2015/10/18 - 2015/10/18
68位(同エリア219件中)
ハナコさん
山歩きを始めて3軒目。 本日の山は、「名前がおもしろい」という理由で選んだ、北八ヶ岳の 「にゅう」、中山、白駒池です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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トレッキング本で見つけた「にゅう」。 おもしろい名前だなぁ。
調べてみたら、「カッコいい岩場のポイント」と判明。 即決。 早速、週末ソロで行ってみることに。 -
土曜日、曇ってるけどとりあえず出発。自宅から「キタヤツ」は小一時間。
八ヶ嶺橋からの紅葉、ちょっと早いのか、遅いのか・・・わからない(笑) -
八千穂レイクの周辺。白樺がいっぱい。
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八千穂レイク。
完全にガスってる・・・テンション一気に降下。あきらめて湖畔でカップヌードル。
釣り人でもなく、キャンプ客でもない。謎の山ガールが土手に座って、遠い目をしてカップ麺をすすっている。 さぞ、異様だったろうに。(笑)八千穂レイク管理棟 グルメ・レストラン
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よく言えば、幻想的?
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一応、2000m付近もガスってるかどうか、麦草峠まで登る。
「うーん、今日は中止!」とハナコ隊長。
できるなら晴れた日に歩きたい。そんなワガママもソロのいいとこ♪麦草峠 自然・景勝地
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「じゃ、今日は帰りまーす」とハナコ隊員。 これから部屋で「ふて寝」です。(ってか、天気予報見てから来なさいよー)
写真は、延伸工事中の「中部横断自動車道」。 開通すれば上信越道の佐久から、中央道の長坂がつながる予定。 -
翌明朝。「とあるライブカメラ」(注1)をチェックしたら星が見えたので、「今日はいいかも!」とヒルクライム。
朝6時、メルヘン街道の「レストハウスふるさと」からの朝焼け。メルヘン街道 自然・景勝地
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佐久平の一帯が、見事な雲海に。
「ポワ〜ン」と立ち上る噴煙が、「浅間山はここですよー」と言っているように見える。
うわー!すごいもの、見ちゃったー! -
いつまでも雲海を眺めてると、麦草の無料駐車場が満車になるので・・・急いで移動。 朝7時、ラスト3台みたいなところに、滑り込みセーフ!
車内でおにぎりを食べ、麦草ヒュッテ前から出発です。
いやー、昨日の写真と一転、今日は天気がいいので「ニッコニコ」です。麦草ヒュッテ グルメ・レストラン
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さて、ここで二択です。「どっちから行く?」
「とりあえず池」、または「とりあえず登り」
体力がなくなる前に登っておこうと、「とりあえず登り」をチョイス。 -
晴れていても登山道はジメジメと滑りやすく、石の上に樹木が根を張る、うっそうとした苔の森。そして結構な急坂。こんな登り坂が約1時間。(靴が泥んこになるので、ゲイターが欲しくなる)
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この森はいわゆる 「もののけ姫の世界」。ホント、そんな感じ。「こだま」がそのへんに隠れていそう。
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「おっ!今日イチの苔!」と写真をパチリ。
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しばらくすると
「おっ!今日イチの苔、更新!」と、更なる苔写真をパチリ。 -
これを延べ10回以上繰り返し・・・
だからなかなか進まない。 (苔写真・・・やたらといっぱい。あとで見ると全部同じに見える。) -
最近は、苔を観察するためのトレッキングツアーもあるそう。
「苔ガール」と呼ばれる新ジャンル。かわいい名前だ。 -
トレッキングポールのお世話になりながら、やっとこ「丸山」。
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眺望はないけど、一瞬ここだけ陽が射す。
全然登頂した感はないが、一応記念撮影。(今日も自撮り棒) -
10分ほど下ると、「高見石小屋」へ到着。星がきれいに見える、と評判の山小屋。
「揚げパン」が有名ですが、「手ぬぐい」を購入。 -
高見石小屋の裏にあるのが、ビュースポット「高見石」。
いきなり大きな石がゴロっと出てくるので、どこから登ったらいいかわからず、しばし「アワワ、アワワ」。
携帯とか小物を落としても拾えないので、荷物は高見石小屋へ置いて行くよう表示があります。たぶん同じ理由で飲食も禁止。 -
岩にマーキングしてあるところを進むと、あとは不思議とピョンピョン登れます。
いや、それにしても・・・この巨石の山積み、すごい数!高見石 名所・史跡
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キャッホーッ!景色最高!!
そして、北側を見ると・・・ -
ギャボーッ!白駒池、最高!!
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池が青い!空の色が写って、まるで鏡のよう。
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朝の雲海もまだ残ってます。
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あ、浅間山も。
いやー!最高ー!ここで帰っちゃってもいいかもー!(笑) -
ソロで山歩きをしていると、たまに「撮りましょうか?」と声をかけてくれる方がいます。自撮り棒じゃ全身撮れないんですよ、ありがたい!
しかも迫力あるアングルに撮っていただき、今年の年賀状はこれに決まり!です。 -
高見石から、中山目指してまたまた登ります。
あら、私の服って保護色なんだ。。。どこにいるか、わかりますかー??? -
イワカガミ? だっけ?
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突然、パノラマビューの「中山展望台」が出現。
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ここも岩がゴロゴロ。
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キャーッ!すごーい!
南アルプスの向こうに「御嶽山」もー! -
蓼科、車山方面も。なかなかの大パノラマです。
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山としてはちょっと地味な名前、「中山」。 でも来てみたらすごーい眺望!
得意の、「ナメてかかったが感動した」 というパターンです。 -
ここで、ハブアブレイク。
山で食べるアルフォートとコーヒーは、会社のデスクで食べるより数倍おいしい。 -
分岐を曲がり、「にゅう」までもう少し。
途中「東天狗」の斜面と、奥には「硫黄岳」。アレを縦走する人がいるんだから、すごいなぁ。 -
ついに来ました!「にゅう」です!
カッコいいですね♡ しかもすごい断崖絶壁。そしてこの晴天。
今日来てよかったー! -
それにしても 「にゅう」って名前・・・
「乳」や「ニュウ」だったり、 -
「にう」 だったり。
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とりあえず登りましょう。おなかすいたし。
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ぎょえ〜!
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どっしぇー!
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キャッホーッ!!
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「にゅう」は、キタヤツから富士山が見える、レアなスポットだそうです。
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白駒池も神秘度を増して、森の中に「キラーン」と見えます。
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いやー、憧れの「にゅう」でこの景色。感無量です。
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さてさて、天空の岩場で、待望のランチタイム。
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今日は、「塩パン」に「昨夜揚げたチキンカツ」、「千切りキャベツ」 をこの場でサンドしていただきます。
挟みたてはサクサクしていい食感。うん、まいう〜! -
鷹が巣を作るような岩の隙間に、体ひとつスッポリ入って「絶景ランチ」
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1時を過ぎて、南の方から少し雲が出てきました。
寒くなる前に下山します。 -
「にゅう」は、八ヶ岳の稜線から少し外れているので、ちょっとマニアックなポイントかもしれません。
「こないだ、初めてキタヤツ行ったんですよ」
「ほー、どこ登ったの?」
「にゅう です」
「えーっ?!ずいぶん変わったとこから行ったねぇ〜」
こんな会話イメージです。 -
次回は、花の咲く時期に来たいな!
それにしても、どこもかしこも苔がびっしり。苔好きな母に、ごそっと引き抜いて宅急便で送ってあげたい。。。(植物採っちゃダメよ) -
苔の森を歩いていると、突然進行方向に、大きな大きなブルーシートが。
あれ?なにかの工事中?! なんで覆ってあるのだ?
・・・白駒池でした。ウソみたいなホントの話です。それくらい、すっごく青いものが突然、目の前一面に現れる感じ。白駒の池 自然・景勝地
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特になにもないけど、苔の森に囲まれた、神秘の池です。
池を半周して「白駒荘」へ。 -
湖畔にある白駒荘。雰囲気ある建物です。
白駒荘 グルメ・レストラン
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ここまで来ると、バスツアーで来た「スカートとヒールのお姉さん」と、「日常ではあり得ない配色のカラフルな山ガール」が同じ場所に集う、不思議な光景になります。
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今日は6時間くらい、山を歩きまわりました。
以前は70m先のコンビニまで車で行っていた人が・・・歩くの大キライだったんですよね。ホント、わからないもんですね。(笑) -
白駒池入口の有料駐車場前で、すっかり着いた気分になりましたが。。。車を停めた麦草ヒュッテ先の駐車場まで、さらに20分くらいかかります。車だと数分ですが、歩くと遠い。。。
2時半に、無事駐車場到着。
あまのじゃくな私にふさわしく、キタヤツデビューが「にゅう」からという、メモリアルなトレッキングになりました。いやー、ホント、絶景ポイントでした!
今日はいい天気に恵まれて、最高の一日になりました。山で出会ったみなさん、シャッターを押してくれたお兄さん、本当にありがとうございました〜! -
おまけ。 「高見石小屋」の手ぬぐい。
「部屋の壁を 日本の名峰手ぬぐいで埋め尽くすぞ計画」の2枚目。 -
注1 「とあるライブカメラ」
佐久建設事務所の「浅間山監視カメラ」 (↑これはとある日の夜10時)
http://www.sakuken-asama.jp/
この中の「黒斑山(くろふやま)」のカメラは、晴れていれば夜でもこの明るさ。夜間は真っ黒になるライブカメラが多い中、高感度なのか監視カメラだからなのか、2000m超の空の様子が深夜でもよくわかる。
明日の「晴れ」の予報が、「曇ってるけど一応晴れ」なのか 「雲がほとんどない晴天」なのか予測したり、今曇ってるのは雲海の下なのか、上空はどうなのかを参考にしたり。
晴れた昼間の画像も、なかなか爽快で楽しめます。
Yahoo天気の「雨雲ズームレーダー」もお役立ちサイト
http://weather.yahoo.co.jp/weather/zoomradar/
・・・そこまで知っていながら、なぜ土曜日に?(うーん)
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