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先日の瀬戸に続き常滑に行くことになった。<br />今度は陶板焼きのプレ〜トが必要となった為である。<br />一度に済ませられないものなのかとあきれつつ車で向かう。<br />先ずは昼食かと常滑のインタ〜で下りながらも半田方面へ戻った。<br />すると『半田赤レンガ建物』なる案内板があり何かあるだろうと立ち寄ってみた。<br />半田赤レンガ建物は、明治31年(1898年)にカブトビールの製造工場として誕生との事。<br />明治時代に建てられたレンガ建造物としては日本で五本の指に入る規模を誇っていたらしい。<br />安定した温度や湿度を必要とするビール工場として建てられたその構造は極めて特徴的で美しい。<br />日本のビール黎明期に大手4大ビールメーカー(サッポロ、アサヒ、キリン、エビス)へ果敢に挑戦した半田赤レンガ建物。<br />その重厚な佇まいは、半田の先人たちの志と豊富な財力・技術力を物語り、また壁面に残る第二次大戦中の銃弾痕は生々しくもある。<br /><br />思ったような食事処がないため半田市街地へと車を走らせる。<br />同じくミツカンミュージアムと云う気になる案内板があったからだ。<br />駐車場に車を捨て昼食を求め彷徨うが主だった場所は既に満員御礼で無理な様子。<br />駅前をぶらつくといかにも地元だと物語るうどん屋の暖簾がかかっていたので飛び込んだ。<br />志乃田うどんとアジフライに満足し店を出ると物産店のオヤジさんに呼び止められ店に引き入れられた。<br />聴かされたところによるとミュージアムは11月8日がグランドオ〜プンであり未だ営業は始まっていないとの旨。<br />商店街はその開業を待ち望んでいるのだという事でバラバラだった定休日もミュ〜ジアム似あわせ水曜日定休となるらしい。<br />少々話が脱線するオヤジさんであったが巨大集客事業により久々に地域商店街が一丸となって統一を図り沸き立っているのが伝わってきた。<br /><br />川沿いにミツカンミュ〜ジアム外観を見物して回り國盛酒の文化館へ向う。<br />新工場が稼動したのを機に旧酒蔵を中埜酒造の企業博物館として創設された博物館である。<br />日本酒造りの工程や酒造りの道具などが展示されているほか、酒の試飲もできるがは車のため断念。<br />その代わり懐かしい酒屋の前掛けとにごり酒セットを数本お土産にゲットしニコニコ顔で博物館を後にした。<br /><br />駐車場に戻るとこれから常滑を巡るのはもう時間的に無理だと判断。<br />これまた往路に見つけておいた地元のパン工房に立ち寄ってパンを購入。<br /><br />いやはや幻の陶板焼きプレ〜トには辛いものがある。

幻の常滑漂流

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2015/10/11 - 2015/10/11

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midnightrambler

midnightramblerさん

先日の瀬戸に続き常滑に行くことになった。
今度は陶板焼きのプレ〜トが必要となった為である。
一度に済ませられないものなのかとあきれつつ車で向かう。
先ずは昼食かと常滑のインタ〜で下りながらも半田方面へ戻った。
すると『半田赤レンガ建物』なる案内板があり何かあるだろうと立ち寄ってみた。
半田赤レンガ建物は、明治31年(1898年)にカブトビールの製造工場として誕生との事。
明治時代に建てられたレンガ建造物としては日本で五本の指に入る規模を誇っていたらしい。
安定した温度や湿度を必要とするビール工場として建てられたその構造は極めて特徴的で美しい。
日本のビール黎明期に大手4大ビールメーカー(サッポロ、アサヒ、キリン、エビス)へ果敢に挑戦した半田赤レンガ建物。
その重厚な佇まいは、半田の先人たちの志と豊富な財力・技術力を物語り、また壁面に残る第二次大戦中の銃弾痕は生々しくもある。

思ったような食事処がないため半田市街地へと車を走らせる。
同じくミツカンミュージアムと云う気になる案内板があったからだ。
駐車場に車を捨て昼食を求め彷徨うが主だった場所は既に満員御礼で無理な様子。
駅前をぶらつくといかにも地元だと物語るうどん屋の暖簾がかかっていたので飛び込んだ。
志乃田うどんとアジフライに満足し店を出ると物産店のオヤジさんに呼び止められ店に引き入れられた。
聴かされたところによるとミュージアムは11月8日がグランドオ〜プンであり未だ営業は始まっていないとの旨。
商店街はその開業を待ち望んでいるのだという事でバラバラだった定休日もミュ〜ジアム似あわせ水曜日定休となるらしい。
少々話が脱線するオヤジさんであったが巨大集客事業により久々に地域商店街が一丸となって統一を図り沸き立っているのが伝わってきた。

川沿いにミツカンミュ〜ジアム外観を見物して回り國盛酒の文化館へ向う。
新工場が稼動したのを機に旧酒蔵を中埜酒造の企業博物館として創設された博物館である。
日本酒造りの工程や酒造りの道具などが展示されているほか、酒の試飲もできるがは車のため断念。
その代わり懐かしい酒屋の前掛けとにごり酒セットを数本お土産にゲットしニコニコ顔で博物館を後にした。

駐車場に戻るとこれから常滑を巡るのはもう時間的に無理だと判断。
これまた往路に見つけておいた地元のパン工房に立ち寄ってパンを購入。

いやはや幻の陶板焼きプレ〜トには辛いものがある。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
グルメ
4.0
ショッピング
3.5
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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