料理人が監修した和食を注文。一品毎に複数の味覚が隠されており、和食の進化が楽しめて200パーセントの満足度であった。
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成田から伊丹へ向かう。眼下に広がる富士
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美しく幻想的な富士に感激。やっぱり私は日本人。日本大好き。
今回もいい旅だった。
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