ホーチミン グルメもスパもお買い物も何でもかかってこい幼馴染女子2人欲望のままに巡った旅【1】

2014/09/24 - 2014/09/28

実は私には小学校から大学の学部、学科、ゼミまで全部一緒だった幼馴染がおりまして、性格も考え方も全く異なるのですが、やはり幼馴染、なんだかんだで固い絆で結ばれております笑

そんな幼馴染から久しぶりに旅行したくなーい？とのことで、7月のトルコで夏季休暇は消化していたのですが、今年は担当プロジェクトが竣工し、8月の週末は殆ど出社。
許されるよね？と、9月にもう一度夏休みをいただき、幼馴染がずっと行きたかったホーチミンへ行くこととなりました。

私も初めてのホーチミン。私にとってベトナムと言ったらやはりベトナム戦争。題名にはグルメやらスパやらと書いていますが、ベトナム戦争のイメージが強く、なかなか行く気になれなかった国でした。

しかし、行ってみたらそこは活気溢れるホーチミン。しかし浮かれた頃にプーンと匂うベトナム戦争の記憶。そんな街をてくてくと歩きました。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

もうどこの飛行機で行ったかも忘れましたが、成田空港から出発です。

ここのタリーズ、いつも成田空港の時は寄るのですが、最近はこんな大きなクマがお出迎え^ ^

いつものヨレヨレワンピースにほぼ素っぴんですが、クマさん、行ってくるね！

タリーズコーヒー 成田空港第１ターミナル店 グルメ・レストラン

ホテルはシェラトンサイゴンホテル&タワーズ。

立地とクラブルームアップグレードに惹かれ選びました。

シェラトン サイゴン ホテル&タワーズ ホテル

確かに広い。

ただ、特に広いベッドからクローゼットの間には何もなくて少し殺風景なのが残念。

水回りです。

ダブルシンク、シャワーブース、トイレ、そして嬉しい浴槽。

広くて使いやすかったです。

ダブルシンクは女子2人には大変有り難いですね。

気兼ねなく使えます。

浴槽も広く問題無し。

深夜に着いて、やることもなかったので、部屋の中で変な写真を撮りまくり笑

私が持っているものは備え付けのバスソルト。リゾートだとよく見るけれど、ホーチミンのシェラトンにあるとは思わなかったので、有り難いですね。

部屋は17階あたりだったのですが、なかなか夜景も素敵でした。

朝起きたらどんな街が広がっているのかな。とっても楽しみにベッドに潜り込みました。

おはようございます。
早くも2日目です。お腹のなる音で起きたといっても過言ではない程、お腹すいたー笑

お部屋を出て朝食をいただきに行きます。

お部屋の前の廊下です。

エレベーターホール。

朝食はフォー^ ^

ホテルのブュッフェで作ってくれるのです。

洋食には目も触れず、ベトナム料理と中華料理で攻め続けた4日間でした。

明るくなって、お部屋の景色にも活気が出てきました。

一際高いタワーはビテクスコフィナンシャルタワー。ホーチミンで1番高いタワーとのこと。
行くことは無かったのですが、発展するホーチミンを象徴しているようです。

こちらは人民委員会がある方面。

この後、てくてく街歩きに行っても思ったのですが、こちらのホテル、やはり立地は抜群でした。

さて、自力の町歩きです。
ガイドさんも検討しましたが、見るべきものは殆どホテル周辺にあるじゃないかとのことで、自力で行きますよ。

ホテル正面にあるボンセンホテルサイゴン。この通りはドンコイ通りになります。

まずはじめに向かったのは、ドンコイ通りをまっすぐ歩いてすぐにある市民劇場。

正面のフレンチコロニアルなホテルはコンチネンタル。

左手はホーチミン最大級のショッピングセンターであるユニオンスクエア。

市民劇場。

1898年の建築当時を忠実に再現しているようなのですが、オペラハウスなので、中にはなかなか入れないのです。

そんな時は写真をとって退散です。

涼しい時間から観光しようとのことで、多分まだ8時前です。観光客は人っ子一人おらずです。

市民劇場は眺めて終わりでしたが、ドンコイ通りとレロイ通りの交差点の広場は素敵な空間でした。

そもそもコンチネンタルはフランス統治時代にフランスからの旅行者をもてなすホテルとして建てられたベトナム最初のホテルとのこと。

フランス統治時代が色濃く残るプチパリエリアに朝から行けて大満足です。

そして通りではベトナムの風景でもあるスクーターの大群にも出会えました。

信号の無い交差点を渡るのは少し慣れが必要です。

さて、ドンコイ通りをまだまだ進みます。

右手にはビンコムセンター。朝の通勤時間帯だったそともあり、ビジネスパーソンが出勤されていました。

交差点です。

建物はカラフルな色合いが多くて町並みはとても素敵でした。

信号待ちの列にもスクーターが沢山笑

少し歩くとグエンユー通りに当たり、正面にはサイゴン大教会。

サイゴン大教会 寺院・教会

右手には中央郵便が見えてきます。

まずは中央郵便局へ。

19世紀末に建てられておりますが、今も現役。
駅舎を思わせる壮大な建物です。

サイゴン中央郵便局 建造物

中にも入れます。

アーチ型の窓ガラスから朝の光が差し込み、とても美しい空間です。

後ろに見えるものは電話ボックスです。

中央郵便局を見たら、向かいにあるサイゴン大教会へ。

ゴシック様式の荘厳な教会です。

街の中心に突然現れたその姿ですが、奥行きもかなりあり、サイゴン大教会と言うだけの貫禄は十分です。

内部には開いていれば自由に入れます。

アーチ型の天井が美しい。

こんな教会にも、スクーターで乗り付けるんですね笑

サイゴン大教会、とても美しい教会でした。

手前にあるマリア像と。

さて、次はホー様の銅像も拝みに、ホーチミン市人民委員会へ。

スクーターの行き交う通りを命懸けで渡ります笑

みんな上手に避けてくれるんですけどね、慣れないうちは怖いです。

ホーチミン市人民委員会です。

1908年建造。現役なので中には入れませんが、とても美しい建造物でした。

しかし探せど探せどホー様がいない。後から聞いた話ですが、地下鉄の新設工事に伴い撤去されたとのこと。撤去？移設じゃなくて？と思ったのですが翌日のガイドさんは撤去と言っておりした。

ホーチミン市人民委員会庁舎 建造物

さて、一旦ホテルの方までドンコイ通りを戻り、サイゴン川を目指します。

こちらはシェラトンの隣にあるカラベル。最終日にスパを予約しています。

ドンコイ通りを進むとトンドクタン通りに突き当たります。

ここを渡ればサイゴン川。

ドンコイ通りトンドクタン通りの角にあるホテルがマジェスティック。

命懸けで通りを渡り、マジェスティックを臨みます。
因みにここの通りが1番怖かったです笑
スクーターと車の量が半端なくて。

しかしマジェスティック、とても素敵なホテルです。

サイゴン川の遊歩道にあるペンギンのゴミ箱と。

特に何がある訳でもないサイゴン川ですが、せっかく渡ったので笑

色もこんな感じで、バンコクのチャオプラヤー川もそうでしたが、東南アジアの川はどこもこんな色なんでしょうか？

正味2時間弱の町歩きを終え、一旦ホテルに戻ります。

ホテルからサイゴン川までのドンコイ通りにはおしゃれなお店も沢山。

ガイドブックに載っている雑貨屋さんは、ほとんどこのドンコイ通り沿いに立ち並んでいます。

お買い物はまた次の機会にして、一度ホテルへ。
ワンドリンククーポンを頂いたラウンジで一休みします。

こちらはシェラトンのテディベア。幼馴染は最後に姪っ子と甥っ子に買っていました。売り上げの一部が寄付される仕組みです。

私はなぜか紅茶をいただいたのですが、幼馴染の頼んだミックスジュースは美味しかったです。

テーブルにあったお花も可愛らしい。

さて、シャワーを浴びてお着替えしたら、行きたかったフレンチへ。

オープンと同時に入れる時間だったので予約はしなかったのですが、タクシーを呼んでくれたスタッフの方が予約していないならした方がいい、とすぐにしてくれました。

中国に行き慣れて、この感覚忘れてました笑

ありがとうございます。

タクシーで15分程。2区にあるラヴィラへ。

フランス領だったこともあり、美味しいフレンチが沢山あるホーチミン。

その中でも有名な一軒家レストランです。

ラ ヴィラ フレンチ レストラン フレンチ

タクシーの移動中はすごいスコールだったのですが、レストランに着いた頃には晴れ間が^ ^

またもや少し早すぎて、大きなプールのあるお庭で待ちます。

一番乗りで入り、予約もしていたからか窓際の1番奥の席へ。

誰も来ていないのでと、中はアンティーク家具に囲まれた昔の邸宅そのまま。
とても落ち着く空間でした。

本当はビールが飲みたかったけど、ここはシャンパンよね、とグラスで頂きました。

暑かったから喉が潤されます^ ^

シャンパンにはちょっとしたおつまみも。

この三種を大量にいただければ、それだけで飲み続けられる美味しさでした。

では頼んだランチコースです。

まずはアミューズ。

そして前菜。

この、お肉のパイ包みとしか表現できない自分に悲しくなりますが、これは美味しかったです。

選べるのですが、2人ともこちらに。

最後にメインは私がお魚。

幼馴染はお肉の煮込み料理を。

1番ノーマルなセットメニューでしたが、ワインもグラスで何杯かいただき、フレンチ気取りでゆっくりいただいたので、かなりお腹いっぱい笑

平日だったこともあり、お客さんも他にふた組ほどでとっても良い時間を過ごすことが出来ました。

最後に、いつもは食べないデザートもしっかりといただきました。

このデザート、なんて言うのか全くわからないのですが、本当に美味しかったです。

ただ、最後にコーヒーと出てきたこちらのお菓子は完食できず。

お食事も終わりかけの頃、当たり前ですが見た目フランス人のシェフもご挨拶に来て、日本人の小娘2人、フレンチを堪能したのであります。

さて、お昼を堪能したら、ホテルで少し休憩して、午後の散策へ。

ランチとは180度変わりますが、行かないとね、と幼馴染と戦争証跡博物館へ。

途中、ココナッツ売りのおじさんにまんまと捕まり、商売道具を担がされ、重いねこれ、と突っ込んでいたら、ココナッツに穴があけられ、こんな味なのねと言っていたら、当たり前のようにお代をせがまれ、払った記憶が笑

ただね、このおじさんの商売根性、すごいわと思いましたよ。この商売道具、本当に重いんですから笑

良い経験になりました。

まわりの人なんて、誰も飲んでいないココナッツジュースを飲みながら、博物館へ。

最後は博物館のゲートのお兄さんに、買わされちゃったの？と笑われながら、一気飲みしてゴミ箱に捨ててもらいました。

さて、戦争証跡博物館ですが、ベトナム戦争の被害を中心に多数の写真が展示されていました。
南北に分かれて戦った戦争の場合、やはり自国でもなかなか解釈が難しいのか、惨たらしい写真の展示が多く、だから戦争はいけないんだというストレートな訴えかけをする博物館でした。

なかなか日本にはないタイプの博物館だったので、色々な意味で勉強になりました。

本当は冷戦の歯車の一部にされた戦争であり、もっと深く突き止めることもできるのに、ベトナムという国の置かれた立場に色々と考えさせられました。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

さて、じっくり2時間ほど隅から隅まで見たものですから博物館を出た頃にはお夕飯の時間に。

気持ちは正直暗いと言ったら暗いけれど、それなりに覚悟して来たのですから、お夕飯はお夕飯で楽しみます。

初日は行きたいところに全部行くという私の考えのもと、ホテルで予約していただいたベトナム料理のマンダリンへ。

マンダリン 地元の料理

とりあえず初日も無事に終わったのでビールで乾杯です。

こちらのレストランはベトナムの宮廷をイメージしたデザインだとか。

中心にオープンな階段を配置し、各スペースにテーブルを設けている、なかなか開放感のある店内です。

隣は韓国人マダム、奥は中国人ファミリー、日本語も聞こえたかな？

観光客や駐在さんに人気のお店のようで、私たちのフロアーは満席でした。

今回もスタンダードなセットメニューに。

最初はエビの揚げ春巻き。私はこの東南アジア独特のチリソースが大好きなのです。

美味しかった^ ^

続いて可愛い金魚のお飾りが添えられた本家生春巻き。

こちらのは珍しく生のライスペーパーを使用しているとのこと。通常、生春巻きと言えどライスペーパーは一度乾燥させているそうです。

この生さ加減には驚きましたが、普通の方が私は好きでした笑

エビのココナッツ蒸し。

ここから、ボトルワイン投入です。今夜は飲むぞ〜(^o^)

本気で蓮の葉に包まれたチャーハン笑

彩りが美しかったです。

そしてこのタイミングの空芯菜。空芯菜って、本当にどこで食べても美味しい。

ただ、ラストのメイン、このお店の名物でもあるアヒルのオレンジソースが私達はどちらも食べれずでした。

気持ち、臭かったかな。あまり食べ慣れていないせいもあると思いますが。

途中、ベトナム民謡のライブもあり、お料理も全体的にハズレが少なく、初日の夜としては大満足のディナーでした^ ^

さて、最後は足ツボマッサージでしめます。

地図を頼りに酔い覚ましも兼ね、健之家まで歩きます。

予約はしていなかったのですが、この時は入れました。

健之家 エステ・スパ・マッサージ

この写真を最後に爆睡笑

うとうとしながら、至福の時間を過ごし、歩いてホテルまで帰りました^ ^

かなり満足の初日。明日は1日オプショナルツアーに参加します。

この旅行記へのコメント （2）

• きなこさん 2015/10/17 23:13:06

  ホーチミンの女子旅

  はじめまして
  
  拙い旅行記にご訪問下さり有難うございます
  
  今度ホイアンに行こうといつもの旅友と考えているんですが、乗り継ぎをどこでしようかと
  ハノイかホーチミン
  
  ホーチミン良いですね〜
  早く行きたくなりました
  
  
  　　きなこ

  にゃんだふるさん からの返信 2015/10/19 22:12:35

  RE: ホーチミンの女子旅

  きなこさん
  この度は書き込みありがとうございます。
  
  今度ホイアンに行かれるとのことで、私もホイアンは行ったことがなく、羨ましいです。
  ホーチミンはフランスに統治されていたころの面影が至る所にあり、とても美しい街でした。観光範囲もメジャーなところでしたら狭い範囲にありますし、ベトナム料理はもちろんのこと、フレンチもオススメです。
  
  ホーチミン立ち寄りも、ホイアンとは違った雰囲気で良いかもしれませんね。
  
  また行かれたら旅行記お待ちしております^ ^
  
  にゃんだふる