八丈島探訪　車編&徒歩編

2015/10/27 - 2015/10/30

八丈島は車社会。
小さなひょうたん島ではあるけれど、二つの山のおかげですぐに坂道に遭遇する。
集落のある場所でさえ「…しんどい」と思う、じみーな坂が頻繁にある。

宿の位置の関連もあるけれど、「車じゃないといけないなぁ」と実感した場所と「ここまでなら歩いて行ける」と判断した場所のピックアップ。

エリア 八丈島(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、車編

①八丈島灯台

地図にはあるけれど、現在立ち入りできない。
なんかとても「もったいない」と思った場所の一つ。
せめて灯台の横から海が見たい。。

八丈島灯台 名所・史跡

この先、Uターンするスペースが満足にないので、車での進入はNG。
そもそも灯台自体がそばに寄れないので、ここで引き返す人も多いかな。

②名古の展望

展望なので当然、高台にある。
徒歩ではよほどの時間と体力に余裕がないと無理。

名古の展望台 名所・史跡

太平洋戦争の石碑もある。太平洋を望むと同時に、「戦時中も同じ景色を眺めた人々がいたんだな」としみじみ思わせる。

③裏見ヶ滝

滝の入り口の看板はあるけれど、油断していると入口を通り過ぎる。
雨の日は足場のことを考えて、お勧めしない。
晴れているとプチハイキングとしては気持ちいい場所。

裏見ケ滝 自然・景勝地

小さな滝の裏側を見て通れる。
思ったよりも、全然濡れないので防水しなくても大丈夫。
（※前日も晴天で、水量が少なかったからかも？）

途中で鳥居が現れる。
登りきった上には本当に小さな社が一つ。
きっちり手を合わせてきました。

注意はこの石段。
積み方はこの地方独特の積み上げなのだとか。

ただし、石が小さく、幅も狭い。
足が大きい人にとっては、とても苦労。

登るはいいけれど、降るは、、、滑らないよう要注意。
手すりなんてありませんから。

④中田商店

あしたばソフトクリームを販売しているお店。
正確には中田商店と書かれた建物は煙草屋さん。ソフトクリームは道路を挟んだ向かいの建物で販売。

のぼりが目印。

中田商店 グルメ・レストラン

あしたばソフトクリームの他にも、たくさんの氷菓子の種類がある。

⑤乙千代ヶ浜

海水浴場のため、更衣室＆トイレあり。
草木に埋もれた道しるべは、低い位置にあることもあって運転席から少し見づらいので見落とし注意。

乙千代ヶ浜海水浴場 ビーチ

ビーチと説明で見たけれど、ほぼ岩場。
海水浴も可能ですが、見た感想はスノーケル向き。
この横には、海水利用の脛丈のプールがあるので、小さな子でも遊ぶのには十分。

⑥ナズマド

釣りのポイント。
夕暮れ時には八丈小島に沈む夕日を眺めることができる。

むき出しの岩場は、かつて火山だったことが分かる溶岩の跡。
プチハワイ気分を味わえる。

ただし、転ぶと鋭利な岩で大けがにつながるので要注意！

ここから徒歩編
範囲：底土港から大人(自分)で約20分以内。

車に乗っていては気づかない、気づけない。
そんな徒歩の良さもそこかしこにあり。

①底土港

ここの建物はとてもステキ。
定期船の到着、出発時刻に合わせて(現在は朝)のみオープンなので、常時入れるわけではない。
綺麗かつ、清潔かつ見やすい造りで建物的にも面白い。

外には東京行きの橘丸。
普段の生活には無い風景、乗船作業を上から眺めるのもまた面白い。

②民芸品店 あき

八丈島空港内にも出店している１店の本店。
島内のお土産はここで一通り揃う。

民芸あき お土産屋・直売所・特産品

修学旅行のバスも立ち寄るので、常時お客さんは絶えない感じ。
店内も、ほんわり明るい照明で、落ち着いて商品選び可能。

③抜船の場

八丈島に流れ着いた人々が、帰還を試みて船を出した場所。
碑が建っているのは、荒波に阻まれて望みを果たせなかった人々への弔い。

抜船の場 名所・史跡

こんなにお天気がいいとどんどん歩きたくなるけれど、この先は下りで坂が続くため、徒歩は断念。

案外（むしろ当然の結果？）、足で行ける平地は場所は少ない。。

参考までに、その①

底土港から空港に向かって歩いたとすると。

最初は平地。
地図上も平地。
だから「楽勝～」なんて思ってスタートする。

だが、しかし。
カーブを曲がって見えてきたのは、ゆるくて長い上り坂。
ちなみにこの坂を上ると、少し下って、また少し上って、、、となる。
頑張るか頑張らないかは、本人次第！

安全運転できればレンタカー。
最近では電動自転車も貸し出ししているとのこと。
宿によっては、温泉施設や飲食店送迎もアリ。

参考までに、その②

沿岸は釣り場が整備されていて、釣りポイントの入り口には分かりやすいように目印がある。

便利なのは、こういった釣りポイントまたは海水浴場の近くにはほぼほぼ公衆トイレが整備されているということ。
それが地元も人々によってきちんと清掃されているのもまた、すばらしい。

徒歩編 例外：八丈富士＋ふれあい牧場

往復で約７時間〜
体力と時間のある人のみ徒歩チャレンジ！
空港からも底土港からも行って行けない距離ではない。
アップダウンはあるけれど、「…うーん、無理！」という急勾配の坂もなし。

山頂付近とふれあい牧場には駐車場あるので、通常手段は車かな。

自分は少し自転車使ってズルしました。
ただ、港の正面にある宿の方が言うには「ここから徒歩で往復された方もいらっしゃいますよ」とのこと。

八丈富士 自然・景勝地

車で来ても、これは徒歩で登らないといけない場所。
履きなれた、スニーカー以上のアウトドア用の靴をお勧めします。

徒歩でも車でも、山頂へいくなら風対策は必要。
海風も助けて、結構強烈に吹きます。

山の中腹にある、ふれあい牧場。
海風があるからか、邪魔するものがないからか、牛の匂いはほとんど感じられない。

それとも、ただ疲れてたから気付かなかっただけかな？？

ふれあい牧場展望台 名所・史跡

島内はキャンプ場は整っているし、釣り場が多いためかトイレ設備も十分。
自然探訪には向いている。
まだまだ行っていない場所もあるし、温泉も魅力的。

いろんな興味を残しつつ、今回のざっくり観光はひとまず終了。