第47回　カイロ国際ブックフェア　販売エリア

2016/01/29 - 2016/01/29

カイロよりこんにちは！

本日のカイロは晴れときどき曇り、最高気温18度、最低気温は10度です。
昨日辺りから、日中の外は暖かくなりました。相変わらず室内は昼間でも寒いですが、先週に比べるとずっとましです。

さて、前回に続いてカイロ国際ブックフェアをご紹介。

エリア カイロ(エジプト)

広ーい敷地内にズラーとプレハブ？テント？の即席本屋が並びます。

大きさは大小さまざまですが、とにかくものすごい数のお店があり、ちょっと覘くだけでもキリがありません。

スイーツのレシピ本。見ているだけでよだれが出そう。

ほとんどがアラビア語の本ですが、英語の本を扱っている店舗もありました。

トルストイの「戦争と平和」など。

壁に貼ってある本の表紙のポスターがおしゃれです。

村上春樹さんの「1Q84」アラビア語訳。表紙には「日本人作家」とか「日本の小説」とかは書かれていません。売れ行きが気になります。

ミッフィーの絵本も！かわいい〜。エジプトも某国に負けず、なんちゃってディズニーとか、なんちゃってキティとかよくありますが、こちらは本物ですね。

ちなみにミッフィーは本国・オランダでは「ナインチェ」という名前なのですが、エジプトでは日本と同じ「ミッフィー」でした。

こちらは大人向けの塗り絵本。日本でも流行りましたよね。

上の写真は輸入本もですが、これはMade in Egyptでした。

常に賑やかなエジプト人が静かに塗り絵なんてできるのかしら･･･？　みんなでおしゃべりしながらするのかもしれません。

普段あまり本を読んでいるエジプト人をみかけないのですが（常におしゃべりしているか、電話でしゃべっている･･･）、どこもたくさんの人で賑わっていました。

子供用の絵本や、パズルなどの情操玩具系もたくさん売られていて、子供連れのファミリーや若い夫婦などがたくさん買い物したりしていました。

ピノキオ。

アラビア語にはＰの音がない為、「びのきお」と書かれています。

「ジャングルブック」と「びーたーばん（ピーターパン）」

エジプトには世界各国からイスラームの勉強にきている学生さんがたくさんいます。イスラーム関連の本も盛りだくさん。

これだけ多くの本屋・出版社が集まると、手に入りづらい本なども売られていて学生さんにもいいですね。

携帯ショップ？CDショップ？かと見紛うような本屋もありました。

次回は古本コーナーをご紹介します！