2015/09/16 - 2015/09/18
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say13さん
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旅行8日目の午前中はブダペスト市内観光と午後はブダペストから北へ20?ほど離れたセンテンドレの観光です。ドナウベントと呼ばれるドナウ川の曲がり角の近くにある町です。
滞在中のハンガリー共和国の国土は日本の約四分の一程度で、人口は1000万人。首都はブダペストです。
アジアに起源をもつ騎馬民族のマジャル人が何百年もかけて移動し定住したようです。ユーラシア大陸のもっとも西に住むアジアの民の暮らす国です。世界大戦後の1999年に北大西洋条約機構(NATO)に、2004年5月1日に欧州連合EUに加わりました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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ブダペストで宿泊しているボスコロレジデンスの入口は東側の狭い通りに面しています。2011年に建築されたコンドミミアムタイプの近代的な建物です。
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こちらはボスコロ ラグジュアリー ホテルの入り口です。レジデンスとは背中合わせの西側にあたる通りに面しています。
アナンタラ ニューヨーク パレス ブダペスト - ア リーディング ホテル オブ ザ ワールド ホテル
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このホテルは1894年建造の建物を改装して造られています。外観は石造りの重厚さが伝わってきます。
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ホテルは大きな通りに面しており建物の古さが感じられます。一旦ホテルの中に入ると近代的な造りで外観とのギャップがあります。
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ホテルとレジデンスは通路で繋がっています。建物は分かれており右がホテルで左側がレジデンスです。エレベーターと通路を使って行き来できます。
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朝食を摂ったレストランです。カフェ・ニューヨークの地階にあたる場所です。
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天井には金色の装飾が施されて柱も大理石の様な雰囲気です。
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朝食はブフェスタイルです。
卵料理はリクエストでオムレツを作ってもらいました。
シャンパンも冷えており、これは初めての体験です。
ゆっくり朝食を楽しんだ後10時にホテルを出発し観光に向かいます。 -
1884年に建設されたという東駅がバスの中ら見えます。
この旅行に出発する2週間ほど前の2015年9月初旬にシリア難民がこの東駅に留まっていているとの報道が日本でありました。ドイツ方面に向かう国際列車の運行が停止して、混乱状態になっている映像が連日流れていました。
また旅行中も移動してきた各国で、CNNやBBCなどのテレビ報道で難民の様々な情報が流れています。
しかし、ブダペストの東駅では外から見る限り、難民の姿はなくまた街中でも見かけませんでした。ブダペスト東駅 (ケレティ パーイアウドゥヴァル) 駅
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東駅の広場です。
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車窓から見た英雄広場です。
1986年に建設された広場に建つ建国1000年記念碑は36mの高さがあり、大天使ガブリエルの像があります。台座にはハンガリー人の祖先のマジャル民族の騎馬像が取り囲んでいます。
左側の建物はブダペスト西洋美術館です。英雄広場 広場・公園
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車窓からトラムを見かけました。連結車両が多いのにびっくりです。
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ほどなく聖イシュトヴァーン大聖堂に到着です。
着工は1851年ですが途中ドームの倒壊があり1905年に完成しました。
ドーム状の屋根は高さ96mあり、大聖堂はネオ・ルネッサンス様式で建てられています。二つの鐘楼を持つ堂々たる建物です。
大聖堂広場の真ん中ぐらいまで下がらないと全体が入りません。聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会
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上部にインシュトバーンの彫像が見えます。ハンガリーにキリスト教をもたらした建国王です。
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入口の扉には12人のキリストの弟子達の像が彫られています。
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聖堂への入り口は横の扉から入りますが時間がないのでパスです。
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聖イシュトヴァーン大聖堂の西側にある鎖橋を渡りマーチャーシュ教会へ向かいます。王宮の丘の北側に位置します。
マーチャーシュ教会 寺院・教会
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坂の途中でバスを降り階段を登っていきます。
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マーチャーシュ教会です。
この教会はハンガリーの歴史とともに様々な変遷を重ねています。 -
漁夫の砦は建国千年祭における市街美化計画の一環として1895年から1902年にかけて、建築家シュレック・フリジェシュによりネオロマネスク様式で造られました。7つの塔と回廊から成りたっています。
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奥にある砦の階段を登ります。
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二階のレストランに入り、カウンターを抜けて回廊に出ると見晴らしが良い所に出ます。ここまで無料で入れます。
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ドナウ川を挟んで手前のブダ地区と川向うのペスト地区が一望できる絶景の場所です。マルギット橋が見えます。
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議事堂です。昨日ナイトクルーズで見たライトアップされた光景とは趣が異なります。
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ドナウ川の手前はブダ地区で左側に2つの塔を持つ聖アンナ教会が見えます。川向うのペスト地区の真ん中は国会議事堂、ブダ地区右側の茶色の尖塔と円錐形の形をしたカルビン派教会が見えます。
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右手を見るとくさり橋です。夜景とは異なった雰囲気です。
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左側の川向うに聖イシュトヴァーン大聖堂の上部が見えます。
真ん中に見える橋がくさり橋、右奥にエルジュベート橋がかすかに見えさらに奥に自由橋があります。 -
漁夫の砦から見るマーチャーシュ教会です。
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聖イシュトヴァーンの騎馬像です。
初代ハンガリー国王で手に二重の十字架を持っています。二重の十字架は、この地にキリスト教国家を築いたことと、ハンガリーの大司教選ぶ決定権を法王から与えられたという二重の意味を持つのだそうです。ハンガリーのシンボルとして使われています。
台座には彼の生涯が彫り込まれています。 -
マーチャーシュ教会の正式名称は聖母マリア聖堂です。
1015年に聖イシュトバーンが聖母マリア聖堂として建築した後、13世紀にはベーラ4世によりロマネスク様式に改築されました。さらに14世紀にゴシック様式に改築され14世紀後半に後期ゴシック様式で建造されたもので19世紀後半に広範囲にわたって修復されたようです。 -
15世紀に入ってマーチャーシュ1世が塔を増築して、マーチャーシュ教会と呼ばれるようになったようです。
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ハンガリーを代表する窯元ジョルナイが制作したダイヤモンド模様の瓦屋根が特徴的です。
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マーチャーシュ教会の模型です。登ってきた階段が見えます。
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反対側の広場から見たマーチャーシュ教会の模型です。
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広場に水飲み場がありました。
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奥に見える塔がある白い建物は旧市庁舎です。
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マーチャーシュ教会の前の広場には18世紀に建てられた三位一体の像があります。
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マーチャーシュ教会と三位一体の像です。
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マーチャーシュ教会から北に少し入るとヒルトンホテルがあります。
ヒルトン ブダペスト ホテル
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ヒルトンホテルの北側に昔の修道院跡があります。新しいホテルを建てる際に修道院の一部を残したのだそうです。
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13世紀のドミニコ会修道院の遺跡が保存されています。
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ホテルの前のヘス・アンドラーシュ広場に銅像があります。
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銅像の台座にXI. INCE PAPAの記載があります。調べるとインノケンティウス11世のようで、高徳の聖職者として知られています。240代ローマ教皇のようです。
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来た道を引き返しマーチャーシュ教会の広場に戻ります。
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バスに戻り昼食のレストランに向かいます。車窓から王宮の南に位置するゲッレールトの丘に立つ女神像が見えます。
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エルジュべート橋です。
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くさり橋です。昼間の見え方は夜景とのギャップがかなりあります。
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丘の上に建つ王宮です。13世紀半ば頃建てられ15世紀のマーチャーシュ1世の時代にはルネッサンス様式に改築されました。1686年のハプスブルク軍とトルコの戦いで完全に破壊され、その後バロック様式で新たに建てられましたが火災や二度の世界大戦で破壊されました。
1950年代に入ってから再建され現在は大統領官邸、ハンガリー国立美術館、プダペスト歴史博物館、軍事歴史博物館として利用されています。 -
聖イシュトバーン大聖堂の北隣にあるDOMUS VINORUMは、ワインの貯蔵所がレストランになったところです。
Domus Vinorum 地元の料理
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貯蔵所の感じがわかります。
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なぜかカラのボトルが詰まっています。
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とりあえずワインとビールです。
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入口のロビーではワインの販売も行っているようです。
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ダペストの北20kmのセンテンドレにやってきました。ドナウ川の曲がり角といわれている地域の入り口にあたる町で、セルビア商人が築いたそうです。
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街中は土産店が沢山あります。
このお店では指人形で歓迎してくれています。 -
ガラス製品のお店です。
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パプリカが並んでいます。
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キノコで作ったバックと現地のガイドさんが言っていました。
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このおじさんは木箱に模様や名前などをサット彫ってくれます。
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マジパン工房です。
マジパン博物館 (センテンドレ) 博物館・美術館・ギャラリー
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1930年代の金銭登録機いわゆるレジスターが置いてあります。
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このお店ではマジパンで作ったお菓子を売っています。
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フェー広場からブラゴヴェシュテンスカ教会が見えます。
15世紀にオスマン・トルコの攻勢から逃げてきたセルビア人が、この地に定住したことからセルビア系の文化・宗教が続きこの教会は18世紀に建てられたのだそうです。 -
丘に上る狭い道があります。右の看板は途中にあるLANGOSラーンゴシュのお店で、揚げパンのようなものだそうです。。
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丘の上にあるプレーバーニア教会で、センテンドレで唯一のカトリック教会です。
丘の上のカトリック教会 (プレーバーニア教会) 寺院・教会
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プレートにはROMAI KATOLIKUS PLEBANIATEMPLOM ローマカトリック教区教会と書かれてあります。
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中に入ってみました。信者の方と思われるお姉さんが由来を説明してくれました。
約800年前の1240年に建てられ1750年にバロック様式になったとのことです。
また1934年にフラスコ・・・といっていましたが、意味が良く分かりませんでした。 -
祭壇の壁には聖書の内容が描かれています。
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祭壇天井にも画が描かれています。
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内陣祭壇です。
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丘の上から見えるブラゴヴェシュテンスカ教会です。
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ドナウ川も見えます。
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ベオグラード主教会は丘の北側に見えます。セルビア正教会の塔です。
この小さな町に7つの教会があります。 -
プレーバーニア教会がある丘を下りて、フェー広場に戻ってきました。真ん中にある十字架はペストから町が守られた記念に1763年に建てられたそうです。
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ドナウ川に向かう道すがらコヴァーチ・マルギット美術館の看板がありました。女流陶芸家の美術館で聖書にまつわる陶芸の作品が多く展示されているのだそうです。
コヴァーチ マルギット美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ドナウ川の岸辺です。
ドナウ川はドイツ南部の森林地帯シュヴァルトヴァルトを源流として東方向に流れています。
ドナウベントと呼ばれる所でほぼ直角に流れを変え南下します。正確にいえばここの場所から5kmほど上流になるようです。またこの岸辺は支流のような流れで川幅が2〜3倍あるドナウ川と並行して流れているようです。地図で見ると良く分かります。
このあとはセルビアで一旦東方向に流れを変えますが小刻みに様々な向きに流れを変えながらルーマニアとウクライナとの国境沿いを進んで黒海に流れ込みます。
ヴォルガ川に次いでヨーロッパで2番目に長い2860kmの大河です。 -
岸辺から街中に戻る途中の風景です。
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建物の壁にこんな彫像が見えます。RARCSAY RARCSAY EFZAMBUと記載がありますが調べても良く分かりません。
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再び土産店の通りに戻りました。陶器の店のHERENDヘレンドは1826年に誕生しました。ハンガリーの西の端にありオーストリ アとの国境近くです。当時のハンガリーはハプスブルク家の統治下にあり皇帝フランツ・ヨゼフやエリザベート妃をはじめ多くの王侯貴族に愛用されたようです。
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繊細な手描きの技法で作り出される器が並んでいます。
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握手している看板です。
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木箱が並んでいます。
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お人形が飾ってあります。
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こちらも人形です。
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藍染のようです。
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センテンドレを後にしてブダペストに戻ってきました。
車窓から見える国会議事堂です。 -
大きさがわかります。
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街中にあるPUSKIN MOZIプーシキン映画館です。
後で調べると館内の天井がとても豪華な造りで、現役の映画館のようです。
この後夕食を終えホテルに戻り帰国の準備をします。 -
翌朝の5時半です。ロビーで朝食を受け取ります。
6時にホテルを出発しリスト・フェレンツ国際空港に向かいます。 -
6時30分に空港に到着です。
9時5分発のTK1036便でトルコ イスタンブールのアタチュルク空港に向かいます。約2時間の飛行です。
なおこの空港は2011年3月にフェリヘジ国際空港からリスト・フェレンツ国際空港に名称が変更されました。これは音楽家のリスト・フェレンツ生誕200周年を記念してのことだそうです。 -
偶然ですが搭乗ゲートB12付近に設置されたピアノを見つけました。
調べると2015年8月5にピアノを設置したニュースを見つけました。
空港でフライトを待っている間、弾きたい人なら誰でも弾けるピアノを設置し心地よい時間を過ごしてもらう取り組みの1つだそうです。メーカーはCJS VAHNQYIST スストックホルムとあります。
ちなみに類似のサービスはロンドン、パリ、アテネ、プラハでも行われているそうです。 -
予定通りの時刻にアタチュルク空港に到着しこれから乗換です。1時間45分の待ち時間です。免税店は多くの人でごった返しています。
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トルコの伝統的なドンドゥルマを見つけました。砂糖、羊乳で作る、のびるアイスクリームのようなものです。
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TK50便 13時50分発成田行きです。
登場時刻になってもなかなかゲートが開きません。。 -
やっとゲートが開いたのですが、急に座席の変更が行われました。バスで搭乗機まで移動です。
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タラップを登って搭乗です。
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機材はエアバス社A300です。
機内後方の座席をベッド代わりに仕立て、足に包帯を巻いたけがをしたと思われる人が横たわっていました。
搭乗口から乗ったバスが延々と空港内を走り空港のはずれに到着です。なんか変だと思っていたのですが恐らくこの件で座席が直前に変更になったのではと思います。 -
所要が11時間30分です。
一回目の食事のサービスです。 -
成田到着前に2回目の食事のサービスです。
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ほぼ予定通りの時刻に成田に到着です。
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