ホーチミンシティは休めない

2015/05/02 - 2015/05/06

2014年の秋頃、年末年始休暇の為の安い航空券を探していたら、全日空のベトナム行きが比較的安かった。ただ、休暇がいつからいつまでなのか、まだ決まっていなかったので、暦通り確実に休めるゴールデンウィークの5連休での同航程の値段も見てみた。年末よりも2万円位安かったのでゴールデンウィークに行くことにした(\58,000)。ハノイに寄っても値段はほぼ同じだったのでハノイにも一泊してみました。
行くことに決めてから半年以上も準備期間があるので、ベトナム語の旅会話本を買った。
聞いたことも無い言葉の羅列に、こんなの絶対覚えられない、と面食らったが、めげずに毎日読んでいるうちに、ふとした拍子にあるフレーズが思い出されたりして、これは案外いけるかもと、面白くなってきた。
会話本を何回か通しで読んでから、使いそうなフレーズを抜き出し、暗記して旅に出た。
そこは刺激だらけでした。旅にはいいかもしれません。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

エクスぺディアでチケットを手配。往復は全日空でホーチミンシティからハノイへはベトナム航空でした。最近は日本の航空会社も高くは無いんですね。成田から夕方出発です。

機内食は和食。和食は狭い所で食べることにも適しているんですね。

タンソンニャット空港に夜11時頃着。空港から市内へのバスはもう終わっているのでタクシーカウンターでタクシー券を買い市内へ。夜遅い到着なので個室のホテルを予約していました。ベンタイン市場などからはやや離れたところにあるミニホテルでしたが、とても居心地良くて、ここに連泊でもよかったかな、と思いました。ル・ブラン・サイゴン一泊約\2600でした。朝食も作ってくれます。

ホテルがある路地への入り口。前夜、大きく住所を書いた紙を渡してもタクシードライバーさんがこの角を探すのに周囲を2周程ぐるぐるするくらいホーチミンの住所は探せない。

ホテルから近かったので、歩いて戦争証跡博物館へ。重い歴史の傷跡の数々に涙が出る。今も残る枯葉剤の被害者の方からプラスティックの花を買った。

プロパガンダアートが作る社会主義国のムードに異国を感じる。

そのまま歩いて統一会堂まで来た。とにかく暑く、いろいろやる気が失われる。

サイゴン大聖堂や郵便局も近くです。この午前中だけで主な見どころは回れました。

ホテルに戻り、ファムグーラオ通りの安いホステルに移動する為、名残惜しくもチェックアウト。歩いてみたけど暑いので途中のカフェでビールを飲む。店の少年がWWEに夢中だ。ディーンアンブローズを応援していた。

9月23日公園でのんびりするも、蹴って遊ぶ羽根みたいなやつを売りに来たりなんだりとうるさい。しつこいので値切って一つ買ってみたけど、ホステルで相場を聞いたら高くて10かな？(10,000ドン/約55円)という。僕は倍の値段で買わされていた。

バスに乗ってサイゴン川を見に来た。川の前のオートバイが大量に走る道を横断しようとしていると、道を渡るのを手伝うと言うバイクタクシードライバーがいた。断っても勝手に付いてきてお金を要求されました。

気分を害したのでファムグーラオに戻った。フォークインでビーフシチューのフォーをいただく。この国のやさしい味に救われる。
ホステルへの道に迷っている時も住人のおかあさんに連れて行ってもらって助かった。僕が合ったほとんどの人はとても親切でいい人でした。

宿に戻ると、この日はフリービアの日だと言う（1人2本まで）。すばらしい。一泊\700だというのにさらにビールも付くなんて。ベトナムはどの宿もナイスだった。スタッフも皆気持ちがいい。各地から来た旅人達とビールを楽しんでこの日は早く寝た。

翌朝バスに乗りサイゴン動物園へ。空いている。バス路線は予めネットで調べられたので便利だった。1乗車25円位なのでよく利用した。車掌さんに地図を見せ、トイムオンデンチョナイ、と言っておくと、着いた時に教えてくれて助かった。

動物園近くでバインミーを食べる。良く見るやつではなく細長いパンだった。

サイゴン駅。売店で金色の猫の置物を買い、待合室でのんびりした。

チョロンの生地屋街を見て回った。何も買わなかったけど、また行けるか分からないから何か買えば良かった。

ファムグーラオへ戻り、散策中に雨が降ってきたのでブイヴィエン通りへと抜ける路地の店に入った。チャーハンがうまくてほっとする。

LONG HOSTELこの日はフリービアではないのでブイヴィエン通りへ飲みに行く。
昨日いたゲストが居ないのは少しさみしい。そしてまた違うゲストがやってくる。

デヴィッドゲッタでブイヴィエンの夜は更けてゆく。世界のどこでもそうなのだろうか。それはそれで何か安心する。

タンソンニャット空港へ向かう途中でゴーヴァップに寄った。下川さんのベトナム本で読んだカントリーハウスカフェでお昼。なるほど、こういう雰囲気のおしゃれ感は新鮮でした。

周辺はのんびりムードです。少し歩く。

暑いけど、これで飲みたくてホットコーヒーを飲んでからタクシーを拾った。良心的なタクシードライバーさん(VINASUN)で、空港に入るのにいくらか入場料がかかるということを丁寧に説明してくれて、領収書もきちんと書いてくれました。
そしてハノイへ続きます。