鳥取砂丘　砂の美術館　燕趙園　三朝温泉　とっとり花回廊　鳥取ミステリーツアーめぐりパスを使って

2015/10/23 - 2015/10/24

鳥取砂丘は35年ぶり。それ以外は初めてです。
地味な鳥取のイメージでしたが、意外と見るところがたくさんあることがわかりました。
JRのミステリーツアーめぐりパス（いわゆる周遊券）で、お得な旅ができました。

エリア 鳥取

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

JRのとくとく切符で、鳥取ミステリーツアーめぐりパスというのを発見したので、鳥取に行くことに決めました。
この切符、かなりお得です。
京都から鳥取までの往復、鳥取県内でのJR,バス乗り放題、主要観光施設の入場券付で、なんと1万5千円！（大阪や神戸からだと、さらに安いです）
3日間有効なので、２泊３日で行きたいところでしたが、老描介がいるので、１泊でがまん。

この切符では、新幹線が使えるのは片道だけです。なので、行きは特急スーパーはくとに乗りました。ウッディな座席にほっこりです。

特急 スーパーはくと 乗り物

３時間で鳥取駅に到着！

鳥取駅 駅

この駅の観光案内所で、JRの引換券を、バス乗り放題手形や、コナンのミステリーツアーキットに引き換えます。
実は、ミステリーツアーキット（ミステリーを解いて、賞品をもらうための地図や、冊子やバッヂがセットになったもの）は興味がないので、要らないと言ったら、とっても残念そうな顔をされたので、一人分だけもらっとくことにしました。

鳥取駅 駅

スーパーはくとは、10：12鳥取駅着ですが、鳥取砂丘行のバスは11時までありません。砂丘行のバス、少ないです。砂丘まで25分くらいです。

終点まで行くと、砂丘の入り口のバス停ですが、ひとつ手前の砂の美術館前で降りました。ちなみに、バス代タダです。

写真は、砂の美術館の入り口の作品です。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

入場料は600円ですが、パスがあるので、これまたタダ♪

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

作品は、本格的で、圧倒されます。世界中からプロの砂像彫刻家を集めて作ってはるようです。

今は、ドイツをテーマにした作品が見られます。
2016年1月までです。
その後はまた違うテーマで作り直すみたいです。

写真は、ヘンゼルとグレーテルの一場面です。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

せっかく作ったのに、壊してしまうの、もったいないですねぇ〜

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

だからでしょうか、ここでは、写真撮影ＯＫ、SNSへの投稿もＯＫです。
みんなの写真に作品を残してもらおうという考えかな？

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

美術館を出て、少し歩いたらすぐ砂丘の入り口です。

この日は、雲一つない快晴でした。

鳥取砂丘 自然・景勝地

季節的にも、暑くも寒くもなく、最高です。

砂丘の丘（？　海沿いの一番高いところ）までは、１０分くらいで行けます。
最後の方は、かなり急な坂です。体力要ります。

鳥取砂丘 自然・景勝地

海の方に降りるのは、登って戻ってくることを考えると、やめた方がいいと思います。

さて、鳥取砂丘からまたバスで鳥取駅に戻り、13:57発の米子行きとっとりライナーに乗って、松崎という駅で降りました。鳥取駅から松崎までは約40分です。

鳥取砂丘 自然・景勝地

松崎駅から歩いて10分少々で燕趙園（えんちょうえん）に到着です。

こちらの入場料500円もタダです。ここは、全然知らなかったのですが、無料で入れる観光施設一覧に載っていたので、無理やり来たようなものです。

中国庭園燕趙園 公園・植物園

到着したのが３時前で、ちょうど３時から雑技ショーがあるという案内があったので、ショーの会場へ直行しました。。。。。が、う〜ん、ちょっとタイムスリップした感覚に陥りました。

中国庭園燕趙園 公園・植物園

とまぁ、ショーの方は、いまいちでしたが、ヾ(-_-;）
庭園の方は、思ったより本格的で、中国らしさ満載。
全然期待していなかっただけに、満足度高かったです。

中国庭園燕趙園 公園・植物園

七福神の元になった八仙人の像です。

中国庭園燕趙園 公園・植物園

なにより！　人が少ないのが嬉しい！

京都で庭園なんぞに行こうものなら、観光客だらけ。（いや、それはそれでありがたく結構なことですが・・・）

でも、きれいな庭園は、のんびり散策したいですよね。
ここでは、それが叶えられます。

中国庭園燕趙園 公園・植物園

ところで、どうして鳥取で中国？　という疑問ですが、
鳥取県と、中国の河北省が、梨が取持つ縁で、交流があるそうです。

これらの建物の建材なども、中国から本物を輸入して作ったそうですよ。

中国庭園燕趙園 公園・植物園

窓を通して庭を眺めるというスポットです。

枠があると、風景が写真のように切り取られて、いい感じになります。

中国庭園燕趙園 公園・植物園

塀が、龍の背中のように波打ってます。

上海の豫園にある塀みたいです。

中国庭園燕趙園 公園・植物園

燕趙園を出て、道路の向こう側に渡ろうとすると、こんな建物が・・・

これは、何？　万里の長城っぽいけど。

中国庭園燕趙園 公園・植物園

歩道橋でした。

（歩道橋の上から写した写真です）

歩道橋を渡って、道の駅も越えて、さらに向こうに見える車道まで行くと、
引地というバス停があります。
ここからバスで倉吉駅まで行きます。10分程です。
バスの本数が少ないので要注意です。16：25のバスに乗りました。

倉吉駅では、予約した宿のシャトルバスが待っててくれました。

宿は、三朝温泉の依山楼岩崎という老舗旅館です。

一番スタンダードなプランを２ヵ月前から予約しました。
一泊二食付きで15,200円/人。

部屋はおまかせだったので、期待してませんでしたが、ラッキーなことに、
アップグレードしてもらい、やや広めで川側のお部屋に案内されました。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

この宿に決めたのは、お風呂が良さげだったから。
１２種類もあるんですよ。でも、男女のお風呂合わせて１２種類です。
男女入れ替え制なので、夜と朝で６種類ずつ楽しめました。

お風呂の写真が無いのが残念です。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

夕食です。個室です。一番奥の窓のない個室でした。安いプランなので仕方ないです。
お料理は、どれも美味しかったです。
高いプランにすると、やたらに量が多いので最近は安いプランにしてますが、
それでもまだ量が多いの。量より質で選べるお宿を探さなくっちゃ。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

山陰地方は、カニが美味しいですね。
まだ解禁日じゃなかったので、これは冷凍もんでしょうが、
それでも、美味しかったです。

でも、ほんとはカニ食べるのん、嫌いなの。カニは好きなんですが。
身をとるのがめんどくさいのと、手がねちょねちょになるのがイヤ。
なんて・・・贅沢なこと言ってます。でも、全部食べました（笑）

鳥取は蟹取県という名前に変えてまで
カニキャンペーンをしてはります。

朝食です。
またまたガッツリ食べちゃいました。

朝の散歩に行きました。
三朝橋です。

三朝橋 名所・史跡

三朝橋のたもとに、河原露天風呂があります。無料です。24時間OPENです。
手前が足湯で、ついたての向こうが露天風呂だそうです。
入るのは、勇気がいりますね。

宿の窓からも、遠くにここが見えてましたが、多分男の人ばかりだったと思います。

三朝橋 名所・史跡

宿のロビーから見える庭に、離れの建物が見えたので、行ってみると、
昔、皇室関係の方々が泊まられた離れの部屋ということで、公開されてました。

三朝温泉　依山楼　岩崎 宿・ホテル

さて、またまたホテルのシャトルバスで倉吉駅まで送ってもらい（このときはうちの二人だけでした）、そこからJRで米子まで。約３０分。
米子駅からとっとり花回廊まで無料のシャトルバスが３０分おきに出ています。
但し、先着順なので、座れなかったら次のバスを待たないといけません。

鳥取県立フラワーパークとっとり花回廊 公園・植物園

しつこいようですが、ここもタダで入れます。
入場料は１０００円です。

鳥取県立フラワーパークとっとり花回廊 公園・植物園

花の丘です。この時期は、サルビアが満開でした。

思っていたより、広い丘です。

鳥取県立フラワーパークとっとり花回廊 公園・植物園

向こうに大山がうっすらと見えます。
くっきり見えていたら、素敵な写真が撮れたのになぁ・・・

鳥取県立フラワーパークとっとり花回廊 公園・植物園

そして、ここも、人が少ないの。。。
さすが鳥取ヾ(-_-;）

のんびりできて、癒されます。

鳥取県立フラワーパークとっとり花回廊 公園・植物園

大山地ビールが飲めるビアカフェがあるというので、行ってみました。
ちょうどお昼時だったので、混んでいるかと思いきや、空いてました。

ビールとおつまみのソーセージ、焼きおにぎりを注文し、迷わずテラスの席に着きました。

いやん、もう最高のシチュエーションでビール。極楽極楽♪

鳥取県立フラワーパークとっとり花回廊 公園・植物園

しばらくすると、お弁当を持った７〜８人の年配の方々がやって来て、席に着きお弁当を広げ始めました。

え？　持ち込みＯＫなの？　カフェなのに？
と驚いていたら、どうやらここは、無料休憩所ということのようです。
さすが、県立です。

それを知っていたら、どこかでビールのおつまみを買って、持ってきたのにぃ〜

鳥取県立フラワーパークとっとり花回廊 公園・植物園

帰りはまたシャトルバスで米子まで。
バスに乗れないといけないので、一本早めのバスに乗りました。

鳥取県立フラワーパークとっとり花回廊 公園・植物園

米子からは、やくもで岡山まで。岡山からは新幹線で京都まで。
この周遊券だと、新幹線は新大阪までということになってます。
新大阪から京都までの乗車券だけはついてます。
なので、新大阪から快速で京都まで快速に乗ればいいのだけれど、しんどいので、新大阪から京都までも、予約時に新幹線の特急券と乗車券を追加購入しました。
周遊券についてる乗車券は新幹線は乗れない乗車券ということだったので、
別で買う必要があるのです。
ＪＲ西日本のプランって、新大阪発着が多いので、京都の人にはちょと不便どす。

特急 やくも 乗り物

やくもで梨チューハイ♪

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2015/11/22 17:30:31

  燕趙園

  こんばんは、kamyさん
  
  ミステリーツアーってお得で、
  どこに行くかのわくわくもあって楽しそうですね
  
  以前、燕趙園に行きたくて計画したことがあったのですが、
  思いの他、辺鄙な場所にあり、
  鳥取日帰りでは無理だわ、、、と諦めたことがあるんです。
  
  でも、かなり本格的な中国庭園を楽しめそうですね〜
  おっしゃるとおり、嬉しい悲鳴ですが、
  京都の庭園は、なかなか静かに愛でるのが難しい昨今。
  静かな庭園でのんびり散策したいですね。
  
  いつか、燕趙園にいけたらなぁって思います。
  
  砂の美術館も毎年毎年テーマを決めて大変だろうけれど、続けて行ってほしいですね〜
  あっ、そうだ砂時計の博物館も行きたかったんだ！
  って今思いだしました。
  でも、こちらは島根だったかな？？
  
  また遊びに来ますね〜
  今後ともよろしくお願い致します。
  
  
  　　たらよろ

  kamyさん からの返信 2015/11/23 15:34:59

  RE: 燕趙園

  コメントありがとうございます。
  
  たらよろさんのブログを見に行ったのは、
  ねこちゃんが、うちの子にそっくりだったからです。
  ロシアンブルーですよね？
  でも、うちのはロシアンブルーもどきですが・・・(笑)
  
  で、たらよろさんが、偶然京都の人だったので、びっくりぽん(笑)
  
  ずいぶん、あちこち行かれてますね。
  しかも、上手くレポートされているので、
  京都を知らない人にはいい案内になると思います。
  
  燕趙園は、全然期待してなかったのが逆に良かったのだと思います。
  旅の心得として、「あまり期待しない」方がいいということが
  最近わかってきました。
  たらよろさんも、是非、燕趙園は期待せずに行って下さい。
  ほんと、つまらないところでしたから(笑)
  
  
  フォートラベルは、もっといっぱい投稿したのと、
  他の人の投稿も見に行きたい気持ちで一杯なのですが、
  平日は仕事であまり時間がないのと、
  休日でも夕方以降は、頭がぼーっとしてきて、何もできない状態です(笑)
  歳ですねぇ・・・(^^;)
  
  また、たらよろさんのところ見に行って、
  旅行の参考にさせてもらいます。特に京都(笑)
  
  では失礼します。