【青森】白神山地と五能線、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

2012/09/20 - 2012/09/21

秋田方面から青森へ。
あこがれの五能線に乗車し沿線の白神山地を歩いてきました。
最後は奥羽本線で青森駅へ。鉄道連絡船を見物。
海の幸もおいしかったです。

エリア 白神山地(青森)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

伊丹空港から秋田へ出発。
雲の上はいい天気。富士山の山頂部分も見えました。

秋田空港からシャトルバスで秋田駅へ移動。
「クルージングトレイン」という快速電車に乗ります。

「駅弁」は「白神浪漫」と受賞歴のある「大館名物　鶏めし」を購入。おやつは「金萬」という郷土銘菓。

しばらくは陸地を走行。五能線の起点駅「能代」駅に到着。バスケの街として町おこしをしている能代には、なんと駅のホームにバスケットリングが設置されていて、フリースローにチャレンジできます。成功したので記念品（絵はがき）をゲット！

延々と続く黄金色の田んぼ風景、そして日本海！
線路の位置が高くなったり低くなったりしつつも絶景が続きます。

五能線の片側は日本海ですが、もう片側は世界遺産の「白神山地」。いったん「十二湖駅」で降りてコインロッカーに荷物を預けバスに乗車。白神山地の「十二湖エリア」をトレッキングしました。写真は「青池」。心地よい風が吹いて、ずっといたくなる素敵な場所でした。

十二湖駅へ戻り今度は「リゾート白神くまげら号」に乗車。

深浦駅で普通電車に乗り換え。車窓から日本海の夕景を楽しむための時間調整です。するとここで東京からの団体客もどばっと乗車。無事窓際の席に座れました。席に座れないほどの人を乗せて夕暮れの日本海に向けて出発進行！

五能線の夕暮れ。

本日の宿泊地「鯵ケ沢駅」で下車。夕飯は直感で選んだ駅前の居酒屋「なら」。これが大正解！旬の地元食材がいただけるモダンな居酒屋で、どれを食べても激うまでした。

たとえば青森県の郷土料理「貝焼き」。
ウニやホタテを刻み、味噌やダシ、ときたまごでとじたもの。ご主人がいうには青森県民は１家に１枚ホタテの貝皿があるらしいです。大阪でいうたこ焼き機みたいな存在？

宿「山海荘」で宿泊し朝４時台起床。朝ごはんをいただいて、タクシーで約30分。「白神の森　遊山道」（当時の名前はミニ白神）に向かいました。田んぼの水源を確保するため300年以上地元の人によって守られてきた場所。そのため、ほとんど人の手が加えられておらず、樹齢200年を超えるブナの木があるなど、白神山地核心部と同じような景観を保っているそうです。周辺の家の屋根は青緑カラーで統一。「くろもり館」というところで受付を済ませ、約2,2キロのコースをトレッキング。

聞こえる音は鳥がくちばしで木に穴を開ける甲高い音だけ。

途中聴診器が置かれており、ブナの木の音を聞いてみようというコーナーがあります。心の綺麗な人にしか聞こえないそうです。

クマの爪痕というのも発見。

トレッキングのあとは鯵ヶ沢観光協会で自転車を借りてサイクリング。ブサカワで有名になった「わさお」くんに会いに行きました。

イカカーテン。朝ごはんのイカ刺し、おいしかったなあ

お昼ご飯は「ひらめのづけ丼」。鯵ヶ沢のご当地丼です。「たきわ」という魚屋さんの食事処でいただきました。めっちゃうまい。

デザートに海の駅で買った「あんきもアイス」。
いや〜これは衝撃だった！

鰺ケ沢駅で売られていたりんご。

鯵ヶ沢に別れを告げて、黄金色の田んぼと岩木山を眺めながら青森へ。川部駅で五能線から奥羽本線に乗り換えて青森駅で下車。

そして青森駅から徒歩すぐのところにある「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」へ。森駅と函館駅間を結んでいた鉄道連絡船・八甲田丸。船内に線路を敷き、汽車ごと積み込むことができたという驚きの船でしたが、飛行機や青函トンネルの開通によって廃止されました。現在はほぼ当時のままの姿で展示公開。駅構内から連絡船につづく車両搬入口・引込線も残されていて、キハ82形特急形気動車や郵便車スユニ50などが展示されています。これがなかなか圧巻！船の中とは思えません。展示もユニークで楽しいですよ。

五能線沿線も青森駅周辺もまだまだ行きたいところだらけ。要再来訪エリアです。