チベット縦断（４）　ギャンツェ、シガツェ

2009/04/25 - 2009/05/06

　「エベレストベースキャンプも訪れる　青蔵鉄道とヒマラヤ大縦断3,000㎞　12日間」のツアーに参加。

4月25日　空路で北京到着後、国内線で蘭州へ。
4月26日　西寧周辺観光。夜に青蔵鉄道に乗車。
4月27日　列車の旅。夜にチベットの都、ラサに到着。
4月28日　ラサ市内観光（ポタラ宮、セラ寺、ノルブリンカ）。
4月29日　ラサ市内観光（ザンゲ・ドゥング、ジョカン寺）。
4月30日　車でヤムドク湖へ。ギャンツェ観光（パンコル・チョルテン）。
5月1日　シガツェ観光（タシルンポ寺）。その後、ニューティンリーへ。
5月2日　チョモランマ・ベースキャンプ。オールド・ティンリー。
5月3日　峠を越え、国境の街ダム（ジャンム）へ。
5月4日　国境を越え、ネパールへ入国。カトマンドゥ観光。
5月5日　空路で、ラサを経由し成都に移動。
5月6日　成都発、大蓮で待機して夕方に帰国。

エリア ギャンツェ(中国)

朝7時半のジョカン（大昭寺）。
チベット全土から巡礼者がやって来る聖なる寺院。

ジョカンの周りバルコル（八廓街）をコルラ。

正門前の石畳では、巡礼者が五体投地。

朝食後、8時半出発。ナンカルツェにあるヤムドク湖へ。

中央チベットを東西に流れるヤルツァンポ川。

カムパ・ラ（4,750ｍ）から眼下に広がるヤムドク湖到着。チベット仏教四大聖湖の一つ。

湖畔にあるレストランで昼食。

ナンカルツェからギャンツェへ。

カロー・ラ（5,045ｍ）からノジン・カンツァン（7,191ｍ）。氷河が間近に見える。

道中、シミ・ラと人口湖で休憩。

ギャンツェ着。ラサの南西約260キロ。
パンコル・チョーデは、1418年、創建。文革でほとんど破壊されたが、大集会堂とパンコル・チョルテンだけは免れた。

パンコル・チョルテン。
15世紀の貴重な仏像が祀られ、壁画が残されている。8階建てで、入口から右回りにらせんを描いて登って行くと、密教タントラの成立していった順に配置されている。

一階、釈迦如来像。

一階、部多降伏像(ブータダーマラ）。

一階、忿怒メツェク像。

一階、無量寿阿弥陀像。

一階、曜母（グラハ・マートリカー）。

五階。

五階、釈迦獅子像。

マンダラ。仏教の宇宙観を描いたもの。

五階、遍調伏大マンダラ。

五階、ヨガタントラ・「真実摂経」降三世品のマンダラ。

六階、ヤマーンタカ（金剛怖畏)最強の守護尊。

六階、ヘーヴァジュラ。

六階、グヒヤサマージャ・無上ヨガ・父タントラの守護尊。

六階、秘密集会文殊金剛。

六階、赤ヤマーリ・無上ヨガﾞ・父タントラの守護尊。

五階から正門。

五階から見たチョルテン。七、八階には、鍵がかかっていて上れず。

パンコル・チョーデの前で。

ホテルで夕食後、ギャンツェのメイン通りを散策。繁華街からギャンツェ・ゾン。
20時半なのに、まだ明るい。中国は、全土で北京時間を使用しているため日没が遅い。

翌日、8時半出発。ギャンツェの北西約100キロ、シガツェに移動。
ここは、チベット自治区第二の都市で標高3,900m。
茶館でひと休み。

シガツェの繁華街。

シガツェの観光の目玉、タシルンポ寺に到着。
1447年、創建。ゲルク派六大寺院の一つ。歴代パンチェン・ラマの政治、宗教の中心として繁栄。

タシルンポ寺の全景。
最盛期には、4,500人もの僧侶がいたが、現在は800人程度。故10世が中国共産党に協力的だったので、文革の破壊からも比較的守られた数少ない僧院の一つ。

チャムカン・チェンモ（大弥勒殿）、像高26ｍの世界最大の弥勒坐像が安置。

セルドゥン・シスム・ナムギェル（10世霊塔殿）。
中国政府が多大な国費を投じて、1994年建立。

タシ・ナムギェル・ラカン（５～９世霊塔）。修理中。

正門前。

13時前、レストランで昼食。シャムデ（チベットカレー）。

サキャヘ行く道中、途中休憩。

上海人民広場とチベット自治区のラツェを結ぶ国道318号線の5,000キロ地点に建てられた石碑。

ラサとネパールを結ぶ、中尼公路。

休憩、青空トイレ。

中尼公路最高地点ギャツォ・ラ（ラクパ・ラ）5,250ｍ。

トイレ休憩。

18時半、ニュー・ティンリーに到着。泊まった定日珠峰賓館。

ホテルで夕食。

食後に、近くを散歩。ホテルの前。

車で通って来た中尼公路からニュー・ティンリーの町を撮影。

羊飼い。
まだ20時過ぎだが、ホテルに戻って就寝。