紀伊半島2泊3日ぐるっと一周ドライブ（３）　世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』

2014/02/21 - 2014/02/21

ひと月に二度三重県津で仕事をするようになりました。せっかくの機会なので紀伊半島を旅行する計画を立てました。紀伊半島といえば、世界遺産あり、温泉あり、海の幸あり、そして滝もあります。ついでになばなの里でイルミネーションを楽しむことも可能です。宿の手配を完了し、以下の旅程を組みました。

2月20日　津で仕事を終え長島へ。なばなの里ウインターイルミネーション『冬華の競演』を楽しむ。長島ハートピア温泉・ホテル長島泊。
2月21日　世界遺産めぐりをしながら海岸線をドライブ。湯の峰温泉・あづまや泊。
2月22日　那智の滝、青岸渡寺、熊野那智大社へ。海岸線ドライブを楽しみながら帰宅。

熊野市に入ると世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産が点在しています。それらに立ち寄りながらのドライブです。

エリア 熊野(三重)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

熊野市に入って最初の世界遺産が鬼ヶ城です。国道42号線を清滝を過ぎて新宮方面に向かって走っていると太平洋が見えてきます。すぐにある鬼ヶ城の案内にしたがって行くと鬼ヶ城センターに着きます。穏やかな天気で青い太平洋が眼下に広がっていました。

鬼ヶ城センター グルメ・レストラン

鬼ヶ城センターから海岸線に沿って遊歩道が整備されています。その遊歩道のスタート地点付近にある魔見ヶ島の説明。

鬼ケ城 自然・景勝地

魔見ヶ島。

鬼ケ城 自然・景勝地

遊歩道を歩きましょう。

鬼ケ城 自然・景勝地

天然のトンネル。

鬼ケ城 自然・景勝地

鬼ヶ城は、熊野灘の荒波に削られた大小の海蝕洞が、地震による隆起によって階段状に1?にわたって並ぶ大岸壁です。

鬼ケ城 自然・景勝地

『千畳敷』。

鬼ケ城 自然・景勝地

さらに先へと進みます。

鬼ケ城 自然・景勝地

『猿戻り』。高さ数10mの絶壁です。

鬼ケ城 自然・景勝地

海は遠目には穏やかに見えても、近くまで来るとかなり波が立っています。そんな中、漁船がかなり岸に接近していました。かなり危なっかしい状態でしたよ。

『猿戻り』から先、遊歩道は通行禁止になっていたので、ここで引き返しました。

鬼ケ城 自然・景勝地

鬼ヶ城から約5分で獅子巌です。駐車場はありませんが、国道から側道のような道路があり、短時間停めることはできます（本当は駐禁かもしれません）。

獅子岩 自然・景勝地

獅子巌は世界遺産であり、国の名勝および天然記念物「熊野の鬼ケ城 附 獅子巖」に指定されています。

獅子岩 自然・景勝地

これが獅子巌。高さ25m、周囲210mの巨大な岩です。形成過程は鬼ヶ城と同様に波の浸食と地盤の隆起によるものです。獅子巌の向こうに鬼ヶ城が見えています。

獅子岩 自然・景勝地

獅子巌から5分足らずで、花窟神社です。

花の窟神社 寺・神社・教会

鳥居をくぐると参道です。

花の窟神社 寺・神社・教会

参道。

花の窟神社 寺・神社・教会

参籠殿を抜けると花窟神社の御神体・花の窟です。世界遺産に登録されています。

花の窟神社 寺・神社・教会

花窟神社は日本書紀に記されている日本最古の神社と言われています。御神体の巨岩は70mあります。古来熊野では社殿がなく巨岩や大木を御神体として祀っていた神社が多くあり、現存する花窟神社はかつての自然崇拝を現代に伝える遺産です。

花の窟神社 寺・神社・教会

花窟神社の前に広がる七里御浜。

七里御浜 自然・景勝地

七里御浜は、熊野市から紀宝町に至る約22Ｋｍ続く日本で一番長い砂礫海岸です。日本の渚百選、日本の白砂青松百選、21世紀に残したい日本の自然百選などに選ばれています。

このあと宿泊地の湯の峰温泉へと向かいました。

七里御浜 自然・景勝地