秋晴れの中，彼岸花咲く葛城の道を歩く

2015/09/23 - 2015/09/23

彼岸花が咲く頃，葛城の道を歩いてみました。

時間が無かったので，近鉄御所駅〜六地蔵〜九品寺〜一言主神社まで。
半分も歩いてないかな。

エリア 御所・葛城(奈良)

ここ数年，彼岸花を見に明日香村を訪れていましたが，今年は趣向を変えて葛城の道の彼岸花を見に行くことにしました。

葛城の道を歩くのは5年ぶり2度目。
どんな光景が見られるのやら。

葛城の道は金剛・葛城山麓を南北に走る山裾の道でハイキングコースとして親しまれています。

まずは近鉄御所駅から西へ。
住宅地を抜けると葛城山が姿を現します。
この葛城山に沿って，南へと歩いていきます。

写真の通り，彼岸花はそこかしこに咲いていました。

これだけ咲いてくれると退屈しないで済みます。

しばらく歩いて九品寺近くまでやってきました。

ここにちょっと珍しいものがあります。
それがこの「番水の時計」です。
名前の通り，中に時計が入っています。

水争いを防ぐため，時間を決めて水田に水を引く習慣があるそうです。
そのためにこの時計が利用されるとか。
時計の下には「時刻表」も掲げられています。

こんなところにポツンと時計があるのは不思議な光景です。

さて，番水の時計を少し上がったところに，大量の彼岸花が咲いているエリアがありました。

大和三山が見えるはずなのですけど，逆光でわかりにくいですね。
東向きなので午前は厳しいです。

手前にはコスモス。
まだ咲き始めだったので，コラボというにはちょっと淋しいか。

コスモス一輪，彼岸花をバックに。

見上げれば一筋の飛行機雲。

この彼岸花が大量に咲いている場所はちょっとした高台になっており，青空をバックに見上げるように撮影できます。

一輪だけクローズアップ。

九品寺に到着。
奈良時代に聖武天皇の勅願により行基が開いたお寺で，空海が再興したと伝えられています。

本堂裏手の「千体石仏」へ。

燈籠の上になぜかフクロウ。

境内に咲いていた彼岸花。

石仏とともに。

近くの葛城川の支流にて。

九品寺から一言主神社を目指して歩いていきます。

実りの秋。

この辺りは眺めもよくて，気持ち良かったです。

空には筋雲。
秋らしい光景です。

せっかくなので彼岸花とコラボしてみました。

葛城一言主神社に到着。
全国の一言主神社の総本社だそうです。

一言の願いであれば何でも聞いてくれる神様です。
願い事が叶えば，御礼詣りに訪れるということで，絵馬は二種類ありました。

一言主神社の御神木であるイチョウの巨木も有名です。
黄葉したころに訪れてみたいですね。