鰻をたべるつもりがコロッケ・・柿田川と三島大社・・・下調べをしたつもりがやっぱり行き当たりばったり

2015/09/13 - 2015/09/13

今年の夏は2回しか海に行かなかった。沖縄やフィリピンの海にも行っていないので、不完全燃焼状態にある。「南伊豆なら９月も泳げる！！」とネットで知り、９月の平日に南伊豆行きを考えた。ところが・・・８月中旬以降は台風は来るは、大雨は降るは、短い夏がさらに短くなってしまった。そのため息子には「南伊豆は中止！」と伝えたのだが、既に友達に触れ回った後で今更中止は格好がつかない様子であった。仕方が無いので伊豆半島の根っこにある柿田川湧水公園と三島へ行くことにした。「息子よここが伊豆の始まりだ！！」

エリア 三島(静岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー

いつも行き当たりばったりなので、今回は４トラで下調べした。いつもお世話になっている皆さんのブログがずらり！！
その中で「ミシマさん」「G☆travelerさん」のブログを参考にして今回は「うなぎを食す！！」と決めて出発した。

東名高速足柄ＳＡ下りで休憩した。ここにエバンゲリオンの「NERV購買部足柄出張所」があるなど全く知らなかった。ただ、エバンゲリオンにはあまり興味が無いので、タバコを吸ったらとっとと車に戻った。

自宅から休憩時間他を入れて2時間ほどで柿田川湧水公園に到着。大きな看板が出ているのですぐに解る。

駐車場は１回２００円也。

駐車場に車を止め、公園正門に向かった。駐車場からも柿田川に降りることが出来たが、正門から攻めて見たかった。
途中に柿田川名物大たこ焼きの看板が・・さくらだこが良いのか？湧水で作ると美味しいたこ焼きが出来るのか？　不明。

公園の正門についた。整備された綺麗な公園である。

案内板の指示通りにまずは第一展望台へ。

川には階段を降りていく。

展望台では人生の諸先輩が「柿田川の始まりの地点ですよ〜」と声を上げて説明して頂いた。

地下水が湧き上がるはっきり見える。（本当の始まりはここより後方になる）

見ていて飽きない。フィリピンに帰省中の妻に見せるため動画を撮ってみた。
https://www.youtube.com/watch?v=5Qi8RLvZtfY

次に第二展望台に向かう。やっぱり階段を降りていく。

展望台の階段に脱皮したてと思われる白い蟹がいた。皆さんの被写体になって迷惑そうだった。

ここは何処かの工場が掘った井戸らしい。ここもこんこんと水が湧き出している。言葉では表せない水の色。

順路通りに歩くと「貴船神社」があった。ルーツは京都の貴船神社との事。
そう言えば京都の川床には何年も行っていない。

案内板を見て湧水広場へと向かう。

湧水広場。夏は水遊びを楽しむ親子連れで賑わうらしい。ただ今日は雨模様。だれも遊んでいない。

所々に湧き間と呼ばれる水が湧き出している地点がある。これも何処かの工場で使っていた井戸の跡らしい。湧き出る水をボーっと眺める息子たち。

八橋・・公園内は板張りの散策路が整備されている。

途中で対岸を眺めることが出来る。gashouさんのブログに出てくる場所でしょうか？
http://4travel.jp/travelogue/11019175
川の水を飲んで見たかったが、岸に繋がる小道は何処にも無い。非常に残念である。

駐車場に戻り、泉の郷に入った。

入って右手、ここで湧水が飲める。皆さん容器を持ってきて湧水を汲んで持ち替えてっいた。湧水はさほど冷たくないがまろやかな飲み口であった。

息子が湧水コーヒーを飲みたいと言うので、こちらで頂くことにした。

ホットもアイスも４００円（税込み）。比較的リーズナブルである。

店内は昭和初期を思わせる造り。テーブルが広いのでゆっくり出来る。

コーヒーは苦味が少なく湧水のまろやかな口当たり。

お店の前でも湧水が飲めるが、

息子共はさっきの水汲み場へ行って、水を飲んでいた。湧水とコーヒーでお腹がたぷたぷして来た。なおかつペットボトルに水を汲み持ち帰った。

外に出ると柿田川美術館がある。看板に「感動を旅の想い出に、癒しの古美術品に触れて、入館料も魅力の２５０円」と入館料の安さが強調されていたが安さに惹かれることも無く、湧水公園を後にして三島に向かった。

三島大社に着いた。駐車料金は一時間200円也。
境内は枝垂れ桜が植えられていた。

鴨がのんびり浮かんでいる。

鳩は雨にぬれて寒そうだった。

神前で結婚式を挙げたのでしょう。おめでとうございます。

天然記念物の金木犀。樹齢は1200年を越えるらしい。この時は小さな花を少しつけていたが香りはさほどしなかった。

本殿で参拝。作法通り、二礼二拍一礼しておいた。

本殿に向かって左手にある神様の長屋？

三島大社の外に出ると、コロッケ好きの息子が「みしまコロッケ」を見つけ、購入した。１個１５０円也。この時既に湧水を飲みすぎおなかはたぽたぽ。コロッケを食べたらおなか一杯になり、うなぎは見送ることになってしまった。
なお、コロッケは懐かしい味がして美味しかった。

三島大社の参拝を終え、腹ごなしに桜川を駅方面に向かって散歩した。

水辺の文学碑とあり、川沿いには三島にゆかりのある小説家や歌人の句碑が建てられていた。井上靖、太宰治、若山牧水など１１あるそうだ。

川では鴨が上流に向けて泳いでいた。よく疲れないものだと感心して見ていたが、何匹かは途中で泳ぐのを止め流れに乗って下流へ戻り、また上流に向けて泳いでいた。鴨もやっぱり疲れるのだろう。

橋の下うぇお覗き込むとブロックが積んであり、そこが鴨の休憩所。

小さな橋にも名前が着いていて、これ見つけるのがまた楽しかった。

川を渡り水上の小道を進む。

程なくして、白瀧公園に着いた。水上の建物は白瀧観音。

水の中に入って息子共は大満足。

水にカメラを突っ込んで撮ってみた。水が綺麗なのが良く解る。

水と緑豊かな公園で、気持ちが安らぐ。

公園内を歩くと「溶岩に注意」と看板が

これの事か？

息子どもも緑と水に満足したので、駐車場に戻ることにした。

帰り道で、桜川が分岐していた。分岐した川を追ってみると、住宅街でさらに枝分かれしていた。どんどん枝分かれして、町中を湧水がめぐっていると想像したらまたワクワクして来た。
＊帰ってから皆さんのブログを改めて拝見すると、どうも訪れた場所が予定と違うようだ。今回もまた行き当たりばったりの訪問になってしまった。