2015/12/16 - 2015/12/19
9744位(同エリア20553件中)
アーサーさん
香港旅行
今、LCCであるJETSTAR (GK) 21便香港行きの機内だ。成田を飛び立ったばかりだ。機種は、エアバス320だ。初めてのLCC利用だ。何故、LCCを利用することになったかというと、今日の2日前の14日に突然香港に行かなければならない事情が発生し、急遽、ANA, JAL, DELTAのサイトにアクセスしたのだが、普段より高めの料金の航空券しかないことがわかり、急遽、ホテルもセットで、一人で旅できる安売り航空券を探し、その結果が、LCCの利用となった。
安売り航空券のサイトは、皆さんがご存知のとおり、ホテルとのセットを希望し、日にちと区間を指定すると、料金の安い順(変更可能)にいろいろな航空会社の便とホテルの組み合わせが表示されるので、クリスマスなどで込み合っているシーズンでの検索をするのには便利だ。安い順に見て行き、直行便で、JETSTARが出て来たので、ホテルを見、仕事をする場所に近い、灣仔のホテルがセットになっている便を予約した。(実際は、地下鉄の駅で2駅も遠く、最寄りの駅からも坂を上る道で、駅から歩ける距離ではなかった。)クリスマスシーズンでもなく、突然の旅行でなければ、多分、もっと安いのだと思うのだけど、ホテル代入れて9万円近くなり、クレジッで支払ってさらに1500円追加された。往き5時間のフライト時間なので、座席の指定は、しなかった。何かをリクェストすると、またまた、追加料金になるのではないかと、心配したのだ。
料金を支払って、飛行機とホテルの予約は完了だ。駐車場は予約しなかった。空港の駐車場に駐車する。実際に利用するターミナルは、成田の第三ターミナルだ。
家は、少し早めに出た。朝5時30分だ。LCCを利用するのが初めてなので用心した。予定どおりには、空港に着いたが、第2ターミナルに行く道ではなく、第1ターミナルに向かう道に入り、結局、第2ターミナルの標識が出てくるまで、流れに乗って走り、第2ターミナルの前の第2パーキング場に入り、さらにノース側に出て、5階に車を止めた。ノース側の方が第3ターミナルに近いからだ。第3ターミナルには駐車場はない。
第2ターミナルからは、結構、歩く距離があるね。駐車場からだと、1キロ位あるのかなと思う。JETSTARのチェックインカウンターは、想像以上に広かったし、カウンターもいくつもあった。
だいたい、私の一人旅の場合、荷物は、機内持ち込み手荷物1個だけで、その1個に衣類から、仕事のためのパソコンから、スマホ、デジカメ、その他がすべて入る。(今、多分、台湾上空だと思うけど、機体が揺れている。新幹線に中でもパソコンで仕事したことがあるけど、細かい揺れなので、パソコンの文字を見ていると気分が悪くなることがある。飛行機は絶対にそういうことはないね。新幹線より飛行機の方が何百倍も多く利用しているので、新幹線は怖いと思っている。本当だ。大体、飛行機の着陸速度以上の速度で走り、かつ、車体が剛体だから激突するとGがすべて体にかかるのだ。想像すると、恐ろしい。)
機内のサービスがあるいつもの飛行機では、サービスが時々煩わしいと思うけど、何もサービスがないと、それも、やはり寂しいね。飲み物位、買って飲もうかと思うけど。我慢している。LCCサービスを体験するためだ。だいたい、航空の医学でいうと、空気は乾燥しているし、身体を動かしていないので、水分は、こまめにとることが必要だ。小さな子供は、心拍が早くなり、血が体内を廻る速度が速くなるようで、子供は、特に、水分の補給が必要かも知れない。今度、利用するときは、お弁当屋でお弁当を買い、セキュリティを出たところで水(持ち込みアルコールの飲酒は、どの国の飛行機でも不可)を買おう。機内のメニューを見たけど、私の食欲をそそるものがなかった。
他の人達は、ワゴンサービスが来たとき、買っている人もいたし、持ち込んだ食べ物や飲み物を楽しんでいる人達がいた。でも、LCCの風景かなあ〜と思う景色を垣間見たね。
セキュリティ検査場まで、飲み物と食べ物を持ち込み、破棄するよう言われたのだと思うのだけど、捨てられないのか、一生懸命、ほおばって食べている人がいたり、預託手荷物が重すぎるのか、バゲージを開けて、機内持ち込み手荷物に詰め変えだり、いろいろな人がいた。
機内でビデオのサービスもないから、退屈しそうな人は、携帯用のDVDとそれで見る映画などもソフトも必要だね。もちろん、座席に充電のコンセントがないから、搭乗前に十分な充電が必要だ。前の座席の背もたれに通常ある物入れが別のところにあって、小さいので、いろいろなものを機内に持ち込んでも、物入れが小さいので困る面もあるかなと思う。
機内でのアナウンスや旅客への注意などを見ていると、JETSTARは、素晴らしい航空会社かなと思った。結構、細かく、安全上の注意事項に注意を払っているし、旅客にも協力をお願いしたり、注意をしているね。多分、99,9999%の人は、万が一の時の配慮は、「そんなこと起こらないよ」と言うと思うけど、それに備えるのが安全対策のなのさ。気配りをして、それで何も起こらなければ、それで良いんだ。カンタスという航空会社の安全基準とかにならって、安全の確保に努めているという機内誌の記事は、そのとおり、実践しているのではないか、と思った。カンタス航空って安全性が高い航空会社で知られているんだ。一番安全性が高いのはイスラエルのエルアル航空だ。荷物は自分でパックしましたか?という質問を必要にしたのは、そうした事件を事前に摘発したエルアル航空だ。保険金の取得に係る犯罪と航空機の爆破という犯罪では、パッキングを身内に依存するというのは、危ないのだ。これからは、見ず知らずの人に頼まれて、物を運ぶという行為も、今まで以上にしてはいけないことなのだ。
ちなみに、今回から、旅行傷害保険は、治療費無制限つきの一番安い旅行傷害保険にすることにした。死亡による保険は、カードに付保されているから、あとは、治療費だけ、無制限の保険があれば良いのだ。カードの保険の治療費は無制限ではないし、後払いだから、組み合わせとしては良いと思っている。この組み合わせだと、海外に行く頻度が高い人は、結構、年間の保険費用が節減できる。私の場合、空港での加入でも、費用を約半分にできた。
もう間もなく降下が始まる。今日の高度は1万1千メータ付近だから、この付近で降下を始め、香港空港を目指す。香港空港には、定刻より少し遅れて着いた、出発が少し遅れたのと、冬になって、向かい風が強くなったせいらいしい。その代り帰りの便は強い追い風になり、東京に早く着くことになる、蛇足だけど、機体がガソリンで満タンの時は、飛行機が結構重いので、空気密度の高い、比較的低い高度(浮力の関係)で飛行を始め、ガソリンの消費が進んで、機体が軽くなるにつれ、高い高度に上昇するのだ。特に長距離飛行ではそうだ。高い高度は、空気の密度が低く、抵抗が低いので、時速も早くなる。飛行機に乗って着席したとき、翼の先が窓のどの辺にあるかを記憶して、巡航高度になったとき、同じ姿勢で、その翼がどこにあるかを比較すれば、どのくらい、翼がしなっているかがわかり、結果として、機体が相当重たいと実感できるはずだ。私のお客様と旅を同行したときは、飛行機に係る面白い話をいくらでもできる。家族は、もう、聞き飽きて「うるさい」と言うけどね。ハイジャックされた経験談になると、24時間、寝ないで話をしてもつきないほどの話があるのだ。
14日に香港にいくことになって、わずか1日で、15日中に必要なアポイントは全て取れた。そのうちの一つのアポイントは、同業者であるパートナーとのアポイントで、聞くところによるとクリスマス休暇で17日には、豪州に帰るそうで、17日早朝に香港を出るとのこと、その忙しいさなかに、前日の夕方に時間を割いてくれることになった。うれしいね、感謝しなければ。忙しい中、会うことに同意してくれたクライアントにもだ。
クライアントとのアポイントは、新しいターゲットクライアント、それに既存のクライアントとのアポイントだ。どちらも即日でとれた。結構、この時期は、クリスマスが絡んで皆忙しいんだ。その中での突然のアポイントのお願いだから、「時間がない」といわれると、それまでなんだけどね。みな快く応じてくれた。でも、やはり言われたね、一人からは、会議中に5時からクリスマスの仮装パーティがあるから、そろそろ会議を終わりにしたいって。こちらも慣れているから、驚かない。多分、驚くのは、拘束時間が長ければ、より会社への忠誠度の高さの証になると思っている日本人のみだ、それでは、会議はこれで終わりにしましょう。あとはメールでやり取りしようということになった。
7時には、パートナーと会った。電話でワンチャイの地下鉄の駅で会うことにしたのだが、「どの出口」と言われて、とっさには言えず、「テレコムハウスへの出口(実際はA1の出口)」で待ち合わせることにしたのだが、パートナーはテレコムハウスまで行ってしまい。30分位、時間を無駄にした。ビール(ビール瓶の口から、切ってあるカボスのような柑橘類を押し込んで)、飲んだ。バーだったからグラスなど出てこない。ラッパ飲みだ。飲みながら仕事の話をし、話が終わって、「豪州に遊びに来い!」っていうから、「いつが良い」と聞いたら「9月の秋だ(実際に秋があるかどうかは知らない)。」と言われた。行くとしたら、家族で行くのだけど、実は、家族は、乗り気ではない。何しろ、日本の観光雑誌には決して載っていないところなのだ。しかも、ばかばかしく広い牧場{何もないところ}なのだ。いわく「馬に乗ろう」、「狩猟をしよう」、「楽しいプランを作って過ごそう」とお勧めがあった。パートナーの土地の中でのワイルドな話だ。私なんか、すぐ、飛びつくけどね。家族が4人そろって行ってもぜんぜ〜ん問題ないんだ。ベッドルームが7部屋もあるから。でも、24時間営業のコンビニが近くにないからいやだと、子供たちからは言われそうだ。行けばきっとワイルドな生活を感激してくれると思っている。
とてつもない大きな牧場に住んでいるパートナーは、米国にもいる。電気もガスも水道も来ていない広大な牧場のど真ん中の家だ。こうした人達は、無線設備を持っていて、それが外界との通信手段になっている。まあ、場合により日本の仲間を誘って豪州位は訪ね、このサイトにレポートを載せようかね。
乗馬ってできるか?と思うでしょう。乗馬は1度しかしたことがない。ヒマラヤのごくごく周辺を馬でトレッキングしたことが唯一だ。地面には雪があった。もちろん、各馬に轡とりがついていて、雪の泥道をトレッキングするのだ。坂がくるとわざと転げ落ちるような仕打ちをするので、乗馬後、チップが少なかったからだと仲間に言われた。坂道を馬の背のうえから見ながら歩くのは、怖いね。ちゃんとした鞍なんてなかったし。まあ、サラブレッドのような背の高い馬でなくて良かった。また、そのときの蛇足だけど、滞在地のカシミール(あのカシミアの名前で知られているところだ)から大枚のお金をはたいて絹製のきめの細かいじゅうたんをお土産に持ち帰った。そうしたらまわりのふさふさが邪魔だと義母に切られてしまい、ひそかに嘆いたよ。確かに日本の敷物は、周囲をきちんと縫い込んであるね。数十万円の絹の繊細な模様のカーペットがほぼ無価値になった。怒らなかったけどね。
子供が義母にしろ母親を叱るなんてできないよ。今でも大事に使っているけどね。見ると思いだす。
ビールを飲んだ後、金曜日に会う人のオフィスを案内するというのでコズウェイ駅の近くまで、1駅近く歩いていった。途中に電脳特区という秋葉原が1つのビルにまとまったような電気製品のビルに立ち寄った。一応、USBメモリーカードを買った。USBのプラグに収まっているような小さなUSBメモリーだ。2テラバイトの外付けディスクの値段も一応調べた。パートナーが主だった店のひとと仲良しなのにはびっくりした。昔、元いた会社の香港の出先に、「香港の村長さん」と言われた人がいた。香港で会う人、会う人と皆と挨拶するのだ。それは、それは、広い人脈を持っていた。目的のビルには、金曜日に会う予定の人が、まだ、働いていた。名詞を交換して、とりあえず、金曜日にくることを伝えた。
12月17日
今日は、午後の会議だ。約3時間の予定だ。午前中は寝て過ごす。昨日のプロスペクトからは、また、来い、と言われた。そうちょくちょくは来られない。来たときは、ちゃんと仕事をしなくては、と思う。
香港ローカル用のSIM(電話とデータ)は、セブン―イレブンで買った。突然の出発で日本で手配する時間がなかったのだ。もちろん、香港のセブン―イレブンだから日本語は、通じない。SIMカードは高価で万引きされやすいのか、店頭には展示されていない。店の人に「SIMカード?」と言ったら、引き出しから出してくれた。データ専用のカードは、確認していない。音声とデータ兼用で、金額の追加ができる。値段は、100香港ドルで、普通のサイズとマイクロのサイズのSIMのどちらか?と聞かれる。自分のSIMカードのサイズを知っておく必要がある。ただし、切り出し型なので、どのサイズでも、注意深く、切れ目に沿って切り出せばよい。
手持ちの携帯は、日本でドコモから買った時、SIMフリーにしてあるので、ドコモのSIMを外し、購入したSIMを装着した。SIMの交換は、電源を切って行う必要がある。電源を投入してすぐ、何もしないでもアンテナマークが現れた。ワイフにすぐ電話し、以後、装着した電話番号に電話するかSMSを送るようお願いした。すぐ、ワイフから日本語でSMSが来、日本語が入力できなくなった私からは、ローマ字でOKの返信をした。若干、ドコモの機能が変わるところがあるけど、おおかたはもとのSIMカードの場合と同じように使える。プリペイドの金額が減ってきたら、セブン―イレブンで追加ができるはずだけど、どこかでそのチャンスがあったら、その結果をここに載せるつもりだ。なお、香港には、セブンイレブンは、町中至る所にある。
私がドコモのSIMカードをそのまま使うときに備えて。日本をでるとき、顧客ごとに日本で発信するときに使う010(あるいは+)と852の前置番号を持った電話番号に加えて、現地で使う場合に備えて、010と852のない、ローカルの電話番号だけの電話番号の登録を付け加えた。ただし、この方法は、どのスマホや携帯電話でも使えるかどうかはわからない。私の場合も携帯電話会社の説明書を見て理解したのだ。うまく行ったよ。何しろ、海外でも、いつ事故に巻き込まれ、通話が必要になるかわからないから、せめて自分の携帯かスマホで発信ができるとわかっていれば心強いのではないかと思う。ドコモの場合は、SIMを変えた後でも、電話番号を入力して発信しても、電話帳で発信しても、「其のまま、発信しますか?」と確認の画面が出てくるから、「日本にかける」、「そのままかける」を選択して発信すれば、ローカルにも、日本にもつながる。レンタカーする場合は、万が一の事故に備えて携帯かスマホは必須アイテムだ。大体、事故というのは、もらい事故もあるのだ。日本の保険会社の連絡先は、海外からかけても、多くの場合、日本とつながり、日本語で対応してくれるはずだから、通話さえできれば、言葉の問題はないはずだ。去年、日本航空を利用してシンガポールに行ったとき、日本の大雪のせいで、成田発の便が欠航になり、そのあおりで私のシンガポール発の便が欠航になった。予約のとき、航空会社に連絡手段としてメールとそのアドレスと登録してあったので、欠航の通知がメールできた。電話しろ、とあった。局番は808だ。すぐに自分の携帯で808の番号に電話した。808などの800番台の番号もその多くは、各国に割り当てられた無料電話番号で、日本航空の場合は、日本にかかるようになっている。だから、すべての会話は、日本語でできる。この間も日本の旅行保険会社に「この電話、海外からかけたら、どこにかかるの?」ってきいたら、「日本です。」と教えてくれた。海外に専門の職員を配置するより、電話料金を負担して、全世界のコールセンターを自国に作る時代なのだ。私の顧客のクライアントのひとつにベルギーの会社があり、その会社は、こうしたグローバルコールセンターを自国に集中するための通信サービス(手段)を提供している顧客(通信会社)なのだ。
17日の午前中は、部屋で仕事をし、その後、シャワーを浴びて、少し早めにホテルを出た。ホテルは気に入ったのだが、下界に降りるには、タクシーで40ドルほどかかる。ホテルが、無料バスを出しているのだけど、それに合わせて動くのもいまいましい。でも、今日はそのバスを利用して限界に降りることにした。バスは、コンベンションセンターまで行くのだけど、私はアドミラル駅近くでおり、メトロを利用してコズウェイまで行く。コズウェイのAの出口にでると時代広場で、それを少し灣仔(ワンチャイ)の方向に戻ると香港の市場がある。また、もう少し、灣仔の方向行く電脳特区だ。奥は何階にもわたって広いのだが、入り口は狭い。
市場で一度は食事をするのが私の香港旅行の楽しみだけど、汚らしい、混んでいる、でも、メニューが沢山あり、安い、うまい(うまいはひとによる)だから、あまりひとには勧められない。中国のパートナーが食事のホストになると、メニューにない料理をどんどん注文するので、「おいしかった、次にも同じものを食べよう」と思ってもできない。今回は、ひとりだから、出来あいのメニューの料理だ。ごはんは、山盛りでくるけど、少し、うす黒くて、これも人には勧められない。日本で中国食材を買わない人は、中国や香港にきて、料理が「おいしい」なんて言えないね。香港は、水も食材もみな本土からくるのだ。香港の日本のデパートに行くと、日本の食材のコーナーがあって、人気だ。旅行にいったらこういうところもみないとね。日本人って外国人にいわれないと、日本の良さがわからないところがあるのだ。
時代広場では、レゴで作ったスターウォーズの展示をしていて、多くの人が写真を撮っていたので、私も撮ってここに載せることにした。香港もクリスマスの飾りでいっぱいだ。
午後は、仕事だ。オフィスは高いビルの37階にあって、人がいるとは思えないほど、静かだ。そういえば、仕事でやり取りするメールにも、最近、新しい注意書きがついていて、フレックス勤務、しかも、仕事場とは違う場所で仕事をしているので...とかなんとかがメールの後尾についているメールを見かけるようになった。私の場合は、24時間、世界中どもでも働くので(一応、株式会社の役員っていう身分で、日本にいても勤務時間の定めはない。),だから、あえどこで、いつ働いているかわ言わない。ただ、私のメールの発信時刻には、皆が驚く。真夜中、早朝がおおいからだ。
打ち合わせは、2時間ほどで終わり、今度は、市場周辺でも日本語のメニューがあるお店で早めの夕食を取った。後は、ホテルに戻って、また、仕事だ。
グローバル仕事人の要件ってなにかって考えた。何か一つ蓄積された経験と能力、語学力(中国語、アラビア語でも良い。語学は手段であって目的ではない)、話を聞く力(訓練でできる)、どこでも寝られる能力、飛行機の中でもすぐに寝られる能力、タフな胃腸、人を好きになれる心かね。自分がすべてをもっているとは思わないけど、心がけていれば、身につくのさ。多くのひとがやらなくて、私がやってきたことと言えば、プライベートクラブの月一回の開催を人脈づくりのためにやってきた。それと、非指示型カウンセリングの勉強かな。これも、長い時間、続けた。語学でいえば、先輩から英語が話せないときは、日本語でも話せ、そうしたら気持ちは伝わると教えられた。まあ、そんな具合で、海外のあちこちを動き回って仕事している。
今の香港、長袖のワイシャツだけで外を歩くのは、陽が照らないと寒いので、仕方がなく、時代広場の近くのユニクロで上にはおるものを買った。ユニクロも買い物客でいっぱいだ。大きな袋に衣類を20着位詰め込んで買っている人もいた。中国から来た人か。ちなみに、ここ香港でも、コンビニなどでレジ袋が有料になっている。
12月18日
今日の会議は、午後からだ。午後というのは、おおよそは2時以降だ。専門家に香港の法律の相談に行く。私のパートナーのそのまたパートナーの友人だ。「人」というのは、仕事でも、個人の付き合いでも重要だ。特に仕事の依頼は、信頼できる人にお願いしたい。それで、インターネットではなく、人脈で人を探したのだ。「情けは人のためならず」という日本のことわざは、仕事上のジャングルや砂漠での羅針盤として頼れる人を発掘するとき、助になることが多い。今回もそれを実感した。グローバルにも通用するのだ。会議は1時間も満たない時間で終わった。もらったアドバイスは、大いに役立った。料金を払う段になったら「いらない」という。中国式に言葉を変えて3回、「払わせてください」といっても、「良い」という。部屋に戻って、すぐ、豪州、北京、香港の友人にメールをうったね。「皆、ありがとう。」と。私も、助けをもとめられれば、ロスでも北海道でも、どこへ行っても私のできることをし、アパ―トの保証人に担ってといわれれば、保証人になってきたけど、一方では、いろいろな人に、いろいろなことで助けられている。私の旅行は、人との出会いや、触れ合いや、つながりの確認・維持も大きな目的のひとつなのだ。今度、皆が香港に集まる機会があったら、市場で盛大な宴会をしよう。きっとだ。前もって声をかければ、皆、集まってくれる。女性は、皆、才女だね。
仕事のあと、急いでホテルに戻り、部屋で少し仕事した。日本の5時期限での仕事が残っていたからだ。夕方の4時、クリスマス前の週の金曜日のせいか、どのタクシーも実車でつかまらない。時代広場のタクシー乗り場に行ったら長蛇の列だ、仕方がないから、セントラルまで地下鉄で行って、そこでタクシーを拾った。セントラルからだと、ホテルに向かってツィンピークに上る(実際は少し離れている)ような形になり、それほど、渋滞に巻き込まれないのだ。ホテルで仕事し、その後、刺繍のお店にお土産を買いに行くためにサイトにアクセスし、住所を調べ、メモして、出かけた。19時閉店なので急ぐ必要があったのだ。
実際は、刺繍のお店にはたどり着かなかった。間違ったサイトを見たのだ。セントラルから、アドミラルの反対の方向に、ゆっくり、2駅分、2時間位かけて歩いた。街中、いたるところにクリスマスの電飾があり、見ていて楽しかったからだ。街に人が溢れていて、活気があるのは良いね。どこかでレストランを探して、一人でおいしいものを食べようかと思ったけど、歩いた方向には、レストランが殆どなかった(正確には、そとから見えるレストラン)。
海外に行くと、ぶらぶら歩きすることが多いね。他の人のように、今日は、どこへ行こう、何を買おうなどという、はっきりとした計画がないからだ。ワイフや娘と行くと、引きずり回されるけどね。12月初めにハワイから戻ったばかりだし、1月には、また、ハワイに行くし、2月にはニュージランドに行くし、あまりお土産にお金かけられないんだ。
12月19日
今日、帰国する。寒い香港だった。荷物はあらかた昨晩詰めた。荷物の量は、来た時と同じだ。何も増えてもいないし、減ってもいない。昨晩、ワイフに電話して、チョコレートででも買って帰ろうか、と言ったけど、「いらない」という。家には、ハワイで買ったチョコレートが、まだ、残っているのだ。今一度、前にも行ったことがある(今年、5月)綉禾百貨公司(サイトあり)にちょい立ち寄り、できたらお土産を買うつもりだ。あいにく開店時間は、10時30分なので、許される買い物時間は、30分だ。店から空港エキスプレスの駅までは、近すぎてタクシーが行ってくれない。歩くことを想定しての話しだ。まあ、飛行機に乗り遅れたら、また、香港でLCCの航空券を香港で買って帰る以外方法ないけどね。サイトを見て、店に行っても良いのだ。本当は、ホテルにビジネスセンターがあり、プリンターがあれば良いのだけど、共用のパソコンでは、クレカの暗唱コードは入力したくない。
刺繍のお店に地図を調べた結果、セントラル地下鉄駅D1出口から250米程度と近く、帰途、店からD1に行き、そこから駅に入って、空港エキスプレスのホームまで行っても、距離で1キロちょっとかな、と思い、買い物時間に少し余裕があることがわかった。
ホテルからの送りのバスで、そのD1の地上入口まで行き、刺繍のお店の開店時間の10時30分まで、大分時間があるので、途中のマックで食事をし、本を読んで時間を過ごした。時間が近づいたので少し早めにお店に行き、開店時間まで待ったが、時間が過ぎても店の人が来ず、来たのは、15分位過ぎてからだ。これも、驚かないね。良いとは言えないけど、道路事情もあるしね。(今、台湾上空で、機体が揺れている。シートベルトが点灯するほどではない。対地速度900キロ位と言っていた。追い風が強いのだ。)結局、店ではいろいろなものを買った。でも、かさばるものではないので、ちゃんと、機内持ち込み手荷物の中に納まった。
また、余談だけど、飛行機は、通常の飛び方をしていて揺れたからと言って、墜落することはないのだ。実際にそうした事実はほとんどないのだ。だから、心配はいらない。少しでも揺れの感じを少なくしたい人は、可能な場合、機種に近い方に席を確保すれば良い。良くある質問に「飛行機はどの部分が一番安全か」というのがある。それでいえば、尾翼に近い方だね。尾翼に近い機体部分の方が、Gを直接受ける可能性が少ない。まわりに航空燃料のタンクもないしね。ただし、一番揺れるけどね。追加料金なしでジェットコースターを楽しんでいると思えば良い。
香港でのLCCのチェックイン場所は、ターミナル2だ。結構、大きい。いつもかどうかはわからないけど、搭乗手続きも、出国検査も、セキュリティ検査もそれほどかからなかった。ただし、搭乗する場所は、ターミナル1の沖止め航空機の用のゲイトで、ゲイトから飛行機までは、バスでの移動になる。今日は、ゲートへの移動のために通過したターミナル1で、昼食を済ませた。機内では寝て過ごすつもりだからだ。
まあ、日本まであと少しだ。帰国したらこれをアップロードする。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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