文化財がコンパクトにまとまった信仰の地へ日帰りで行く。

2015/10/11 - 2015/10/11

　「信州の鎌倉」こと別所温泉に日帰りで行ってきました。今回は、JR「びゅう」日帰りプラン「きのこ三昧と塩田平散策」を利用しました。帰りは、キャンペーンのため追加500円でグリーン車にグレードアップでき、交通費だけで15000円強かかる（まともに買った場合）ところ、昼食付きで13000円と新幹線利用にしてはお得なプランでした。
　大宮9：30のあさまで出発し、お昼を塩田平のきのこ料理で摂った後、電車で別所温泉に移動。別所温泉の滞在時間は2時間40分でしたが、常楽寺・安楽寺・北向観音の拝観そして大湯の入浴と、充実した時間を過ごすことができました。お土産タイムも十分に取ることができて、大宮に18：08に帰着と、余裕あり、かつ満足ゆく旅でしたね。

エリア 別所温泉(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: びゅうトラベルサービス

大宮9:30発あさま605号に乗って出発。
E7系じゃなかったの？

10:41上田駅到着。上田電鉄11：11発の別所温泉行に乗り換えました。
上田電鉄（信濃電鉄も同様）には一旦地上に降りて、乗り換えます。
上田駅お城口から入ったところにある案内所。

案内所わきのトイレ。
ものすごく綺麗でした！洗浄便座が備わっております。
写真はバリアフリーのトイレです。

案内所向かいのおみやげ屋「科の木」。

洒落たのれんのかかった上田電鉄の改札口。いざ出陣！
斜向かいの信濃電鉄の改札口もこのような感じで、くぐりたくなりますね。

上田でワッと新幹線を降りる人がいたので、「相当混むぞ」と予想し足早にホームで待ったが、こんな感じで拍子抜け。カワイイデザインの車両でした。無人駅（ほとんど無人駅）では、先頭のドアしか開きません。ワンマン運転で、運転手がキップを集めるためです。

乗車約20分。塩田町駅で降車し、「きのこむら深山」まで、1.6キロの道のりを歩きます。塩田町から別所温泉行きシャトルバス付き上田電鉄のフリー乗車券が付いていましたが、シャトルバスは1日4本で、この時刻には接続しておりません。電車利用の観光客にとって使い勝手が良いとはいえませんね。使い方としては、三重塔で有名な前山寺で降りて別所温泉まで約7キロのウォーキングを楽しむというものでしょうね。

二人で雨上がりの爽やかな道を行くと、道すがらミシン針で圧倒的トップシェアのオルガン針本社がありました。ココにあるのか！
歩いた甲斐がありました。

「きのこむら深山」手前から100ｍほどのところにある案内板。塩田平を歩く人が結構いるのかなー。ウチラ以外に「塩田町」駅から歩いてくる人はいなかったけれど・・・。

ゆっくり歩いて11：50「きのこむら深山」に到着。用意されていたテーブルに通されました。さてコレからが忙しかった。11：52の別所線に乗らねばならないので・・・。

こんな感じで、しめじをむしりとって鍋に放り込み、蓋をして蒸します。

鍋の出来上がり。季節限定と誘われ、+320円で松茸ご飯を頼みましたが出たきたのが出発10分前で慌てた慌てた(-_-;)。かきこんで慌ただしく12：30に出発しました。

「中野」駅。ホームと道路との境も定かではない「塩田町」より旅情を感じる風景でした（もちろん無人）。

13：00別所温泉駅につき、ゆっくり歩いてきて10分。常楽寺です。茅葺の屋根が素晴らしい。美しい。

常楽寺本堂横の池。ここから木立に入って、墓地に向かいます。気温が上がってきて少し歩いて火照った体に心地よい涼しさでした。

苔むした五輪塔です。地震に耐えられたのか？

常楽寺から5分ほど山辺を行き、安楽寺山門の下です。ここで13：30近くて有難い！

安楽寺3重の塔。4重じゃないかと思ったら、一番下は単なる屋根とか・・・。「上から見るもんじゃない」という説明書きを読む前に墓地に上る道をのぼって上から屋根を見た。罰が当たったのか、道を踏み外しそうになってしまいました。青木村大法寺には「国宝見返りの塔」があるが、ここは自分にとって「踏み外しの塔」となってしまいました。

　安楽寺境内の案内図。木彫が暖かい。
　余計なことだが、楽天イーグルスの安楽は来たのだろうか？自分の姓と同じところは自分なら行きます。四国の札所なら行ったかもしれない。もっとも、全国の安楽寺を訪ねるのは容易では無いだろう。安楽神社もあるかもしれません。25分位掛けて安楽寺を拝観しました。

次は北向観音です。おみやげ屋などをブラつき着いたのが14：15でした。なんとコンパクトな

なかなか立派な懸造りの建物ではありますが、次に控えた温泉に入りたくて気もそぞろ、由緒を探しませんでした。登れないものか？

14;40
外湯「大湯」に入浴しました。「あいそめの湯」と異なり、沸かしてない様子。
150円営業時間は6：00〜22：00
浴槽は、内外各1。洗い場は６つ位（男湯の場合）シャワー無し。内湯は10人位入れるか？露天は体を縮めれば7−8人はイケそう（相撲取り体型は考慮しておりません）。

　北向観音前「手塚屋製菓舗」で購入。くるみ羊羹440円、厄除観音まんじゅう（こしあん）10個で600円。
　くるみ羊羹は、白あんでくるみが練りこまれています。羊羹にしては甘みは抑えてあるほうか？
　まんじゅうは、いわゆる温泉まんじゅう。コスパはいいと思います。

コレは、北向観音前の諏訪商店で買った、厄除け羊羹。筒状をしています。
外装長さ30?直径3.5?。

15：40別所温泉から上田に向かいました。木で彫ったWELCOME熊？

30分乗車で上田16：10着。新幹線が17：03あさま660号なので時間がありますので、連れ合いはお土産タイムです。私は上田駅前散策です。駅前ロータリーの大水車。

同じく真田信繁の像。後ろの時計台まで六文銭の旗印です。

みすず飴飯島商店の道路を挟んだ向かい側に風流な道を見つけました。崖の上に登る道です。短いですが、このような都市の駅前によくこんな道を残したものだと思いました。

ちょっとした散策を楽しみ、道を渡って飯島商店に寄り、みすず飴をいろいろ試食して、17：03あさま660号で帰りました。

グリーン車。乗った時はこのようにガラガラでしたが、軽井沢でわんさと乗ってきて、満席になりました。