メルシァンワインのアンテナバーで、飲み比べ　＠　シャトーメルシャン　ﾄｳｷｮｳｹﾞｽﾄﾊﾞｰ　六本木一丁目

2015/11/22 - 2015/11/22

六本木一丁目駅の目の前で、気になっていたビストロバー。
上に上ると、超有名鮨のさいとうだが、1か月前に予約しないと無理。
ああ、きたない自転車ビル内に店を構えていたころ行けばよかった。

ミシュランで人生が変わった一人ですね。

さて、前日の晩は、「お食事の時間はおわりました。アンテナ？？？」という身にらない会話で終わり、本日は早い夕食でリベンジ。ステーキ食べたばかり、というハンディを乗りきれるか？

エリア 六本木(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

初台で桜の園を観終わり、おとなしく帰館することにする。

乗換の市ヶ谷。
オリエンテーリングみたいのをやっているらしく、行も帰りもたくさん人が。
若い人にはお金がかからないし、いい遊びだろう。

江戸城の遺構がこのあたりで発掘された、ということらしい。

御三家はでっかいねえ。

ここからが本番。

まずは泡だ。
どうということはない。

カルパッチョはいい。
量が少なめなのもうれしい。

主役はワインだ。

カトラリ、引き出しに。

窓際でなく、カウンターを選んで正解。

紹介Vをボート見ているだけで知識がつくし、
6時くらいからすごく混んできたのに、店長さんらしき方が、グラス拭いたりしながらお話ししてくれました。

こんな感じで。

これでマリコ、と読みます。

桔梗が原のメルロ
というイメージだったが、
「今やどれもおすすめ」と。

特に赤が売り切れてしまうため、なくなく京橋のバーをたたんだそうです。

レベル向上の秘訣は
１．収量制限　棚からライン植えに、剪定、
２．収穫日の見極め能力　一日でも変わります
３．ストレスを与えない圧搾、ほぼ自重のみ

おっと、ワイン展での知識が役立ったな。

「ぜひシャトーにも来てください、初夏から秋まで2か月おきくらいで成長をたしかめて、ももの収穫時期には、桃源郷のようです。テイスティングツアーもあります。お食事はここの方が充実していますけど」

行ってみてえ。
名刺頂きました。

基本的に繊細な味わいのワインが多く、「葡萄でもおさけ作れるんだあ」みたいな事務長お気に入りの越後ワインの野性味・力強さとは対照的であった。

以下各論
本日のラインナップ
60mlからいただけます。

○穂坂のあわ　マスカットベリーの泡　まあ、普通です。ランブルスコみたい
○勝沼のあわ　柔らかい感じ　甲州

○マリコのシャルドネ　次を飲まなければ十分な品質　シャルドネ感　たる熟成しないものもあり、そちらの方も試してみたい
○北信シャルドネ　白の最高峰　きりっとしたミネラル感だけでなく、ひろがりもあるいいシャルドネ

○マリコヴィンヤードソーヴィニヨンブラン　良質な白辛

○桔梗が原メルロー　メルシアンを代表する銘柄　もともとメルロー好きなんですが、メルシァンのいうフルボディというよりは、ミディアムで癖がないと思う
○マリコヴィンヤードオムニス　赤の最高峰　カベルネソーヴィニヨン・メルロー・カベルネフラン　こちらは複雑で女性的なボルドー風。

日本産ワインを、3000円くらいから（1万円以上する高いのは、収量が少ないゆえのオーヴァープライス感がまだする）楽しめる時代がわんさか来ているようだ。