2010/02/11 - 2010/02/15
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ヨヘンジャさん
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2010年2月11日から2月15日の5日間で真冬のナイアガラの滝とニューヨーク市内観光をしました。
滝の水量は、流れ落ちる水の勢いが多い少ないで見た目の美しさが変わるため重要な要素であり、その意味でナイアガラ滝観光のベストシーズンは、春先から初夏にかけてが一番美しい季節と言えるでしょう。
今回の旅も美しさは二の次で、安く沢山観光するを目標に、とにかくナイアガラの滝を見たいとの一心からこのツアーに参加しました。
旅の全日程は5日間で大手旅行会社の観光ツアーを利用しました。何時も大人数のツアーにしか参加したことがなく、今回のように13人しかいない少人数のツアーにはびっくりです。とにかく安い割にも添乗員がしっかり付いており安心な旅行ができました。
行程の概要は、ANAで成田からカナダのトロントへ、そこからナイアガラフォールズ市に入り、一泊してナイアガラの滝を観光、そして午後にはトロントからニューヨークの空港に移動し、夜のタイムズスクエア観光、ど真ん中のダウンタウンで一泊、翌日は早朝から地下鉄に乗りメトロポリタン美術館へ、その後エンパイアステートビルディングでは最上階まで昇り、ニューヨークの街並みを堪能、自由時間を経て夕食後はブロードウェイでミュージカル鑑賞と盛り沢山の行程です。
旅の初日は、成田からカナダ・トロントまで乗り換えなしで一直線で到着です。
トロントからは、高速道路を観光バスで移動し、ナイアガラフォールズ市に入ります。
ホテルに到着し、荷物を置いた後は市内の見学と夕食です。これまでの経験から寒い所のホテルは暖房機能が高く過ごし易いのですが、このホテルも期待通り寒さを感じませんでした。
夕食は、あらかじめオプションメニューでロブスターを注文しました。赤く茹で上がったロブスターが大皿に載って出てきます。見るからに美味しそう。食べると尾の部分がプリプリ肉厚で、食べ応えがあり頼んで良かったと思いました。
食事の前にレストランの薦めでアイスワインを頼みました。甘いシロップを飲んでいるようです。同じテーブルに付いた者同士、親善を兼ねて頼んだワインを少しずつ回し飲み、和気あいあいと過ごせました。
食事の後は、観覧車を特別運転してもらい、夜のナイアガラフォールズの市内と瀑布を見ることができました。昼間だと最高の景色だったと思います。
宿泊するホテルに戻り、夜のナイアガラ瀑布観光をしました。さすがに次の日観光をするため他の人は遠慮したようです。
滝は通りを少し下ると直ぐ近くでした。寒かったのですが、ライトアップされたナイアガラの滝の写真が撮れました。
夜間のナイアガラ瀑布は、赤・青・黄色の光線でライトアップされ、高く舞い上がった水しぶきに光線が煌めき、幻想空間を作り出していました。
二日目は、ホテルを出てクイーンビクトリアパークを抜け、アメリカ滝の鑑賞です。
アメリカ滝は水量が少なく氷結が進んでいました。右手にはブライダルペール滝があるはずですが、氷結して流れは見えません。
氷で岩のように固くなった塊に、流れ落ちた水がしぶきとなり、ダイナミックに舞い上がる様子は見事なものです。
水量の多い春・夏も見応えがありますが、冬もなかなかと思いました。
アメリカ滝の左側には橋が架かっており、カナダからアメリカへの国境になっています。橋の先は今夜訪れるニューヨーク州になります。アーチ形が虹に懸かるのでしょうか。レインボーブリッジと呼ばれています。
アメリカ滝を過ぎると馬蹄型のカナダ滝です。
カナダ滝は、水量が多いため氷結している所は少なそうです。こちらも水しぶきが噴煙のように舞い上がり見事でした。
テーブルロックと呼ばれる場所からは、滝になる前の大きな川の流れと滝つぼに落下する水の流れを同時に間近で見られます。
滝の周囲は、簡単な鉄柵があるだけで写真を撮るのに夢中になり、転落する人がいるそうです。気を付けないといけませんね。
テーブルロックからエレベータで下降し、滝の裏側から鑑賞しました。すごい迫力です。こんな所に落ちたら絶対浮かび上がらないなと思いました。ジャニービハインド・ザ・フォールズです。
滝を見た後お土産物を買い昼食です。昼食は、アメリカ滝が一望できる高いビルのレストランで、下からは見えなかった広大な幅の川の流れと落下して滝になる様子は圧巻そのもので、大きなスクリーンに映し出される映像を見ている気分でした。大きな生の映像を見ながらの食事に大満足です。
お土産には、高かったのですがメープルシロップとアイスワインを買いました。昼食後は、トロントからニューヨークのニューアーク空港に向けて
飛行機移動です。
ニューアーク空港からハドソン川に架かる橋の上からは、摩天楼と呼ばれる幾つもの超高層ビルに明かりが灯り、一枚の絵ハガキを見ているようでした。
ニューヨークで必ず見ておきたいのが自由の女神でしょうか。バッテリーパークで下車し、リバティ島の自由の女神を薄ボンヤリながら確認できました。ニューヨークは100年振りの大雪だとか。道路は降った雪がそちこちに積もり芯から寒い日でした。
夜のタイムズスクエアの観光です。頭を上げても最上階が分からない位の超高層ビル群、そして、縦に横に目映く輝くネオンサインと煌めく電光掲示板の数々、これが映画やテレビで見る「ニューヨーク」なんだと改めて大興奮でした。
ここは積もった雪も除去され、人込みも多く真昼のような、まさに異次元の空間でした。
ロックフェラーセンターの半地下には、アイススケートリンクが作られ、多くの若者が滑りを楽しんでいました。
2001年9月のアメリカの同時多発テロは忘れられない事件ですが、ワールドトレードセンター跡の復旧工事の現場を見せてもらいました。この時も夜を徹して作業が続けられていました。
遅めの夕食を摂った後、宿泊地のダウタウンにあるホテルに移動です。
ダウンタウンのホテルは、そんなに立派なホテルとは言えませんが、大都会のど真ん中ですので贅沢は言えませんね。コンビニも近くにあり、特製のハンバーガーを買ってきて食べました。大きくて二人分の間違いか。
翌日は、メトロに乗って降りる駅は忘れましたが、世界でも屈指と言われるメトロポリタン美術館の見学です。アメリカ政府の偉い所は、すべての博物館や美術館の入場料金を取らないことです。国家政策として誰もが親しめるように配慮しているのです。日本も見習わないと。
午後は、自由時間となりましたので、メトロに乗ってバッテリーパークに向かいました。夜とは違って油絵の作品を路上で販売しており、芸術の街と言う印象を受けました。
リバティ島を往復する船が停泊しておりましたが、自由の女神を見ていると約束の待ち合わせ時間に間に合わなくなるため断念しました。
この日は、夕食を食べた後、ブロードウェイミュージカル鑑賞です。出し物は「シカゴ」です。英語が堪能な訳ではありませんので、見ているだけですが、雰囲気は感じ取ることができます。
観客席を見てみると殆どの方がフォーマルウェアで装っていました。そして始まる前は、あんなに騒いでいたのに、いざ演技が始ると真剣に見ているのです。
ステージの演技者と鑑賞者が一体となるのは勿論ですが、見るものも服装を含めて真剣に鑑賞する、これが演技者に対する尊敬の念、心配りなんだと感心させられました。
ジーパンで鑑賞した自分が恥ずかしくなりました。
カナダ、ナイアガラとニューヨーク、ダウンタウン、二つの街の観光内容は違いますが、距離も近く時間を掛けないで回れたことは、ツアーする者にとって最大の収穫でした。
冬のナイアガラもなかなか魅力的でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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ナイアガラフォールズのホテル、スカイライン・イン。
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夕食のロブスター。
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こんなに大きい。尾の部分のプリプリ肉厚が堪りません。
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特別に運転してもらった観覧車。スカイホイール。
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夜のスカイロンタワー。こちらは昇っていません。カナダ滝が良く見えるようです。
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国境となるレインボウブリッジ。右がアメリカ。
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夜のアメリカ滝。
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クイーンビクトリアパークで見かけたリス。
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カナダ滝。間近で見られるので迫力満点。
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真横から。水しぶきの噴煙が迫力。ジャニービハインド・ザ・フォールズ。
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昼間のアメリカ滝。レストランの窓から見える景色が、大きなスクリーンの中にナイアガラの滝があるようで不思議な感覚になりました。噴煙のように立ち昇る水しぶきには大興奮です。
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タイムズスクエア。
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ブロードウェイ。
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騎馬警官。足の速い人でも馬の速力にはかなわないかも。
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交差点のど真ん中から。
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エンパイアステートビルの夜景。
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メトロポリタン美術館正面。
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メトロポリタン美術館前の路地。100年来の大雪が車の屋根に積もっている。
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エンパイアステートビルの屋上からニューヨーク市内。
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エンパイアステートビルの屋上からハドソン川方面。リバティ島の自由の女神が左側に小さく見える。
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超高層ビル群。
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バッテリーパーク、渡し船までの通路。油絵など路上販売している。
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リバティ島までの渡し船。片道15分かかるとのこと。
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