2015/09/21 - 2015/09/21
84位(同エリア227件中)
JOOPさん
学生時代原付ツーリングで遠征した地を再訪してみました。
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片側一車線の高速、山形道。
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とはいえ高速で大井沢に来れるなんて、すごい時代になったものです。
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月山湖にかかる月山大橋を渡り、寒河江川右岸道路へ。
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「月岡地区にはかつて水ヶ沢・小砂子関・二ツ掛・上島・月岡の五つの集落があった。このうち水ヶ沢は天明の飢饉のために廃村し、小砂子関と二ツ掛は寒河江エダムの建設の際に水没したため、両端に位置していた上島と月岡のふたつの集落だけが現在に残っている。」(おおいさわ大事典)
というわけで、なんか淋しげな右岸(上島)地区。 -
こちらは、もう営業していないよう・・・
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大井沢へは釣りに、古寺や朝日鉱泉には山登りに来るのが一般的なんでしょうが・・・
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とりあえず上島橋を渡って、
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黒渕集落から寒河江川左岸道路(県道27号線)へ戻ります。
(普通はこっちを走ってくるw) -
道智道以来の伝統か、宿泊施設も多く見かけました。
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大井沢川沿いに道があるので、何かあるのか手前の原集落で訊ねてみると、昔食糧難の時代、とんでもない奥地まで開墾したんだと話してくれました。
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突然の変な質問にも、親切に答えてくれた住民の方、ありがとうございました。
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少し進んでみると祠があって、
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話通り、今は使われていない耕作地の跡も残っていました。
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大井沢川を渡って、大井沢の中心中村集落へ入ります。
大井沢温泉湯ったり館や地元産品の直売所もあるので、道の駅みたいに楽しめます。 -
大井沢のガイドマップ。観光スポットや宿も載っていて便利。
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「おしん」のロケも行われた寒河江川。昔は対岸から下峠・南又を経て大江方面へ向かうルートが使われていた。(2009/05/22 山形新聞)
2013年7月の豪雨で、対岸へ渡る吊り橋は流されなくなってしまったそう・・・ -
こちらは大井沢を舞台にした映画「いしゃ先生」のセット。
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無医村の故郷のために尽した医師、志田周子の生涯を描いた作品。(間もなく公開)
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郵便局の奥に見えるのは、大日寺跡湯殿山神社。
https://ja.wikipedia.org/wiki/湯殿山神社_(西川町大井沢) -
大日寺跡門前・湯殿山石碑
「文政13年の建立。その年の3月に見附沢からひっぱる。」(おおいさわ大事典)
でかすぎて、とてもひっぱれる感じじゃないけど・・・ -
西川町立大井沢小学校(2007年休校)
西川町立大井沢中学校(2002年閉校)
「子どものころは夜八時ごろまで学校ではく製を作り、週末は朝から探鳥会をした」「はく製のかなりの数は、昔おやじが捕ったもの」(2009/03/29 河北新報)
1951年に始まった大井沢小中学校の自然研究。ラストマタギなど地域の大人の協力も得て集められた標本が、その後大井沢自然博物館で展示されるようになったという。 -
この先に大きな栗の木があるそう。
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大井沢自然博物館
http://oohaku.town.nishikawa.yamagata.jp/大井沢自然博物館 美術館・博物館
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展示も豊富ですが、夜本物のイタチが車の前を横切ったのには驚きました。(さすが大井沢)
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併設の自然と匠の伝承館では、めのう細工や和紙作りが体験できるということです。
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萱野地区
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中上地区に架かる中上橋。
「太平洋戦争で出兵する大井沢の住民はつり橋を渡った。大井沢峠を歩いて越え、当時の七軒村を通って左沢線に乗り、山形駅に向かったのだという。」(2009/05/26 山形新聞) -
聴雪窯
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月山漬物
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見附集落
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根子川橋の意味不明な看板w
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根子集落にある神社。
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最後の集落根子を離れてしばらくすると現れる分岐。
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直進方向は、大井沢トンネル(1986年11月・1565m)。
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右折すると、地蔵峠を経て古寺方面へ行ける。
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大規模林道というだけあって、林業も見れます。
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古寺キャンプ場では、この日夜遅くまでムジークフェストが行われていました。
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向かいの住民の方、ちゃんと寝れたんでしょうか?
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古寺集落は、冬季に孤立することから、NHKやテレビ東京の番組にも取り上げられてきました。
里からスノーモービルで1時間!豪雪の中で暮らしを守る山の集落
「山形駅から在来線で45分の場所にある山形県大江町は、町の中心部でも積雪1m、山間部では2〜3mを記録するという特別豪雪地帯。そのため毎年冬には町からの道が閉ざされ、孤立してしまう。住民はわずか3軒のみ。1軒は小さな温泉宿で冬場は下山してしまうため、この時期は2世帯3名が助けあって生活している。
奥さんと2人で生活するのは、古寺集落で生まれ育った佐藤さん。春〜秋の畑作と通年の岩魚養殖を行い、冬場は豪雪と戦いながら狩猟をしながら、暮らしている。冬が始まる前に欠かせないのは、食料の保存。春〜秋にかけて獲れた大根や白菜などの野菜や、蕨・ゼンマイ・ウド・シドケなどの山菜を塩漬けや冷凍で保存している。今年は作っていないものの、凍み大根作りは冬場の奥さんの仕事だ。
冬場の唯一のお隣さん・石子さんはちょくちょく行き来をする仲。奥さんを亡くして以来20年間一人暮らしを続けている石子さんは、春〜秋は畑作を、冬は大雪と格闘すながら、その暮らしを守っている。
正月は大雪のため、両世帯とも、子供たちは帰ってこない。唯一家族が集まるのはお盆だという。互いに助け合いながら生活する、2世帯3名の、冬の秘境暮らしに迫る。」(2009/02/08 日曜ビッグバラエティ) -
大江町立七軒西小学校古寺分校(1974年廃校)
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「古寺は、享保13年(1728)に、貫見村の八郎兵衛が、田1町9反20歩・畑4反4畝7歩を開墾した歴史があり、明治10年地籍編成の際に貫見村へ編入となり貫見番地となった。」
なぜ古寺が道の繋がっていない大江町なのか不思議でしたが、そういうことだったようです・・・
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