2016/01/02 - 2016/01/06
54位(同エリア257件中)
Prof.Chickenさん
- Prof.ChickenさんTOP
- 旅行記151冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 201,875アクセス
- フォロワー23人
エクアドルのキトからグアヤキル経由でガラパゴスへ。多くの観光客の拠点となる場所、サンタクルス島のプエルト・アヨラというところにやってきました。
この港町はちょっとワクワクします。普通に船着場や魚市場にイグアナやアシカやペリカンがわさわさいて、むしろ人間が迷惑そうに彼らをよける有様なのです。
ただ、後述しますが、イサベラ島に1日ツアーで行ったのには大いに失望させられました。総合評価としてはガラパゴスは他人にお薦めしません。高くてキツい割に得るものが少ない気がします。
とはいえまずは楽しかったサンタクルス島散策からお届けしましょう。
PR
-
イグアナの奥にはアシカも見えます。この場所はいつも5匹前後のアシカがいるので、何度もカメラを持って通いました。
-
アシカ、背伸び中?
-
魚の処理のための台を占拠する、やりたい放題の動物たち。
-
天気はずっと良くなかったのですが、たまの晴れ間には非常に美しい景色が見られました。
ペリカンがいて、奥の桟橋にはアシカとイグアナのシルエットが見えます。この島の動物は人間の縄張りにもガンガン入り込む「ヤンチャさ」があって、見ていて楽しく感じます。 -
同じ場所でも、天気がいいと違います。
-
こいつらもキラキラ。
-
島の散策を続けましょう。こういったシーンにはしょっちゅう出会えます。威嚇のために口を開けて首をカクカク上下させるしぐさとか、何回もやられました。
-
バッタもカラフル。僕は子供の頃バッタ大好き少年だったので、「いつか南米でカラフルなバッタを見てみたい」という夢がかないました。
確か大昔の「仮面ライダー」で、2号?が南米に行くとかいう設定だった気がします。そんなことも思い出します。(仮面ライダー1号・2号はバッタがモチーフなのです) -
チャ−ルズ・ダーウィン研究所です。港から歩いて10数分といったところでしょうか。楽しみながら着いたので距離を感じませんでした。
-
ゾウガメの保護・研究で知られるだけあって、甲羅に番号が書かれ、種類と生育度によってブロック分けされ、手厚く飼育されているようでした。
ただしこの研究所、無料なのはありがたいんですが、色々不案内で、入っていい建物とダメな建物が全然分からなかったです。 -
少し前まで「ロンサム・ジョージ」という名前の、たった1匹生き残った「ピンタゾウガメ」が暮らしていたところ。最近死んでしまったようで、また1種世界から生き物が減ったのだそうです。
そういうことを英語ガイドの人がしゃべってましたが、そのお姉さんの口調が強くて強くて。ロンサムジョージってそんなに偉人なの?とツッコミたかったくらいです。 -
さすが研究所。道ばたでは見ないようなイグアナがいます。いわゆるリクイグアナかな?
-
さて、楽しいサンタクルス島報告はこれぐらいにして、地獄だったイサベラ島ツアーについて言及します。
この型の船がサンタクルスからイサベラへと2時間半かけて観光客を運ぶのですが、その道中は、まあ一言で言って「ロデオ」です。旅人って「大変だった自慢」みたいなのが好きで、自分の乗ったバスがいかにキツかったか語り合うものなのですが、そんな次元じゃなかったです。
正直、首の「むち打ち」を2時間半連続で食らう感じです。それも往復。僕は正直こんな状況が放置されていることに怒りさえ覚えました。首や脳に問題のある人が乗れば明らかに致命傷ですよ!ネタにできるレベルじゃない。
このあとイサベラ島、および「ティントレラス」という小島に行くんですが、そこがどんなに素晴らしくても、ここまでの肉体的苦痛と釣り合いが取れないと思います。僕はあえての提言として、「みなさん、行かない方がいいと思います」と一言申し上げたく思います。
もちろん海のことですから日にもよるのでしょうが、他にももうお一方、別の日に乗客がみな吐いたようなことを報告しておられる方がいらっしゃいました。ちなみに吐き気より物理的打撃がひどく、僕は首に湿布をぐるぐる巻きにして1日寝込んで、やっと首の痛みがおさまったほどでした。
注:何人かの方に、「私の乗った時はそうではなかった」というご意見をいただきました。僕の乗った時がよくよく悪かったようです。これが年に1、2回のようなレアな出来事ならケチのつけすぎになるかもしれません。他の方のブログなどもよくよくご参照ください。ただし、この日のボートがひどかったのは事実なので、万一振動で身体にダメージが出るといけない方は、現地情報などくれぐれもご確認ください。僕が言いたいのはそれです。 -
先にイサベラ島の写真をまとめてみましょう。がっかりしたのが、イサベラ島にしても、白人が喜ぶようなビーチやショップが築かれていて、動物がわさわさ、って感じが全然ないことでした。僕のガラパゴスに対する勝手な先入観が悪かったのですが、ここまで何もない感じだとは知りませんでした。
例えばここ、フラミンゴの餌付けポイントということなのですが… -
引きで見ると、フラミンゴたったこれだけ?って感じです。
ガイドさんの英語(また僕の耳は20%未満しか理解できなくなりました)がよくわからなかったのですが、前は何百かいたみたいな感じでした。
ケニアのナクル湖といい、フラミンゴの名所に行ってももういない、というのを2度も味わいました。かなり稀少化してるんじゃないでしょうか。 -
イサベラ島にもカメの育成所があります。
でも、これだけ船で苦労してやって来て、結局施設の枠の中にいるのを見るだけなんて、なんのためにここに来たの?という思いがぬぐえませんでした。
サンタクルスからイサベラへの船の往復が60ドル。日本人バックパッカーはそれ以上払うまいと、イサベラ島では歩いていました。(めちゃくちゃ暑いと思います)ツアーに参加したら30ドル加算して90ドル。後述の「ティントレラス」まで行きたければさらに30ドル追加の120ドルです。そこにイサベラ島入島料?の5ドルが加わります。
あのむち打ち船にダメージを負って、何十ドルも払って、そして君たちかよ!いや君たちは貴重なんだろうそりゃわかる。でもさ… -
甲羅にも色んな模様があって、カメ好きの人なら「ここにしかいない!」という驚きと喜びでいっぱいなのでしょう。でも僕、日本のカメの甲羅もとっくり見たことがないからね…(>_<)
イサベラ島はこの2箇所と、昼食だけでした。 -
イサベラ島から「ティントレラス」という小島に向かう途中、お約束のようにペンギンがいました。船は近くに停まって撮影大会です。
-
「これからいっぱい出てくるだろうに、大げさだな」なんて思ってました。実はイサベラ島の船着き場で1羽見かけたように思ったのです。
でも、これがこの日ペンギンを見る最後の機会となりました。かっこつけずに写真撮っておいて良かった…。 -
さて、溶岩?とコケの島、ティントレラスに上陸です。
ほんと正直な話、ガラパゴス往復に今日のツアー代、かなりかかってます。また、宿や食事も、エクアドル本土と比べたら2.5倍ぐらいしています。その上イサベラ島往復の船の殺人的ダメージ。色んな負荷がかかったので、勝手に期待感は上がってしまっていました。生命の楽園よ、来い!と。 -
ほのぼの。
-
いやあ、ぽかぽか。
-
しゃー。
-
ハーレム満喫中。
…えーっと、確かに自然は感じられます。ウミイグアナがハーレムを作って暮らす島だなんて、ロマンティックな感もあります。でもなんだろう、この脱力感(^_^;)
ガラパゴスは、見るぞ見るぞと思って来ちゃダメです。お金に無理をさせてまで来るところでもない気がします。
…ただ、こんなところなのです。 -
正直、サンタクルスでのんびりするだけで良かったし、テレビや写真で楽しんでいるだけで良かった気もします。僕はずいぶんガラパゴスにがっかりさせられました。
ただ、せめてイグアナと記念写真でも撮ろうかと思ったその時、奇跡は起きました。風が吹いて僕の髪型もなんだかイグアナ風に!
…以上、ガラパゴスリポートでした。余裕ができれば交通情報を追加するかもしれませんが、まずはご報告まで。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ガラパゴス(エクアドル) の人気ホテル
エクアドルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
エクアドル最安
447円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
25