2015/11/03 - 2015/11/11
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urufeeさん
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鹿児島と沖縄間に就航しているフェリーは、2社が各々2隻で隔日に出航しているので、結局毎日出発可能です。どちらの就航会社も運行時間は全く同じで、途中に奄美大島、徳島、沖永良部島、与論島、沖縄・本部港、沖縄・那覇港の順番に停泊していきます。
今回はマリックスラインで鹿児島新港から乗船して、沖縄・那覇港までこのフェリーを利用して、沖永良部島、与論島に立ち寄る旅をしてきました。豪華客船のクルージングというわけにはいきませんが、それなりにクルーズ気分を味わえました。
奄美大島はできれば立ち寄りたかったのですが、鹿児島出航の翌日早朝05:00到着、05:50出航ということで、早起き苦手の私は事前検討の段階でギブアップ。下記日程でのミニクルーズにしました。(実際には鹿児島出航以外は遅延してます)
なお、マリックスラインしか確認しませんでしたが、以前はできた鹿児島→沖縄の通し券を購入しての途中下船は廃止になったみたいです。
11月 3日 ジェットスター成田発12:45発で鹿児島。路線バスを乗り継いで鹿児島新港18:00発の沖縄行に乗船。
11月 4日 沖永良部島11:30到着。2泊して沖永良部島観光。
11月 6日 沖永良部島12:00出航。与論島13:40到着。2泊して与論島観光。
11月 8日 与論島14:10出航。沖縄・那覇港19:00到着。3泊して沖縄観光。
11月11日 ジェットスター那覇発12:25で、成田に14:45に戻りました。
写真はほぼ平坦な沖永良部島を沖合から見たところです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩 ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
鹿児島新港に到着したのは17時過ぎです。これが今回乗船したマリックスラインのクイーンコーラル8号。
4,945トン。乗客定員798名です。
出航準備の真っ最中。 -
前回鹿児島に来た時は噴煙を上げていた桜島。
今回は全く噴煙無いので、暗くなってしまったけど記念に一枚。 -
鹿児島新港を定刻18時に出航。
-
翌朝のデッキ風景。
私が熟睡中に既に奄美大島を出航しています。
円形ベンチの手前側に喫煙場所が有ります。(船内にも喫煙場所一カ所有ります)
イザという時のヘリポートを兼ねているせいか、それ以外は何も有りません。 -
今回利用した船室ではありませんが、2等船室はこんな感じの雑魚寝状態です。
深夜でも完全に電気を消さないので、アイマスクを持参すれば良かった。 -
沖永良部島に到着。
でも、天候不順で海が荒れたせいか、本来の停泊港である和泊港ではなく、伊延港に到着。
本来フェリーが停泊する港と違うせいか、ターミナルビルも何も無い。
もともと和泊港から見えるホテルを予約していたのですが、島の何処に到着したのかも分からずチョット不安に。
この伊延港は、遠島処分された時の西郷隆盛が上陸した地との事。西郷隆盛が上陸した時、島の役人は乗馬での移動を勧めたらしいのですが、「牢に入る身で、二度と土を踏むことは無いだろうから、是非和泊港まで歩かせて欲しい」と約4kmの道を歩いたのだとか。
私は方向も分からず、道案内も居ないのでタクシー利用で。 -
と言うことで、ホテルチェックインし、最初に訪問したのが西郷南洲記念館。
入り口近くに再現されたこれが、最初に西郷隆盛が入れられた牢獄。壁もないし、トイレも中に桶が置かれた程度で劣悪な環境だったとか。 -
牢内にはこんな西郷隆盛の銅像が置いて有ります。
上野の西郷さんとはエライ違い。まるで別人。 -
西郷南洲記念館の近くに、西郷神社も有りました。
-
こちらの西郷さんは上野公園と同じ。
やはり西郷さんはこうじゃなくちゃのイメージ。 -
翌日はレンタサイクルを借りて昇竜洞へ。
ほぼ平坦と言われる沖永良部島ですが、この昇竜洞入り口までにかなりの登坂が有り、到着時には汗ビッショリ。 -
昇竜洞は全長3,500mの内、約600mが一般公開されています。
鹿児島県の天然記念物で、フローストーン規模としては全国最大級と言われています。 -
以前、中国桂林の鍾乳洞に行った時、3原色の照明に唖然としましたが、ここでもやってました。
個人的には、自然のままが一番良いと思うのですがね。 -
温湿度計も置いて有りました。現在洞内温度21℃。
鍾乳洞にしてはチョット高めかな? -
今まで見た鍾乳洞では気が付かなかっただけなのかもしれませんが、昇竜洞はこの様に表面がキラキラ光っています。
勿論、蛍光灯の光を反射しているのでしょうが、本当に綺麗でした。
かなり近ずいてみたのですが、何が光っているのか分かりませんでした。 -
昇竜洞の見学を終わって和泊港方面へ戻る途中、ウシジ浜に立ち寄りました。
ここは1890年に台風に巻き込まれたカナダ船「トゥーループ号」が座礁・難破し、乗員22名の内10名が死亡したそうです。
その後、生存者12名の救助に対しカナダ政府から感謝状が出されたそうです。 -
このウシジ浜の公衆トイレで見掛けた説明文。
トイレには鳥栖沙摩明王と言う神様が住んでいるのだと初めて知りました。
日本は本当に八百万の神々に守られてるんですね。 -
そしてまだ時間余裕有ったので、和泊港を通り越して、日本一のガジュマルを見に、国頭小学校へ行きました。
このガジュマル、1898年に第一回卒業生が植樹したとの事なので、もう100年以上も国頭小学校の児童を見守っているのです。 -
校庭に入って近くまで行くことが出来ますが、このバッチを付けなければ駄目です。
下校時の児童に出会えば、「入る時にバッジを付けて、帰る時はここに入れてくんだよ」と教えてくれます。 -
沖永良部島を出航する日も海が荒れていたのか、また和泊港ではなく、伊延港に変更になってしまった。
時間的に何とかなりそうだったし、大体の方向が分かったので、西郷さんを偲んで伊延港まで歩いてみました。
停泊港を変更するくらい海は有れていたのでしょうが、空は快晴で完全に夏。結構汗ビッショリ。 -
伊延港の近くに、西郷隆盛上陸地の記念碑も建ってます。
-
無事に伊延港に到着。
着岸予定時刻よりも遅れているみたいで、余裕をもって到着。乗り遅れないで済みました。 -
30分近く遅れて到着。
今日の船は鹿児島から乗船してきたクイーンコーラル8の姉妹船、クイーンコーラルプラス。
こちらの方がチョット大きくて、5,910トン。乗客定員800名です。 -
チョット大きい船のせいか、男女別のお風呂も有ります。
クイーンコーラル8は男女別シャワーだけですが、どちらも利用はしませんでした。
なお、どちらにもレストランが有るので、乗船後まずは船内レストランで昼食取りました。 -
そして沖永良部島を後にします。
山の無い本当に平坦な島と言うのが分かります。 -
そして与論港に到着しました。
民宿を予約していたのですが、迎えの車が来てくれているかチョット不安な一瞬。
ここも待合室などのターミナルビルが無いのかと思ったら、台風などの大時化の時、この岸壁は完全に水没してしまうのだそうです。その為、右手の一寸小高い丘の上にターミナルビルが有ります。 -
民宿迎えの車とも無事に会えて、荷物を置いてから夕食までの少しの時間を利用して、ウドノスビーチ等をほんの少しだけ散策。
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翌日は路線バスを使って、与論民族村の観光からスタート。
入り口に建つこの藁葺小屋は手入れをしながらにしても100年以上使っていた母屋なのだそうです。でも、今年の台風で大きな被害が出たので、近くに移動建て替えをすることに決まったとか。貴重な時に見ることが出来てラッキー。 -
こんな村民が利用されていた道具類などが展示されています。
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民族村から徒歩10分ほどの所に、赤崎鍾乳洞が有るので次はそちらに。
平坦な場所で鍾乳洞なんて有るの? という感じです。 -
ここが赤崎鍾乳洞の入り口です。管理事務所みたいな所で入洞料を払うと懐中電灯も貸してくれます。
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鍾乳洞内部。
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小さい鍾乳洞なので、直ぐに出口に。
でもここからは出れなくて、入ってきた場所に戻ります。 -
与論島と言えば、映画「めがね」のロケ地としても有名ですが、お婆さんが店番しているこんなお店も出てきましたよね。これがモデルかな?
ここもお婆さんが一人で店番してました。 -
帰りも路線バス使うつもりだったのですが、民宿まで4kmチョットと判明したし、途中に琴平神社・与論城址が有るので、ブラブラと歩いてみました。
そして、琴平神社の鳥居に到着。 -
これが琴平神社なのですが、神社本体が見えない。
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なのでせめて裏側から。
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ここにはサザンクロスセンターも建っていて、与論島の生活に関する展示などの博物館になっています。また、塔に登ると、与論島全体が見渡せます。
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内部にはこんな展示物が有ります。
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塔に登ったら、チョウド鹿児島→沖縄のフェリーが入港するところでした。
こちらは私が利用したマリックスラインとは別会社の、A−Line。 -
与論島を離れる日も遅延が発生して、約一時間遅れとの事。
でも万一乗り遅れても行けないので、民宿の人にターミナルビルまで送って貰いました。
このターミナルビルならトイレも完備しています。 -
前述したように、岸壁が水没することが有るというので、ターミナルビルは一寸高台に建っています。フェリーが到着したのを見てから、岸壁まで降りて行きました。約300m程離れています。
イヨイヨ沖縄へ向かって移動です。
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