高雄とその周辺Part１　小琉球に渡りました。

2016/01/06 - 2016/01/07

２０１６年一発目の台湾。

世間の正月休みが終わり、現実生活に引き戻される皆様と逆行してイエ〜イ♪めっちゃホリデーを取って楽しんでまいりました。

寒い季節なので暖かさを求めて南部・高雄へ。
２年半前、あまりの暑さに行くのを断念した小琉球にも初上陸。

まずは到着から２日目の小琉球前編です。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 高速・路線バス 船 バイク

午後５時過ぎ高雄小港空港に到着。

西日が強烈。
冬なのにムワッと感じる湿度が台湾に来たことを実感。
この時期でも高雄の日中は２０℃以上あります。

高雄国際空港 (KHH) 空港

いつの間にやら到着ロビーにスタバがオープンしてました。

ＭＲＴに乗り三多商圏站で下車。

三多商圏駅 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

高雄での滞在先はもちろん「我が家」。

３回目の利用。
過去２回はそれぞれ一泊の利用で慌ただしい滞在でしたが、今回はたっぷり４泊なので堪能できます。

マンモスうれＰ。

トラベルホーム サービス アパートメント ホテル

１２階です。
部屋番号を見たら５月に泊った部屋と同じでした。

年中無休のサンタさんもお元気です。

暮れ行く高雄の街。

ベランダからのこの景色を見ながら
「来たよ、高雄」
と呟きました。

高雄にしてみりゃ
「おまえ、誰だよ」
かもしれませんが。

それではお馴染みの高雄市公共レンタサイクル Ｃ-bikeで出掛けましょう。

こないだまでは緑の車体だったけど、すべて青に変わってました。
高雄市、お金あるわね〜。

レンタサイクル (高雄市) その他の交通機関

今夜の食事はこちらへ。
「我が家」から自転車で１５分ほどでした。

凱旋夜市 市場

隣接する金鑽観光夜市とともに２０１３年にオープン。

平日はそれぞれ交互に開催。
金・土・日は両方開催されるそう。
この日は水曜日なので凱旋観光夜市のオープンデーです。

色々な方のブログを見ると結構賑わっていそうだったけど、平日だから？
客足はまばら。
営業してない屋台も多くありました。

さて、何食べようかな。

海の近くだから海鮮系も多かった。
せっかくだから食べたかったけど、一人分だとちと多い量のものばかり。

色々見て回ったけど海鮮系が諦めきれず、そして見つけたこのお店。
真ん中の鮮蝦麺をオーダー。

泡立ってるのはグラグラ沸騰してるから。
メニューの写真だとエビが４匹なのに〜、と思ったら、麺の下にもちゃんと３匹隠れてました。

食べた感想は…、豚骨ラーメンからパンチを引いたような味、と表現しておきます。

イカの口なんてのもあるよ。

コリコリしてて美味。

去年くらいから話題になっているっぽい「盆栽冰淇淋」。
なんとなく気になっていて、この度ようやく出会えました。

こんなの。

葉っぱはミント。
土の部分はココアパウダー。

アイスは５〜６種類ある中から２種類選べます。
バニラとイチゴにしました。

これで確か６０元だったかな？

さて、再び自転車を走らせて「前鎮31期公園」という所にやって来ました。

一昨年の夏に起きた爆発事故で、この公園の遊戯施設が全壊してしまったそうです。
そんな廃墟と化した公園に去年１１月、犠牲者への鎮魂と高雄市の再生を願ったモニュメントが完成。

台湾の有名な芸術家・王文志さんという方の作品で、タイトルは「聚(集い)」。
「鎮魂と再生への思いが集まる」という意味が込められているそうです。

夜はこのようにライトアップされていて幻想的。

５０００本の竹と。

２５万個の牡蠣の貝殻で作られています。

中央のドーム部分の真下に寝転び、見上げて撮影しました。

設置期間は維持費の関係で２年間。
アクセス的に少々不便な場所ですが、お近くに来られた際には是非。

「我が家」に戻る前に日用雑貨などお買い物。
台湾のスーパーの中では、私は「全聯」ご愛用です。

到着したときは暑かったけど、夜は上着がないと寒いくらいでした。
南部とは言え、やっぱり冬ですね。

１日目終了〜。

トラベルホーム サービス アパートメント ホテル

明けて２日目の朝。
現地の天気予報によると滞在中の天気はずっと「曇り時々晴れ」でした。

曇ってるんだかＰＭ2.5の影響なんだかよく分からん。

総統選ですね。

街中にはこのような看板やのぼり、応援演説カー、そしてニュースは連日選挙の内容が殆どで、とにかく賑やかでした。

単純には国民党より民進党、と考えてしまうんですが、台湾経済は中国頼みな部分も多いし、どうなんでしょうかね？

まずはバスで東港へ。

「我が家」からすぐのバス停から乗車します。

三多商圏駅 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

約１時間後に到着。

屏東客運 東港站 バス系

バスを降りて逆方向へ。
朝市も開催されている賑やかな通りを１０分ほど歩きます。

赤い橋が見えて来たら手前を左折。

乗船場が見えてきた。

他の方の旅行記にも紹介されていますが、小琉球行きの船は民営・公営２つの航路があります。
公営の方に乗ると寂れた場所に着いてしまうので、この看板のある民営の船に乗りましょう。

もう少し歩くと公営船の乗り場がありました。

東港 小琉球渡船頭 船系

出航時間ギリギリだったので、急いで撮影、急いで乗船。

２階建てフェリーでした。
でも乗客は半分以下。
平日だし冬だしね。

乗船料金は片道２１０元。
往復で買うと４１０元でほ〜んのちょっぴりお得。

これは帰りのチケット。

行きのチケットを回収する時、片隅に名前とパスポート?を記入させられました。
万が一のことがあった場合、誰が乗船したか把握する為かな？

たまに陽が射すけど…。

約２０分後、小琉球が見えてきた。

２年半分の思いを乗せて上陸しました。

民宿などの客引きがなかなか激しいです。
一人のおばちゃんに捕まりそうになりましたが、トイレに行きたかったので「ちょっと待ってくれ」とひとまず避難。

白沙尾渡船碼頭 船系

碼頭近くにはお土産屋さんや自転車・バイクレンタル屋がずらり。

トイレから出てきたら、さっきのおばちゃんが本当に待っていました。

島での移動手段を確保するんですが店選びに特にこだわりはなかったので、言われるままおばちゃんに着いていきます。

そして台湾での私の移動と言えば自転車がつきものですが。

なんと！今回は大人の階段を一歩昇って原付（正しくは電動バイク）デビュー。
小さな島だけどアップダウンが激しいので自転車よりバイクがいい、という情報によりチャレンジします。

原付は１８歳で車の免許を取った時に教習所で１〜２回講習を受けて以来。
だからえ〜っと、乗るのは５年ぶりかな？１０年ぶりかな？１５年ぶりかな？もっとかな？

レンタル料は１日３５０元。
パスポートも日本の運転免許証（意味はなさないが）も見せず、名前を連絡先も告げずに借りられました。

原付の公道デビューの地が台湾なんて素敵すぎる。
しかも無免許・ノーヘルで運転できるユルさ。

度胸だけは人一倍あるので、ぶっつけ本番で行ってみます。
（借りる時にちょっとレクチャー受けました）。

まずは碼頭近くの有名観光スポット『花瓶岩』へ。

途中ヨタつきながらも無事に到着。

花瓶石 海岸・海

地殻変動により水面に押し上げられたサンゴ石灰岩。
高さ９ｍです。
海水の浸食で頭でっかちになり、岩のてっぺんの緑が花瓶に植物を挿している様に見えることから『花瓶岩』という名前がつけられたそう。

海沿いには遊歩道も設けられていました。

花瓶岩を眺めながら、碼頭近くの早點店で買った小籠包と芋頭饅を。

スグそばには『霊山寺』があります。

靈山寺 寺院・教会

海沿いにあるので見晴らしが良さそう。
昇ってみます。

最上部の八角形のお堂に到着。
入れたのは１階部分のみ。

ここから眺める景色が絶景ポイントらしいんですが、天気のせいかイマイチ。

それではいよいよ島一周に繰り出します。

小琉球は信号がありません。
シーズンオフで平日だから、車もバイクも殆ど通りません。

だからと言って調子こいて暴走せず、カニを牽いてしまわないよう、安全運転を心がけながら走りましょう。

小琉球後編に続く。

この旅行記へのコメント （3）

• abcdefさん 2016/02/02 16:03:09

  櫻師匠〜

  バイクデビューですか！すごいです、ステキです、師匠と呼ばせていただきます。
  
  片桐さんから、6日ぐらいからまた高雄に行かれるときいていたのですが、やはり櫻師匠のことですよね。
  
  そして、ブログアップが早いです。ワタクシ、up遅すぎるのでしょうか。ブログの中では未だ花蓮の街をウロウロしております。
  
  いつも旅行記楽しませていただきありがとうございます。では、また。

• yakyukozouさん 2016/01/16 08:25:53

  小琉球いかれたのですね！

  櫻さん、ご無沙汰です。
  いつも楽しい旅行記、参考にさせて頂いています。
  小琉球行かれたのですね？
  私も次回行くなら「電動バイク」で周りたいです。
  後編も楽しみにしています。
  
  yakyukozouより

  櫻さん からの返信 2016/01/19 00:49:41

  RE: 小琉球いかれたのですね！

  ご無沙汰しています。
  
  バイクだと行くのが不便な所にも行けると思うので、
  是非利用してみてください。
  台湾での電動バイクは自転車扱いらしく、
  免許なしでも乗れるっぽいです。