2015/12/08 - 2015/12/11
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ヒトゴチさん
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還暦を迎え自分へのご褒美と称して、一人旅に行く事にしました。
行き先の候補は、ハワイ、バリ島、ダノン、そしてホアヒン。
ハワイは高い、バリ島は行った事がないのでさすがの私も不安、ダノンはこの時期は暑くない。そこで、残ったのはホアヒン。去年の年末から今年の正月に、息子夫婦と行ったので土地勘あり、もっと自由にウロウロしたかった等の理由で決定。
行きは国鉄(この響きなつかしい)、帰りはハイヤー。
行きの国鉄、チケットは一日前にアソークのHISで購入。一日前からしか売ってくれない、そしてパスポートがいる。アンド、手数料をとられる。50バーツ。
当たり前かあ。日本語が通じるので楽チン。
12月8日、朝、ファランポーン駅。
8時5分発。
皆さんの書き込みでは2両編成とあったけど、3両の電車が来た。時間といい
ホームの番号といい、間違いないはず。でも、ちょっと不安(..)
すると、ピンクのスーツを着たお姉さんが乗車口にたって、仕切ってる。
聞いてみよ。そういえば、私、タイ語どころか英語もしゃべれません(^^;
で、HISで買ったチケットを見せる、顎で乗れと言われ、無事に着席。
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乗った電車の隣りの電車。
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駅
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電車は遅れて当たり前と聞いていたけど、発車は2,3分の遅れだけ。
途中、駅でもないところで止まったり、むやみやたらに警笛を鳴らすので、
熟睡できず。さっきのビンクのお姉さんが飲み物とお菓子を配ってくれた。
水を頼んだけど、ウオータが通じない、いつもの事です。しょうがないので
指差し。
どれくらい遅れるんやろと思ってたけど、11時頃食事が配られた。
食べ終わって、ほっとしていると、車掌さんが次の駅はホアヒンとアナウンスして歩いてた。
ありがとう(^○^)
全然、遅れてないよ。 -
続き
次の駅がホアヒンなのはわかったけど、後何分なのかが聞きとれず…
とりあえず、すぐに降りれるように準備して、待っていると40分くらいして背中を誰かがトントン叩いている。あっ、車掌さん。前に行くように合図している。優しい目をしている車掌さんでした。
皆がホアヒンで降りるんやろと勝手に思っていたけど、ホアヒンで降りるのは、私とロシアのカップルだけでした。
皆、どこに行くんやろ(^_^)v
デッキで待っていると、あのピンクのスーツのお姉さんがやって来て、ドアを手動で開けた。!えっ!とびっくりしてるとスピードが落ちて止まった。お姉さん、いらち?ロシアのカップルと私、凍りついてたよ。阪急バスなんか、停車してからじゃあないと席を立てないんだよ。
まあ、よかった。15分の遅れで到着。
駅は皆さんの投稿にある通りのかわいい駅でした。
一応、写真撮影。 -
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続き
さあ、写真も撮ったし、ホテルへ。
駅前にはタクシーが停まってるはず、うう、いない。道路の向こう側には、バイタクしかいない。あれと思ってるとお兄さんが「タクシーか」と声を掛けてきた。タイ語と英語の単語のみのお兄さんと日本語と英語の単語のみの還暦女の会話。頼りは勘と想像。
「何人?」「一人」「150バーツ」
ここは値段交渉(値切る)
「100じゃあだめ?」「いいよ、でもバイタクならもっと安いよ」「カー!カー!」と私は必死。バイタクで怖い思いをした経験ありです。お兄さん、「わかったわかった、ちょっと待ってろ」「OK」
私、娘に笑われた事を思い出した。「おかんは甘い、相手の設定した値段を言うから思うつぼやねん、ありえへんとこらから攻めなあかんわ」
そのありえへん値段をなかなか言えないのよね、小心者やねん。
待ってると、おばさんがやって来て私の手を掴み、道路の向こうのバイタクのところに引っ張って行こうとする。
待って待って、私また「カー!カー!」と連呼。おばさん、わかってるわかってるとタイ語でいいながら(多分)引っ張っり続け道路の向こうがに到着。
おばさんが、空を指差して「ここのほうが日陰やろ」(多分?いや確信あり)
ありがとう(^○^)優しさに感動しました。 -
続き
待っていると、一台の青いピックアップが角を曲がって来た。
すると、おばさんがその車を止め、また、私の手を引っ張って車に連れて行く。えっ、私のタクシーってこれ?トラックやん、まさか荷台に乗る?
よかった、助手席だ!
ここで、おばさんとはお別れ。ありがとう、お世話になりました。
冷房も効いているし、ドライバーさんも優しい運転で、快適に過ごして
ホテルに到着。
ホテルは、プタラクサっていうところ。実は1/3の値段のところを予約していたのに、なんか、プタラクサが気になってしかたがない。何故!
私は花粉症で、ぶたくさにアレルギーがあるんやけど、プタラクサがぶたくさ
と読み間違えそうで、気になって…
働けばいいやん、思い切って高いけどいってしまえ(^_^)v -
続き
タクシー(トラック)を通りで降りて、ホテルの敷地に入ってよたよた歩いて、
フロントに向かっていると、お姉さんが小走りでやって来た。
何か言われたけど聞きとれず、歩きながら自分の言いたい事を言ってみる。
「アイド ライク チェックイン」
「アイ ハブ ア リザーベーション」アいるんやろか?まっいいか。
わかってくれたみたい。
フロントのソファーに案内された。一応、予約の紙を渡す。ウェルカムドリンクをいただいていると、お姉さんが、渡した予約の紙を持って来て何か言っている。
ちょっと待って、不備があるとかこれではダメとか言わんといてよ。私、全然聞きとれず。ホントに情けない(^-^;もう少しゆっくりお願いしますと、これまたクッジユ何々とか言えず、スロリー、ワンスモアしか頭に浮かばず、そのなか、フッと勘が働いた。この人、この紙をもらってもいいか聞いてるんだ。まさしく、勘。当たってたよ!OKと言うと持って行った。英語もしゃべれないのに来んなと思ってるやろな。でも、お姉さんはそんな思いは一切出さず、笑顔でまた話かけてきた。よし、ここはわかったぞ。チェックインは2時だけど、後1時間で部屋を準備できるよ。そういえば、遅れずに着いたからまだ12時30分だ。でお姉さん、「ランチを食べに行く?」「ノー」「プールサイドにいとく?」「ノー」お姉さん、困った顔。ごめん、ちょっと疲れてんここで時間つぶしたい…どうやらフロントに座っとかれるのはNGみたい。そうそう、このホテルには図書室があるんです。「そこにいとく?」「イエスイエス」やっと落ちついた。
-
続き
図書室は、重厚な雰囲気。ポアロの映画にでてきそう。英語の本とタイ語の本が壁一面にある。冷房も効いているし、誰もいない。快適だ。日本語の本は…あった。私の好きなミステリーもある。一冊借りて読んでいると、お姉さんがやって来て「部屋の用意が出来ました」(多分)で、私、読んでる本を借りたい、持ち出したい。なんて言えばいいんやったっけ…本を差して「イズ ディス テイクアウトOK?」通じたみたい。後で返しくれるならいいよと言ってくれた。(雰囲気で)本を持って部屋へゴー。
部屋は二階。よかった(^_^)v、二階の方が一階よりいいなと思っててん。お姉さんが、カードキーの事ととか冷蔵庫の事ととか説明してくれた。
部屋はいい臭い。私、思わず、ベリースメル。お姉さん、ちょっと静止。
あれ?言い直す、グッドスメル。お姉さん、笑顔でレモングラスよ。 -
続き
お姉さんが出ていくと、部屋の探索開始。お風呂、冷蔵庫の中、セーフティボックス、ベットの寝心地、お風呂は天井に窓があり気持ち良さそう。
最初はいい臭いと思っていた部屋の臭いが、だんだんしんどくなって来た。アロマの装置の電源を消したい。消しかたが分からない。しゃあない、コンセント抜こう。コードをたどっていくと、コンセントはサイドボードの裏。すき間に手を入れるけど、届かないよ。サイドボードを動かす?動きそうにないけど、引っ張ってみるか、えっ、簡単に動いた。カーペットが敷いてあるので、カーペットを引っ張ったら、動いた。コンセントを抜く。これで、臭いは解決。グッドスメルとか言っておいて、コンセントを抜くとは、やるやん?裏表あるよね。
窓を開けて、テラスに。ウワー、気持ち良さそうなソファー。このソファーが私の定位置になりそう。実際にそうなりました。このソファーで寝ころぶために、もう一度このホテルに泊まるかも。言い過ぎ? -
続き
部屋の様子は分かったので、次はホテルの近くを探索。ホテルを出ると大きな道路が左右に走っている。ホテルを背中にして、右にどんどん行ってみよう。
私は、方向音痴です。とりあえず、この大きな道路の歩道をまっすぐ行こう。気になる筋があっても曲がらないこと、曲がるともうどっちがどっちか分からなくなる。コンビニがあるといいな。買いたいものは、歯間ブラシ、ビール、おつまみ、水、お腹のたしになるもの。
まっすぐ行くけど、特に気を引くものもなく、コンビニもなく、まあ、もうちょっと歩こうと思った時、前からセブンイレブンの袋を下げた西洋人のおじさんが!よし、セブンイレブンがあるある。
ちょっと行くとあったあった。
さてと、ビール、おつまみ、水、う〜ん、カップ麺にしとくか。歯間ブラシは…ない。ないよね。
レジで何とか支払いをするけど、何か私の計算よりお安い。するとレジのお兄さんが、ビールを指して、「5時からじゃあないと買えません」(聞き取れた)
そうやそうや、そうやった。なんか、ビールが買えないんなら、おつまみが悲しいやん。支払いする前に言ってくれたら、いいやん。
まあ、いいか。
コンビニを出て帰ろうとすると、隣にお店があった。何屋さんか分からないけど、あれっ、冷蔵庫。中にはビール? -
お店の中では、短パンとランニングのおじいさんがパイプ椅子に座ってる。聞いてみよう。「キャン アイ バイ ビア?」とビールらしきものを指差す。分かってくれた。「いくついるんや?」(多分そう言ったと思う)「一個」と私、人差し指をたてる。ワンとかヌンとかなんで言えないんやろ(^-^;おじさん、何、一個だけかいみたいな雰囲気。だって、味も値段も分からないんやから、不安やん。一個でいいねん。タイでビールといえば、シンハーとチァンしか知らないのに、このビールらしき缶は豹やねん。言い訳を心で言いながらも、ビールをゲット。やったあ、早く帰って飲もう!ちなみにコンビニより安く買えました。
ふと、冒険心が。同じ道を帰っても、何も無いので向こうの歩道を帰ってみよう。大きい道路を渡る、渡りきって、どっちに行くか分からなくなるというパターンで道を間違うことがあるので、渡ったら左、渡ったら左と呪文を唱えながら渡る。はい、左に行く。
少し行くと、笹かバナナか分からないけど葉っぱに包んだ物を炭で焼いてる屋台を発見。 -
香ばしい、いい匂い。中身はなんやろ、聞いてみる。「シュリンプ?」屋台のおばさん、「う〜ん、フィッシュ」魚か、ちょっと恐い、どんな魚かわからないし、一個買って帰ろう。尾頭付きの魚だと思って買ったけど、開けてびっくり、魚のすりみの照り焼きでした。かまぼこの味がしました。
道路を渡ったおかげでいいことも。両替屋さん、発見。1円が何バーツかで、計算している私には、難しい事が書いてある。1バーツが何円か。0.8なんとか、バンコクとどっちが得なん?
まあ、1万円替えてみよう。ちゃんとパスポートを持って来ている、エライエライ。
無事にホテルに帰れました。計算してみると、バンコクよりかなりお得。有り金はたいて、明日また替えようっと。 -
このホテルは、皆さんの書き込みにもあるけど、テーブルというか机というか食べ物を置いて食べるところがない!あと、不便なのは、コンセントが少ないこと。それでも、またこの、ホテルを選ぶと思います。
帰り道で気がついた。このホテル、目印があるやん。白いタワー(低いけど)これで、道に迷わないわ! -
ビールを飲んで一息。さてと、今日の予定はナイトマーケットに行って帽子を買うこと。夜に女の一人歩きは、恐いよね。日本じゃあないもんね。5時頃開くらしいから、早く行って早く帰ろう。行きだけ、ホテルのトゥクトゥクで送ってくれるらしい。まだ早いから、テラスのソファーで、寝ながら読者。
5時前にトゥクトゥクのところに行く。誰もいない、どうしたらいいんやろ。キョロキョロしていると、お兄さんが来てくれた。また、英語だ。「ナイトマーケット、プリーズ」で、伝わった。乗客は私だけ。帰りは歩きだから、道を覚えなくっちや、必死。
ナイトマーケットは小規模。レストランもあるけど、一人で入る気がしないし、帰ってお昼に買ったカップヌードルを食べようっと。そうそう、ビールがないから、買って帰らないと。形が気に入った帽子を見つけてゲット。今思い出したけど、値段交渉忘れた。しまった。
美味しそうなもの見つけた。ディープフライシュリンプと書いてある。一皿買って、ナイトマーケットに大満足。 -
書いてあったのはDeep fly shrimp 好物のエビフライ。帰り道にふと、思い出した。どなたかの旅行記にあった、エビフライと思って買ったらカニかまぼこのフライだったという話。なんか、そんな感じがするぞ。ちょっと変わったエビと思ったけど、タイってこんなエビなんかなと気にしなかった。
そんな不安を抱えて歩いていると、ザブーンザブーンと波の音。えっ、海まで来ている。どこかで曲がらないといけないのに、真っ直ぐ来すぎてる。確か海を背にして右方面のはず、歩いているとヒルトンが見えてきた、近づいている。反対だ。そうそう、目印の白い貝殻みたいな塔は?見えません。低いから?とりあえず右に歩くけど、同じ景色のところを行ったり来たり。
ヤバイ、完璧に迷ってる。だんだん暗くなるし、パニックになりそう。
落ち着け落ち着け、もう誰かに道を聞こう。優しそうなお兄さんを見つけて、ホテルでもらった地図を出して、「エックスキューズミー プリーズ テル
ミー ザ ウエイ ディス ホテル」とホテルのカードを指して言うと、満面の笑顔で教えてくれた。やっぱり、タイの人は皆優しい。
ただ残念な事は、私の能力が足りなくて聞き取れない。2番めの大きな筋を左に曲がってだけ理解した。これがまた2番めの大きな筋がわからない。筋だらけやん。どれが大きい筋なのかわからない、何回か迷いながら曲がると、見えたよ。目印だ!
やっと帰れた。ちゃっかり、途中でビールは買いました。
ディープフライシュリンプは、予想通りカニかまぼこでした。 -
後でこの話を息子にすると意外な言葉が。「タイでは、カニかまぼこは高いで」えっ、じゃあなんで本物のエビフライにしないんやろ?謎。
おいしかったから、いいよ。
そういえば、カップラーメンの中にフォークが入っている。最初はびっくり。 -
いろんな事があった1日が終了。還暦女の弱点、暗い部屋で寝られない。(ホテル、旅館で)照明をつけたまま寝る、疲れがとれないけどしょうがない。
それでも、朝は来ました。
さあ、2日目。
朝食を食べにレストラン行こう。一人なので空いてる時間に行こう。8時30分ごろ行ってみる。空いてる。お姉さんに、席は中か外か聞かれる。そりゃあ外でしょう。空いてる席を探していると、煙草を吸ってる西洋人の女性がいる。そっかあ、外は喫煙ありなんだ。そそくさと中に入る。お姉さんに中に変えると知らせる。お姉さん、コーヒか紅茶か聞いてくれて、あと、なんかオーダーとか言ってくれている。う〜ん、朝食はついてたと思うしビュッフエだし、何がオーダーなのか分からない、お金とられる?部屋番号聞かれたし…
まあ、いいや。食べよう。翌日に判明。卵料理がオーダーだったんだ。翌日は、ちゃんとオーダーして目玉焼きを食べました。ほんとに英語が分からないのはつらいわ。
朝食後、テラスのソファーにずっといたいけど部屋の掃除が入るよね。
海に行ってみよう。このホテルは道路の向こうにも建物があるらしい、どんなんかみてみよう。すごい、海の真ん前にビーチチェアがある。そして誰もいない。最高やん。気が付けば、3時間本を読んだり海を見ていた。
こうして海を見ていると、一人で生きていける気がする。というか、むしろ一人の方がいいような気がする。この気持ちはいいことなのか、危険なことなのか… -
お昼、お昼ごはんをコンビニに買いに行き、午後は部屋のテラスで読書と昼寝。晩ごはんはお昼ごはんの残り物。
さあ、最終日の前日、明日は朝に出発だから、実質は今日でこの優雅な日々も最後だあ。なのに、またまた午前中は海。午後は部屋。この日のお昼ごはんはマクドナルド、夜はまたコンビニ。昼間にちょっと勇気を出して、プールへ。西洋人のカップルばかりで気後れしたけど、ひと泳ぎ。せっかく水着を持って行ってるし、日本では、私が屋外で水着になれるところがない!ない!
結局レストランには一度も行かず、お土産の買い物にも行かず。海を見て本を読んで過ごした、ホアヒン。
幸せ。
帰りはタイコールタクシーがちゃんと来てくれた。英語で予約したから、不安だったけど大丈夫。でも、セダンで予約したのにバンが来た。値段はセダンのままだったので、文句はなし。
ホアヒン、また来るよ。英語がもっともっともっと上手くなって。
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