2015/09/13 - 2015/09/15
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Ybaba姫さん
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天気の良い日は日本海を隔てた水平線に微かに望める能登半島。
そんな地で育ちながら上京し、なかなか訪れる機会が無かった能登半島!
行きたい、行きたいと思いながらなかなか気に入ったコースを見つけられずに
いました。
今回、「北陸新幹線で往く!!北陸さいはての秘境 奥能登半島大周遊と
3つの絶景遊覧3日間」というコースを見つけ参加してきました。
お天気にも恵まれ、大満足の3日間でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
東京8:36発、かがやき505号で、まずは富山を目指します。
今日の能登地方の天気は、午前中は雨だけど、午後からは雨が
あがってお日様も顔を出す予定(天気予報)。
晴れ女を自称しているので、大丈夫だとは思うけど、問題はツレ。
本人は否定しているけど、かなりの雨男の主人・・・。
夫婦で旅行すると、私の晴れ女パワーは若干弱まるんですよね〜。 -
さあ!
かがやき505号がホームに入ってきました!
北陸新幹線はマスクだけ、カッコイイんですよね〜。 -
車体全体はちょっと地味です。
4号車に乗り込みます。
心はすでに能登に飛び、ワクワクしています。 -
富山駅に降りて、バスに乗り込むときは曇り空で、
ヨシ!これから晴れてくるぞ〜!(^^)!
と思っていたのに・・・外は大雨・・・。
神通川を渡る頃には、若干弱気になる私。 -
しか〜し!
最初の休憩ポイント「ひみ番屋街」に着くころには
青空が広がる良いお天気に!
ここでは、色々な名物やお土産を入手できます。
私たちもここでお昼を調達して次の異動地までのバス車内で
ランチとなります。 -
ひみ番屋街の展墓スペースから海を眺めるとこんな感じ。
期待感が胸に広がります。 -
忍者ハットリ君や、怪物君等で有名な漫画家「藤子不二雄?」先生は
この氷見市のご出身とのことで、バスにも怪物君等の画が!可愛い。
街の中にも漫画の主人公のオブジェが沢山あるそうですが、残念ながら
見ることはできませんでした。
ちなみにドラえもん等を手掛けた藤子・F・不二雄先生は、お隣
高岡市のご出身だそうです。 -
今回のツアー、最初の絶景遊覧「のと鉄道(のと七尾線)」に
「和倉温泉駅」から乗り込みます。 -
駅には可愛いツルツルたまご肌のゆるキャラマスコットが。
後で調べると、「わくたまくん」というそうで、和倉温泉を発見したとされる
シラサギが産んだ「たまご」。」持っているオレンジのバッグには、
3つ子の温泉たまごが入っているそうです。 -
なんか、昔懐かしいホームのたたずまいですね〜。
いつか、どこかで見たことがあるような・・・。 -
私たちが乗車する電車が入ってきました。
2両だけの電車です。
この時間、地元の方はあまり乗っていないようで、
40人の団体でしたが、みんな着席できたようでした。 -
輪島温泉駅を後に、電車は進みます。
-
時々海も顔を見せますが、稲刈りを待つ田園風景が広がります。
-
なんかいい感じですね〜。
-
途中、いくつかの駅を過ぎ・・・
-
能登中島駅に到着!
乗車するときには気づかなかったけど、2両目は
こんな可愛い絵が描かれていたんですね。 -
能登中島駅のホームも風情があります。
-
と、ここで駅長さんが能登中島駅にある、
日本に2両しか残っていない郵便車両の一つがここ
能登中島駅にあると教えてい下さいました。
「〒」のマークの車両。昔見たことがあるような・・・ -
車両の中に設置されている昔懐かしいこのポストは、
2007年に起こった能登半島地震でも壊れずに残った
ものだそうです。 -
郵便を運ぶ車両の中では、郵便物の仕分けが行われていたそうです。
-
駅の横には、さきほど見せていただいた
「鉄道郵便車 オユ10 2565」の
車両説明や、どうしてこの駅に設置されて
いるかについて、書かれていました。 -
「のと里山海道」を通って羽咋市に向かいます。
のと里山海道(街道ではなく海道)は、石川県金沢市から
同県鳳珠郡穴水町へ至る自動車専用道路ですが、まだ全線開通していない為
無料なのだそうでう。
海道とはいえ、海が見える箇所は少なく、ほとんどが、こんな山の中を走ります。
途中、谷や川で開けたところには、里山と呼ばれる集落が見えますが、その集落の
屋根は、黒く輝く「能登瓦」で覆われているのが特徴とか。 -
今回のツアーの楽しみの一つ。
UFOの街にある
「コスモアイル羽咋」!(宇宙の出島という意味だそうです。)
ちなみに、名誉館長は「あの」矢追純一氏とのこと。
昔から、高橋克彦先生や半村良先生の伝奇SF物語が大好きな私。
NASA(アメリカ航空宇宙局)特別協力施設でもあるここを訪れるのが
楽しみでした。 -
まずは、ドーン!とマーキュリー・レッドストーン・ロケットが
出迎えてくれます。
1段目、2段目は宇宙を飛行した実物のロケット胴体とのこと。
館内に入る前からテンションが上がります。
(以下、コスモファイル羽咋館内の説明は、オフィシャルウェブサイトを
参考にさせていただいています。) -
上の写真の上部黒い部分は人がのる
「マーキュリー宇宙カプセル」
座ったら最後、身動きできなほど狭いスペース。
複雑そうな装置がいっぱい! -
違う角度からもパチリ。
-
こちらは、 ヴォストーク帰還用宇宙カプセル(旧ソ連製)。
-
「マーキュリー宇宙カプセル」とは違い、船内には
ほとんど機材が見当たらず、居住空間はゆったりしています。
帰還用として一人乗りで、機械船と切り離されて大気圏に再突入し、
高度6000mで、このカプセルから飛行士が飛び出して、
カプセルと宇宙飛行士はそれぞれパラシュートで地上に帰還するように
なっているそうです。 -
実は、なにを隠そうこのヴォストーク帰還用宇宙カプセル
宇宙から帰還した実物です。
大気圏への再突入の際に摩擦によって表面が焼けてしまっています。 -
こちらは宇宙食。
ここの売店で、宇宙食を購入することもできます。 -
モルニア1号通信衛星 (旧ソ連製)
「モルニア」とは、”稲妻・至急電報”の意味だそうです。
ここに展示してある通信衛星モルニアはモルニア1号のバックアップ機です。 -
NASAルナ/マーズローバー (アメリカ製)
このローバーはNASAがグラマン社に火星や月面の走行を想定して
製作を依頼した実験用車で実物とのこと。 -
その証拠に、NASAの備品番号が貼ってあります!
なんと!羽咋市に100年間貸与されているそうです。 -
テレビで見たことある〜!
アポロ計画の際に月面で使用された宇宙服のレプリカ。
素材は本物と同じものを使っていて、ヘルメットのバイザー部分には
純金が蒸着されているそうです。
太陽から降り注ぐ有害な光から宇宙飛行士を守っています。
宇宙服の総重量は80kgもあるそうですが、月面では重力が6分の1になるため、
実際には14kg程度の重さになるとのこと。
それでも充分重いですよね〜。 -
アポロ司令船 (アメリカ製)
チョコレートでも、ポルノグラフティの歌でも有名な
「アポロ」! こんなに狭いのに3名乗り用。
この司令船に使用してある部分はできるだけ実際に
使用されたものと同一の部品・素材を用いて組み上げてあるそうです。 -
アポロ月面着陸船 (アメリカ製)
これは、人類を月面に送り込んだ最終の17号をモデルに
組み上げられたものだそうです。
ここの展示されているアポロ月面着陸船は、外壁に貼り付けてある
金色・銀色・銅色に輝くシートは実際に使用された素材と同一の素材です。
梯子の下に取り付けてあるプレートは当時のニクソン大統領と
アポロ11号の搭乗員(ニール・アームストロング、
エドウィン・オルドウィン、ミッシェル・コリンズ)の署名が
記載されていたそうなのですが、残念ながら見落としました・・・。 -
ボイジャー惑星探査船 (アメリカ製)
このボイジャー本体横についている金色に輝く円盤の板には
地球の位置、太陽系の場所などが刻まれ、この裏側はレコード盤に
なっていて、世界各国の言葉や、色々な音が録音されているそうです。
日本語では「こんにちはお元気ですか?」と録音されています。
まだ見ぬE.T.I(地球外知的生命体)へのメッセージがこの
ボイジャーに搭載されているとのこと。
ロマンが広がりますね〜。 -
こんな能登の片田舎(本当にごめんなさい。)に、こんなスゴイ施設が
あるなんて(写真は玄関を出たところ)!!
羽咋市の職員や市民のみなさんの熱意がNASAに伝わって実現したんですね。
説明してくれたお兄さんは、ディズニーランドのジャングルクルーズのお兄さんに
負けないくらい熱意を持って、楽しい説明をして下さいました!
ありがとうございました。
私たちは1時間程度の短い滞在でしたが、本当は、コスモシアターもあるし、
半日、1日とたっぷり楽しめる施設です。
羽咋へ行くみなさんは、是非お立ち寄りください。
おススメです!(羽咋市の回し者ではありませんよ。) -
今夜の宿は、能登ロイヤルホテル。
屋上から夕陽が綺麗に見えることで有名なホテルだそうです。
田舎に居たころ、夏の間は、毎日飽きもせず、海に沈む夕日を
見ていたものですが、上京以降、海に沈む夕日はほとんど
見ていません。
でも、能登半島の天候は変わりやすく、水平線に雲が出やすいので、
綺麗な夕陽が見れることは稀だとか・・・。 -
でも!
今回のツアーメンバーのみなさん、普段の行いが良いのか
綺麗な夕陽を見ることができました。 -
太陽の下の方が、水平線に触れると、後は本当にアッという間、
ストンと沈んでいきます。
沈んだ後も、美しい雲の色がさっきまでの夕陽の余韻を残しています。
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旅行記グループ
念願の奥能登半島大周遊(2015年9月)
この旅行記へのコメント (2)
-
- デコさん 2015/10/30 05:00:52
- 奥能登半島♪
- おはようございます♪
先日はご訪問&後投票ありがとうございました(*^_^*)
奥能登半島は一度いってみたいと思い続けて、近いからいつでも行ける…
結局未だ行けてません┐('〜`;)┌
こんな素敵な所なのですね♪拝見させて頂いて、ありがとうございました(*^_^*)
近いうちに実行したくなりました♪
デコ
- Ybaba姫さん からの返信 2016/10/16 10:59:58
- RE: 奥能登半島♪
- デコ 様
私の旅行記に投稿してくださる方がいらっしゃるとは
思わず、デコさんがご投稿くださっていることに今まで
気がつきませんでした・・・<(_ _)>
本当にごめんなさい。
能登半島へ旅してから、もう1年以上たちました。
20歳まで、天気が良いと遠くに能登半島が望める
海辺の町で育ちながら、ずっと行ったことがなかった
能登半島、行きたい、行きたいと思い、ついに昨年
行くことができました。
お天気にも恵まれ、本当に行ってよかった〜!
デコさんはもう行かれたでしょうか?
是非行ってみてくださいね。
お礼の書き込みが1年遅れになってしまい、本当にすみません。
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