2015/08/27 - 2015/09/17
18位(同エリア25件中)
Nojoさん
境地が大好きな人、自然や絶景地を訪れるのが大好きな人、沢山いると思います。
が、セイウチが好きな人は??
なんて思わず言ってしまいますが、一度自然の彼らの姿を見てみると、大好きになっちゃうこと間違いなしっ!
ということで、北極の旅行なのに白熊を横においてセイウチの事を書いてしまうほどセイウチが大好きです。笑
2015年の北極は、氷はそこそこ、シーズン的には遅めの8月最後のほうから9月の半ばまで行ってきました。
場所はスヴァルバード諸島、ノルウェー圏の北極圏の島です。
オスロから飛行機でトロムソを通過して3時間程で着きます。この島は北極圏の中でも自然が豊かで、気候や海が比較的安定していて、空港がある程の規模の人が定住する町としては最北端。小さい町、ロングイヤービエンは、歩いて全て見れちゃうほど小さい町だけれど、観光客もいるのでレストランやバーなどが充実しています。
スヴァルバード諸島まで行くからには!まず絶対したいのは船に乗って冒険すること!
今年もまさに!乗客12人乗りの船で3週間スヴァルバードの海や島を巡りました。
北極のピークシーズンは6月から8月くらいまで。8月最後から10月までは、遅めのシーズンで、観光船のほとんどは8月で切り上げてしまいますが、私たちの船はそこを逆につついて遅めに!
始めの半分は曇りが多い天気だったけど、基本的には安定していて、波もそこまで大きくなかったのでよかった。後半はまさに天気に恵まれ、、、というよりは、エクスペディションリーダーとキャプテンの知恵と経験のおかげ!悪天候を避けてパーフェクトな航路を選び進んでくれました!エクスペディションリーダーは私のパートナーです。私は今勉強中の身なのでおとなしくしてました。苦笑
私たちのターゲットは絶景や氷河などはもちろんのこと、更に野生動物です!
数々の野鳥やスヴァルバードでしか見れないトナカイや、北極狐、シロイルカまでも出会う中、今回私個人的に大ヒットだったのは、、、
セイウチ!
数え切れない数のセイウチを三週間以内で色々な場面で見ました。
中でもセブンアイランドというスバルバードでも北のほうにある小さな島々のあたりでは、妙に興味津々なセイウチがいっぱいいて、私たちのゾディアック(ゴムボート)の周りをうじゃうじゃ。それがまた楽しくてたまりませんっ!!〔表紙写真参考)
え?セイウチって、危なくないの?
と言う人がいますが、セイウチが危ない動物、というのは間違った知識。
セイウチは無意味に人を襲ったりすることはありません。興味津々で、おだやかで、素で面白い動物です。セイウチと危険な目にあった、という話を聞いたことがありますが、それはセイウチに対して、彼らの子供を危険にさらすような行為をしたり、彼ら全体にとって危険を感じさせる様な、自然界でするには人間の非常識な行為などが原因で、セイウチの自己防衛的な神経を刺激したからでしょう。 ちゃんと彼らの居場所をリスペクトして、彼らの存在と調和してその場にいる限りはセイウチが私たちを襲ってくることはまずないです。
セイウチは怖がり。
で超グループ思考!
なんで、団体で興味深々で近寄って来ては、ゾディアックのまわりでうじゃうじゃして、超私たちの様子をジロジロ見て来ては、海にもぐって一瞬逃げて、また戻って来てうじゃうじゃしては、海に戻って一瞬逃げて、、、のくり返し。笑
そそそそして、なんとも!
あのセイウチの赤い疲れ目と、目があったその時にはなんともいえない感情が走る!!笑
そのときによっては数分で私たちに飽きて去ってしまったり、または興味が耐えないのか、私たちがゾディアックでその場を去ろうとしても、後ろからずーーーーっと付いてきたりするんです。カワイイ そしてまた船を止めると、近寄っては一瞬逃げて、また近寄って来てはうじゃうじゃしてからまた逃げて、を繰り返す面白さ。
セイウチが好むビーチ近くで船を停泊して夜寝たときの朝には、セイウチの声で目が覚めたこともありました。部屋の二段ベッドから船の丸い窓の外を見ると、船のマドの横でうじゃうじゃしてました。笑 素敵なモーニングコール、、、。なんて思いながら、最高の北極のひと時だと思ってます!
セイウチは寝そべっているときはただ寝てる、、、たまに動く、、、横のセイウチが邪魔になってたまに牙でつつく、、、、げっぷする、くしゃみする、おならする、うんちおしっこ垂れ流し、、、という、人間ではありえないほどに怠け者で全てをそのまんま、、、って感じの姿で過ごしている。笑 セイウチのくしゃみが自分の思いっきりかかるほど近くにいたこともあります。〔風下注意!)見てて飽きない、ブサカワの王様と言うくらいのセイウチ!
いっぱいいっぱい書くことあるけれど、とりあえずはここで。
セイウチと絶景と氷河に囲まれて思い切り近くで過ごすあの旅は感動間違いなし。
何度行っても同じ感動。そして何度行ってもまた毎回違う経験。
船で行くエクスペディションならではの経験です!
動物大好きな人にはたまらない内容! 楽しすぎます〜。
それでいて、写真好きにもたまりません。いい写真がいっぱい撮れる。まさにナショナルジオグラフィック経験だなって思う。 NozoMojo Tours and Artsでは、こうしてツアーをやっては自然保護に募金したりして、少しでも自然を護ることに貢献しようと意味のあるツアーにしていこうと頑張っている。
セイウチは以前は絶滅危惧種だったけど、今は護られていて安定している。
白熊は絶滅危惧種です。これにもしっかり貢献していく予定でも北極ツアーは欠かせません〜!!
(そしてセイウチとの出会いも欠かせません!)
大好きな場所のひとつです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 2.5
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 船 タクシー
- 航空会社
- ノルウェー・エアシャトル スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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我らの船、主な移動手段であり、宿泊施設でもある。アンティークな感じでカワイイ船のMalmo。〔マルモ)スウェーデンの船です。ゾディアック〔ゴムボート〕に乗らないでも、セイウチに出会って十分接近できる。そして気にもせず寝るセイウチ。
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この赤い疲れ目がたまらない。近寄ってじろじろ見てはじろじろ見ながらいったん逃げる時。
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北極は絶景に満たされている。そんな中でお気に入りのビーチで寝そべるセイウチ達。そしてこれを眺め、この空間の中でただじっと彼らを見つめたり景色を眺めたりしてどっぶりとこの空気に漬かるのは癒しでもあるし、感動の嵐!
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ゾディアックに乗ってセイウチに接近。というか、セイウチから接近してきてるんですが。。。こんな感じ、プラス、もっと近くに寄ってきます。
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これまた絶景と感動の空間の中にすやすやと氷の上で寝るセイウチ。後ろの氷河はまた凄い大きい!〔写真じゃどうしても伝わらないけれど)スヴァルバード諸島でも行くのは難しい島、Kvitoyaまで行きました!普段は厚い氷で海が覆われてるために、クルーズ船が行くのは難しい。私たちのグループは小さいので融通が利き、大きなクルーズ船が行けない場所もいけちゃう素晴らしさ。
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