2015/09/20 - 2015/09/27
14位(同エリア73件中)
poyaさん
キプロスの国土面積は、四国の約半分とコンパクト。
加えて、四国に比べて都市間の高速道路網が充実しているので、
中心部に宿を構えれば、どこへもゆったりとした旅程で日帰りすることが可能。
これは何かというと、キプロスでは午前中の涼しい時間帯は山中の村を散策し、
その後午後の暑い時間帯はビーチで日光浴を楽しむということが可能ということ。
また、その日の気分で海、山どっちを楽しむか気軽に決められるということでもある。
地中海の島国であることから、ビーチ(海)のイメージが強いキプロスであるが、
美しい村(山)もなかなかであった。
実際、山方面の行き先は当日の朝にGoogle mapやココ(4トラ)の口コミ等で決めた…
程度であまり期待せずに行ったのだけど、やっぱりココも南欧で、
僕のテンションを↑↑する美しい村がそこら中に転がっていたのだった。
【旅程概要】★が今回の旅行記分
9/21 HND-DOH-LCA Konnosビーチ等観光 ニコシア泊 ★
9/22 トロードス方面、北キプロスを観光 ニコシア泊
9/23 レフカラ村観光後、クルーズ船に乗船 船中泊
9/24 終日イスラエル国内観光 船中泊
9/25 アギアナパ(アヤナパ)、ラルナカ観光 ラルナカ泊 ★
9/26 LCA-DOH ドーハ観光 空港ラウンジ泊(?)
9/27 DOH-HND
今回は、「海編」でまとめてみました。
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RentalCarGroup.comというサイト経由でレンタカーを予約していた。
5日間で最安値の車種で、7777 rent a car という地場の会社。
空港にオフィスを持たないので、空港待ち合わせで営業所まで送迎というパターン。
写真は営業所オフィスで、空港から至近距離にある。
「日本人が借りに来たのは初めて」と言われた。
結論から先に言えば、借受〜返却まで何の問題もなく手続きが行われたし、
車自体何の問題もなかったので、ご安心を。 -
今回の相棒は、ルノーのCLIO。
お世辞にも、運転が楽しく感じるようなクルマではなかったが、
裏を返せばクセがなく、概ね日本車感覚で気軽に運転できたとも言えよう。
キプロスのレンタカーは、二つのルールがある。 -
1.ナンバーの色が「赤」
日本ではひらがな(”わ”ナンバー)だけど、キプロスでは色自体で区別するらしい。
2.ガソリン代先払いルール
基本料金や保険代とは別に、満タン分のガソリン代を先払いするシステム。
車種によって異なるそうで、わが相棒は65ユーロ。結構な金額である。
キプロスでは、満タン分を使い切るのが結構至難の業。
うまいルールを考えたものだと感心。
一方、慣れない外国のガソリンスタンドに立ち寄らなくても良いというのは、
旅行者にとってもメリット。
給油口の位置や開け方、ガソリン種別を調べておく必要もない。 -
右ハンドル左側通行で、道路もよく整備されているので日本と同じ感覚で走行できる。
高速道路100km/h(65マイル)制限というのも同じ。
なお、キプロスには有料道路はない。
アギアナパ(アヤナパ)方面をひた走る。
当初、初日はニコシアのホテルでゆっくりする予定だったのだけど、
道中ビジネスクラスに搭乗・熟睡したため、体力・気力に余裕があったので
ビーチ観光に切り替えた次第。 -
いきなりスゴく美しいビーチ発見!!
って、ココはあらかじめ調べておいたのだった。
「キプロスで最も美しいビーチ」で検索し、
どうやらこの『Konnos Beach(Konnos Bay)』が良さそうだと。グレシアン パーク ホテル
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実物は写真以上に美しく、珍しく声を上げてしまったほど(一人旅なのに)。
写真でその美しさを伝えられないのがもどかしい… -
街から離れていて(といっても知れてるが)、
穴場的ビーチの位置付けだそうだが、人、人、人。
東洋人が一人で泳ぐだけの胆力はなく、ひたすらその美しさに見とれるだけだった。 -
少し遠いところから俯瞰するのが良さそうな感じ。
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さらに北上し、ゴールデン・コースト・ビーチへ。
-
おっ、目的地発見!!
キプロスでもサントリーニ(イア)っぽい教会を見られないものかと、
結構丹念に調べていたのだった。
あちこちにありそうなものだけど…僕が調べた限りではココにしかなかった。ゴールデン コースト ビーチ ホテル ホテル
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どうせ観光目的で建てたものだろうと思っていたら、本物の教会だった。
疑ってゴメンなさい。 -
ビーチ自体は、多少Konnos Beachに劣る感じ。
最初に見たら、おおっ!ってなったかも。 -
なんと、ココは警察署である。
こんな警察署だったら、留置されても…
良くない、か。
この後ニコシアのホテルへ。
(ニコシア・北キプロス編へ続く) -
9/25 リマソール新港にて。
朝7時台に下船。
今日はラルナカに宿泊するのだけど、チェックインは14時以降。
その間手持無沙汰なので、アギアナパ(アヤナパ)でも行ってみることに。 -
高速道路を走っていると、「Beach」の看板が見えてきたので途中下車してみた。
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『Governors Beach』という名称で、さぞかし立派なビーチなのだろうと期待していたのだけど、微妙だった(笑。
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アヤナパの高速出口を降りたら、(僕にとっての)夢の風景が。
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うおお…移住したい…本気(マジ)で。
この後、不動産屋で売買物件がまとめられている冊子をもらってきた(マジ)。 -
街中、ビーチ沿いの駐車場にクルマを停める。
駐車料金支払でのSMSシステムというのを良く見かけたが、
旅行者も使えるのか不明。
ココは、普通のパーキングチケット券売機があったので停めた次第。
どの都市もわりかし良心的な駐車料金だったように思える。
帰国時には不要となるコインを消化できて、一石二鳥(?)
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ビーチ自体は普通…かな。
初日のKonnos Beachの印象が強すぎて。 -
むしろ、真骨頂は、「いかにもビーチリゾート!!」的な街並みかも。
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宿泊はココでよかったかも…と思わせるくらい、居心地良さげ。
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夜のアヤナパを見ておきたかった…
さぞかしフィーバー(死語)していたのだろう、と。 -
ピクっ!(エーゲ航空…)
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意外とヒマをつぶせたので、出発する時には正午を過ぎていた。
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カルフールで、頼まれていたお土産等をまとめ買い。
キプロスで敢えてネガティブなところをあげるとすれば、
「ショッピングにはあまり期待できない」
ということかな。
島全体で大型モールは数えるほどしかなく、
公共交通機関で行けるのかどうかも怪しい。
ただラルナカのカルフールは、かろうじて歩ける範囲かも。
中心部から20分は歩くと思うけど。 -
ラルナカのホテル、というかアパートメントに到着。
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駐車場の心配をしていたのだけど、なんと目の前が巨大な駐車場だった。
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まる1日停めても7ユーロ程度と、良心的。
ただ、この料金体系だと気軽に出し入れできないので、
ラルナカでは車の使用を控えたのだった。
もっとも、観光エリアに限っては十分徒歩で散策可能で全く無問題。 -
アパートメントの部屋。
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写真でみるよりくたびれている。
全てとうの昔に減価償却が終わっていそうなくらいで、
宿泊費の安さ(30ユーロ/泊)も納得。 -
なんと、ココはトイレでトイレットペーパーすら
流してはいけないのだとか。
普通の紙を流してはいけないと言うならわかるけど… -
アヤナパとはまた違ったビーチリゾートの雰囲気。
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リゾートらしく、ゲーセンもある。
ただ、ココは営業しているのか…? -
つぶれた風でもないけど。
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聖ラザロ教会
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ココにも、僕の心をくすぐる建物群が!!
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豪邸もいいなあ…
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ココも警察署。
キプロスの警察署って一体… -
暑いので一旦退散し、涼しくなる夕方を待って再び散歩に出ると
ラリーカーっぽいクルマが集合していた。
なに?なに? -
ちょうどキプロスラリーが開催される時期だとか。
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海沿いの道路が封鎖され、何やらイベントが開催される様子。
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ひょっとして、スゴイ時に来てしまった?
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この時間帯は日陰となって涼しい一方、
ビーチで泳ぐ人にとっては寒く感じるのだろうね。 -
日没時間は日本とあまり変わらない。
そう言えば、ココは東京と同じくらいの緯度。
と言うことは、冬も欧州ほど日が暮れるのは早くないのかも。 -
日が暮れ、イベントも終了し車道が復活。
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キプロス最後の夕食は、寿司ビュッフェ。
あっちの食事は重く、いい加減さっぱりしたものを食べたくなったのだった。 -
味は正直微妙だったけど。
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明日帰国しなければならないかと思うと、風景も悲しげに見える。
時差ボケを避けるため、ココでは超早寝超早起きを心がけていたけど、
最後だけは夜の散歩を楽しむことにしていたのだった。 -
おっ!あのゲーセンが営業している!
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暗い場所でも、治安に不安を感じることなく安心して歩けた。
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最後の朝。
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海沿いを散歩していたら、バス停と時刻表があったのでパチリ。
各地に出ているようだけど、頻度は低め。
これでは、気軽に日帰りという旅程は組めないかも。 -
空港行バスの時刻表も。
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朝焼けに映る街並みも美しい。
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タクシーは6ドア?
改造車…だよね。
空港からラルナカまでは12ユーロと書いてあった。 -
ああ…癒されるぅ。
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パステルブルーの扉に。
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キプロスは、ネコ歩きの島でもある。
マクドナルドの裏に陣取っているということは、食事待ちだろうか。
海・山に関わらず、たくさんのネコを見かけた。
(僕もそうだけど)ネコ好きにはたまらないだろう。 -
一方、キプロスで日本人に会うことはなかった。
というか、東洋人に対象を広げても同様。
中国人くらい居てもよさそうなものだけど、
唯一日本を感じたのはコレくらい。 -
旅行中、初めて自腹で朝食を摂った。
朝食付きのホテル+クルーズ船で、
全てビュッフェだったから。 -
朝食セット5ユーロなり。
高い?
いや、セガフレードのコーヒー付と思えば安いかも。
(僕は、イタリアのコーヒーに目がない) -
日が高くなり、リゾートっぽい風景になってきたけど、
それは即ちお別れのとき、でもある。 -
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レンタカーを返却し、
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空港へ送ってもらうのだった。
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空港のバス停発見。出発フロアだった。
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以下参考まで。空港バス情報。
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【まとめ】
キプロスに滞在するなら、海沿いがおススメ。
家族でワイキキのような雰囲気を楽しむならラルナカ、
ヤング(死語)で湘南のような雰囲気を楽しむならアヤナパ
と言った感じかな。
一人旅でも全く浮くことなく楽しめる(はず)。
リマソールはクルマで通過しただけだけど、リゾートの雰囲気を
楽しむには少し大きすぎるかも。
ただ、ビーチ自体は写真のKonnos beach一択!!
バスで行けるかわからないけど、超おススメ。
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