明治期の港町の古を感じる｢三角西港」世界遺産ウォーク

2015/10/31 - 2015/10/31

JR九州ウォーキング
JR三角駅を起点に世界遺産｢三角西港」をめぐるコースである。
豊肥本線「東海学園前」駅8時23分発で→8時43分熊本駅着9時05分発→9時59分三角駅着
三角駅前10時10分スタートして国道57号線に沿って三角西港近くまで歩いて行く。ここは歩道を歩くので安全であるが、あんまり見るべきところはない。天草に車で行くときに通る道である。途中天草五橋の1号橋の架け替え工事が行われているのが見えた。

　約30分歩いて三角西港を左手に見て、右へ折れ少しのぼると「九州海技学院」がある。ここは今も使用されていて中では勉強があっていた。それから法の館に行く。ここは旧裁判所の跡である。ここではいろいろな催しがあっていた。ここから三角岳の山麓の山道を歩いて行くと展望台がある。ここからは港が一望できるし、天草五橋の1号橋も見ることができて眺めがよい。それから山道を降りると三角西港である。
　ここでは国指定重要文化財で、明治日本の産業革命遺産となった、全長756mの石積み埠頭が見られる。ここでは釣りをしている人もいた。それから歴史的建造物として龍驤館(三角西港西洋館）や旧高田回漕店などを見る。龍驤館では築港にかけた期待と完成の喜びに関する逸話や三角西港の歴史的変遷などをまとめた資料が展示されていた。
　また西港ではイベントが行われていて地元の特産品やグルメなどの販売もあっていた。ハロウィンの服装をした人々もいたりして賑わっていた。

　その後はもと来た道を三角駅まで歩いて帰り、三角港まで行く。そこでサンサンうきっ子「みすみ」という物産館の庭で三角の特産のみかんを参加賞としていただいた。
　あとは三角駅→熊本駅→武蔵塚駅と乗り継ぎ歩いて我が家へ帰りついた。
　今日のｳｫｰｸは約9kmの道のりであった。

エリア 宇土・三角(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: その他

熊本駅高架になった5番ホーム
9時05分発の列車
途中宇土駅で乗り換えるのだがこの列車は三角駅まで直行である。

2両編成だがこの日はこのように満員で座ることができなかったので、ずっと立って三角駅まで行った。

9時59分予定通りに三角駅に着いた。

九州海技学院

海技学院の内部

九州海技学院の内部

法の館
昔の裁判所跡地にある。

法の館の展示会場

法の館の内部
ちょうどハロウィンの日でこのような展示もあった。

法の館内部

展望台からの眺め天草1号橋方向をみる

山道にあった神社

三角西港の案内の塔

龍驤館
三角西港についての歴史的な推移などをパネルで説明してある館

龍驤館の内部
西南戦争から三角西港開港までの歴史

龍驤館の内部
貿易・行政・司法の機能を備えた港湾都市

龍驤館の内部
港の役割を失っていく・・そして世界文化遺産登録へ

県令富岡敬明の銅像

県令「富岡敬明」についての説明碑

三角西港の石積みの一部

西港の石積みではこのようにつ入りをしている人がいた

海に通じる水門

石積みの水路

旧高田回漕店

旧高田回漕店の説明碑

旧高田回漕店の内部

浦島屋と催し広場

浦島屋とイベント会場のようす

浦島屋の2階から見た天草五橋

浦島屋の2階から見たイベント会場の様子

西港から三角駅までの途中にあった県令富岡敬明の顕彰記念碑

富岡敬明頌徳碑の説明板

天草1号橋と架け替える橋の工事中のようす

三角港に停泊中の貨物船

三角港の岸壁で釣りをする人々

三角港のシンボルタワー（ターミナル）天草などへの船の発着場