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今日は紅葉を求めて岐阜県揖斐川町と福井県南越前町の境にある夜叉ヶ池とその先にある三周ヶ岳(さんしゅうがたけ。1292m)に登ってきました。<br /> <br />夜叉ヶ池はしょっちゅう登っていますが、実は岐阜県側から登るのは今年になって初めてです。今年の山開きの7月には福井県側から登りました。岐阜県側からのルートはもう20回近く登っています。しかし、池から先の三周ヶ岳へは、藪漕ぎがたいへんですからまだ3回ぐらいしか登っていません。今日も池まで行って、渡りの鳥を見るつもりでした。<br /> <br />午前9時半頃に登山口の駐車場に着いてから、登山開始。すでに駐車場には20台ぐらいの車があり、先に登り始めていました。わたしもかれらを追いかけて、夜叉ヶ池までに20人ぐらいの登山者を追い抜き、1時間10分で池に着きました。まだ時間があるので、三周ヶ岳まで足を伸ばすことにしました。池までは岐阜県、福井県の両方からたくさんの人が登ってきますが、ほとんどの人は池止まりです。さらに先の三周ヶ岳に登る人はごくわずかしかいません。ここからは静かな山を楽しめるため、紅葉を眺めながらルンルン気分で歩き始めました。<br /> <br />目的の三周ヶ岳まで行くうちに、いくつかのピークを上り下りします。稜線をたどりますが、福井県側から岐阜県側にかけて200羽ぐらいの小鳥の集団が一斉に渡って行くのが見えました。白っぽい小鳥で、低いところを飛んできて稜線を越え、また低いところを飛んでいくのですが、多分タカに襲われるのを警戒して低く飛んでいるのでしょうね。ところがわたしが稜線上にいるため、越える時には高く上がってしまって姿がはっきり見えません。鳥の種類は不明でした。夏鳥が南へ渡る途中か、冬鳥が大陸から渡ってきたのかも不明です。カケスも10羽ぐらいのグループになって福井県側から岐阜県側に越えて行きました。雪に覆われる日本海側から太平洋側に移動しているのです。<br /> <br />この時期、ウグイスは地鳴きの「チャッ チャッ」の声ですが、どういう訳か「ホーホケキョ」とさえずるものがいました。寝惚けているのでしょうか、不思議でした。他には鳥の声はほとんど聞けませんでした。今の季節は姿を見背ても鳴かない鳥がほとんどです。<br /> <br />池からさらに1時間20分で三周ヶ岳頂上に着きました。途中のひどい藪漕ぎ(背丈よりも高いもの)には閉口しましたが。頂上からは360度の展望ですが、周囲の山の名前がわかりません。あたりは紅葉の真っ盛りで、すでに落葉しているものもたくさんありました。紅葉前線は1100mから1200mぐらいのところまで下りてきています。<br /> <br />三周ヶ岳から夜叉ヶ池にもどると、午後2時ごろでしたが、もう他の登山者はいません。すでに全員が下山してしまったようです。いるのは福井森林管理署のパトロール員とわたしの二人だけで、池は静寂に包まれていました。彼の話では、最近は夜叉が池を訪れる人の数は減っているそうです。理由はわかりませんが、貴重なヤシャゲンゴロウ(環境省によるレッドリストの絶滅危惧IB類(EN)、および福井県によるレッドリスト絶滅危惧I類(CRまたはEN)の指定を受けている。種の保存法にて、国内希少野生動植物種に指定されている)が世界でここだけに存在するため、環境の悪化を招く大勢の人の入り込みは少ないほうがいいと思います。<br /><br />花は添付した写真のもの以外にもありましたが、名前がわかりません。<br /> <br />今日歩いたのは19000歩あまりでした。<br /> <br />

紅葉真っ盛りの「夜叉ヶ池」と「三周ケ岳」

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2015/10/12 - 2015/10/12

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地酒大好きさん

今日は紅葉を求めて岐阜県揖斐川町と福井県南越前町の境にある夜叉ヶ池とその先にある三周ヶ岳(さんしゅうがたけ。1292m)に登ってきました。

夜叉ヶ池はしょっちゅう登っていますが、実は岐阜県側から登るのは今年になって初めてです。今年の山開きの7月には福井県側から登りました。岐阜県側からのルートはもう20回近く登っています。しかし、池から先の三周ヶ岳へは、藪漕ぎがたいへんですからまだ3回ぐらいしか登っていません。今日も池まで行って、渡りの鳥を見るつもりでした。

午前9時半頃に登山口の駐車場に着いてから、登山開始。すでに駐車場には20台ぐらいの車があり、先に登り始めていました。わたしもかれらを追いかけて、夜叉ヶ池までに20人ぐらいの登山者を追い抜き、1時間10分で池に着きました。まだ時間があるので、三周ヶ岳まで足を伸ばすことにしました。池までは岐阜県、福井県の両方からたくさんの人が登ってきますが、ほとんどの人は池止まりです。さらに先の三周ヶ岳に登る人はごくわずかしかいません。ここからは静かな山を楽しめるため、紅葉を眺めながらルンルン気分で歩き始めました。

目的の三周ヶ岳まで行くうちに、いくつかのピークを上り下りします。稜線をたどりますが、福井県側から岐阜県側にかけて200羽ぐらいの小鳥の集団が一斉に渡って行くのが見えました。白っぽい小鳥で、低いところを飛んできて稜線を越え、また低いところを飛んでいくのですが、多分タカに襲われるのを警戒して低く飛んでいるのでしょうね。ところがわたしが稜線上にいるため、越える時には高く上がってしまって姿がはっきり見えません。鳥の種類は不明でした。夏鳥が南へ渡る途中か、冬鳥が大陸から渡ってきたのかも不明です。カケスも10羽ぐらいのグループになって福井県側から岐阜県側に越えて行きました。雪に覆われる日本海側から太平洋側に移動しているのです。

この時期、ウグイスは地鳴きの「チャッ チャッ」の声ですが、どういう訳か「ホーホケキョ」とさえずるものがいました。寝惚けているのでしょうか、不思議でした。他には鳥の声はほとんど聞けませんでした。今の季節は姿を見背ても鳴かない鳥がほとんどです。

池からさらに1時間20分で三周ヶ岳頂上に着きました。途中のひどい藪漕ぎ(背丈よりも高いもの)には閉口しましたが。頂上からは360度の展望ですが、周囲の山の名前がわかりません。あたりは紅葉の真っ盛りで、すでに落葉しているものもたくさんありました。紅葉前線は1100mから1200mぐらいのところまで下りてきています。

三周ヶ岳から夜叉ヶ池にもどると、午後2時ごろでしたが、もう他の登山者はいません。すでに全員が下山してしまったようです。いるのは福井森林管理署のパトロール員とわたしの二人だけで、池は静寂に包まれていました。彼の話では、最近は夜叉が池を訪れる人の数は減っているそうです。理由はわかりませんが、貴重なヤシャゲンゴロウ(環境省によるレッドリストの絶滅危惧IB類(EN)、および福井県によるレッドリスト絶滅危惧I類(CRまたはEN)の指定を受けている。種の保存法にて、国内希少野生動植物種に指定されている)が世界でここだけに存在するため、環境の悪化を招く大勢の人の入り込みは少ないほうがいいと思います。

花は添付した写真のもの以外にもありましたが、名前がわかりません。

今日歩いたのは19000歩あまりでした。

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 岐阜県揖斐川町にはまだこのような茅葺きの家が残っています。写真の家は国道沿いのものですが、道路から入った集落の中にも茅葺きの家がありました。<br /><br />過疎化が進んでいるようで、廃屋も多く見られます。<br /><br />揖斐川町では町おこしのため、夜叉が池を観光の目玉にしています。

    岐阜県揖斐川町にはまだこのような茅葺きの家が残っています。写真の家は国道沿いのものですが、道路から入った集落の中にも茅葺きの家がありました。

    過疎化が進んでいるようで、廃屋も多く見られます。

    揖斐川町では町おこしのため、夜叉が池を観光の目玉にしています。

  • 途中の登山道から見える夜叉壁といわれる山です。こちら側が岐阜県で、夜叉壁の向こう側が福井県で、夜叉が池も向こう側にあります。

    途中の登山道から見える夜叉壁といわれる山です。こちら側が岐阜県で、夜叉壁の向こう側が福井県で、夜叉が池も向こう側にあります。

  • 登山道に入るとすぐ谷を越えますが、橋がかけられています。豪雨で流されたあと、鉄パイプで補修されています。ありがたいことです。

    登山道に入るとすぐ谷を越えますが、橋がかけられています。豪雨で流されたあと、鉄パイプで補修されています。ありがたいことです。

  • 次の橋も流されたようで、このように鉄パイプで補強されていました。

    次の橋も流されたようで、このように鉄パイプで補強されていました。

  • 豪雪地帯ですから、こんな大きな倒木がありました。昨年にはなかったものです。倒木や崖崩れがひどかったため、今年の山開きは大幅に遅れました。

    豪雪地帯ですから、こんな大きな倒木がありました。昨年にはなかったものです。倒木や崖崩れがひどかったため、今年の山開きは大幅に遅れました。

  • 湿った場所ではツリフネソウがたくさん咲いていました。

    湿った場所ではツリフネソウがたくさん咲いていました。

  • ダイモンジソウもいたるところで見かけました。

    ダイモンジソウもいたるところで見かけました。

  • ダイモンジソウですが、こちらの写真のほうが葉の形がはっきりと観察できます。<br /><br />花の形が「大」の字に見えるため名付けられました。

    ダイモンジソウですが、こちらの写真のほうが葉の形がはっきりと観察できます。

    花の形が「大」の字に見えるため名付けられました。

  • アキギリの花です。名前を調べるのに時間がかかりました(笑)。

    アキギリの花です。名前を調べるのに時間がかかりました(笑)。

  • 登山道沿いに多く見られたオヤマリンドウ。てっぺんにだけ花が咲くのでこの種(しゅ)だと思います。

    登山道沿いに多く見られたオヤマリンドウ。てっぺんにだけ花が咲くのでこの種(しゅ)だと思います。

  • 夜叉姫が龍に嫁ぐ前に身を清めたという伝説がある幽幻の滝。

    夜叉姫が龍に嫁ぐ前に身を清めたという伝説がある幽幻の滝。

  • 夜叉壁の上に出るとオヤマリンドウの群生が見られました。

    夜叉壁の上に出るとオヤマリンドウの群生が見られました。

  • 夜叉壁から下を覗くと、垂直な崖です。転落したらおしまいです。

    夜叉壁から下を覗くと、垂直な崖です。転落したらおしまいです。

  • 夜叉ヶ池周囲にあるサワフタギの実です。

    夜叉ヶ池周囲にあるサワフタギの実です。

  • おまけの写真です。<br /><br />これは今年の7月に夜叉ヶ池周辺で撮ったサワフタギの花です。純白できれいです。

    おまけの写真です。

    これは今年の7月に夜叉ヶ池周辺で撮ったサワフタギの花です。純白できれいです。

  • これはウィキペディアからの借り物の写真です。<br /><br />手前の池が夜叉ヶ池で、左奥の高い山が三周ヶ岳です。稜線をたどって行きます。ピークをいくつも越えて行きます。稜線の左が福井県、右側が岐阜県です。<br /><br />ピークとピークの間の低い場所を福井県側から岐阜県側に鳥が渡っていきます。

    これはウィキペディアからの借り物の写真です。

    手前の池が夜叉ヶ池で、左奥の高い山が三周ヶ岳です。稜線をたどって行きます。ピークをいくつも越えて行きます。稜線の左が福井県、右側が岐阜県です。

    ピークとピークの間の低い場所を福井県側から岐阜県側に鳥が渡っていきます。

  • 紅葉の中を進みます。<br /><br />一番左のピークが三周ヶ岳です。

    紅葉の中を進みます。

    一番左のピークが三周ヶ岳です。

  • 三周ヶ岳が近づいてきました。ものすごい藪漕ぎです。

    三周ヶ岳が近づいてきました。ものすごい藪漕ぎです。

  • ついに頂上に到着しました。登り始めて2時間半ぐらいかかりました。ガイドブックでは約3時間です。<br /><br />ここからは360度の展望が楽しめますが、周囲の山の名前がわかりません。<br /><br />7月にはツツドリ、カッコウ、ホトトギスなどの声に包まれていましたが、今は静かそのものです。

    ついに頂上に到着しました。登り始めて2時間半ぐらいかかりました。ガイドブックでは約3時間です。

    ここからは360度の展望が楽しめますが、周囲の山の名前がわかりません。

    7月にはツツドリ、カッコウ、ホトトギスなどの声に包まれていましたが、今は静かそのものです。

  • 最後に、この花の名前がわかりません。どなたか教えてください。一株だけありました。

    最後に、この花の名前がわかりません。どなたか教えてください。一株だけありました。

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