2016/02/04 - 2016/02/11
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Prof.Chickenさん
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ウユニを振り捨ててまでも来たかった場所、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ。カラオケでもよく中森明菜の「ミ・アモーレ」を歌ってきた僕には、念願のリオのカーニバル鑑賞です。
写真は2/5の初日の様子。本選は2/7・8なのですが、去年トップ12に入れなかったチームが、いわゆる「入れ替え」を目指すというコンテストがまず2日間続きます。コパカバーナに面した代理店で軽く値切り、150レアル=4500円出して、観てきました。
客の入りは40%くらいかな?スタンドの最前列の手すりで観ていても、取り合いにならないのが嬉しかったです。見下ろすとマス席には日本人がいっぱい。B級の大会でめちゃくちゃいい席を体験するというのも楽しみ方の1つです。
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チケット探しの過程でコパカバーナ海岸にも寄りました。噂通り女性のお尻がインパクト絶大でした。
前にリオに来た時は9月だったので、ビーチ全体で5、6人しか女性がいなくて、こういう姿を見るのに数キロ歩いた記憶があります。 -
コパカバーナからもう1枚。チリに海パンとビーサンを置き忘れてきたので買いたかったのですが、有名なビーサンメーカー「ハワイアナス」のものは足に合わず、海パンは3日探して1軒しか売ってる店がないという状況。参りました。
逆に女性水着屋は屋台が無数にあり、さらに女性ビキニをいっぱい吊したパラソルが移動屋台となっていて、ビーチに直接売り歩きに来ています。 -
こちらは別の日のイパネマ海岸。
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地元の人はイメージ通り明るくて、イエーイ。
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格好つけたボーイズが撮られたくてうずうずしてたので、ことさらオーバーアクションでプロっぽく撮ってあげました。そのあとハイタッチでイエーイ!です。
1日ビーチで寝転ぶ日が欲しかったな…。カーニバルに特化して宿を選んだので、ビーチに来るには地下鉄駅まで10分、地下鉄が15分、下りてからまた10分と、ちょっと遠くなっちゃったんですよね。 -
さてカーニバル本選です。これは最終日、「セクター7」という場所からの眺めです。正直、チケット1枚2万円前後。外国人は「セクター9」という場所から観たり、スタンドの真ん中にあるバルコニー席から観るのが王道みたいなのですが、それだとたぶんお値段さらに3倍。
実際に行った感覚からすると、セクターの5〜10は見え方ほぼ一緒じゃないかと思います。いかに前の方に入れてもらえるか、周りに背の高いやつがいるかいないか、の方が重要かな。僕の前には背は低いけど帽子でキメてる老夫婦。うーん。帽子、邪魔だけどおしゃれだからまあいいか。
真後ろにはカーニバルオタクみたいな若い兄ちゃん。全チームの歌を7時間以上ずっと熱唱してました。 -
カーニバルの様子をいくつかお届けしましょう。こちらは人気者なのに30年間優勝していない「ポルテーラ」というチーム。誰か知らないけど俳優さんの巨大化したガリバーに、ロープでみんながしがみついています。
このチームがいいのは、遠くからずっと同じものが見えるのではなくて、要所要所で動きをつけてくれるところ。目の前で変化が起こるというのが、「生」で観る醍醐味だと思います。 -
なんかいちいちパンチラするように作られてるの、気のせいじゃないと思います。お客さん本意なポルテーラ。このチームに優勝して欲しかったな。(結果は3位)
チャントって言うんでしょうか、チームが通る間ずっと流れている曲がすごく良くて、その後1ヶ月ぐらい脳内でリピートしてました。 -
このチームはちょっとHなおふざけが多々混じるチーム、「サルゲーロ」。万年2位で、今年は4位に落とされたみたいですが、楽しさは一番かも。「わっるいチームが出てきたな〜」って感じがありました(^_^;)
ポルテーラよりもお色気に頼りすぎたのが敗因? -
しばらく、色々なチームの演し物をご覧ください。
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こちらは10数年ぶりに優勝したチーム「マンゲイラ」。最後の最後に登場したので、眠い目で観てしまいましたが、写真で見直してみるとやっぱり綺麗です。
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古き良きカーニバルと言いますか、カトリックの要素、サンバ発祥の地バイーアへの敬意、遡ってルーツであるアフリカへの敬意、そういったものが軸となる、いかにもリオのカーニバルらしい演し物です。優勝して良かったんじゃないでしょうか。
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カーニバルに通うと昼間眠くて仕方ないんですが、ベタな観光地はちゃんと行きました。20数年ぶりで、なつかしかったです。
まずは「砂糖パン」というニックネームのある巨石、「ポン・ジ・アスカル」。今は英語で「シュガーロール」と言った方が通じやすいようでした。 -
チリで別れたユージとブラジルで再会。僕の宿に転がり込み、僕の余ったチケットでカーニバルを観て去って行きました。さすがに何千円かは徴収しましたが(^_^;)
かれこれ1ヶ月くらいこのコンビでした。 -
展望台から見たリオの夕景。
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神様が神々しいです。
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帰りのロープウエイの中から。季節によってはこれが展望台から見えて綺麗だろうな、と思います。
ブラジルで夜遊びしてて大丈夫なの?とお思いでしょうが、やはり無事では済みませんでした。このあと「セントラル駅」という駅の方にバスで向かうのですが、実は警察はこの時期カーニバルばかり守りに行ってしまい、駅周辺にはパトカーが全然停まっていないのです。
展望台で出会った大学生「ケイスケ」君(および、他にも日本人数人)と一緒に歩いていましたが、彼が現在地点を確認しようとiphoneを取り出すと、暗闇から若い黒人の窃盗グループが襲いかかってきて、iphoneをひったくりにかかりました。(この時、後ろを振り向いてユージの姿を探していたため、実際には僕見てないんですけれど)
もみ合って地面に落ちたiphoneをケイスケ君が押さえたのは良かったけれど、窃盗団は腹いせに彼の背中や顔に殴る蹴る加えて去って行ったそうです。ケイスケ君はいい奴なので取り乱した様子も見せず、むしろ「僕のせいで驚かせてすいません」とまで言って周りを気遣うほど。
他の日本人が大パニックで大変でした。僕は自分の宿に近く、どのあたりまで行けばパトカーが並んでいるかも知っていましたが、他の人は地下鉄に乗って宿に帰らないといけない。でもその駅の入り口でなおも窃盗団の「狩り」は続いていて、見ている間にブラジル人が2人被害に遭いました。動かず迷っているのが一番危ないけれど、タクシーはとても捕まえられない場所で、もう「比較的」安全なことをするしかない。
繰り返します。カーニバルの日は、カーニバル会場周辺にパトカーが配置され、タクシーも会場外の乗り場に密集します。セントラル駅周辺は手薄になってめちゃくちゃ危ないです。(最寄り駅なんですけどね)そのあたりの徒歩はダメ。外で携帯の画面を光らせるのも厳禁です。
僕はダッシュで1台目のパトカーまで走り安全圏へ。他の皆さんの無事も携帯や、翌日に顔を見て確認できました。ひび割れたケイスケ君のiphoneも今頃は直っているかな?そんな一夜でした。 -
そんな悪夢から一夜明け、コルコバードの丘のキリスト像です。ここに行くためのバスが全然捕まらず、半日がかりになってしまいました。みなさん、ここに行くなら「ラルゴ・デ・マシャド」という地下鉄駅を起点にしましょう(^_^;)
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僕・ケイスケ君・ユージの3人で記念写真です。この3人が組むと、僕の不運オーラが彼らを飲み込むようで、ほんとケイスケ君ごめん。ユージと2人だとユージの強運が勝るんだけどな。
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コルコバードから見下ろしたポン・ジ・アスカル。ずっと霧に覆われて真っ白だったけど、粘っていたら晴れました。何気ない写真だけど、これはすごく嬉しい写真です。家にある大学生の時に撮った写真と同じ角度で撮ってもらっていました。
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カーニバル期間のリオの何がすごいって、一般の人も思い思いに仮装して歩行者天国に集まったりすることです。それも、60を超えたようなおばあちゃんがセクシーなクレオパトラやワンダーウーマンになってたりして。渋谷のハロウインと違うのは、文化として全年齢がやっていることだと思います。ただ…
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地下鉄の中でもこのままなんですよ。衣装の人、上半身裸で海パンでビール手に持って飲んでるグループ、奇声を上げておそろいの棒で地下鉄の屋根をガンガン突き上げてへこませ始めるグループ、もうめちゃくちゃです。車内なのに子供に紙吹雪をかけまくるお母さん、そしてほぼみんな自慢のタトゥー全開。駅に停まればむさくるしい毛ずね丸出しの白雪姫コスの男、下りれば車内から吹き付けられる泡スプレー…。
カーニバルより、このカオスこそ世界にここだけのもの、という感じがしました(^_^;) -
おかげで美人さんが「撮って撮って」と声をかけてくれるので、カメラ好きにとっては楽園でしたけどね。
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そのほかの観光地。ここは「セラロンの階段」というカラフル階段。昔来た時にもあったのかな…?とりあえず行ってみたのですが、人が多くて階段を綺麗に撮るのはあきらめました。すると…
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この男性が僕を撮ってくれ、と訴えるので、そうしました(^_^;)
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さらには2014年ワールドカップの開会式会場、「マラカナンスタジアム」(新)にも行ってみました。前に来た時は22万人入ると言われた旧スタジアムだったのですが、えらく綺麗なのに変わっていてびっくり。
残念なことに僕の滞在中ここでの試合がなかったので、サッカーは近くの別のスタジアムに観に行きました。ここで観たかったな。 -
ロッカールームにはコロンビアのハメス・ロドリゲスのユニフォームが。こいつに点取られまくったんですよね。2014年の日本代表。
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リオにあるバスコ・ダ・ガマというチームの試合を観に行きました。でもスタジアムの雰囲気とか、選手の登場する感じとか、うちの県の高校サッカーの準決勝ぐらいの雰囲気。これ、プロの試合?
ちなみにコルコバードからの帰り、ケイスケ君の隣にバスコ・ダ・ガマの10番の選手が座っていたのだそうです。いいなあ。僕も握手したかった。試合ではけっこうキレキレの動きしてました。 -
入場料は当日でも余裕で買えて50レアル=1500円。行き帰りタクシーを借りて、帰りは約束していたガソリンスタンド前で拾ってもらいました。それでタクシー代60レアル。安いものだと思います。
ホームチームがPKの1-0を守って勝ちました。地味な試合でした(^_^;)
リオは7泊しましたが、適度な長さというか、さらにもう2、3日ビーチで遊びたいぐらい。充実の日々でした。
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