【2015.09】キプロスは１日で海・山両方楽しめる！（山編）

2015/09/20 - 2015/09/27

キプロスの国土面積は、四国の約半分とコンパクト。
加えて、四国に比べて都市間の高速道路網が充実しているので、
中心部に宿を構えれば、どこへもゆったりとした旅程で日帰りすることが可能。

これは何かというと、キプロスでは午前中の涼しい時間帯は山中の村を散策し、
その後午後の暑い時間帯はビーチで日光浴を楽しむということが可能ということ。
また、その日の気分で海、山どっちを楽しむか気軽に決められるということでもある。

地中海の島国であることから、ビーチ(海）のイメージが強いキプロスであるが、
美しい村（山）もなかなかであった。

実際、山方面の行き先は当日の朝にGoogle mapやココ（4トラ）の口コミ等で決めた…
程度であまり期待せずに行ったのだけど、やっぱりココも南欧で、
僕のテンションを↑↑する美しい村がそこら中に転がっていたのだった。


【旅程概要】★が今回の旅行記分
9/21　HND-DOH-LCA　Konnosビーチ等観光　ニコシア泊　　
9/22　トロードス方面、北キプロスを観光　ニコシア泊 ★
9/23　レフカラ村観光後、クルーズ船に乗船　船中泊 　★
9/24　終日イスラエル国内観光　　　　　　　　船中泊
9/25　アギアナパ（アヤナパ）、ラルナカ観光　ラルナカ泊　
9/26　LCA-DOH　ドーハ観光　空港ラウンジ泊（？）
9/27 DOH-HND

今回は、「山編」でまとめてみました。
コメントなしの写真のみが多いです。
もう、夢中で写真・動画撮影してましたから。

エリア その他の都市(キプロス)

ニコシアに宿を構えたのは、主に以下３つの理由から。

（１）北キプロスへ簡単にアクセス可能と考えたため
（２）概ね中心部に位置することから、気まぐれでどこへ行こうとも
　　日帰り可能と考えたため
（３）安いけど、ものすごく評判が良いホテルがあったため

結論から言えば、便利さをキモにわざわざニコシアをベースと
することはなかったかな…という感想。
レンタカーさえあれば、どこに泊まっても日帰りできることが分かったし、

他の欧州首都とは違って、街の中心部でもあまり駐車場（場所・料金）
に困らない感じで、立地上のメリットはあまりなかったのだった。

今回宿泊したのは、Asty Hotelというところ。

ホテル自体には不満はないのだけど、
なにぶん立地が中途半端！！

Asty Hotel ホテル

街外れの住宅街にあるため、観光客がぶらっと食べに行けるような
レストランはなく、何より街歩きが全く楽しくないのだ。
まるで、国内出張で地方の県庁所在地（※）に宿泊したかのよう。
※全国各地で駅前の風景はあまり変わらない、という意味。

写真は、アプリを駆使して探し、やっと見つけた食事処。

ただ、広い駐車場は完備、車であちこち出掛けるのには便利だった。

ホテルからのシャトル（写真）もあり、フロントに言えば街中までつれて行ってくれる。

今回は、通信手段として写真のSIMカードをeBayであらかじめ調達してあった。
「Vodafone IE」「RED roaming」あたりで検索すれば情報を得られると思うので
ココでは詳細に触れないが、今後の欧州旅行ではどの国へ行ってもコレ１枚で
対応できるので、非常に便利。
もっと早く知っていれば、前回のベルギー・イタリア等でも活用できたのに。

この先が、北キプロスのゲート。
（詳細は、北キプロス編（予定）にて）

シャコラス・タワーというところで

街を一望できる。
1棟だけ高い建物があるので気になった。

どうも、このビルがニコシアで一番高い建物らしい。
全体的に高い建物がないのよね、この国には。
中〜高層部は住宅なので、居住者はさぞ優越感に浸っていることでしょう。

キプロスで困ったのは、食事。
こういうのは、たまに食べるとイイのだけど
毎回となるとキツい。
しかも、量が多くて食べきれず、残してしまうことに罪悪感。

ギリシャと同じかなと思ってたけど、
思ったより中東系が入っている感じ。

腹ごなしに、街中からホテルまで歩いて帰ってみた。
25分程度かかった…

さすがに徒歩はきついので、翌日はチャリを借りて街中へ。

国境沿いを伝ってみることに。

ところどころが撮影禁止になっているので、注意。

ニコシアも悪くはないのだけど…

美しい村を先に見てしまったので、
申し訳ないけど微妙な印象を残して終わってしまった。
ゴメンナサイ。
コレは３日目の朝。

で、２日目朝に戻り･･･
早起きしてトロードス方面へお出かけ。
まずは、カコペトリア（kakopetria）という村へ。
高速道路＋一般道路で１時間強だっただろうか。

昨晩「美しい村」で検索したら、石造り系の家並みが出てきた。
石造り？南欧では珍しいな…と目的地に決定。

おおっ…ホントに石造り。

何となく、少しだけ「アジア」が入っているような気がするのだけど、
気のせいだろうか。

オールドシティ＠ポカラ＠ネパールで似たような風景を見たような。

ギリシャっぽい教会発見。

タクシーも走っているようなので、
レンタカーでないとアクセスできないということも無いらしい。

パステルブルーの窓・扉が。
壁は白でないのね。

駐車場は村の入口にある。
他の村もそうだけど、駐車場で心配する必要はなさそう。

コイン口は閉鎖されていて、実質無料となっていた。
駐車場収入よりも維持管理費の方が嵩んだ結果なのだろうか、と想像。

次の村へ向けて出発！
そうそう。グーグルナビが改悪されたようで、経路案内はするけど
ナビまではしてくれなくなった様子。
不便になってしまったのは想定外で、少々困った。

久しぶりに、バックギヤの入れ方の困らないクルマに当たった。

実は、「トロードス地方」が何で有名かよくわかってなくて。
ビジターセンターに行ってみたが、どうも「地方」は広大な範囲を
カバーしているようで、結局どこが中心でどこが見どころかがイマイチ
分からなかったので、スルーしてしまった…

次は、オモドスという村へ。
旅行者にとってはワインで有名らしいけど、
僕は、Google画像で見たパステル系の家並みに惹かれ。

うおぉ…

２枚の写真を貼りあわせたものではございません。
念のため。

もう言葉も出ません。

統一感のある家並みが好みだったけど、
これはコレで素晴らしいし、何より飽きない。
あちこちにサプライズがちりばめられているのが良い。

翌日は、レメソス（リマソール）への道すがら、レフカラ村へ。
こちらはレースで有名らしいけど、
やっぱり僕は家並みがお目当て。

ここでも券売機は使えませんｗ

駐車場の心配はいりません。案内もわかりやすい。

オモドスと似ている感じかな。
こちらの方がややツーリスティックｌ。

レフカラ村 旧市街・古い町並み

石造りの家とパステルブルーの扉との組み合わせって、とても新鮮。

家の造りとか、思ったより頑丈そう。

また、生活水準も高そう。

金融危機の印象が強かったので、意外。

神殿かと思いきや、学校だった。
こんなに威厳のある学校があるなんて…ｗ

この建物は何だと思いますか？

なんと、公衆トイレなのです！！

用は足さなかったけど、ついつい覗いてしまいましたよ。
これほど僕の心をくすぐるトイレは初めて、と。

【まとめ】
山の中にこんなに宝石がちりばめられているなんて、
旅行前は全く想像していなかった。
「美しい村」とか検索して良かった。

おそらく普通のガイドブックではこの感動・情報は伝わるまい。
僕の知らない宝石がまだまだ埋っていそう。

３ヶ所とも甲乙つけがたいけど、
どこか１ヶ所と言われれば…

レフカラ村になるのかな。撮影枚数も一番多いし。
お酒が好きな人はオモドスってことで。

海で十分楽しめるのに、山でも楽しめるとは
1粒で2度おいしい（？）とはこのこと。
遺跡に興味がある人は、さらにおいしく感じるのでは。


VIVA！CYPRUS！！