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 韓国旅行に何回か来ているうち、ツアー観光で訪れた古宮等に自分の足で再度行って見たいと思う方は多いでしょう。<br /> こうした要求に応えてくれる交通手段がソウルの地下鉄です。ソウル中心部を走る地下鉄は、順路別に1号線から9号線まで色別に呼称され、ソウル市内を縦横に張り巡ぐらされていて市民の便利な足になっています。<br /> 今回の旅では、この地下鉄を有効に活用し、効率よく古宮を訪れることができました。<br /><br /> 訪れた古宮は、景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、宗廟(チョンミョ)そして徳寿宮(トクスグン)の4か所です。この旅行記の代表写真は、徳寿宮、大漢門(テハンムン)で行われた門守将交代儀式で初めて見ることができました。<br /><br /> 最初に4か所の休館日ですが、月曜日か火曜日ですので、行く日は、水曜日から日曜日に設定するのが良いでしょう。<br /> 今回の旅では移動時間に無理が無いよう、8月24日土曜日は、3号線沿線の景福宮と昌徳宮の2か所、8月25日、日曜日は徳寿宮と宗廟の2か所にして午前と午後に分けて見学しました。<br /><br /> さて、今回の旅に用いた韓国地下鉄の乗り方について、もう少し紹介したいと思います。<br /> 韓国の地下鉄は日本の鉄道のように、パスカードの認証で通過の可否を決めており、認証して反則があると入口に置かれた「回転バー」が動かずホームに入ることはできません。<br /><br /> 今回、パスカードの購入、正しくは最後にカード代金が戻るので借用ですが、これを買い求めます。パスカードの購入手順は、最初に言語を日本語に選択すると画面が切り替わり教えてくれます。<br /> ただこのカードの問題は同じ路線でないと降りる時反則になってしまう場合があり注意しなければなりません。<br /> (最近、スーバなどで 「T-money」カードといってスーパーの会計や自販機、タクシー、地下鉄の清算ができるカードが販売されておりそちらが便利でしょう。)<br /><br /> 地下鉄の路線別、色別に古宮を整理すると、<br /><br /> 景福宮、3号線(オレンジライン)で景福宮駅、5番出口方面<br /> 昌徳宮、3号線(オレンジライン)で安国駅、3番出口方面<br /><br /> 徳寿宮、1号線(ブルーライン)で市庁駅、5番出口<br /> 宗廟 、1号線(ブルーライン)で鐘路3街駅、11番出口方面<br /><br /> 以上の施設の見学はいずれも有料です。各施設脇の売店で切符を買う必要があります。特に昌徳宮の秘苑見学にはガイドによる案内が必要で別料金です。日本語ガイドは、一日一回のみ午前10時30分からだけです。 <br /><br /> 8月24日の午前中は、地下鉄3号線、オレンジラインで景福宮駅で下車します。5番出口まで少し歩き、美術館を過ぎると景福宮に到着します。<br /> 大通りに面する光化門では、午前11時から門守将交代儀式がありそれを見ることができます。<br /> 景福宮は、朝鮮王朝の太祖である李成桂(イソンゲ)が1395年王宮として創建した所です。 光化門が正門、国の儀式や外国からの接待をする「勤政殿」政治の議論をする「思政殿」、王様が憩いの場とする「慶会楼」等の宮殿を見ました。各宮殿には、身分階級ごとに座る場所を指定する階級票が埋め込まれていて印象的でした。<br /><br /> 門守将交代儀式を見ているとお昼近くになります。再び3号線に乗り次の駅の安国駅で降り3番出口に向かいます。途中、レストランがありますので<br />食事をしておくと良いでしょう。安国駅からは結構距離があります。現代(ヒョンデ)の大きなビルと公園が見えると直です。<br /><br /> 入口手前に切符売り場があります。ここでは自由見学コースと秘苑を含むコースの選択ができます。秘苑の近くにも専用の切符売り場があります。<br /> 秘苑はガイド付きで日本語のガイドは、一日一回10時30分で終わっていますので英語のガイドを頼みました。<br /><br /> 景福宮が政治の正殿なのに対し、昌徳宮は、王様の離宮の役割を担う所<br />です。<br /> 正門は、敦化門(トンファムン)、儀式を行う仁政殿(インジョンジョン)、執務を行う宣政殿(ソンジョンジョン)、熙政堂、王の日常生活の場、大造殿(テジョジョン)、王妃の生活空間、水辣間(スラッカン)王室の台所<br />後苑、秘苑とも言い王朝の庭園があります。<br /> 昌徳宮の見学コースは大変広く歩く距離もかなりあり、結構時間がかかりました。<br /><br /> 翌日は、午前中に徳寿宮、午後に宗廟です。<br /> 地下鉄は、1号線ブルーラインです。徳寿宮は、市庁駅で降り5番出口を出ると目の前に大漢門があります。<br /> 午前9時からオープンしており、中に入ると殆ど当時の宮殿に復元されていました。<br /> 徳寿宮は、成宗の兄である月山大君の邸宅として使用しており、1593年景福宮の焼失で代わりに臨時の王宮として使われたとのことです。<br /> 1897年高宗が改修し慶運宮と命名。後、純宗の時、長寿を祈願して「徳寿宮」と名前を変え、それ以来用いてるとのことです。<br /> 徳寿宮の門守将交代儀式は、午前11時から毎日1回だけですので見逃せません。最優先させました。<br /> 交代儀式は、大漢門前の広場を歩道脇まで使って催されます。これに韓服コスチュームのサービスがあり、門守将と一緒に記念写真が撮れるようです。外国のお客さんにかなり人気がありました。<br /><br /> 午後の部は、1号線を下って鐘路3街(チョンノサンガ)で降り、11番出口に向かいます。<br /> 3か所の古宮が賑やかなのに対して、宗廟は静けさの中に荘厳な雰囲気が漂ってきます。<br /> 宗廟は、中国王朝の流れを汲み、李氏朝鮮王朝の歴代の王や王妃の位牌を安置している王室の霊廟です。ここには、王朝に貢献した功臣の位牌を祀った祀堂もあります。<br /> 宗廟は、祭礼、祭礼楽及び儀式などが世界文化遺産に登録されています。<br /><br /> 宗廟に入ると石畳の通路が見えます。神道と言い、王様以外の通過は許されないとか。<br /> 池が途中にありますが、そのまま進みますと正殿に出ます。歴代の王族の位牌を安置するため、京都の三十三間堂のように細長い建物です。<br /> また、建物の前面は全て石畳が敷設され、祭礼が行えるようになっています。この他、正殿とは別廟に永寧殿があります。<br /><br /> 宗廟は、宮殿のような華やかさはありませんが、大都会ソウルの中心部にこんな静寂な世界があったのかと驚きました。<br /> ツアーだと駆け足で通り過ぎる所をじっくりと観察することができ大変満足しています。韓国旅行に慣れてきたら是非実行して見ることをお勧めします。<br />

ソウルにある景福宮など4つの古宮を地下鉄で見て回る旅

9いいね!

2013/08/23 - 2013/08/25

15380位(同エリア27500件中)

0

22

ヨヘンジャ

ヨヘンジャさん

 韓国旅行に何回か来ているうち、ツアー観光で訪れた古宮等に自分の足で再度行って見たいと思う方は多いでしょう。
 こうした要求に応えてくれる交通手段がソウルの地下鉄です。ソウル中心部を走る地下鉄は、順路別に1号線から9号線まで色別に呼称され、ソウル市内を縦横に張り巡ぐらされていて市民の便利な足になっています。
 今回の旅では、この地下鉄を有効に活用し、効率よく古宮を訪れることができました。

 訪れた古宮は、景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、宗廟(チョンミョ)そして徳寿宮(トクスグン)の4か所です。この旅行記の代表写真は、徳寿宮、大漢門(テハンムン)で行われた門守将交代儀式で初めて見ることができました。

 最初に4か所の休館日ですが、月曜日か火曜日ですので、行く日は、水曜日から日曜日に設定するのが良いでしょう。
 今回の旅では移動時間に無理が無いよう、8月24日土曜日は、3号線沿線の景福宮と昌徳宮の2か所、8月25日、日曜日は徳寿宮と宗廟の2か所にして午前と午後に分けて見学しました。

 さて、今回の旅に用いた韓国地下鉄の乗り方について、もう少し紹介したいと思います。
 韓国の地下鉄は日本の鉄道のように、パスカードの認証で通過の可否を決めており、認証して反則があると入口に置かれた「回転バー」が動かずホームに入ることはできません。

 今回、パスカードの購入、正しくは最後にカード代金が戻るので借用ですが、これを買い求めます。パスカードの購入手順は、最初に言語を日本語に選択すると画面が切り替わり教えてくれます。
 ただこのカードの問題は同じ路線でないと降りる時反則になってしまう場合があり注意しなければなりません。
 (最近、スーバなどで 「T-money」カードといってスーパーの会計や自販機、タクシー、地下鉄の清算ができるカードが販売されておりそちらが便利でしょう。)

 地下鉄の路線別、色別に古宮を整理すると、

 景福宮、3号線(オレンジライン)で景福宮駅、5番出口方面
 昌徳宮、3号線(オレンジライン)で安国駅、3番出口方面

 徳寿宮、1号線(ブルーライン)で市庁駅、5番出口
 宗廟 、1号線(ブルーライン)で鐘路3街駅、11番出口方面

 以上の施設の見学はいずれも有料です。各施設脇の売店で切符を買う必要があります。特に昌徳宮の秘苑見学にはガイドによる案内が必要で別料金です。日本語ガイドは、一日一回のみ午前10時30分からだけです。 

 8月24日の午前中は、地下鉄3号線、オレンジラインで景福宮駅で下車します。5番出口まで少し歩き、美術館を過ぎると景福宮に到着します。
 大通りに面する光化門では、午前11時から門守将交代儀式がありそれを見ることができます。
 景福宮は、朝鮮王朝の太祖である李成桂(イソンゲ)が1395年王宮として創建した所です。 光化門が正門、国の儀式や外国からの接待をする「勤政殿」政治の議論をする「思政殿」、王様が憩いの場とする「慶会楼」等の宮殿を見ました。各宮殿には、身分階級ごとに座る場所を指定する階級票が埋め込まれていて印象的でした。

 門守将交代儀式を見ているとお昼近くになります。再び3号線に乗り次の駅の安国駅で降り3番出口に向かいます。途中、レストランがありますので
食事をしておくと良いでしょう。安国駅からは結構距離があります。現代(ヒョンデ)の大きなビルと公園が見えると直です。

 入口手前に切符売り場があります。ここでは自由見学コースと秘苑を含むコースの選択ができます。秘苑の近くにも専用の切符売り場があります。
 秘苑はガイド付きで日本語のガイドは、一日一回10時30分で終わっていますので英語のガイドを頼みました。

 景福宮が政治の正殿なのに対し、昌徳宮は、王様の離宮の役割を担う所
です。
 正門は、敦化門(トンファムン)、儀式を行う仁政殿(インジョンジョン)、執務を行う宣政殿(ソンジョンジョン)、熙政堂、王の日常生活の場、大造殿(テジョジョン)、王妃の生活空間、水辣間(スラッカン)王室の台所
後苑、秘苑とも言い王朝の庭園があります。
 昌徳宮の見学コースは大変広く歩く距離もかなりあり、結構時間がかかりました。

 翌日は、午前中に徳寿宮、午後に宗廟です。
 地下鉄は、1号線ブルーラインです。徳寿宮は、市庁駅で降り5番出口を出ると目の前に大漢門があります。
 午前9時からオープンしており、中に入ると殆ど当時の宮殿に復元されていました。
 徳寿宮は、成宗の兄である月山大君の邸宅として使用しており、1593年景福宮の焼失で代わりに臨時の王宮として使われたとのことです。
 1897年高宗が改修し慶運宮と命名。後、純宗の時、長寿を祈願して「徳寿宮」と名前を変え、それ以来用いてるとのことです。
 徳寿宮の門守将交代儀式は、午前11時から毎日1回だけですので見逃せません。最優先させました。
 交代儀式は、大漢門前の広場を歩道脇まで使って催されます。これに韓服コスチュームのサービスがあり、門守将と一緒に記念写真が撮れるようです。外国のお客さんにかなり人気がありました。

 午後の部は、1号線を下って鐘路3街(チョンノサンガ)で降り、11番出口に向かいます。
 3か所の古宮が賑やかなのに対して、宗廟は静けさの中に荘厳な雰囲気が漂ってきます。
 宗廟は、中国王朝の流れを汲み、李氏朝鮮王朝の歴代の王や王妃の位牌を安置している王室の霊廟です。ここには、王朝に貢献した功臣の位牌を祀った祀堂もあります。
 宗廟は、祭礼、祭礼楽及び儀式などが世界文化遺産に登録されています。

 宗廟に入ると石畳の通路が見えます。神道と言い、王様以外の通過は許されないとか。
 池が途中にありますが、そのまま進みますと正殿に出ます。歴代の王族の位牌を安置するため、京都の三十三間堂のように細長い建物です。
 また、建物の前面は全て石畳が敷設され、祭礼が行えるようになっています。この他、正殿とは別廟に永寧殿があります。

 宗廟は、宮殿のような華やかさはありませんが、大都会ソウルの中心部にこんな静寂な世界があったのかと驚きました。
 ツアーだと駆け足で通り過ぎる所をじっくりと観察することができ大変満足しています。韓国旅行に慣れてきたら是非実行して見ることをお勧めします。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
鉄道
航空会社
アシアナ航空
旅行の手配内容
その他
  • 交通カード(ICカード)自動販売機。言語は、英語、中国語、日本語から選択できます。<br />値上げになって(2015年現在)1250ウォンですが、別の機械でカード代が<br />500ウォン戻ります。<br />電車代は、破格の金額です。

    交通カード(ICカード)自動販売機。言語は、英語、中国語、日本語から選択できます。
    値上げになって(2015年現在)1250ウォンですが、別の機械でカード代が
    500ウォン戻ります。
    電車代は、破格の金額です。

  • 地下鉄ホームの様子

    地下鉄ホームの様子

  • 景福宮の正門、光化門です。ここだけ、衛兵が立哨しています。

    景福宮の正門、光化門です。ここだけ、衛兵が立哨しています。

  • 王宮へ入る最初の門。興礼門。

    王宮へ入る最初の門。興礼門。

  • 政務を執行する勤政殿へ入るための二番目の門。

    政務を執行する勤政殿へ入るための二番目の門。

  • 門守将の立哨。

    門守将の立哨。

  • 昌徳宮への入口。敦化門。

    昌徳宮への入口。敦化門。

  • 大造殿や水辣間がある。

    大造殿や水辣間がある。

  • 仁政殿の全景。手前の石畳は、臣下が階級ごとに座る。

    仁政殿の全景。手前の石畳は、臣下が階級ごとに座る。

  • 昌徳宮の内宮。

    昌徳宮の内宮。

  • 楽善斎。

    楽善斎。

  • 後苑(秘苑)への通路

    後苑(秘苑)への通路

  • 秘苑にある宙合閣。夜間は、芙蓉池に全景が映し出される。

    秘苑にある宙合閣。夜間は、芙蓉池に全景が映し出される。

  • 敦化門のライトアップした全景

    敦化門のライトアップした全景

  • 徳寿宮の門守将交代儀式。

    徳寿宮の門守将交代儀式。

  • 徳寿宮の中和殿。造りは、臨時の景福宮として使用したため、ほぼ同一。

    徳寿宮の中和殿。造りは、臨時の景福宮として使用したため、ほぼ同一。

  • 徳寿宮内部の石造り建物。

    徳寿宮内部の石造り建物。

  • 宗廟入口。

    宗廟入口。

  • 宗廟。王及び王妃の位牌を安置している部屋。

    宗廟。王及び王妃の位牌を安置している部屋。

  • 永寧殿の案内板

    永寧殿の案内板

  • 宗廟正殿。歴代王と王妃の位牌を安置する建物。

    宗廟正殿。歴代王と王妃の位牌を安置する建物。

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