グリフィスを訪ねて福井市

2015/10/29 - 2015/10/29

明治はじめに福井にやってきて、福井藩校で教え、その後、文部省のお雇いとして南校、開成学校（共に現在の東大全身）で教えたウィリアム・エリオット・グリフィスの史跡を訪ねて福井市へ行きました。

Visited Fukui city where William Elliot Griffis lived and taught 1871-72. Griffis was the tutor of Taro Kusakabe, a samurai of Fukui-Echizen clan who went abroad and studied in Rutgers College (currently University), Griffis was invited to teach because of the connection.

The City of Fukui opened a new etablishment commemorating the relationship to Griffis and Kusakabe close to their statues by the Asuwa River.

エリア 福井市(福井)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急

足羽川に沿った遊歩道にあるグリフィスと日下部銅像。
駅からは歩いて5分くらいでしょうか。駅前が福井城（城下町？）の発掘だそうで、工事をしていて、地図を見てもよくわからないのですが、川を目指せば、幸橋の向こう岸の遊歩道です。

Their statues are by the Asuwa River, just 5 minutes walk from the Fukui station. Fukui station can be reached by Thounderbard train from Kyoto in only 1.5 hours or so.

正面から。
日下部はわずか25歳で、ラトガース大学の近くで亡くなるので、残っている日下部の写真はみな若いです。
片やグリフィスは日下部より2つ年上なだけなので、この銅像は、グリフィスだけが妙に老けてます。

The statues are by the river just across the Saiwai Bridge from the station. Griffis and Kusakabe are just 2 years different in the age. these statues for some reasn Griffis is too old. LOL

こちらが「グリフィス館」。当時グリフィスが住んでいた羊羹を復元したものだそうです。実際にこの洋館があったのは、銅像がある川沿いの遊歩道から降りたすぐのところでのようです。そこには碑が建っています。

This is the side look of the Griffis-kan.

グリフィス館の入り口。

ん？なんか映画みたいのやってる？？ここでこの建物の案内を写しています。

The entrance to the Grrifis-kan. Showing the intro to the establishment.

更に中に入るとグリフィス。

Then here comes Griffis...

窓を挟んで日下部。

...and Kusakabe....

驚いたことには、この画像は細工してあって、口が動く。つまり、グリフィスがしゃべっているように見えるのだ！
すごい〜〜！！

The photo is actually a graphic image which moves!! His mouth moves as he talks.

Another scene...

由利公正もしゃべる！

グリフィス相関図も展示されています。
正直な話、こんなもんじゃありません。

グリフィスは、フルベッキが東京の南校（元の開成所、後の東大）にいた頃にフルベッキのところでしばらく過ごしています。

2階にあがるとこんな暖炉みたいなものもあって、写真を飾っています。

Photos are displayed in the 2nd floor.

グリフィスと姉のマーガレットの生徒達

Griffin and his sister Maggie with their students.

よく見えないですが、これはグリフィスが相当歳をとってから福井を訪ねたときの写真だと思います。このとき、福井の人々は沿道に出てグリフィス夫妻を歓迎しました。

These are the photos the same ones I saw in the Public Library of New Brunswick!

グリフィスや福井に関する本も展示されています。

こちらは福井市立の郷土歴史博物館に展示されているグリフィスが使用した科学実験道具など。

These are the apparatus Griffis used in Fukui, exhibited in the Fukui City History Museum.

福井市立郷土歴史博物館 美術館・博物館

こちらはグリフィスが計画したという科学実験室。化学と書いてありますが、この時代の日本なので、化学というよりも科学一般だと思います。

This is the building photo from those days.

こちらは同じ博物館内の福井城ジオラマ。

This is the model of the Fukui catsle which does not exist, currently it is the park.

市の中心部を離れて足羽山に上ると、こんな景色が見えます。

This is the view from a hill or small mountain top of the Asuwa-yama.

そしてその頂上には。。。

On the top of the mountain....

足羽山公園 公園・植物園

継体天皇の像があります。
継体天皇は26代の天皇です。
古事記や日本書記では、この人の前で一旦天皇の血筋が途切れ、かなり遠縁だった継体天皇が越の国から天皇になる様子が描かれています。記紀上、現在の天皇家の直系先祖とされています。

He is the Emperor Keitai. 26th Emperor in early 6th century (so to believe.)

足羽山には、このような階段を上っていくことができます。途中に橘曙覧記念文学館などもあります。
http://www.fukui-rekimachi.jp/tachibana/

足羽山公園 公園・植物園

左内公園にある橋本左内の像。
吉田松陰らと同じく、安政の大獄で断罪された左内は、松陰が山口の英雄であるのと同じように、福井の英雄。
墓所は天皇陵か？と思うような荘厳なたたずまいです。

写真がないですが、福井に行ったら「あげおろしそば（焼いたあぶらあげを刻んだものと大根おろしの入った冷たいそば）」をぜひ！おいしい！！

左内公園 公園・植物園