2016/02/11 - 2016/02/15
290位(同エリア605件中)
yukiさん
1月のNHに引き続きJLでもマイルが一部失効直前となり、有効な使用法を検討。さすがにどう頑張ってもビジネスクラスに必要なだけのマイルはなく、ディスカウントマイル対象期間につき比較的必要マイル数が少なくマイル単価が高めのデリー往復Yを発券。デリー近郊の未訪地を中心にまわってきました。
【FLIGHT DATA】
JL 749 Y 11FEB NRTDEL 1135 1820
JL 740 Y 14FEB DELNRT 2020 0710
【TRAIN DATA】
11FEB Delhi2230(19032)0640Ajmer
12FEB Ajmer1755(12983)2000Jaipur
14FEB Jaipur0600(12985)1030Delhi S Rohilla
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2016年2月13日(土)
本日は丸一日をジャイプール観光に充てる。
郊外まで含めるとかなり見どころが多く、効率的に動く必要がある。
駅前から小型のバスに乗りまずはジャンタル・マンタルへと向かう。 -
周囲に何の説明もなかったが位置関係からおそらくはサンガネール門と思われる門を通り抜け旧市街に入る。
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ジャイプールは別名ピンクシティとも呼ばれているとおり、旧市街の主要道路に面する建物の色はピンク(というにはやや色調が濃いが)に統一されている。
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ジャンタル・マンタル至近の大通りでは地下鉄も工事中。
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ジャンタル・マンタルに入場する。
こちらは2010年に世界遺産に登録されている。 -
ジャンタル・マンタルとは天体観測儀を意味し、その名の通り敷地内には数多くの計測儀が復元・展示されている。
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これらの観測儀は、ジャイプールの町を築いたサワーイー・ジャイ・スィン2世によって1728年ごろに作られた由。
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彼は天文学に傾倒し、同様のジャンタル・マンタルは他の都市でも造られたが、ここジャイプールのものが最大規模とのこと。
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こちらの観測儀にはCAPRICORNの記載が。その他周囲にはSCORPIO、SAGITTARIUSなどの記載がある観測儀があるところを見ると、これらは星座の観測に用いられた模様。
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もちろん学術的には重要な意味を持つのだろうし、それが故に世界遺産にも登録されたのだろうが、一見するに現代芸術の作品群のようで、どのように観測に用いたのかなども素人には不明な状況下では、十分に楽しめる場所かというと正直難しいところもある。
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丘の上に広がる建物はNahargarh Fort(ナルガール要塞)。こちらも時間があれば訪れたいと思っていたが最終的に時間切れで未訪に終わってしまい残念。
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続いてジャンタル・マンタルの向かいにあるシティ・パレスに入場。
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正門からも見えているこの建物はMubarak Mahalで、現在は織物などの展示館となっている。
写真撮影不可のため外観のみ。 -
こちらの門を通ってDiwan-i-Khas(ディーワーネ・カース)なる名の貴賓謁見の間に向かう。
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世界最大の銀製品としてギネスブックにも載っているという2体の銀の壺が鎮座まします謁見の間。
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実物はこちら。重さ345?、高さ5フィート3インチ、容積4091リットル、14000枚の銀貨を溶かして作られたとのこと。
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シティ・パレスの次は、なぜか歩き方には一切載っていないが、ジャンタル・マンタル、シティ・パレスあたりからも見えていて、ちょっと気になる塔へ行ってみる。両者からはわずか数分の距離。
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果たして、入場可なのでもちろん入場。内部はスロープになっていて、ちょっと登りにくい。
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この塔はIsarlatといい、高さ140フィート、1749年に建設。
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頂上からは先ほど訪れたジャンタル・マンタル、シティ・パレスはもとより、ジャイプール市街が一望できる。
暫し地上の喧騒から離れ景観を堪能、と言いたいところだが実際にはここまでひっきりなしに鳴らされるクラクションの音が届きうるさいことに変わりはない。 -
このあたり観光スポットが目白押しで、続いてHawa Mahal(風の宮殿)を見学。
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こちらの5層からなる宮殿は1799年、Maharaja Pratap Singhによって建設。
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ファサードの拡がりに比べ奥行きが極端に短い、マカオの聖ポール天主堂跡を思わせる特徴的な構造。
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中心部を後にしバスに乗ること約30分、アンベール城へと向かう。
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アンベール城全景。この城は周辺の他の5城塞とともに、「ラージャスターンの丘陵城塞群」として2013年、世界遺産に登録されている。
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周辺は、万里の長城よろしく、尾根沿いに城壁が築かれている。
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スィン・ポール(獅子門)から内部へ入城。
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入場後最初に目にするのは、Diwan-i-Aam(ディーワーネ・アーム、一般謁見の間)。
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ガネーシャ門を経てさらに内部へと向かう。
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Diwan-i-Khas(貴賓謁見の間)は、Jai Mandir、またはSheesh Mahal(鏡の間)とも呼ばれている。
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鏡の間という通り、小さな無数の鏡を壁面に埋め込むという、モザイクのような手の込んだ装飾技法が見事。
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壁面、天井ともにさきほどのような装飾技法が施されている。
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Diwan-i-Khasの前面にはシンメトリーに配された庭園が広がる。
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アンベール城を出て、右に続いている道を登って次はジャイガル要塞へと向かう。
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こちらの要塞はなぜかまったく別の場所にあり、先ほど訪れたシティ・パレスの入場料と込みになっており、シティ・パレスの入場券を見せて入場。
そもそも、ガイドブックには400ルピーとあったComposite Entry Ticket(共通入場券)が1000ルピーに値上がりしていたので、あえて買わなかったのだが、やっぱりというか当然のごとく各施設の入場料が軒並み値上がりしており(200ルピー程度)、最終的にはこの共通券を買った方が安く、失敗した。 -
こちらの要塞からは眼下にアンベール城を見下ろすことができる。
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ジャイプールからアンベール城へ向かう途中というか、アンベール城に着く少し前に、行きの場合は右側に湖に浮かぶ水の宮殿(バス停名からたぶんJal Mahal)が見える。
往路は座席の関係で写真が撮れなかったので帰路に何とか車内から撮影。 -
帰りのバスはジャイプール駅近くまで行くのでそのまま戻る。
駅前からはメトロの高架も見てとれる。 -
自動券売機を操作して路線図を確認するも、このメトロはガイドブックには完全無視されており、どの辺を走っているのか皆目見当がつかない。
現在は観光客が使うことはなさそうだが、ジャンタル・マンタル付近で見た工事中の区間が開通すれば観光で使うことも出てくるだろう。
本日はこれにて終了。明日は早朝の列車でデリーへ向かう。
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