2015/08/18 - 2015/08/28
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YF二人旅さん
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今回の旅のテーマは、ピレネー山脈の展望、ロマネスク教会、世界遺産、それにグルメと欲張ったものでした。
トゥールーズで車を借り、フランスの美しい村を訪ねながら、バスクの星付きレストランと町々のBARで、それぞれの美味を堪能。その後、スペイン北西部のサンティアゴ巡礼の道に沿って(逆走して)ロマネスク教会を巡り、再びピレネーを越えて世界遺産のガヴァルニ圏谷でショートハイキングを楽しみました。夜間のシャワーを除けば連日好天に恵まれ、大満足の旅となりました。約1900キロのドライブ旅行でした。
1.行程
② Toulouse~La Bastide Clairence~Espelette~Ainhoa~Sare~
Saint Pee Sur Nivelle
③ Saint-Jean Pied de Port ~San Sebastian~Hondarribia
④ Santimamine~San Juan de Gaztelugatxe~Bilbao(Bizcaya)
⑤ Elciego~San Millan de la Cogolla~Ezcaray
⑥ Estella~Puente la Reina~Eunate~Monastery of Leyre~Javier~
Sanguesa~Sos del Ray Catolico
⑦ San Juan de la Pena~Jaca~Puerto del Pourtalet ~Saint savan
⑧ Cirque de Gavarnie~Lourdes
⑨ St Bertrand de Comminges~Albi~Toulouse
⑩ Toulouse
2.世界遺産
・ビスカヤ橋
・サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソ修道院
・ガヴァルニ圏谷
・アルビの司教都市
3.フランスの美しい村
・ラ・バスティード・クレランス
・アイノア
・サール
・サン・ベルトラン・ド・コマンジュ
4.美術館、博物館
・ビルバオ美術館
・グッゲンハイム美術館
・ピレネー博物館
・トゥールーズ・ロートレック美術館
5.ロマネスク教会
・サン・ミジャン・スソ修道院
・レイレのサン・サルバドール修道院
・エウナテのサンタ・マリア教会
・サングエサのサンタ・マリア・ラ・レアル教会
・ペーニャの旧修道院
・サンタ・クルス・デ・ラ・セロスのサンタ・マリア教会
・ハカのサン・ペドロ大聖堂
・サン・ベルトラン・ド・コマンジュのサントマリー大聖堂
・トゥールーズのサン・セルナン教会
6.走行距離 1920キロ (オペル)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エールフランス JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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フランスの美しい村、ラ・バスティード・クレランス。赤と白で塗り分けられた家々が美しい。
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フランスの美しい村、ラ・バスティード・クレランス
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ピマンで有名なエスペレット、広場に出店も出ていて大賑わい。
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エスペレット
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フランスの美しい村、アイノア。お土産にエスパドリーユを購入。
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フランスの美しい村、アイノア。
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フランスの美しい村、サール。リューヌ山に登る登山鉄道の駅に近い。
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フランスの美しい村、サール。
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リューヌ山に登る登山鉄道。
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フランスバスク地方の美しい村を訪ね、田舎道を走ってオーベルジュに到着。部屋に案内され、さっそくウェルカムドリンクの自家製ジュースとマカロンをいただきました。ジュースは、さっぱりとしたこれまでに飲んだことのない味で、美味しかった。夕食までの間、シャワーを浴び、広く開けた庭に出てのんびりと過ごす贅沢な時間。20時からの夕食は、セットメニューをお願いしましたが、期待通りの素晴らしいものでした。徐々に暮れゆく山並みと、心地よい風、舞台装置も最高。明日からは国境を越えてスペインです。
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ホテルの庭
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ホテルの一つ星レストランにて
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サンティアゴ巡礼、フランス人の道の起点となるサン・ジャン・ピエ・ド・ポー。ここから巡礼を始める人が多い。城壁に囲まれた町。
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サン・ジャン・ピエ・ド・ポーの教会
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美食の街サンセバスチャン。市内のホテルがとれなかったので、昼に目当てのBARでピンチョスを食べるが、運転があるのでチャコリはお預け。海岸は海水浴で大変な人出。
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サンセバスチャンのBAR通り
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サンセバスチャンの海岸
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スペインの国営ホテルであるパラドールの中でも人気のホテル。ちょっとした丘の上にあり、車を近付けるのに一苦労。ホテルの駐車場はほぼ満車で、どう停めようか迷っていたところ、スタッフの方が出てきてキーを預かってくれました。中に入ると豪華な調度類と、崩れかけた壁をそのまま活かした内装がすごく良い雰囲気、歴史を感じました。テラスから見る対岸はフランス、ぎっしりとヨットが停泊していて、高級リゾート地の趣。パラドールとしては珍しくレストランはなく、近くで軒を連ねているBARでピンチョスを食べよ、とのことと理解。素直にBAR通りに繰り出しました。店の活気に圧倒されながらも、はしごしながらシードル、チャコリ、ワインのグラスを重ね、ピンチョスを堪能しました。
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オンダリビアのBARのピンチョス
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オンダリビアのパラドールからの眺め、対岸フランス。
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オンダリビアから車で1時間半のサンティマミニュ洞窟。“アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画”で世界遺産に登録されている洞窟のひとつ。残念ながら、保存のため洞窟には入れず。
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サンティマミニュ洞窟入口
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サン・ファン・デ・ガツェルガチュ。ベルメオの町を過ぎて、しばらく行ったところ。ある雑誌で「スペインで最も美しい風景」に選ばれたとあったので、ちょっと寄り道。
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サン・ファン・デ・ガツェルガチュ
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ビルバオのホテルに車を置いて、地下鉄で世界遺産のビスカヤ橋に向かいました。市内中心部から地下鉄1号線で30分弱、Arreta駅で下車して徒歩10分程。0.35ユーロを払って対岸に渡り、今度は地下鉄2号線のPortgalete駅から戻ってきました。橋から2号線の駅までは登り坂。一部歩く歩道(登り)が設置されていますが、逆コースの方が楽だと思います。街は15時過ぎということもあって、ほとんどの店は閉まっており、橋以外に、特に見どころといったものは見当たりませんでした。
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ビスカヤ橋
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ビルバオのホテルは町の中心部にあり、グッゲンハイム美術館まで歩いて行ける距離、ショッピングエリアには5分少々の好位置。ビスカヤ橋から戻ってきて、ビルバオ美術館とグッゲンハイム美術館を訪れました。夜は旧市街の方に足を伸ばしてBAR巡りと思っていたのですが、少々歩き疲れていたので、ホテル近くのBARにしました。なるべく混んでいる店を選んでハシゴ、どの店のピンチョスも大変美味しかった。ほとんどが地元の人のようで、値段も一皿 1〜1.5ユーロと安く、大いに気に入りました。
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ビルバオのBARのピンチョス
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ビルバオから車で2時間弱、リオハ・アラベサのぶどう畑の中にあるのが本日最初の目的地。マルケス・デ・リスカルのワイナリーです。
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リオハアラベサのぶどう畑
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サン・ミジャン・ユソの広い駐車場に車を駐めて受付に行くと、15分後(12時10分)にツアーがスタートするとのこと。これを逃すと長い昼休みに入ってしまうので、タイミングが良かった。上の修道院(サン・ミジャン・スソ)にも行くなら、予約をしておいて下さいとのことで、地階に降りて予約を入れました。ユソのツアーは約30名。スペイン語なので説明はさっぱりわかりませんが、重要なポイントでは立ち止まって説明が入るので、指差す方向を見てそこが見所なのだろうと理解。約50分で一巡りしたあと、今度はバスに乗って上の修道院へ。5分少々で到着。立派な下の修道院とは全く趣の異なる、小さな修道院跡です。こちらのほうが感動しました。帰りはバスを利用せず歩いて下る人もいましたが、時間の都合で我々は再びバスを利用。世界遺産を訪ねる旅も、これで150ヶ所目。
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サン・ミジャン・スソ修道院
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サン・ミジャン・スソ修道院内部
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サントドミンゴを出て南に20分程、ほぼまっすぐの道を走るとエズカレイの町に到着。町に入ってまもなくの所に目的のホテルがありました。今回の旅の楽しみのひとつは、このホテルのレストランでの食事でした。15時過ぎにチェックインした時はランチの客であふれんばかりの賑わい。斬新なデザインの部屋に案内してもらって小休止の後、フロントで教えてもらった散策コースに出掛けました。古い町並みを通り、川を渡って対岸から戻ってくる、小一時間の気持ちの良い散策。夕食は21時からということでシャワーを浴び、ウェルカムドリンクのワインボトルを開け、くつろいでいました。時間になり案内されたレストランではセットメニューを頼みました。出てくるひと皿ひと皿、絵のように美しいアレンジと、もちろん美味しさで、本当に魅了されました。ひと皿ごとに説明のカードがついており、都合14枚、最後にシェフが来て丁寧に順序通りに束ねてくれました。さすがは二つ星、大満足のひと時でした。部屋に戻ったのは日が変わる直前。
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ホテルの窓からの眺め
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ホテルの二つ星レストランのディナー
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ワインの泉を目指してエステージャへ。最初場所がわからなかったのですが、ボデガス・イラーチェの売店の裏にありました。自転車での巡礼者がワインをペットボトルに入れていました。こちらも一口。
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イラーチェのワインの泉
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巡礼者のために架けられた“王妃の橋”のあるプエンタ・ラ・レイナ。
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ひまわり畑に囲まれて建つロマネスクのエウナテ教会。八角形の小さな教会。
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エウナテ教会
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川沿いから離れて山道を登っていくと、山の中腹に立派な建物があります。レイレのサン・サルバドール修道院です。特に地下礼拝堂が美しい。
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地下礼拝堂
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レイレ修道院背後の山
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フランシスコ・ザビエルの生誕地、ハビエル城。よく整備され、観光地になっています。城内の展示には日本ゆかりのものも多く、興味をそそられる。
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ハビエル城から15分、サンティアゴ巡礼路のアラゴンルートの要衝の地サングエサ。ここの目的はロマネスクのサンタ・マリア・ラ・レアル教会。
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サンタ・マリア・ラ・レアル教会
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小高い丘をどんどん登って行くと、頂上近くに目的のパラドールがありました。こういうところで困るのが駐車場。道路脇の駐車スペースは満杯で、しばらく待ってようやく駐車することができました。パラドールに入ると、広々としたロビーに歴史を感じさせる調度類が並べられ、大変落ち着いた雰囲気。広くて趣のある部屋で小休止したあと、頂上部にある城址と教会まで歩き、周りの展望を楽しみました。夕食はパラドールのレストランで美味しいセットメニュー。翌日は再びピレネーを越えてフランスに戻るので、スペイン最後の夜でした。
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パラドールの部屋からの眺め
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パラドール
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パラドールを出て1時間半、細い山道を心配になるくらい登っていきます。岩壁をくり抜いてつくったサン・ファン・デ・ラ・ペーニャ修道院。道路が狭くて駐車余地も全くないので、さらに上方の新修道院の方に行くようにとの案内。登っていくと広々とした草原に巨大な修道院があり、その近くに駐車スペースが設けられています。そこに駐車してシャトルバスで来た道を戻ってペーニャ修道院へ。ここに来る手前の小さな村にも心惹かれるロマネスク教会があり、帰りに訪れました。サンタ・クルス・デ・ラ・セロス村のサンタ・マリア教会です。
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ペーニャ修道院
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ペーニャ修道院
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新修道院
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サンタ・クルス・デ・ラ・セロス村のサンタ・マリア教会。
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サンタ・クルス・デ・ラ・セロス村のもうひとつの教会。
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ハカに向かう途中の風景
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ハカに向かう途中の村
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ペーニャから山を下ってハカに到着。五角形の城砦とロマネスクの大聖堂が見所。
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イチオシ
今日はポートレット峠を経てフランスに戻るピレネー越え。ここから今夜のホテルまでは、いくつもの峠を超える楽しい山岳ドライブ。
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羊が優先
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ピレネーの峠
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ピレネー山脈ガヴァルニ圏谷の入口へ約1時間、ルルドへは約20分の好位置にあるサンサヴァンの村。泊まったのは部屋数10室のアットホームな心地よいホテル。この日の宿泊客は少なかったのですが、夜になるとレストランはほぼ満席。料理目当てに来る人が多いようでした。2泊しましたが、初日はコース料理、2日目はアラカルトでシェフおすすめの2皿を頂きました。今日はこんなに素晴らしいものが入ったよ、と言わんばかりに立派なセップ茸も見せて頂き、どの皿も本当に美味しかったです。著名なシェフのようですが大変フレンドリで、翌日の朝食も自らサービスして頂きました。町自体は期待していなかったのですが、高台にあって朝夕の眺めもよく、展示室も整った立派な教会もあって、思いがけず落ち着けました。ごく小さな村です。
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ホテルのレストランでのディナー
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ホテルの部屋からの眺め
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イチオシ
ガヴァルニ圏谷入口の駐車場に着いたのは10時少し前、少しひんやりとしていて気温は11℃。近くにあった観光案内所で簡単な地図をもらって歩き始めました。最初のうちはみやげ物屋やレストランが並んでいますが、まもなく渓流沿いの気持ちの良い道になり、緩やかに登っていきます。小さな子供から結構年配の人まで歩いています。借りた馬やロバで登ってくる人もいます。前方には圏谷の大岸壁が立ちふさがり、一筋の滝が見えます。後方は開けていて、緑の山。ゆっくり歩いて1時間30分ほどで、一番奥のホテルに到着。その先、滝の真下まで道は続いていますが、展望は変わらないのでそこでUターンすることにしました。往復3時間の気持ちの良い散歩でした。降りてきた時には駐車場は満車。来た道を引き返して、ルルドに。
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ガヴァルー圏谷
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ガヴァルー圏谷から振り返った眺め
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ガヴァルニから下りてきて、キリスト教の聖地ルルドに向かいました。最初に向かったのがピレネー美術館、屋上から眺めるルルドの聖域が美しい。
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ルルドの教会
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ルルドの教会
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フランスの美しい村、サン・ベルトラン・ド・コマンジュ。サントマリー大聖堂と付属の小さな回廊が素晴らしい。
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トゥールーズから車で1時間余り、2010年に世界遺産に登録されたアルビの街に入りました。中心部のマルシェの地下に駐車すると、サント・セシル大聖堂は間近。教会にしてはあまりに堅固な、要塞のようなつくり。しかし中に入ると豪華絢爛、特に天井の濃紺に彩られた装飾の美しさには感動しました。これまでずいぶん多くの教会を見てきましたが、このような天井は初めて。教会を出ると、すぐ隣のトゥールーズ・ロートレック美術館に行きました。古い建物を利用したもので、教会との調和がよくとれています。しかし中に入ると近代的で明るい美術館です。見覚えのある絵もたくさん並んでいます。ひと回りした後、美術館の庭園に出て街の眺めを楽しみました。
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サン・セシル大聖堂
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トゥールーズ・ロートレック美術館の庭
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トゥールーズの空港を出発して約1900キロをドライブした後、再びトゥールーズに戻ってきました。ここは10年ぶり、前回時間切れで訪ねられなかったサン・セルナン教会にまず向かいました。旅の最後の夕食は、ホテルで教えてもらった人気レストランのカスレにしました。
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トゥールーズの街並み
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オーギュスタン美術館に展示されている柱頭彫刻
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トゥールーズの町
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