2015/12/02 - 2015/12/02
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j-ryuさん
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☆福島県の季節の移り変わりを山野草や風景を中心に紹介している「福島・四季・彩々」、このシリーズは回を重ねてもうPart,52になりました。
ご近所の四季を普段からチマチマ撮影していますが紅葉シーズンに突入し、チマチマ写真は旅行記としてまとめにくいので「福島・四季・彩々」で括ろうとしたら前回からもう丸2ヶ月も経っていました。
その間はあきもせず紅葉を追っかけていたってことですね(^^ゞ。
たまってした写真を「福島・四季・彩々Part,52」で紹介し終えたら
あとはボチボチと半冬眠かな(^_^;)。
なんせ辺りはすっかり冬枯れ状態。
雪があるわけでもなくせいぜい白鳥が飛来したくらいで
一番中途半端な季節です。
一年息つくヒマが無いのもシンドイので、これで丁度いいのも(^^♪。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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☆オヤマボクチ(御山火口/キク科ヤマボクチ属)
オアヤマボクチは北海道南部,中部地方以東の本州 と四国山地の草原などに生える多年草で「火口(ほくち)」というのは昔の人が火をつけるときに用いた綿毛のことだそうです。
かつては葉の裏側に密生する綿毛を乾燥させて「火口」に用いたという。
花は黒紫で一見かなり不気味な花ですが蕾の頃や咲き始めはトゲトゲした総苞が個性的だし花色も太陽に透かして見ると赤紫のシックな美しい花です。
(10/23) -
☆オヤマボクチ(御山火口/キク科ヤマボクチ属)の蕾
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☆リンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)
秋の深まりと共に野の花もあと残りわずかになってきました。
里ではリンドウが見頃です。
蔓状になって咲くリンドウ界の異端児ツルリンドウ以外のリンドウ属は
長短はあるものの茎をすくっと真上に伸ばし花を咲かせますが
里のリンドウの多くは何故か真っ直ぐの茎を斜め又は寝かせるように成長し
花だけ上を向いて咲かせます。
私が独断的に想像するのは、リンドウは里地里山型の花で
日当たりの良い土手や林縁に多く自生します。
でも日当たりのいい場所は他の植物と競合したり下刈りされやすい欠点もあります。
そこでリンドウは自ら花が咲くまでは倒れるように育ち
下刈りから身を守り命をつないできたのではないかと思います。
里地里山では真っ直ぐ大きく成長する草類は人の手で淘汰されるので
結果として倒れるタイプが子孫を残してきたのではと推測します。
(10/22) -
☆リンドウ(竜胆/リンドウ科リンドウ属)
リンドウは漢名の「龍胆」の音読み「りゅうたん」が しだいに訛って「りんどう」になったそうで
リンドウの根が胆汁のように苦く、その苦みが
熊の胆より苦いので龍の胆と呼ばれたそうです。
漢方の熊胆(りゅたん)、熊の胆は健胃効果や利胆作用など消化器系全般の薬として利用されます。
昔は富山の置き薬の定番でしたが今はあまり見なくなりました。 -
☆ダンモンジソウ(大文字草/ユキノシタ科ユキノシタ属)
我が家から車でわずか7、8分の住宅街に隣接した川沿いの崖でダイモジソウの群生地を見つけました。
春にたまたま他の山野草を探して川沿いの崖渕を歩いていたら
ダイモンジソウの新芽を見つけ、この秋の開花を待って再訪した次第です。 -
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☆ダンモンジソウ(大文字草/ユキノシタ科ユキノシタ属)
ダイモンジソウは北海道〜九州の低地から高地の湿った崖や岩などに自生します。
福島県内では県南部の渓流沿いや奥羽山地の渓流沿いなどでよく見られますが
まさか住宅街そばを流れる川の崖で人知れず群生していたとは驚きです。
誰にも見付からないで盗掘も免れたなんて奇跡的な群生地かも。
街近くとは思えない紅葉する蔦がからまる自然豊かなロケーションも
フォトジェニックで素敵です(^^♪。 -
☆ダンモンジソウ(大文字草/ユキノシタ科ユキノシタ属)
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☆ダンモンジソウ(大文字草/ユキノシタ科ユキノシタ属)
ダイモンジソウは見ての通り、花が大の字の形から付けられた名前で、
同じ大の字の花としてはユキノシタやジンジソウがありますが、花びらを拡大して見るとダイモンジソウのハナビラに模様ははありませんが
ユキノシタの短い花びらは薄いピンクで紅色の斑点があり花期は初夏です。
ジンジソウの短いハナビラには黄色い斑点があり、花期は秋です。
ただ残念ながらジンジソウの自生地は関東以西で
福島県ではまだ見たことがありません。 -
☆草池と那須連峰の夕焼け
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☆草池と那須連峰の夕焼け
近くのごくふつうの池ですが、夕焼けがキレイなお気に入りの場所です。 -
☆草池と那須連峰の夕焼け
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☆草池と那須連峰の夕焼け
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
我が家から車で3分ほどの須賀川市の旭ヶ岡公園の紅葉です(撮影は11/12)。
旭ヶ岡公園は行政区分的には隣りの市ですが
当町寄りにあるので子供の頃からなじみの公園です。
旭ヶ岡公園は明治33年(1900年)に大正天皇ご成婚をお祝いして作られたれた歴史ある庶民の公園です。
開園115年にもなるので古木銘木が多くとくに紅葉は県内でも指折りの美しさで、
春の桜やツツジもまた見事なんですよ。
もちろん私の行く所ですから入園料はタダです(^^♪。 -
☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
モミジの寿命は約100年だそうで、この見事な古木たちもそろそろ天寿が近づいているようです。 -
☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
公園内には朝日稲荷神社がありますが本殿や社務所は東日本大地震で倒壊してしまいました。
今のこところ再建する予定は無いようです。 -
☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
公園の池に架かっていた橋も東日本大地震で倒壊しましたが、橋は再建されました。 -
☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
落葉も風情があり素敵です。 -
☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
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☆旭ヶ岡公園の紅葉
地震でたくさんの石灯籠や石の鳥居も倒壊しましたが
朝日稲荷神社の別殿は無事でした。
建立が新しかったのかも。
青空のイチョウの黄葉が映えキレイです。 -
☆旭ヶ岡公園の紅葉
国道4号線から朝日稲荷神社まで続く参道のモミジ並木。 -
☆マガモと錦睡蓮
近くの池にマガモがやってきました。
と言っても撮影は11/13で秋以降に撮りながら出番のなかった写真の
年末在庫大蔵ざらえです(^_^;)。
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☆マガモと錦睡蓮
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☆マガモと錦睡蓮
紅葉と言うと樹木ばかりに目がいきますが
モミジのような鮮やかさはありませんが水草類も色付きます。
とくに睡蓮は赤っぽくなり松の落ち葉も相まって
中々キレイなもんです。
この時期にマガモも渡ってきて錦の水辺をにぎわせています。
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☆マガモと錦睡蓮
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☆マガモと錦睡蓮
マガモは【真鴨】はカモ目カモ科の水鳥で羽を広げると全長60センチメートルほどで,雄は頭部が光沢のある暗緑色,胸が栗色で首に白い輪があります。
雌は地味な褐色ですがたくさんの雄に囲まれ中々モテぶりです(^^ゞ。
ユーラシア・北米に広く分布し秋に冬鳥として日本各地に渡ってきます。
中には北日本で繁殖するマガモもいるそうです。 -
☆那須連峰と釈迦堂川の夕焼け(11/6撮影)
私の旅行記の定番ですが、町郊外“借宿橋”からの那須連峰と釈迦堂川の夕焼けです。
太陽(夕日)は季節とともに沈む位置が少しずつ移動しますが、この時期は丁度那須岳(茶臼岳)、朝日岳、三本槍岳辺りに夕日が沈むので、釈迦堂川の夕焼けの映り込みも一段とキレイになります。 -
☆那須連峰と釈迦堂川の夕焼け
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☆那須連峰と釈迦堂川の夕焼け
ふつうこのシチュエーションなら夕日も撮り込みたいころですが、
借宿橋から那須岳は35kmしかなく、山際に沈む夕日を撮影すると近すぎてハレーションを起こしてしまうので、日没後の方がキレイな写真が撮れます。 -
☆那須連峰と釈迦堂川の夕焼け
橋から川岸に降り、水面から見上げる夕焼けもまたキレイです。 -
☆那須連峰と釈迦堂川の夕焼け
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☆ツルウメモドキ(蔓梅擬・ニシキギ科ツルウメモドキ属)
里山の紅葉は完全終わってしまいまいすっかり冬枯れの装い。
そんな中、近くの池や川の淵でツルウメモドキの実が今年も見頃になりました
ツルウメモドキ(蔓梅擬・ニシキギ科ツルウメモドキ属)は日本各地に広く分布し
明るい水辺の土手などに自生します。
5月頃、蔓状の枝に咲く花は黄緑色でかなり地味ですが晩秋になると
黄色くまん丸な朔果(直径7〜8mm)が熟し3つに割れ
中から鮮やかな朱色の種子が現れます。(撮影は11/21)
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☆ヤマブドウの葉の紅葉。
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☆ツルウメモドキ(蔓梅擬・ニシキギ科ツルウメモドキ属)
関東以西には近似種のオオツルウメモドキがあるそうでツルウメモドキは葉裏脈上に毛がありませんがオオツルウメモドキには毛があるそうな。
分布域からすれは当地のはツルウメモドキだと思いますが毎年葉の裏を確認するのを忘れ、未だに見確認です。
って言うか、撮影する頃は葉は落葉しています(^^);。
写真に写ってる赤い葉はヤマブドウです。
他にもオニツルウメモドキがあり裏面脈上に畝状隆起と突起毛があるそうです。
植物学者でもない限りどうでもいような情報ですね(^^ゞ。 -
☆ツルウメモドキ(蔓梅擬・ニシキギ科ツルウメモドキ属)
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☆ツルウメモドキ(蔓梅擬・ニシキギ科ツルウメモドキ属)
ツルウメモドキは秋を演出する生け花の花材としても人気がありますが
花屋さんで買うとけっこうなお値段がします。
私は毎年撮影後に枝を切って持ち帰ります。
水は要らず、そのままドライフラワー状態で飾ると
約1年は楽しめます。
枝を切っても来年も新枝が成長し、同じように赤い実が実ります。 -
☆ツルウメモドキ(蔓梅擬・ニシキギ科ツルウメモドキ属)
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☆晩秋の八流の滝
須賀川市の郊外にある八流の滝へ行ってきました。
八流の滝は阿武隈山地の宇津峰山を源とする塩田川と小倉川の合流地点の近くにあり、でこぼこの江持岩を八條(やすじ)になって流れ落ちるところから「八流の滝」と呼ばれます。
高さは4m、滝幅は8m弱の小さな滝ですが、田園地帯に忽然と流れ落ちる珍しい滝です。
滝の回りには色鮮やかなモミジはありませんが、上流から流れてきた散りモミジが岩壁に張りついて晩秋の風情を醸し出していました。 -
☆晩秋の八流の滝
八流の滝”は『奥の細道』にも曽良の『随行日記』にも記されていませんが
直ぐ近くには芭蕉の辻と呼ばれる十字路があります。
芭蕉一行は『乙字ヶ滝』で一句詠んだ後は随行日記によればこの辺りを通って郡山の守山に向かったと思われます。
江戸時代の女流俳人、市原多代女は『眼に散りて向かひかねけり滝の月』の句を残しています。
遠い旅などままならない時代、こんな小さな滝ですが当時は手軽に行ける身近な名所だったのでしょう -
☆晩秋の八流の滝
岩に張り付いた散りモミジも趣があります。 -
☆福島空港公園の雪吊りライトアップ。
昨年始めて開催された福島空港公園内にある日本庭園の雪吊りのライトアップが
今年も開催されたので見てきました。(無料)
夕方5時間前に日本庭園に到着しまいたが、すでに雪吊りのライトアップが始っていました。
この日本庭園は我が家から15分ほどで、無料だし(笑)もう数え切れないくらい来園していますが、いつも見ている日本庭園とは違ったとても幻想的な光景に
自然嗜好派の私も“お上りさん”状態でしばし見惚れてしまいました(^^♪。
(撮影は11/21) -
☆福島空港公園の雪吊りライトアップ。
なお、雪吊りは春先まで設置されていますが
ライトアップは11/21〜11/29の期間限定なので
今期はもう見られませんのでご注意ください。
もっと長い期間ライトアップをしてくればと思いますが
なんせ無料ですし、観光地でもないので少ない予算では限界かも(^_^;)。 -
☆福島空港公園の雪吊りライトアップ。
福島空港は阿武隈山地を切り開いて造られた空港で標高は372mと長野の松本空港(657m)に次いで日本で2番目に標高が高い空港ですが,
雪はたびたび降るものの積雪はそう多くない地域です。
例年なら多くても20cm程度ですが、昨年東京が2度大雪に見舞われたとき、
我が家も80cmも積もったので、この庭園もかなりの大雪だったと思われます。
その時は雪吊りが大いに役立ったことでしょう。 -
☆福島空港公園の雪吊りライトアップ。
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☆福島空港公園内、日本庭園の雪吊りと初雪(撮影は1012年12月)
雪吊りのライトアップは確かにキレイでしたが、雪の無い雪吊りなんて、
『クリープを入れないコーヒーと同じようなもの』
うん、待てよ、今時このフレーズを使う人は完璧に昭和世代だな(笑)
きっと平成世代には通じない過去の流行語でしょうね(^_^);。
てっなわけで、雪吊りのライトアップ記念に2012年12月の初雪&紅葉と昨年の雪景色も合わせてご覧ください。 -
☆福島空港公園内、日本庭園の雪吊りと雪(撮影は2014年12月)
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☆福島空港公園の雪吊りライトアップ。
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☆福島空港公園の雪吊りライトアップ。
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☆福島空港公園の雪吊りライトアップ。
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☆鳥見山公園の朝焼け。
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☆岩瀬牧場の朝焼け。
脈絡と言えば、全部地元の写真ってくらいで
旅行記と呼ぶには少々憚れる中身ですが
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
投票もありがとうございます。
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